JPS62230406A - 継目無金属管の製造方法 - Google Patents
継目無金属管の製造方法Info
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- JPS62230406A JPS62230406A JP7516986A JP7516986A JPS62230406A JP S62230406 A JPS62230406 A JP S62230406A JP 7516986 A JP7516986 A JP 7516986A JP 7516986 A JP7516986 A JP 7516986A JP S62230406 A JPS62230406 A JP S62230406A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、継目無金属管の製造方法に関し、特に難加工
性鋼材からの継目無管製造に好適な方法に関する。
性鋼材からの継目無管製造に好適な方法に関する。
（従来の技術）
たとえば油井管等として使用される継目無金属管におい
ては、近年油井環境が苛酷化するにつれて、これに対応
するべく、従来のオーステナイトステンレス鋼や二相ス
テンレス鋼による継目無管にとどまらず、さらに難加工
性である、Ｎｉ：３０〜６０％、Ｃｒ：１５〜２５％、
ＭＯ：３〜１８％等の成分を含む高Ｎｉ合金のような耐
食材料からの油井管までが求められるようになってき鋼
や、２２〜２５％Ｃｒの二相ステンレス鋼までについて
は、マンネスマン穿孔による管圧延が可能であるが、変
形抵抗が大きく、熱間加工性が悪く、割れの発生し易い
超速加工性の高Ｎｉ合金については、通常の継目無管製
造方法である丸ビレットを素材とするマンネスマン製管
法では、管内外面に発生する疵のため、良好な管を得る
ことは不可能であった。すなわち、マンネスマン穿孔製
管法における加工条件はきわめて厳しく、第５図に示す
ように、丸ビレットａの穿孔時には、ピアサ−プラグｂ
先端での加工度、管外面ａ′での拡管度の大きいことに
より、ピアサ−プラグ先端で割れＣを発生するとともに
、管外面においても疵ｄを発生する原因となっていた。
ては、近年油井環境が苛酷化するにつれて、これに対応
するべく、従来のオーステナイトステンレス鋼や二相ス
テンレス鋼による継目無管にとどまらず、さらに難加工
性である、Ｎｉ：３０〜６０％、Ｃｒ：１５〜２５％、
ＭＯ：３〜１８％等の成分を含む高Ｎｉ合金のような耐
食材料からの油井管までが求められるようになってき鋼
や、２２〜２５％Ｃｒの二相ステンレス鋼までについて
は、マンネスマン穿孔による管圧延が可能であるが、変
形抵抗が大きく、熱間加工性が悪く、割れの発生し易い
超速加工性の高Ｎｉ合金については、通常の継目無管製
造方法である丸ビレットを素材とするマンネスマン製管
法では、管内外面に発生する疵のため、良好な管を得る
ことは不可能であった。すなわち、マンネスマン穿孔製
管法における加工条件はきわめて厳しく、第５図に示す
ように、丸ビレットａの穿孔時には、ピアサ−プラグｂ
先端での加工度、管外面ａ′での拡管度の大きいことに
より、ピアサ−プラグ先端で割れＣを発生するとともに
、管外面においても疵ｄを発生する原因となっていた。
このため、従来、難加工性鋼材の製管法としては、熱間
押出し方式等が適用されていた。
押出し方式等が適用されていた。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、熱間押出し成製管法では、長尺（約１２
ｍ）の管を経済的に得るのは困難であった。
ｍ）の管を経済的に得るのは困難であった。
そこで、本発明の目的は、丸ビレットからのマンネスマ
ン製管が不可能であるような、超速加工性材料、具体的
には、第１図に示す領域の合金（Ｎｉ＋Ｃｒ≧５０％合
金を含む）を対象として、これらの材料から、良好な表
面と強靭な圧延ｍｍを存する長尺継目無管を経済的に得
る方法を提供することにある。
ン製管が不可能であるような、超速加工性材料、具体的
には、第１図に示す領域の合金（Ｎｉ＋Ｃｒ≧５０％合
金を含む）を対象として、これらの材料から、良好な表
面と強靭な圧延ｍｍを存する長尺継目無管を経済的に得
る方法を提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決し、上記目的を達成するために、本発
明は、難加工性金属を、遠心鋳造法により中空素材に形
成した後、所定寸法に熱間圧延加工することを特徴とす
るものである。すなわち、本発明は、難加工性材料から
遠心鋳造法により中空素材を得、得られた中空素材を穿
孔ではなく、たとえばマンネスマン圧延機を用いて加工
度の小さい圧下圧延にかけ、それによって良好な表面と
強靭な圧延組織を有する継目無管を製造するものである
。
明は、難加工性金属を、遠心鋳造法により中空素材に形
成した後、所定寸法に熱間圧延加工することを特徴とす
るものである。すなわち、本発明は、難加工性材料から
遠心鋳造法により中空素材を得、得られた中空素材を穿
孔ではなく、たとえばマンネスマン圧延機を用いて加工
度の小さい圧下圧延にかけ、それによって良好な表面と
強靭な圧延組織を有する継目無管を製造するものである
。
（作 用）
遠心鋳造法により得られた中空材のままでは、鋳巣やポ
ロシティが残存しているとともに、衝撃性質が悪い。ま
た、管肉厚が１０ｍｍ程度の薄肉管を得ることも困難で
ある。このため、鋳造で得た中空材を、たとえばマンネ
スマン圧延機により、好適には圧下比２．０以上に圧延
することによって、鋳巣やポロシティの圧着を行ない、
衝撃性質の良好な圧延組織を有する管を得ている。
ロシティが残存しているとともに、衝撃性質が悪い。ま
た、管肉厚が１０ｍｍ程度の薄肉管を得ることも困難で
ある。このため、鋳造で得た中空材を、たとえばマンネ
スマン圧延機により、好適には圧下比２．０以上に圧延
することによって、鋳巣やポロシティの圧着を行ない、
衝撃性質の良好な圧延組織を有する管を得ている。
（発明の具体例）
以下、本発明を図面を参照しながらさらに具体的に説明
する。
する。
第２図は中空素材を得るための具体例を示す説明図であ
る。鋳型１０は、円筒状鋳型部材（中空円筒）１と、そ
の両端に嵌装され鋳型部材１とともに鋳型１０を形成す
る端部鋳型部材２とから構成される。このように構成さ
れた鋳型１０は、ターニングローラ３上に設置される。
る。鋳型１０は、円筒状鋳型部材（中空円筒）１と、そ
の両端に嵌装され鋳型部材１とともに鋳型１０を形成す
る端部鋳型部材２とから構成される。このように構成さ
れた鋳型１０は、ターニングローラ３上に設置される。
ターニングローラ３は、鋳型１０を支承し、図示しない
モータによってその軸心回りに回転され、それによって
鋳型１０を周方向に回転させるようになっている。
モータによってその軸心回りに回転され、それによって
鋳型１０を周方向に回転させるようになっている。
この鋳型ｌＯを回転させながら、一方の端部鋳型部材２
の開口２ａを通した注湯樋４から、難加工性溶融金属５
ａを鋳型１０内に注入する。目標とする中空素材管５の
厚みが形成された段階で、鋳込みを終了し、中空素材管
５を得る。
の開口２ａを通した注湯樋４から、難加工性溶融金属５
ａを鋳型１０内に注入する。目標とする中空素材管５の
厚みが形成された段階で、鋳込みを終了し、中空素材管
５を得る。
このようにして得られた中空素材管５は、鋳巣やポロシ
ティを含むとともに、衝撃性質にも劣るものである。そ
こで、この中空素材管５をマンネスマンプラグミル方式
やユージンセジエルネ方式等により熱間圧延加工し、鋳
巣やポロシティを圧着するとともに衝撃性質を改善する
。
ティを含むとともに、衝撃性質にも劣るものである。そ
こで、この中空素材管５をマンネスマンプラグミル方式
やユージンセジエルネ方式等により熱間圧延加工し、鋳
巣やポロシティを圧着するとともに衝撃性質を改善する
。
マンネスマンプラグミル方式では、第３図および第４図
に示すように、傾斜ロール式マンネスマン圧延機２０お
よびプラグミル３０等が用いられる。２１．３１は圧延
ロール、２２．３２はプラグである。
に示すように、傾斜ロール式マンネスマン圧延機２０お
よびプラグミル３０等が用いられる。２１．３１は圧延
ロール、２２．３２はプラグである。
圧下比は約２．０以上に設定される。熱間圧延温度は１
２００〜１３００℃程度である。
２００〜１３００℃程度である。
（実施例）
第１表に示す３種の合金を遠心鋳造にて２８０龍φＸ
７５ ｍｍ ｔ Ｘ ４ ｍ ｊ＋の中空円筒に鋳込ん
だ。
７５ ｍｍ ｔ Ｘ ４ ｍ ｊ＋の中空円筒に鋳込ん
だ。
１１０００ｒｐの周速度で周方向に回転しながら溶鋼を
鋳込むことによって中空円筒素材が得られた。
鋳込むことによって中空円筒素材が得られた。
ただし、いずれの合金も鋳造）ｉｌｌ織のままでは、靭
性、すなわち２ｍＶノツチシャルピー衝撃試験における
吸収エネルギーは、＋２０℃にても極めて悪いものであ
り、油井管のような苛酷な用途には問題のあるものであ
った。
性、すなわち２ｍＶノツチシャルピー衝撃試験における
吸収エネルギーは、＋２０℃にても極めて悪いものであ
り、油井管のような苛酷な用途には問題のあるものであ
った。
上記中空円筒素材を傾斜ロール式のマンネスマン製管工
程に従って、第１表に示す数種の管肉厚に熱間圧延温度
約１２９０℃にて圧延した。シャルピー衝撃試験の吸収
エネルギーは板厚圧延比が２、０以上で良好な靭性を有
するものが得られ、組織も圧延組織となり鋳造時のポロ
シティ等も圧着していた。なお、管内面の圧発生も、板
厚圧延比が５．０まで問題なく良好であった。
程に従って、第１表に示す数種の管肉厚に熱間圧延温度
約１２９０℃にて圧延した。シャルピー衝撃試験の吸収
エネルギーは板厚圧延比が２、０以上で良好な靭性を有
するものが得られ、組織も圧延組織となり鋳造時のポロ
シティ等も圧着していた。なお、管内面の圧発生も、板
厚圧延比が５．０まで問題なく良好であった。
（発明の効果）
上記したところから明らかなように、本発明によれば、
超速加工性材料からも、表面特性に優れ、強靭な圧延組
織を有する長尺の継目無管を経済的に得ることができる
。
超速加工性材料からも、表面特性に優れ、強靭な圧延組
織を有する長尺の継目無管を経済的に得ることができる
。
第１図は本発明が対称とする合金の領域を示す図、第２
図は難加工性材料の遠心鋳造による中空素材製造法を示
す説明図、第３図および第４図は熱間圧延加工に用いる
マンネスマン圧延機およびプラグミルをそれぞれ示す説
明図、第５図は丸ビレットからマンネスマン穿孔する際
に生じる管内外面底を示す説明図である。 ｌＯ・・・鋳型、ｌ・・・円筒状鋳型部材、２・・・端
部鋳型部材、３・・・ターニングローラ、４・・・注湯
樋、５・・・中空素材、５ａ・・・難加工性溶融金属、
２０・・・マンネスマン圧延機、３０・・・プラグミル
、２１゜３１・・・圧延ロール、’＃！＃、 ３２
”・プラグ、ａ・・・丸ビレット、ｂ・・・ピアサ−プ
ラグ、Ｃ・・・割れ、ｄ・・・疵。 第１図 Ｃｒ−ｅｑ ＝ Ｃｒ＋ Ｍｏ＋１．５ＳＬ＋０．５Ｎ
ｂ第２図 第３図
図は難加工性材料の遠心鋳造による中空素材製造法を示
す説明図、第３図および第４図は熱間圧延加工に用いる
マンネスマン圧延機およびプラグミルをそれぞれ示す説
明図、第５図は丸ビレットからマンネスマン穿孔する際
に生じる管内外面底を示す説明図である。 ｌＯ・・・鋳型、ｌ・・・円筒状鋳型部材、２・・・端
部鋳型部材、３・・・ターニングローラ、４・・・注湯
樋、５・・・中空素材、５ａ・・・難加工性溶融金属、
２０・・・マンネスマン圧延機、３０・・・プラグミル
、２１゜３１・・・圧延ロール、’＃！＃、 ３２
”・プラグ、ａ・・・丸ビレット、ｂ・・・ピアサ−プ
ラグ、Ｃ・・・割れ、ｄ・・・疵。 第１図 Ｃｒ−ｅｑ ＝ Ｃｒ＋ Ｍｏ＋１．５ＳＬ＋０．５Ｎ
ｂ第２図 第３図
Claims (1)
- （１）難加工性金属を、遠心鋳造法により中空素材に形
成した後、所定寸法に熱間圧延加工することを特徴とす
る継目無金属管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7516986A JPS62230406A (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 | 継目無金属管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7516986A JPS62230406A (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 | 継目無金属管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62230406A true JPS62230406A (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=13568426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7516986A Pending JPS62230406A (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 | 継目無金属管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62230406A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099780A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Ｃｒ継目無鋼管の製造方法 |
| JP2013099781A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Ｃｒ継目無鋼管の製造方法 |
| JP2017185545A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | エスエムエス グループ ゲーエムベーハー | シームレス熱間圧延管及び圧延遠心鋳造管を製造するための方法及びシステム、並びに遠心鋳造によって製造された中空ブロックの使用 |
-
1986
- 1986-04-01 JP JP7516986A patent/JPS62230406A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099780A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Ｃｒ継目無鋼管の製造方法 |
| JP2013099781A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Ｃｒ継目無鋼管の製造方法 |
| JP2017185545A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | エスエムエス グループ ゲーエムベーハー | シームレス熱間圧延管及び圧延遠心鋳造管を製造するための方法及びシステム、並びに遠心鋳造によって製造された中空ブロックの使用 |
| RU2724224C2 (ru) * | 2016-04-01 | 2020-06-22 | Смс Груп Гмбх | Способ и система для изготовления бесшовной горячекатаной трубы, центробежнолитая катаная труба и применение пустотелого блока, получаемого путем центробежного литья |
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