JPS62224540A - 工作機械の刃物台装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は工作機械に関し、更に詳しくは、刃物台に装着
するＸ軸方向とＸ軸方向の回転工員ユニットのＳ脱交換
を容易になし得る工作機械に関する。

［発明の技術的背景及びその問題点］ 従来、例えばタレット旋盤において刃物台に工具を備え
たＸ軸方向の回転工具ユニットを装着するときは、刃物
台の駆動機構に専用の中間軸を介在させなければならな
い。

つまり、Ｘ軸方向の回転工具ユニットをＸ軸方向の回転
工具ユニットに段取り替えを行なう場合は、Ｘ軸方向の
回転工具ユニツＩ−を取外し中間軸を組込み、この中間
軸を介して軸方向の回転工具ユニットを取付けていた。

このため、構成が複雑化し、且つ、取付は取外しに多大
のｖｆ間と工数を要し、作業性の向上が図れないという
問題があるのが現状である。

［発明の目的］ 本発明は上述した問題点に鑑み創案されたものである。

従って本発明の目的は、例えばタレット旋？１８等の刃
物台に対してＸ軸方向とＸ軸方向の回転工具ユニットの
着脱交換が容易にでき、作業性の向上を図った工作機械
を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、その目的を達成させるために次のような構成
としている。

すなわち、本発明に係る工作機械は、工作機械における
刃物台に装着したＸ軸方向の回転工具ユニットに対して
Ｘ軸方向回転工具を首１１２自在に設け、Ｘ軸方向回転
工具を着脱交換自在なＸ軸方向の回転工具ユニットに設
けた回転軸を、前記Ｘ軸方向の回転工具ユニットの工具
装着部に対して着１悦自在に設けてなるｂのである。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ具体的に説明
する。

例えば、第５図は本発明を実施したタレット旋盤で、タ
レット旋Ｗ１の基台３の上面に案内面５を右し、この案
内面５上を総括的な往役台７がＸ軸方向く第５図におい
て左右方向）に移行自在としである。

この往復第７の構成は、案内面５にまたがってＸ軸方向
に移動するサドル９上にＸ軸方向（第５図にて図面の表
裏方向）に移動自在な横送り台１１が設けである。

前記横送り台１１上にタレット１３およびこのタレット
１３にＸ軸方向の回転工具ユニット１５とＸ軸方向の回
転工具ユニット１７が複数個装着され、（れぞれ回転工
具１９および２１がごットされる。なＪ３、タレット１
３および各回転工具を駆動する駆動機構２３が設けであ
る。

更に、基台３には主軸台２５および主軸に取付いたチャ
ック２７を備え、タレット旋盤１は構成されている。

前記駆動機構２３について第４図により更に詳細に説明
する。

中空形状の割出し軸２９がＸ軸方向（第４図にて左右方
向）に設けてあり、その少し上に回転工具ユニットなど
の駆動軸３１がベアリング３３を介して、上下に離隔し
て直交した状態でそれぞれ回転自在にフレーム３５に支
承されている。

また、前記割出し軸２９の左端にはタレット１３が固定
され、タレット１３には後述するＸ軸あるいはＸ軸方向
の回転工具ユニット１５および１７が組込まれる。（第
５図参照） タレット１３の割出し関係は、駆動源（図示省略）より
ウオーム軸３７（一部図示省略）を介してウオームホイ
ール３９が駆動され、このウオームホイール３つとスプ
ライン溝４１等で連結した割出し軸２９が回転する。

前記割出し軸２９の右端側には割出し板４３を含む割出
し制御ＩＩ装置４５が装着され、左側には割出し軸２９
に一体的に固着したピストン４７が装着され、左端側に
タレット１３と一体的に固着したスリーブ４９がスプラ
イン％５１Ｗにて割出し軸２９に固着しである。

なお、割出し＠２９はタレット１３を固着したまま、以
下に述べる機構によりＸ軸方向に少しく開動移行が自在
となっている。

すなわち、割出し軸２９に固着した前記ピストン４７と
、フレーム３５と、シリングキャップ５３との間で流体
圧シリンダ装置５５を形成しである。

更にフレーム３５側に固着した係止板５７とタレッ１〜
１３側に固着した係止板５９とは、相対接する面が凹凸
状の溝６１で噛み合っていて、タレット１３の回転角度
位置を規制するものである。

作動は、図外の油圧ボートより送油することによりタレ
ット１３は、流体圧シリンダ装［５５のストローク長だ
け左に移行し、係止板５９の噛合が外れタレットは回動
自在となる。

そして、割出し制御ｌ装置ａｆ４５からの指令によって
指定量回転させ、所望工具を加工位置に位置ずけ、流体
圧シリンダ装置５５への送油を切換え係止板５７と５９
を噛合させて位置決めが完了する。

次に回転工具ユニット１５および１７を駆動する機構に
ついて説明する。

この駆動は、フレーム３５の側壁に設けた駆動モータ６
３（一部図示省略）よりプーリ６５、タイミングベルト
６７、大径プーリ６９、駆動軸３１およびこの駆動軸３
１に固着したベベルギヤ７１を経て、これと噛合する軸
付ベベルギヤ７３を回転する。

前記軸付ベベルギヤ７３はフレーム３５に装着されたベ
アリング７５により回転自在に支承され、軸端に凹凸形
状の溝７７が設けられ相手方軸７９と着脱自在となって
いる。

前記軸７９はスリーブ８１に一体的に装着され、左右端
をベアリング８３にて支承され回転自在となり、タレッ
ト１３を貫通して装着されている。

なお、前記スリーブ８１にはベベルギ１７８５が固着し
てあり、Ｘ軸方向の回転工具ユニット１５に設けたベベ
ルギヤ８７と噛合される。

次に本考案に係る回転工具ユニットについて第１図乃至
第３図に示した一実施例について更に詳細に説明する。

Ｘ軸方向の０転工具ユニット１５について、（第１図参
照）。

前述したベベルギｒ８５と噛合するベベルギヤ８７は、
回転軸８９の端部にキー９１等にて固着しである。

そして、前記回転軸８９は、ベアリング９３を介してタ
レッ１−１３に放射状に複数個穿設した孔９５に挿着固
定したスリーブ９７に支承しである。

回転軸８９の先端部（第１図にて左側）は、図示しない
Ｘ軸方向回転工具１９を取付けるためのコレット９９が
嵌挿されるテーパ孔１０１を備え、またコレット締イ・
１用ナツト１０３と螺合するねじ部１０５を設けである
。

なお、回転軸８９の先端部に放射状に溝１０７が形成さ
れ、この満１０７は後述１゛るＺ軸方向の回転工具ユニ
ット１７を係合時に使用するものである。

前記コレット締付用ナツト１０３にはボール１０９を介
して回動自在となる支持板１１１が１茨沖され、この支
持板１１１に前記コレット９９が支承されている。

これはコレット締イリ用ナツト１０３の締付は時の回転
をコレット９９に伝えないためである。

なお、油洩れ対策としてシール部材１１３、および１１
５が装着しである。

次にＺ軸方向の回転工具ユニット１７について（第２図
および第３図参照）。

前述したＸ軸方向の回転工具ユニット１５の中でコレッ
ト９９を締付けているナツト１０３を取外す。

そこへベベルギＶ付回転軸１１７をベアリング１１９を
介し回転自在に支承したブラケット１２１を、キー１２
３にて位置決めしボルト１２５によりタレット１３の外
周に固着する。

前記ベベルギｔ７ｆｊ回転軸１１７の端部には、上述し
たＸ軸方向の・回転工具ユニット１５の回転軸８９に設
けた溝１０７に１筺合する凸部１２７が設けてあり、こ
の結合により回転が伝達される。

なお、前記ベベルギ＼フ付回転軸１１７と噛合するベベ
ルギヤ１２９がＺ軸方向に設けた回転軸１３１に装着固
定しである。

この回転軸１３１は両端をベアリング１３３を介して回
転自在に前記ブラケット１２１に支承されている。

更に、前述したＸ軸方向の回転工具ユニット１５と同様
構成で、回転軸１３１の先端（第２図にて上側）には図
示しないＺ軸方向回転工具２１を取付けるためのコレッ
ト１３５が嵌挿されるテーパ孔１３７を備えている。

また、コレット締付用ナツト１３９と係合するねじ部１
４１が設けである。

前記コレット締付用ナツト１３９には、ボール１４３を
介し回動自在となる支持板１４５が嵌挿され、この支持
番１４５にコレット１３５が装着しである。

なお、油洩れ対策としてシール部材１４７．１４９、お
よび１５１が装着しである。

以上の構成によりＸ軸方向の回転工具ユニットの一部の
部材を取除くことにより、Ｚ軸方向の回転工具ユニット
を簡単に装着交換することができる。

なお、本実施例においてはタレット旋盤の場合について
説明したが各種の工作機械に使用でき、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において種々変更し得ることは勿論であ
る。

［発明の効果］ 本発明は上述したように、Ｘ軸方向と２軸方向の回転工
具ユニットの着脱を容易とした。

このことにより構成の単純化による工具ユニツトの軽小
化、およびコストの低下、更に着脱交換に要する工数ダ
ウン等価格面においては大幅な好結果を得ることができ
、且つ、作業性の向−Ｆを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＸ軸方向の回転工員ユニットを示
した断面図、第２図４３よび第３図は本発明に係るＺ軸
方向の回転工具ユニットを示し、第２図は断面図、第３
図は第２図の■−■線矢視暢おける側面図、第４図は本
発明を実施したタレットの駆動機構の構成を示す説明図
、第５図は本発明を実施したタレット旋盤の正面図であ
る。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 １５・・・回転工具ユニット（Ｘ軸方向）１７・・・回
転工具ユニット（Ｚ軸方向）手続ネｒｔｔ　ｗミ書く自
発） 昭和６２年　４月１３０ 特許ｎ長官　　殿 １、＋Ｊ＋イ′１の表示　　１イ１和６１年　特許願第
６３９３４シシ２、発明の名称　　工作機械 ３、補正をする省 事件との関係　特許出願人 住所（居所）　愛知県小牧市下小釦中島２−１５８氏名
（名称）　ワシノ機械株式会社 代表者　　園　　恵　次　部 ４、代理人 住　所　　　　〒１０５東京都港区虎ノ門１丁［＋２？
１ｔ３号虎）同第−ビル５階 ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ７、補正の内容 明細書、第３頁、第１７行目に、 「この往復第７の」 とあるのを、 ［この往復台７のＪ と補正す゛る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工作機械における刃物台に装着したＸ軸方向の回転工具
   ユニットに対してＸ軸方向回転工具を着脱自在に設け、
   Ｚ軸方向回転工具を着脱交換自在なＺ軸方向の回転工具
   ユニットに設けた回転軸を、前記Ｘ軸方向の回転工具ユ
   ニットの工具装着部に対して着脱自在に設けてなること
   を特徴とする工作機械。