JPS62233524A - 車両用クラツチ装置 - Google Patents

車両用クラツチ装置

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JPS62233524A
JPS62233524A JP61073899A JP7389986A JPS62233524A JP S62233524 A JPS62233524 A JP S62233524A JP 61073899 A JP61073899 A JP 61073899A JP 7389986 A JP7389986 A JP 7389986A JP S62233524 A JPS62233524 A JP S62233524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
cam
drum
plate
thrust
Prior art date
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Pending
Application number
JP61073899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Osono
耕平 大薗
Yoichi Kojima
洋一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、車両用クラッチ装置、特にエンジンの回転数
に応じて自動的に断接する遠心式発進クラッチと、手動
操作によって断接する多板式変速クラッチとよりなる形
式のものに関する。
(2)従来の技術 上記形式の車両用クラッチ装置において、エンジンのク
ランク軸上に発進クラッチを、また車輪に連なる回転軸
上に変速クラッチをそれぞれ装備し、発進クラッチの出
力側と変速クラッチの入力側との間を連動させたものは
従来公知である(実開昭56−44249号公報参照)
(3)発明が解決しようとする問題点 上記従来装置では、発進クラッチ及び変速クラッチが上
記クランク軸及び回転軸に各別に装備されるので、装置
全体として広い占有空間を必要とし、伝動系の小型化を
図る上で不利であり、また上記発進クラッチ及び変速ク
ラッチは、クランク軸から回転軸に至る伝動経路に互い
に直列に設けられていて、伝動中は両クラッチに常に伝
動トルクがそのまま作用するので、いずれのクラッチの
クラッチ容量も同程度に大きくする必要があってコスト
が嵩む等の欠点がある。
本発明は上記に鑑みて提案されたもので、従来装置の上
記欠点を解消することができ、しかも変速クラッチのク
ラッチ容量を運転状態に応じて自動的に変えられるよう
にした車両用クラッチ装置を提供することを目的とする
B1発明の構成 fil  問題点を解決するための手段上記目的を達成
するために本発明は、前記形式の車両用クラッチ装置に
おいて、多板式変速クラ・7チは、車輪に連なる回転軸
上に回転自在に支持されクランク軸に連動するクラッチ
アウタと、前記回転軸に一体的に支持されたクラ・ノチ
インナと、それらクラッチアウタとインナ間に介装した
摩擦板を押圧してその間を接続し得ると共に前記回転軸
と一体的に回転する押圧板とより構成され、また遠心式
発進クラッチは、前記回転軸に回転自在に支持されたク
ラッチドラムと、前記クラッチアウタに支持され該クラ
ッチアウタの回転速度が所定値以上に上昇すると前記ク
ラ・ノチドラムに圧接するタラソチシューとより構成さ
れ、さらに前記押圧板とクラッチドラムとの間には、そ
の間に作用する相対回転トルクを該押圧板の前記摩擦板
側へのスラストに変換するカム機構が設けられ、このカ
ム機構は、前記押圧板とクラッチドラムとの相対回転方
向に応じて前記相対回転トルクから前記スラストへの変
換の比率を変えるカム面を有することを特徴とする。
(2)作 用 上記構成によれば、発進クラッチを変速クラッチ内部に
おいて該変速クラッチと同軸上に配置することができる
から、その両クラッチの占有空間が小さくなる。
また発進クラッチの接続状態においてクラッチアウタと
押圧板間に相対回転トルクが作用してその間に相対回転
が生じると、その相対回転トルクがカム機構により押圧
板のスラストに変換されて変速クラッチを接続状態に保
持するので、その変速クラッチを介してエンジンの出力
トルクが回転軸に伝達される。その際、発進クラッチに
は、エンジンの出力トルクの一部、即ちカム機構に上記
スラストを出力させるに必要な低トルクが作用するだけ
であるから、発進クラッチのトルク負担が軽減され、ま
たそのクラッチ容量も比較的小さくすることができる。
さらに伝動中、エンジン出力が変化すれば、タラソチア
ウタと押圧板間の相対回転トルクしたがって上記スラス
トが変化するから、変速クラッチのクラッチ容量を自動
的に変化させることができ、一方、エンジン負荷の作用
方向が変化すれば、タラソチアウタと押圧板との相対回
転方向が変化して、カム機構による上記相対回転トルク
から」二記スラストへの変換の比率が変化するから、上
記クラッチ容量のエンジン出力に対する変化特性を自動
的に変えることができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明を自動二輪車用のクラッチ装置
に適用した一実施例について説明すると、第1図におい
て1はエンジンのクランクケースで、それには、クラン
ク軸2、及び図示しない後車輪に連なる回転軸3が互い
に平行に且つ回転自在に支承され、その両軸2,3間に
本発明のクラッチ装置Cが設けられる。そのクラッチ装
置Cは、手動操作によって断接する多板式変速クラッチ
C1と、クランク軸2の回転速度に応じて自動的に断接
する遠心式発進クラッチC2とより構成される。
前記変速クラッチC,は、回転軸3上に平軸受4を介し
て回転自在に支持される有底円筒状のタラソチアウタ5
と、そのアウタ5に囲繞され且つ回転軸3に一体的に支
持されるタラソチインナ6と、それらタラソチアウタ5
の内周及びタラソチインナ6の外周にそれぞれ摺動可能
にスプライン係合され且つ交互に重合される各複数枚の
駆動摩擦板7及び被動摩擦板8と、これら摩擦板7,8
群の内側に隣接し且つタラフチインナ6外周に摺動自在
にスプライン係合される抑圧板9と、この押圧板9に前
記摩擦板7.8群を挟んで対向し且つタラフチインナ6
外周に一体に連設された受圧板6bとを備えており、前
記押圧板9は戻しばね11により前記摩擦板7.8群か
ら離反する方向へ常時付勢され、またタラソチアウタ5
は、クランク軸2に連動回転する被動ギア12に緩衝ば
ね13を介してその回転方向に連結され、そのばねI3
の過度の変形は、該ギア12に穿設した周方向にのびる
長孔12aと、その孔12aに遊挿すべく該アウタ5に
突設した係合突起5aとの係合により規制される。
前記発進クラッチC2は、前記タラソチアウタ5の内端
に重合固着された駆動板14と、この駆動板14と押圧
板9との間で回転軸3に軸受15を介して回転自在に支
持されたクラッチドラム16と、このドラム16内に収
容され且つ前記駆動板14に支軸14aを介して揺動可
能に支持された複数のクラッチシュー17と、隣り合う
シュー17.17間に第2図に示すように張架され各シ
二一17の自由端側を半径方向内方へ付勢する戻しばね
18とを備えており、クラッチドラム16とタラソチア
ウタ5との間には該ドラム16からアウタ5側への動力
のみを伝達する一方向クラッチ19が介在する。
前記クラッチドラム16と押圧板9との間にはカム機構
CA +が設けられ、それは、クラッチドラム16−側
の環状凹部16aに摺動可能に嵌合支持された第1カム
部材21と、このカム部材21のクラッチドラム16に
対する回転を阻止する回り止めピン20と、タラソチイ
ンナ6に軸受22を介して回転自在に支持された第2カ
ム部材23と、第1.第2カム部材21.23の対向面
に周方向に間隔をおいてそれぞれ設けた各複数の第1、
第2カム溝24.25間に挟持される、各カム溝と同数
のカムポール26と、それらポール26相互の周方向の
間隔を一定に保持するスペーサ27と、第1カム部材2
1を第2カム部材23側へ弾発するクラッチばね28と
より構成され、第2カム部材23と押圧板9との対向面
の一方には、両者23,9を摩擦連結するためのライニ
ング29が接着されている。前記各第1カム溝24は第
1カム部材21の周方向にのびており、その溝24の底
面即ち第1カム面30は第3図に示すように、クラッチ
アウタ5の回転方向Rに向かって緩やかに下がる第1緩
斜面30aと、その緩斜面30aに連なり上記回転方向
Rに向かって急激に立上がる第1急斜面30bとにより
全体として縦断面略V字形に形成される。また各第2カ
ム溝25の底面即ち第2カム面31は、カムボール26
の中心に対し点対称をなす縦断面略V字形に形成され、
即ちそのカム面31は、上記回転方向Rに向かって比較
的急激に下がる第2急斜面31bと、その急斜面31b
に連なり上記回転方向Rに向かって緩やかに立上がる第
2緩斜面31aとよりな1す る。
また前記タラフチインナ6外側の環状凹部6aには、軸
受32を介してクラッチリフタ33が摺動及び回転自在
に嵌合支持され、このクラッチリフタ33は、タラソチ
インナ6を貫通する摺動ピン34及び筒状リテーナ10
を介して前記押圧板9に係合している。クラッチリフタ
33の外方にはそれを押圧板9側へ押圧するためのカム
機構CA2が配設され、そのカム機構CA、は、クラン
クケース1−側に結着したサイドカバー35に前記回転
軸3と同軸上で螺着した調節ボルト36と、これにボス
37aを螺合させた固定カム板37と、そのボス37a
の外周にカラー38を介して摺動及び回転自在に支承さ
れた可動カム板39と、両カム板37.39の相対向す
る凹部37b、39b間に介在するカムボール40と、
このカムボール40に向けて可動カム板39を付勢する
戻しばね41とから構成される。前記固定カム板37は
サイドカバー35に植設した回り止めピン42に係合し
て回転が規制されており、また前記可動カム板39はカ
ラ−38外周のフランジに係合していて、該カラー38
を介してクラッチリフタ33を押圧板9側へ押圧し得る
ようになっている。さらに可動カム板39の一例には切
欠39aが設けられ、そこにクラッチレバ−43の先端
が係合される。そのクラッチレバ−43はサイドカバー
35に回転自在に支承されたペダル軸44によって操作
される。
次に前記実施例の作用を説明する。先ずエンジンのアイ
ドル運転状態では、クランク軸2が被動ギア12を介し
てクラッチアウタ5を回転させるが、その回転速度が低
いので、クラッチアウタ5と共に回転するクラッチシュ
ー17の遠心力よりも戻しばね18のばね力の方が強く
、そのためりラッチシュー17はクラッチドラム16の
内周面から離れて発進クラッチC2を切断状態に保持す
る。従ってクラッチドラム16にはクランク軸2の出力
トルクが伝達されず、該ドラム16と押圧板9との間に
相対回転は起こらない。この状態において戻しばね11
の弾発力により第1.第2カム部材21.23は、第3
図に示すようにそれらのカム溝24.25の底部間にカ
ムボール26を保持していて互いに最も近接した位置に
あるので、クラッチばね28のばね力を押圧板9を介し
て摩擦板7.8群に有効に伝達することばできず、従っ
て変速クラッチC8も切断状態に保持されて、エンジン
から回転軸3側への伝動が遮断される。
車両を発進させるぺ(エンジン回転数を上げてクラッチ
アウタ5の回転速度を一定値以上に上昇させれば、クラ
ッチシュー17の遠心力が戻しばね18のばね力を上回
り、クラッチシュー17は支軸14a回りに揺動してク
ラッチドラム16内周面に圧接するようになるので、発
進クラッチC2は、クラッチシュー17がクラッチドラ
ム16内周面を滑る半クラツチ状態を経て、それらが摩
擦連結するクラッチ接続状態となる。これに伴い、クラ
ッチドラム16と押圧板9間に相対回転トルクが作用し
てその間に相対回転が生じると、カムボール26は第1
.第2カム溝24.25底面の各緩斜面30a、31a
を登って、第1.第2カム部材21.23にそれらが互
いに離反するようなスラストを付与するので、そのスラ
ストに応じてクラッチばね28を弾性変形させると共に
押圧板9を戻しばね11のばね力に抗して摩擦板7゜8
群に押付けて、変速クラッチC5を切断状態より接続状
態に切換える。その結果エンジンの出力が変速クラッチ
C3を経て回転軸3側へ伝えられ、自動二輪車の後車輪
を駆動する。
上記伝動過程では、エンジン出力が増すにつれて第1.
第2カム部材21.23間の相対回転トルクが増え、そ
の相対回転量が増加して第1.第2カム部材21.23
相互が一層離反するので、押圧板9から摩擦板7.8群
に作用する押圧力も増加して変速クラッチCIの伝達可
能な最大動力即ちクラッチ容量が増大し、従って変速ク
ラッチCI はエンジン出力の増加によるもそれを滑り
な(伝動することができる。
上記伝動中に操縦者がエンジンブレーキ操作を行うと、
回転軸3の回転速度がタラッチアウタ5のそれよりも大
きくなって、カム機構CA、の第1、第2カム部材21
.23間には、エンジンブレーキ操作前とは逆方向の相
対回転トルクが作用する。その結果、カムボール26は
第1.第2カム溝24.25底面の各緩斜面30 a 
+  31 aを下りさらに各急斜面30b、31bを
登って、第1、第2カム部材21.23に、それらが互
いに離反するようなスラストを付与するので、エンジン
ブレーキ操作前と同様に変速クラッチC5を接続状態に
保持する。しかしながらカム機構CA。
が第1.第2カム部材21.23間の相対回転トルクを
上記スラストに変換する比率は、カムボール26が登る
カム面30.31の勾配が急峻になるほど低下するので
、エンジンブレーキ中と前とで上記相対回転トルクの絶
対量が同じ場合でも上記スラストはエンジンブレーキ中
の方が小さくなり、即ちエンジンブレーキ中の方が変速
クラッチCIのクラッチ容量は小さくなる傾向がある。
従ヮてエンジンブレーキ中は通常走行時よりも変速クラ
ッチC8が滑り易くなるので、エンジンブレーキが効き
過ぎるおそれはなく、伝動系各部に過大負荷が加わるこ
とが回避される。
上記接続状態の変速クラッチC1を遮断するには、ペダ
ル軸44を介してクラッチレバ−43を回動し、可動カ
ム板39を所定角度回動させればよい。このようにする
と、両カム板37.39の相対回転に伴い、カムボール
40が両カム板37゜39の凹部37b、39bの斜面
を登りつつ可動カム板39を固定カム板37から離反さ
せる方向に押動するので、可動カム板39はカラー38
を介してクラッチリフタ33を前進させる。このリフタ
33の前進力は摺動ビン34及びリテーナ10を介して
押圧板9に伝達されるので、押圧板9はカム機構CA 
rを介してクラッチばね28を弾性変形させつつ、摩擦
板7.8群より離反して変速クラッチC1を切断状態に
切換える。
ところで変速クラッチC1の上記遮断操作は通常、エン
ジン出力を落とした状態、即ちカム機構CA、の第1.
第2カム部材21.23間の相対回転トルクが比較的小
さくクラッチばね28の弾性変形量が比較的少ない状態
で行なわれるから、上記遮断操作に際しタラソチリフタ
33がクラッチばね28から受けるばね抵抗は比較的小
さく、そのためタラソチレバー43を軽快に操作し得る
またエンジンの所謂押掛は操作を行う場合には、遠心式
発進クラッチC2は切断状態にあるが、クラッチドラム
16からクラッチアウタ5へは一方向クラッチ19によ
り伝動が可能である。従って押掛は操作時には、カム機
構CA + の第1.第2カム部材21.23間に所要
量の相対回転トルクを生じさせて、エンジンブレーキ時
と同様に変速クラッチC3を接続状態に保持し得るので
、後車輪からエンジン側ヘクランキングトルクを伝達す
ることができる。
C6発明の効果 以上のように本発明によれば、多板式変速クラッチは、
車輪に連なる回転軸上に回転自在に支持されクランク軸
に連動するクラッチアウタと、前記回転軸に一体的に支
持されたクラッチインナと、それらクラッチアウタとイ
ンナ間に介装した摩擦板を押圧してその間を接続し得る
と共に前記回転軸と一体的に回転する押圧板とより構成
され、また遠心式発進クラッチは、前記回転軸に回転自
在に支持されたクラッチドラムと、前記クラッチアウタ
に支持され該クラッチアウタの回転速度が所定値以上に
上昇すると前記クラッチドラムに圧接するクラッチシュ
ーとより構成され、さらに前記押圧板とクラッチドラム
との間には、その間に作用する相対回転トルクを該押圧
板の前記摩擦板側へのスラストに変換するカム機構が設
けられ、このカム機構は、前記押圧板とクラッチドラム
との相対回転方向に応じて前記相対回転トルクから前記
スラストへの変換の比率を変えるカム面を有するので、
発進クラッチを変速クラッチ内部において該変速クラッ
チと同軸上に配置することができてその両クラッチの占
有空間を小さくでき、従って伝動系の小型化に寄与し得
る。
また特に発進クラッチは、それの接続状態で、クラッチ
アウタと押圧板間に相対回転トルクを生じさせてカム機
構を作動させることにより、押圧板にスラストを与えて
変速クラッチを接続状態に保持する機能を果たすので、
該発進クラッチ自身には、エンジンの出力トルクの一部
、すわちカム機構に上記スラストを出力させるに必要な
低トルクが作用するに過ぎず、従って発進クラッチのト
ルク負担が軽減されてその耐久性向上に寄与することが
でき、しかもそのクラッチ容量を小さくできてコストダ
ウンに寄与し得る。
さらにエンジンの出力変化に応じて、クラッチアウタと
押圧板間の相対回転I・ルク従って上記スラストを変化
させて、変速クラッチのクラッチ容量を自動的に変化さ
せることができ、またエンジン負荷の作用方向変化に応
じて、カム機構による上記相対回転トルクから上記スラ
ストへの変換の比率を自動的に変化させて、上記クラッ
チ容量のエンジン出力に対する変化特性を自動的に変え
ることができるから、車両の様々な運転状態に応じて変
速クラッチのクラッチ容量を自動的且つ的確に変化させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はその縦
断面図、第2図は第1図のn−n線機断面図、第3図は
第2図のm−m線に沿うカム機構の拡大断面図である。 C・・・クラッチ装置、C1・・・変速クラッチ、C2
・・・発進クラッチ、CAI・・・カム機構2・・・ク
ランク軸、3・・・回転軸、5・・・クラッチアウタ、
6・・・クラッチインナ、7・・・駆動摩擦板、8・・
・被動摩擦板、9・・・押圧板、16・・・クラッチド
ラム、17・・・タラソチシュー、30・・・第1カム
面、31・・・第2カム面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの回転数に応じて自動的に断接する遠心式発進
    クラッチと、手動操作によって断接する多板式変速クラ
    ッチとよりなる車両用クラッチ装置において、前記変速
    クラッチは、車輪に連なる回転軸上に回転自在に支持さ
    れクランク軸に連動するクラッチアウタと、前記回転軸
    に一体的に支持されたクラッチインナと、それらクラッ
    チアウタとインナ間に介装した摩擦板を押圧してその間
    を接続し得ると共に前記回転軸と一体的に回転する押圧
    板とより構成され、また前記発進クラッチは、前記回転
    軸に回転自在に支持されたクラッチドラムと、前記クラ
    ッチアウタに支持され該クラッチアウタの回転速度が所
    定値以上に上昇すると前記クラッチドラムに圧接するク
    ラッチシューとより構成され、さらに前記押圧板とクラ
    ッチドラムとの間には、その間に作用する相対回転トル
    クを該押圧板の前記摩擦板側へのスラストに変換するカ
    ム機構が設けられ、このカム機構は、前記押圧板とクラ
    ッチドラムとの相対回転方向に応じて前記相対回転トル
    クから前記スラストへの変換の比率を変えるカム面を有
    することを特徴とする、車両用クラッチ装置。
JP61073899A 1986-03-31 1986-03-31 車両用クラツチ装置 Pending JPS62233524A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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