JPS6222870A - 彩色材料の調色方法及び調色補助装置 - Google Patents

彩色材料の調色方法及び調色補助装置

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JPS6222870A
JPS6222870A JP60163227A JP16322785A JPS6222870A JP S6222870 A JPS6222870 A JP S6222870A JP 60163227 A JP60163227 A JP 60163227A JP 16322785 A JP16322785 A JP 16322785A JP S6222870 A JPS6222870 A JP S6222870A
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target
color
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JP60163227A
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English (en)
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Kenji Murakami
村上 研次
Masahiko Nakamura
雅彦 中村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗料等の彩色材料の調色方法及び調色補助装置
に関し、特に微調色に適した調色方法及び、調色補助装
置に関する。
[従来技術] 塗お1等の、物体に色付けする彩色材料は、通常ロワ1
〜毎に配合製造される。例えば塗料の配合において、多
数の原色材料が添加されて所望の色彩の塗料が製造され
る。
しかし前回に配合された塗料と人間の目から見て全く同
一の色彩のものを再度配合することは色彩というものが
感覚的なものであるため、極めて困難であり、その色あ
わせ(調色)は長年の経験や勘に頼らなくてはならなか
った。しかも、経験や勘に頼っても、調色には、長時間
かかることがしばしばであった。
例えば、自動車補修用の塗料においては、新たに単色と
同一色の塗料を配合しなくてはならないが、既に生産ラ
インの塗装工程で使用された塗料が手に入らない場合が
あり、塗料メーカの配合例に従ったとしても微妙に異な
ってしまうのが普通であった。
このような調色作業を補助するものとして、塗料の色彩
を測定し、色の要素毎に数値で表わす色彩色差計が存在
する。この装置はり、a、bの値を迅速に与えてくれる
。ここでLは明度(明度指数)、aとbとは色度(クロ
マチックネス指数)を表わし、色の三属性(色相、明度
、彩度)を表わす色立体に対応した値を与える。又、更
に単に配合した塗料のり、a、bの値ばかりでなく、目
標とすべぎ色とのり、a、bの差を算出し、色相。
明度、彩度の修正方向を与えてくれる装置も存在する。
ところが、これらは、単に配合した塗料と目標色との色
要素の値の差がわかるのみであり、配合された原色材料
の内の、どの材料をどれだけ配合塗料内に添加すれば、
所望の色になるかのデータは与えることはできず、結局
目安とはなるものの従来通り、経験と勘に頼らざるを得
なかった。
上記問題点を解決するための技術としてCCM(Com
puter  Co1or  Matchincl)法
が知られている。CCM法はコンピュータを用い、分光
光度計により十数ポイントの反射率を測定し、別途測定
した原色材Julの吸収係数。
散乱係数の合成による反射率が一致するよう、原色材料
の配合を決定するものである。
[発明が解決しようとする問題点1 1200M法は装置が大型で、しかも分光光度計で測色
できる塗板形状が限られ、更に測色に時。
間を要するので、車両ボディー等の形状の不特定なもの
や、現場における正確迅速な測色及び配合の指示は不可
能であった。
そこで本発明は、上記問題点を解決し、簡単な構成でか
つ迅速に測色でき、修正すべき原色材料を正確に指示で
きる調色方法と調色補助装置を提供することを目的とし
てなされたものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するためになされた第1の発明の彩色材
料の調色方法は、第1図(イ)に示す基本的処理の一フ
ローチャート例のごとく、配合された彩色材料の色要素
の値を測定しくPl)、 該測定値と目標とする色彩の色要素の値との差を求め(
P2)、 該差に応じた原色材料の種類と添加量とを決定し、 該当種類の原色材料の該当添加量を上記彩色材料に添加
する(P8)ことにより該彩色材料を目標とする色彩に
調整する彩色材料の調色方法において、 上記原色材料の種類と添加量との決定が、  −各原色
材料毎に予め測定されている、各原色材料添加により色
要素座標系内を動く上記彩色材料の座標の軌跡を表わす
移動線群データの内、目標とする色彩の座標である目標
座標に対して最も近傍にある移動線を選択する選択処理
(P3)を行ない、 上記目標座標と、上記選択された曹移動線上の該目標座
標に対して最も近傍にある座標との距離が所定値以下と
なるまで(P4.P5>、上記最も近傍にある座標を上
記彩色材料の座標とするよう、彩色材料の座標と目標座
標とを変換する変換処理(P6)と上記選択処理(P3
)とを繰返し、 この間に選択された全移動線に基づき原色材料の種類を
、この間に求められた上記移動線上の上記目標座標に対
して最も近傍にある座標に基づき原色材料の添加量を、
各々決定する(Pl)ことによりなされることを特徴と
する。
又、第2発明の彩色材料の調色補助装置は、配合された
彩色材料の色要素の値と、目標とする色彩の色要素の値
とを入力する入力手段M1と、上記配合された彩色材料
の各原色材料添加により色要素座標系内を動く彩色材料
の座標の軌跡を表わす移動線群データを記憶する線群デ
ータ記憶手段M2と、 上記入力手段M1に値が入力されると、上記線群データ
記憶手段M2に記憶されている移動線群が、上記入力手
段M1により入力された色要素の値に基づく彩色材料の
座標を起点とした移動線群となるよう、移動線群データ
又は配合された彩色材料の座標と目標とする色彩の座標
である目標座標とを変換する変換手段M3と、 上記変換手段M3により変換がなされると、変換された
後のデータに基づき、移動線群の内、上記目標座標に最
も近傍におる移動線を選択するとともにその移動線上で
目標座標に最も近傍にある座標を選択する選択手段M4
と、 上記選択手段M4にて選択がされると、選択された移動
線と座標とを記憶する選択データ記憶手段M5と、 上記選択手段M4にて選択がされると、選択された座標
と目標座標との距離が所定値以内か否かを判定する判定
手段M6と、 上記判定手段M6にて所定値を越えていると判定される
と、上記変換手段M3にて用いられる彩色材料の座標を
上記選択手段M4にて選択された座標とするよう、移動
線群データ又は彩色材料の座標と目標座標とを変換する
とともに上記変換手段M3を起動する起点変更手段M7
と、上記判定手段M6にて所定値以内と判定されると、
上記選択データ記憶手段M5に記憶された移動線に基づ
き原色材料の種類を、座標に基づき原色材料の添加量を
各々決定する決定手段M8と、上記決定手段M8にて決
定された原色材料の種類と添加量とを出力する出力手段
M9と、を備えたことを特徴とする。
ここで彩色材料とは、塗料、インク、絵具等の物体を彩
色するものを言う。原色材料とは、上記彩色材料の色彩
を組立てる構成成分である。
色要素とは、例えば明度指数、クロマチックネス指数で
あり、他に、色の三属性である明度、彩度1色相でもよ
い。ただ普及している測定装置上、明度指数とクロマチ
ックネス指数との組合せが便利であり、又、それらの値
から上記明度、彩度。
色相も算出可能である。
移動線とは、いわゆる色あしデータのことであ移動軌跡
を言う。原色材料は通常、添加のみで削減はしないので
、彩色材料の座標から一方向へ伸びるベクトルとなる。
ただ配合された彩色材料の色要素は、配合時点で判明す
るわけであるから、近似な色要素座標を基準点とする移
動線が原色材料の数だけ予め測定され用意される。これ
ら移動線は別の近似な座標を基準点とする変換を行なっ
ても、その通常の調色の範囲、特に微調色では誤差が極
めて少ないため、そのまま平行移動による変換を行なっ
て、近似な座標の移動線として用いることができる。こ
のため移動線のデータは、目標色に近い配合のある1つ
の彩色材料を用いて測定したものが用いられる。この移
動線は正確には、曲線となるのであるが、通常の調色の
範囲では直線とみなしても問題ない。このことから、移
動線のデータは、例えば直線の勾配とその方向と添加量
当りの移動量とを一組として記憶すれば、記憶容量が少
なくてすむ。又、近似による誤差が無視できない場合は
、曲線上の座標と添加量とのテーブルにして記憶しても
よい。
又、入力手段M1としては、キーボードにより数値を入
力するもの、又は直接彩色材料の色要素を測定し、数値
データに変換するものが挙げられる。
線群データ記憶手段M2としては、コンピュータを使用
する場合には、ROM、RAM、フロッピィディスク等
が挙げられる。
選択データ記憶手段M5としては同様にRAM。
フロッピィディスク等が挙げられる。
出力手段M9としては、CRT、プリンタ等の結果を表
示するもの、又、直接、自動配合装置に出力して既に配
合された彩色材料に対し、決定された種類の原色材料を
決定され°た添加量、添加して調色するもの等が挙げら
れる。
変換手段M3.選択手段M4.判定手段M6゜起点変更
手段M7及び決定手段M8は、ディジタル回路等で構成
でき、コンピュータであれば、セントラルプロセッシン
グユニット(CPU)内の処理で実現できる。
[作用] 第1発明においては、予め測定されている各原色材料の
移動線に基づき最も目標の近傍にある移動線と該線上の
最も目標の近傍にある座標が選択されることにより、添
加すべき原色材料とその添加量とが決定できる。この添
加によっても、目標から所定の距離でないとすると、更
に、今度は上記目標の最も近傍にある点を起点として移
動線を描き、同様にして添加すべき原色材料とその添加
量とが決定される。こうして、上記処理を繰り返ずこと
により、目標の最も近傍にある座標が目標から所定の距
離となれば、今まで、決定した原色材料の種類と添加量
とを配合して、調色が完了する。
第2の発明においては、入力手段M1から入力した配合
された彩色材料の色要素データと、予め線群データ記憶
手段M2に記憶しである移動線群データとを用いて、変
換手段M3が入力データの色要素座標を移動線の起点と
し、選択手段M4が最も目標座標の近傍にある移動線を
選択し、その最も近傍にある座標とともに、選択データ
記憶手段M5に記憶する。更に判定手段M6が、その最
も近傍にある座標と目標座標との距離が所定値以内かど
うかを判定し、以内であれば、決定手段M8が選択デー
タ記憶手段M5に記憶されている選択データと線群デー
タ記憶手段M2に記憶されているデータを対比させて添
加すべき原色材料とその添加量を決定し、出力手段M9
がその決定データの表示等の出力を行なう。
上記判定手段M6の判定にて所定距離を越えていると判
定されると、起点変更手段M7が、直前に選択手段M4
にて求められた上記量も近傍にある座標へ、配合された
彩色材料の座標を変更する。
このことにより変換手段M3は、移動線を新たな起点に
変換し、以後は上述したのと同じ処理が繰り返される。
こうして添加すべき原色材料とその量が明確に指示され
る。
次に両発明の実施例について説明する。両発明の範囲は
これに限られるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で
種々の態様にて実施可能である。
[実施例] 第1発明の説明に先立ち、第2図に第2発明の一実施例
の調色補助装置の概略構成を示す。点線で囲った部分は
コンピュータ1を示し、変換手段M3.選択手段M4.
選択データ記憶手段M5゜判定手段M6.起点変更手段
M7.決定手段M8に該当するものである。3はキーボ
ードであり入力手段M1に該当し、5はフロッピィディ
スクであり線群データ記憶手段M2に該当し、7はプリ
ンタであり出力手段M9に該当し、9はCRTそあり同
じく出力手段M9に該当する。コンピュータ1は、各種
データ等を演算処理し、各種装置を作動制御するセント
ラルプロセシングユニツi・(CPU)13、プログラ
ム及び初期データが格納されるリードオンリメモリ(R
OM>15、入力データや演算後のデータが読み書きさ
れるランダムアクセスメモリ(RAM>17、データを
メモリからメモリへ直接高速伝送するダイレクトメモリ
アクセスコントローラ(DMAC>19、キーボード3
の出力を受けるためのキーボードインタフェイス23、
フロッピィディスク5との間でデータを入出力するため
のフロッピィディスクインタフェイス27、測定機等外
部の所望の装置とデータを交換するための拡張スロット
29、CPu13等に所定間隔で制御タイミングとなる
クロック信号を送るクロック回路31、コンピュータ全
体に安定した直流電圧を与える電源回路33、プリンタ
7にデータを出力するためのプリンタイ 。
ンタフェイス37、CRT9の表示をコントロールする
CRTコントローラ(CRTC>4L CRT9の表示
内容の直接の記憶場所であるビデオRAM (VRAM
>43及びデータ等の信号の通路となるパスライン47
を備えている。
上記コンピュータ1にて、行なわれる処理を第3図のフ
ローチャートに示す。
まず処理が開始されると、ステップ100にて初期設定
がなされ各種変数の設定、配列変数の指定等がなされる
。次にステップ110にてキーボード3のどれかのキー
が押されたか否かが判定される。押されていなければ、
このまま処理を進めず待機する。キーが押されたら、ス
テップ120にてキーボード3からの入力を読み込む。
入力は、彩色材料の配合番号、その現在量、色差計で測
定した明度指数り、クロマチックネス指数a、bの測定
値LS、as、bs、目標値との許容偏差(目標f1m
差)Etを入力する。次にステップ130にてステップ
120で入力した配合番号に基づき、フロッピィディス
ク5の記憶内容から目標色の明度指数及びクロマチック
ネス指数1−t、at。
btと、目標色の原色材料の種類C1,・・・、 Cn
Sと、その数nsとを検索し、RAM17中の所定の場
所にそのデータを格納する。
次にステップ140において、上記測定値1−s−。
as、bsと目標値IJ、at、btとの、1−ab座
標上の距離Eを求める。Eは次式で与えられる。
E= 次にステップ150にて、測定値の座標(15゜as、
bs)を基準座標に移動させるのに伴い目標値の座標(
Lt、at、bt)を相対的に移動ざ゛せる。上記基準
座標は移動線の起点となる座標である。移動した後の状
態を第4図(イ)に示す。
ここでT1は目標値の座標であり、Sが測定値の座標で
あり移動線の起点ともなっている゛。c1〜C4は移動
線(色あしデータ)であり、矢印は、その方向を示して
いる。即ち原色材料は4種であることを示している。
次に第3図に戻り、ステップ160が実行されて、Eと
Etとの比較がされる。EがEt以下であればrYEs
Jと判定されて、次にステップ170が実行されて、R
AM17中に用意された配列G中にデータが記憶されて
いるか否かをチェックする。記憶されているデータが全
くなければ、rNOJと判定されて、ステップ180に
て「調色を要せず。」の表示がCRT9上に出力される
こうして再度ステップ110の処理に戻る。
次にステップ160にてEがEtを越えていてrNOJ
と判定された場合の処理を説明する。ステップ160に
てrNOJと判定されると、次にステップ190が実行
されカウンタnに1が設定される。次にステップ200
にてnが上記ステップ130にて読み込まれた原色材料
の数nsと比較される。nsは複数(一般的に4〜7が
多い)であるので、ここではrNOJと判定されて、次
にステップ210が実行される。ステップ210にては
、n番目の原色材料Cnの色あしデータである移動線O
nの方向が、測定座標Sから目標座標■1に近づく方向
であるか否かが判定される。
この判定は、例えば移動線に直角でかつSを通る平面を
設定し、T1がその面に対しCnの存在する側か否かで
判定する方法、SからT1に引いた線とcnとの角度が
90°未満か否かで判定する方法等によってなされる。
第4図(イ)では、C2、C3がT1側であり、C1,
C4が反対側である。そのためC1,C4の場合はステ
ップ210にてはrNOJと判定されてステップ220
にて各移動線上のT1と最も近傍にある座標として通常
あり得ない大きな値としてのMXを変数ECnに設定す
る。一方、C2,C3の場合には、ステップ210では
、rYEsJと判定されて、次にステップ230にて目
標座標T1と移動線cnとの距離が求められ、変数EC
nに設定される。
この距離はT1から移動線cnに垂線を伸ばし、その垂
線の長さを算出して行なう。第4図(イ)では、T1か
らC2に垂線を伸ばしてその交点A1とT1との距lE
C2の算出により行なわれる。
又、C3についても同様にT1と81との距離EC3の
算出により行なわれる。
ステップ220又は230の次にはステップ240が実
行されることにより、カウンタnはインクリメントされ
n>nsとなるまで、全ての移動線C1,・・・、On
について距離EC1,・・・、Ecnが設定される。全
ての移動線について処理が完了するとステップ250に
て、その距離が最小で第4図(イ)の例では、EC1,
EC2,EC3゜Ec4の値の内一番小さい値、即ちE
C2が選ばれ、その移動線C2に該当する原色材料C2
が求められる。更にその移動線C2上の最近傍点A1の
座標が求められる。既にステップ230にてA1の座標
が求められていれば、ここではそれを用いる。
次にステップ260にてCtと(LC,aC。
be)とが、RAM17中に準備された配列GとHとに
最初から順に記憶される。
次にステップ270にて、(lc、ac、bc)を基準
座標に移動するに伴い目標座標(1−t、at、bt)
を変換する。この変換後の状態を第4図(ロ)に示す。
即ちA1をS (LS、as、bS)としてしまうため
、A1の移動に伴ってT1もT2まで移動することにな
る。
次にステップ160に戻り、E>Etであれば(この時
、E=Ec2)rNOjと判定されて、再度C1,・・
・、cnの内、最も目標座標の近傍にある移動線とその
最近傍点との選択及び記憶、更に目標座標の移動処理が
行なわれる。例えば第4標となり、原色材料C3及び座
標A2が記憶され、次にA2が基準座標に移動されると
ともにT2も、又移動される。これらの処理を繰り返す
内に、E≦Etとなれば、ステップ160にてrYEs
Jと判定されて、ステップ170にて配列G中に記憶デ
ータがあるか否かがチェックされる。チェツ″りは、ス
テップ260でフラグを立てるようにしておき、そのフ
ラグをチェックしてもよい。ここではrYEsJと判定
され、次にステップ280にて配列Gの1番目から順に
原色材料の種類を読み出し、その名称と品番とをCRT
9に表示する。
次にステップ290にて、配列Hの1番目から順に最近
傍点の座標を読み出し、基準座標Sからの距離を求めて
、その添加量(%)を決定し、更に現在の配合量に換算
した添加i(g>を求める。
次にステップ300にて、ステップ280にて表示した
内容にあわせて、CRT9上に添加量(g)を表示する
。こうして再びステップ110の処理に戻る。
このように本実施例の調色補助装置では彩色材料の種類
、測定データ、目標偏差を入力するだけで、現在の彩色
材料を目標色から目標偏差範囲内に調色するための、原
色材料の種類と添加量とを迅速に知ることができる。
次に第1発明の実施例でおる自動車々体補修用塗料の調
色方法について説明する。
調色は次の各工程によりなされる。
第1工程 配合表の原色材料の配合比に基づき原色材料を配合し、
撹拌装置にて撹拌混合する。
第2工程 上記混合後の塗料をテスト用塗板に塗布し、焼−付ける
第3工程 上記焼付けられたテスト用塗板を測色機にて、明度指数
(L)、クロマチックネス指数(a、b’)を測定する
。同時に補修対象である車体色も測定する。゛ 第4工程 上記測定値り、a、bを3次元座標として、テを求める
第5工程 八Eが目標とする値以下でなければ、テスト用塗板色の
座標を、色あしデータとしての移動線が適用できる基準
点とするよう、車体色の座標を変換する。この変換状態
の例は、前出第4図(イ)に示した通りである。一方、
上記ΔEが目標とする値以下であれば調色作業は終了す
る。
第6エ程 移動線群の内、最も目標の近傍にある線と、その最近傍
点を求める。これは三次元座標上の移動線を直線の関数
として表現することにより、計算で求めることができる
第7エ程 上記最近傍点にテスト用塗板色座標が移動したとして八
Eを求め、ΔEが目標とする値以下でなければ、上記最
近傍点をテスト用塗板色座標、即ち基準点とするよう、
車体色座標を移動し、第6エ程へ戻る。
第8工程 上記ΔFが目標とする値以下であれば、上記第6エ程で
求められた移動線から原色材料の種類を決定し、最近傍
点と基準点との距離からその添加量(%)を決定する。
原色材料と添加量とのデータは、第6エ程が繰り返され
た数だけ存在する。
第9工程 こうして決定された原色材料の添加量(%)から第1工
程で配合した塗料の重量に対応して添加量(CJ)を求
める。
第10工程 上記配合した塗料中に上記原色材料をその添加量(q>
分添加し、撹拌混合する。
こうして本実施例の調色方法の工程は完了するが、この
後も、万一調色が不完全と思われる場合は、再度上記第
2工程以下を繰り返せばよい。
本実施例の第4工程〜第9工程は前述した第2発明の実
施例である調色補助装置にて実行させることができる。
本実施例はこのように構成されているので、手作業にて
も正確に調色が可能であり、調色作業の迅速化につなが
り、更に第2発明の実施例の調色補助装置を利用すれば
、極めて迅速正確な調色作業が労力を要せずに可能とな
り、車体補修作業が極めて効率的になされる。
上述の方法により、自動車々体補修用°塗料の配合を、
車体の色に適合させるよう実行したところ、1〜2回(
20〜30分)の調色作業で完了した。
従来の経験や勘に頼る方法では約2〜20回(30〜2
40分)の調色作業を要した。
[効果] 第1発明は、各原色材料添加に基づく色要素座標系内の
移動線により、各移動線毎に最近傍座標を求めつつ、調
色のために添加すべき原色材料とその添加量とを求めて
いる。
そのため、正確で迅速な調色作業が可能となる。
第2発明は予め記憶した移動線群データを用いて、入力
データに応じて目標に対して最も近傍にある移動線とそ
の最近傍点とを求め、目標に所定値内に近づくまで、そ
の処理を自動的に繰り返し、必要とする全ての原色材料
の種類と添加口とを出力する。そのため、第1発明の調
色を極めて迅速正確にかつ労力を要せずに行なうことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は第1発明の基本的構成の一例を示すフロ
ーチャート、(ロ)は第2発明の基本的構成の一例を示
すブロック図、第2図は第2発明の一実施例を示すブロ
ック図、第3図はそのコンピュータ中で行なわれる処理
のフローチャート、第4図(イ)及び(ロ)は、色要素
座標内での処理を示す三次元グラフを表わす。 1・・・コンピュータ  3・・・キーボード5・・・
フロッピィディスク 7・・・プリンタ    9・・・CRTl 3−・・
 CPU               15  ・・
・ ROM17・・・RAM

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 配合された彩色材料の色要素の値を測定し、該測定
    値と目標とする色彩の色要素の値との差を求め、 該差に応じた原色材料の種類と添加量とを決定し、 該当種類の原色材料の該当添加量を上記彩色材料に添加
    することにより該彩色材料を目標とする色彩に調整する
    彩色材料の調色方法において、上記原色材料の種類と添
    加量との決定が、 各原色材料毎に予め測定されている、各原色材料添加に
    より色要素座標系内を動く上記彩色材料の座標の軌跡を
    表わす移動線群データの内、目標とする色彩の座標であ
    る目標座標に対して最も近傍にある移動線を選択する選
    択処理を行ない、上記目標座標と、上記選択された移動
    線上の該目標座標に対して最も近傍にある座標との距離
    が所定値以下となるまで、 上記最も近傍にある座標を上記彩色材料の座標とするよ
    う、彩色材料の座標と目標座標とを変換する変換処理と
    上記選択処理とを繰返し、 この間に選択された全移動線に基づき原色材料の種類を
    、この間に求められた上記移動線上の上記目標座標に対
    して最も近傍にある座標に基づき原色材料の添加量を、
    各々決定することによりなされることを特徴とする彩色
    材料の調色方法。 2 移動線が、直線で近似された特許請求の範囲第1項
    記載の彩色材料の調色方法。 3 色要素が、明度指数とクロマチックネス指数との組
    合せである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の彩色
    材料の調色方法。 4 配合された彩色材料の色要素の値と、目標とする色
    彩の色要素の値とを入力する入力手段と、上記配合され
    た彩色材料の各原色材料添加により色要素座標系内を動
    く彩色材料の座標の軌跡を表わす移動線群データを記憶
    する線群データ記憶手段と、 上記入力手段に値が入力されると、上記線群データ記憶
    手段に記憶されている移動線群が、上記入力手段により
    入力された色要素の値に基づく彩色材料の座標を起点と
    した移動線群となるよう、移動線群データ又は配合され
    た彩色材料の座標と目標とする色彩の座標である目標座
    標とを変換する変換手段と、 上記変換手段により変換がなされると、変換された後の
    データに基づき、移動線群の内、上記目標座標に最も近
    傍にある移動線を選択するとともにその移動線上で目標
    座標に最も近傍にある座標を選択する選択手段と、 上記選択手段にて選択がされると、選択された移動線と
    座標とを記憶する選択データ記憶手段と、上記選択手段
    にて選択がされると、選択された座標と目標座標との距
    離が所定値以内か否かを判定する判定手段と、 上記判定手段にて所定値を越えていると判定されると、
    上記変換手段にて用いられる彩色材料の座標を上記選択
    手段にて選択された座標とするよう、移動線群データ又
    は彩色材料の座標と目標座標とを変換するとともに上記
    変換手段を起動する起点変更手段と、 上記判定手段にて所定値以内と判定されると、上記選択
    データ記憶手段に記憶された移動線に基づき原色材料の
    種類を、座標に基づき原色材料の添加量を各々決定する
    決定手段と、 上記決定手段にて決定された原色材料の種類と添加量と
    を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする彩色材料の調色補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5846534B1 (ja) * 2015-06-05 2016-01-20 株式会社ウエノコーポレーション 補修用塗料の調色装置及び調色方法

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