JPS62223708A - 光フアイバ融着接続装置 - Google Patents

光フアイバ融着接続装置

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JPS62223708A
JPS62223708A JP6788186A JP6788186A JPS62223708A JP S62223708 A JPS62223708 A JP S62223708A JP 6788186 A JP6788186 A JP 6788186A JP 6788186 A JP6788186 A JP 6788186A JP S62223708 A JPS62223708 A JP S62223708A
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fusion splicing
fiber
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groove
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正男 立蔵
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片桐 敏昭
Makoto Sato
誠 佐藤
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    • G02B6/24Coupling light guides
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    • G02OPTICS
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は光ファイバの融着接続を自動的にできる光ファ
イバ融着接続装置に関するものである。 従来の技術 接続対象となる光ファイバは光ケーブルに多数収容され
ているものであり、この種の装置は接続しようとする一
対の光ケーブルの両端を、それらの軸が水平となるよう
にして対向させ、そのすぐわきに配置して用いる。第5
図にその配置を示す。 ■が接続装置、2が光ケーブル、3が光ファイバ心線で
ある。 光ケーブル内の光ファイバは通常、保護のためにプラス
チック材料で被覆が施されている。この状態にある光フ
ァイバを心線、被覆のない状態の光ファイバを裸ファイ
バと呼ぶ。光ファイバ心線には、大別して、1本の光フ
ァイバを被覆した単心線と、複数の光ファイバを横一列
に並べて一括被覆を施した多心テープ心線とがある。と
もに融着接続が可能であり、本発明も両者を接続対象と
する。 接続の工程は次の通りである。 (1)  心線の被覆を除去する工程(被覆除去工程)
(2)裸になった光ファイバの一点に傷をつけ、張力を
印加して切断することにより垂直かつ平滑な光ファイバ
端面を形成する工程(切断工程)(3)双方の光ファイ
バ端部を位置決めし、放電等の熱で端部を溶かして融着
させる工程(融着工程)(4)  さらに、接続された
裸ファイバ部分を補強する工程(補強工程) の4つに大別される。 従来、これらの工程は、それぞれ専用の工具、あるいは
装置を用いて手作業によって行なわれてきた。自動化も
進められてきたが、その多くはそれぞれの工具内での動
作、装置上での動作を自動化しているものであり、それ
ら工具や装置への心線の取り付けと取りほずし、および
それら間の心線の移動は作業者が行なう必要がある。こ
れらの作業には細心の注意を払う必要があるので作業に
時間がかかる。 そこで、全工程をひとつの装置上で自動的に実施できる
ようにして接続作業時間の短縮化をはかろうとする検討
が進められている。この一体型の接続装置の従来例につ
いては、特願昭59−18247、、”光ファイバの全
自動i着接続装置”、特願昭61−135865、”光
ファイバ接続用搬送機構”に開示されている。 しかし、それらの装置では、各工程を実施する機構部を
特定の位置に固定して配置し、それらの工程間の移動を
、心線を把持した搬送機構が行なうようにしている。被
覆除去工程は、拭いとる作業を独立した機構で行なうな
どして2工程に分割されることもある。いずれにせよ、
心線は、異なった位置に配置されたこれらの工程間を運
ばねばならず、その分だけ、光ケーブル端からの心線の
長さく以下“心線引き出し長”とよぶ。)を大きく確保
しておく必要が生じる。心線引き出し長が大きいと、接
続後の心線の長さに大きな余りを生じ、両光ケーブル端
中央部にその長さ分を丸めるなどして収納することが必
要になる。そのため、光ケーブル接続部が大きくなって
しまう。一体型装置は、作業時間の短縮の利点が大きい
太い光ケーブルC名所の先ファイバrr、、teaを収
容1」光ケーブル)の接続をねらいにするものであるか
ら、ただでさえ太いケーブルについてケーブル接続部を
さらに大きくするようなことは望ましくない。手作業の
場合には、各工具あるいは装置を十分小さくしておけば
、作業性はおちるにしても、各工具あるいは装置を工程
ごとに取りかえることで心線引き出し長を短くできるの
であるから、これはこういった一体型の接続装置の大き
な欠点となる。 本発明は、光ファイバ心線の横方向(光ケーブル軸に直
角な方向)への搬送を極力省くことにより、所要心線長
が小さな一体型接続装置を提供することにある。 発明の構成 本発明は、光ファイバ心線の被覆除去、切断、および融
着接続工程を連続的に行うよう一体に構成した光ファイ
バ融着接続装置において、心線を把持する機構を有する
一対の対向する搬送台部材を設け、前記搬送台部材間に
被覆除去工程と融着接続工程を別々に行う機構を一体に
構成したセンタユニットを設け、これらの機構を支える
共通の支持部材を設け、前記搬送台部材とセンタユニッ
ト間に裸ファイバを切断する切断機構を設け、これらの
機構を支える共通の支持部材を設け、前記両搬送台部材
には心線端部を対向する方向に把持するガイド部を有し
、心線の軸方向に自由に移動できる機構を設け、前記セ
ンタユニットには裸ファイバ位置ぎめ用溝部を設けると
共に、前記搬送台部材により把持された裸ファイバを前
記裸ファイバ位置溝部内で自由に移動できる押える機構
を設け、溶着接続部に補強部材を補強する工程機構を設
け、前記各機構部材には駆動部材を設け、光ファイバ心
線の被覆除去、裸ファイバの切断、および融着接続工程
の機構をそれぞれ前記の駆動部材を順次作動し自動的に
行う電気回路を設けると共に、搬送台部材を心線軸とセ
ンタユニットに対し直角に移動できるよう構成し、また
センタユニットの裸ファイバ位置ぎめ用溝部を一方の側
のみとすることも、更に補強用機構を設け、融着接続工
程時の双方の裸ファイバ端部を同一視野内に収めるTV
カメラ付の顕微光学系を装着し、映像により融着接続動
作を制御できるよう構成したものである。 作用 本発明は、心線の被覆除去工程、切断工程、融着工程を
、光ファイバ心線についてはほとんど軸方向(光ケーブ
ルの軸方向と同じ)だけの移動で実施できるようにした
もので、そのために、被覆除去工程のための機構と融着
工程のための機構を上下に配設し一体化してあり、それ
が上下方向に動く構造にしであることを特徴とする。従
来の技術では、これらの工程間に必ず横方向の移動を要
し、そのために心線引き出し長を余分に必要としたが、
本発明は余分を必要としない。 実施例 第1の実施例 第1図は本発明の光ファイバ融着接続装置(以下単に装
置という。)の第1の実施例図を示す。 図において、3′は裸ファイバ、4は搬送台、5ハ搬送
台クランプ、6はセンタ部品、7はv溝、8はV溝りラ
ンプ、9は放電電極、IOは被覆除去用クランプ、lO
′は除去刃、11は切断刃、12はまくら部品、13は
モータ、14は接続部補強用部材、を示す。構造はセン
タ部品6を中央にして完全に左右対称であるため、右側
の部品等については図示していない。また、個々の部品
等の互いの結合状態についても、図示しなかった。それ
については以下の説明において補足する。 本発明の装置の構成を説明する。 搬送台クランプ5は心線3を搬送台4に固定するもので
あり、搬送台4と一体となって動く。搬送台クランプ5
はモータ13によって駆動されるため、このモータ13
も搬送台4と一体である(図示されず)。心線3の搬送
台4上への位置決めは、搬送台4上面の溝部4−1によ
ってなされる。この溝部4−1は、単心線の場合にV溝
、多心テープ心線の場合に角溝が適する。この搬送台4
は、心線3の軸方向の移動と、これと直角な水平方向の
移動が可能である。また、搬送台4間に配設されたセン
タ部品6の上面にはV溝部7が形成しである。このV溝
部7は裸ファイバ3′を融着接続時に位置決めするため
のものである。単心線の場合にはV溝部7は1条でよい
が、多心テープ心線の場合には光ファイバの数と並び間
隔にあった多条溝を要する。なお、多条溝は当然単心線
用にも使える。■溝部7中央に凹形の切り欠き部7−1
を設け、切り欠き部7−1に挿入されている一対の放電
電極9は、この放電電極間での放電で光ファイバを加熱
溶融させるために用いるものである。 この放電電極対には高圧電源が電気的に接続されている
。また、センタ部品6の下面には、左右端部に被覆除去
用の除去刃io’がそれぞれ取りつけてあり、被覆除去
用クランプ10の上面に取りつけられた除去刃
【0′と
かみ合うことにより、心線の被覆除去動作を行なう。■
溝りランプ8および被覆除去用クランプ10は、それぞ
れ独立のモータ13に連結されて駆動される。この実施
例ではこれらのモータ13とセンタ部品6と支持体(図
示せず)によって一体に結合してユニツ)Uを構成する
。そして、前記の結合したユニツ)Uは付属の機構によ
り上下方向に移動できるようになっている。切断刃11
は、搬送台4とセンタ部品6間に設けられた柄の先端に
設けられ、柄の長手方向に水平移動できるように構成さ
れ、この動作で裸ファイバ31表面にひっかき傷を付与
する。また、まくら部品[2はこの柄の長手方向(鉛直
方向)に上下移動するようになっている。これが上方向
に移動するときに、傷の付いた裸ファイバ3/表面の反
対側を凸状の曲面で押し上げて、傷の付いた裸ファイバ
1表面に引張り応力を加え、これにより裸ファイバ3/
を切断することができる。 接続部補強用部材14は、本発明の装置での補強工程を
実施する位置、および採用する補強方法を説明するため
に図示した。これは、融着接続された裸ファイバ部およ
び両側の被覆部を上下から接着して一体化することによ
り心線接続部を補強するための部品である。−回の接続
につき2枚の接続部補強用部材14が消費されることに
なる。この場合の材料としては、ガラスセラミックスや
金属などの高弾性材料を通常用いており、ホットメルト
接着剤は各接続部補強用部材140片面(光ファイバと
接する面)にあらかじめ取りつけである。 補強工程時には、裸ファイバ部および両側の被覆端部を
上下から2枚の接続部補強用部材14ではさんで加熱し
ながら圧縮する。所定時間加熱した後に冷却すると接着
剤が固化して補強工程が完了する。この動作を実施する
ための機構は従来開発されたものが適用できる(図示せ
ず)。加熱には電熱ヒータによる方法、または誘導加熱
法を用いる。 ここに述べた補強技術については実願昭57−520(
実開昭55−105505 ) ”光ファイバ接続部構
造”、特願昭58−1552 a 4 (特開昭60−
46510’″線材接続部補強用補強板の加熱圧縮機構
”、特願昭60−222146″′線材接続部補強板の
加熱圧縮機構”、特願昭59−9722(特開昭60−
153006 ”光ファイバ心線接続部の補強装置”に
記載されている。 なお、この実施例の第1図では、直線移動機構を全面的
に採用しているが、これらの機構をリンクのような回転
機構に置き換えても、それは近似的に直線的動作とみな
せるから、同様である。 さて接続対象の光ケーブルに対する本発明の装置の配置
であるが、光ケーブルを挾み一方の側に補強作業位置が
くるように構成している。補強作業位置とセンタ部品の
位置は近接させ、動作に必要な機構、電源回路、電気回
路、スイッチ類は、できるだけ光ケーブルを挾み補強作
業位置の反対側に配置して組み込むようにする。 つぎに本発明の装置の実施例の動作を説明する。 第2図は動作の説明図である。 正面からみた概略的断面図を時間の経過にしたがって図
示したものである。左右が全く対称なため、図では右側
を省略して書いている。 (1)では心線3が搬送台4に取りつけられた状態であ
る。これは、作業者が心線を搬送台4の溝部4−1に入
れた後、搬送台クランプ5が下降して心線3を押さえつ
−けた状態である。なお、心線3取りつけ時には、搬送
台クランプ5は溝部4−1との間に心m3が挿入できる
だけのすき間を残す位置にあり、心gA3はこのすき間
に挿入することによって容易に溝部4−1に位置決めさ
れる。 また搬送台クランプ5の下降動作は、作業者のスイッチ
操作で開始してもよいし、搬送台4あるいはセンタ部品
6に、心@3の有無を検知するセンサを組み込んでおい
て、検知後に適当な時間経過の後、自動的に開始するよ
うに撃てもよい。 (2)は、被覆除去用クランプ10が上昇して除去刃l
σをかみ合わせることにより、被覆に除去刃IO′を食
い込ませ、つぎに搬送台4が左右に後退して心線3を引
張る。すると、被覆除去用クランプ10に挾まれた被覆
はそのまま残るため、刃が食い込んだ箇所で被覆がちぎ
れ、搬送台4の移動量だけ裸ファイバ部分が生じた状態
を示す。 (3)では、光ファイバの切断を行なう。まず、切断刃
l】で裸ファイバ部をひっかいて傷を付ける。 次に、まくら部品」2が上昇して引張り応力を発生させ
て破断させ、良好な切断面を得る。なお、被覆と中の光
ファイバがすべりやすい心線の場合には、除去刃to’
と切断位置との中に上下から裸ファイバ部をはさむクラ
ンプ機構を用意し、切断刃101で塔を付ける直前にこ
れを効かせ、まくら部品」2の上昇で光ファイバが破断
するまで保持するようにすると、安定な切断特性が得ら
れる。 (4)は、センタ部品およびこれに結合された部品類(
以後、まとめて“センタユニット”と呼ぶ。)が−緒に
下降し、センタ部品の上面の■溝部7−1と、搬送台4
の光ファイバの高さを一致させる過程を示す。(正確に
は、光ファイバの方がV溝部7−1よりわずかに上方に
なる。)また、切断刃、まくら部品【2は以後の動作の
邪魔にならぬよう待避する。 (5)は、(4)の過程を経てセンタ部品6のV溝部7
−1と搬送台4の光ファイバの高さを一致させた状態で
、搬送台4が左右からセンタ部品6の方へ向かって移動
する過程を示す。また被覆除去クランプ10は大きな開
放動作をして心線3の切断くずを下に落とす。両搬送台
4間に位置する切断された裸ファイバと被覆が分離しな
い状態であるので落ちやすい。この際、搬送台4の下部
で心線の切断くずを押すようにすればさらに落ちやすく
なる。また、センタユニットの下方には受は皿を用意し
ておき(図示せず)、そこに心線の切断くずかたまるよ
うにする。さて、裸ファイバ部がV溝部7上にきたら、
■溝りランプ8が下降するとともに、搬送台4はさらに
前進して左右の光ファイバ端面を切り欠き部7−1にお
いて対向させる。この状態が(6)である。■溝りラン
プ8は、裸ファイバをV溝部7内に押しつけるが、その
力は十分小さくしておくので、光ファイバは軸方向に自
由に動かせる。このあとは、放電をさせて裸ファイバ端
部を溶かしながら、搬送台を動かすことにより端面を接
合させる。 このようにして光ファイバを融着接続した後は、V溝り
ランプ8を強く効かしてから搬送台クランプ5を緩め、
次に搬送台4を左右に後退させる。 光ファイバ心線は位置が固定されたままであるから、心
線被覆部は搬送台4の動きによって搬送台4の溝部をす
べり、搬送台4の先に心線の被覆部が出てくる。この後
、■溝りランプ8を開放し、さらにセンタユニットをわ
ずかにさげると、接続された裸ファイバはV溝から浮き
上がるため、搬送台4を心線の軸に直角な水平方向(第
1図のX方向)に動かすことにより、接続された光ファ
イバを補強工程部に運ぶのである。この際、左右の搬送
台クランプ5のうち少なくとも一方を強く効かせること
により、外的な力による心線の滑りを防止する。なお、
この際、両方の搬送台クラシブ5を効かせ、搬送台4z
方向移動のモータに電圧を加えることにより、光ファイ
バ接続部に張力を加え、弱い接続部は破断させることで
排除することも可能である。補強工程部では、左右の搬
送台4の中間にある心線接続部を2枚の接続部補強用部
材14で上下からはさみ、加熱圧縮することにより補強
動作を行なう。 補強動作が始まったら、搬送台4は搬送台クランプ5を
開放して初期位置に戻り、次に接続する心線が取りつけ
られるようにする。その間に、センタユニットは上下に
動いて初期位置に戻っている。 以上説明したように、この実施例では、被覆除去工程か
ら融着工程までの工程を、心線については軸方向の移動
のみで実施できる。補強工程だけは作業位置を横にずら
して配置しているため、そちらへの搬送動作を必要とす
る。ただしこのことによって、補強動作の最中に、つぎ
の心線の接続動作を開始できる利点がある。補強工程は
現在の技術で最も時間がかかり、30秒は最低必要であ
るため、他の作業工程が補強工程と並列に進められるこ
とは接続作業の高速化に役立つ。また、補強工程を省い
た装置構成にすることもできる。この場合には、搬送台
4のX方向の動作自由度を省略することもできる。 なお、搬送台4にX方向の動作の自由度があることは、
心線をV溝部4−1に取りつけようとした際に、たとえ
光ファイバがV溝部4−1にたいしてY方向のずれがあ
ったとしても、そのずれを検出すれば、搬送台4を動か
して修正が可能であるという利点にもなる。このような
ずれは、機構部品の製造精度や組み立て精度の不足、心
線被覆の寸法精度の不足によって生じるものであり、本
実施例にこの動作を付は加えた場合には、それらの精度
が緩和されるので有利である。前記のずれの検出は、セ
ンタ部品6のV溝部7近傍に光センサを取りつける方式
でも、またセンタ部品6中央をのぞいて光ファイバ先端
を観察するように、上方にTVカメラを固定して画像処
理系を構成する方式でも実現できる。前者の方式につい
ては、特願昭60−135865″光ファイバ接続用搬
送機構”で提案している。また、TVカメラをもちいて
光ファイバの位置を検知することは、特願昭59−18
24719光ファイバの全自動融着接続装置”、特願昭
58−153055(特開昭6O−46509)”光フ
ァイバのコア検出・軸合せ方法”をはじめ、いろいろな
ところで実行されており、V溝部7の位置の方はカメラ
の視野内に固定できるから計測する必要はないので、後
者の方式も容易に実現できる。なお、後者の方式では融
着工程での光ファイバ端面をTV像をもとに精密に位置
決めしたり、接続後の光ファイバの状態を観察して接続
の良否を自動判別するなど、高機能化できる利点がある
。 第2の実施例 第1の実施例の場合には、融着工程時に、両側の裸ファ
イバ端部をそれぞれ■溝に取りつけて位置決めしていた
。したがって、■溝部にごみが付着したり、■溝部への
光ファイバのクランプ動作が不適切な場合には、双方の
光ファイバ相互に軸ずれが生じて良好な接続が行なえな
くなる。第2の実施例で、は、調心動作を行なうことを
前提とした装置であり、このような問題がなくなる。こ
の構造においてはセンタ部品の形状が異なり、一方の■
溝部分が欠落している。また、当然、そちら側のV溝り
ランプ8は不用なので省かれる。第3図にその違いを示
す。そのため片側の裸ファイバγのみをV溝に取りつけ
、他方は被覆部を搬送台4で把持しているだけである。 ■溝部7に取りつけられた裸ファイバyは、センタユニ
ットとともに上下に動かして位置を微調でき、また■溝
部7に取1りつけない裸ファイバは、搬送台4を動がし
てX方向位置の微調ができる。したがって、両方の動作
を組合わせることにより、双方の裸ファイバの軸合せが
できる。この実施例は、単心線にしか適用できないが、
コア径の小さいことを特徴とするシングルモードファイ
バについて、コア自体についての軸合せ操作が適用でき
る利点がある。 この種の光ファイバでは、第1の実施例のような裸ファ
イバ3′外周を基準にした軸合せでは、光ファイバ内の
コア偏心の存在によって、十分な軸合せができないから
である。なお、片側のV溝部分を欠落させるかわりに、
そのV溝部を十分深く加工しておいてもよい。そこでは
裸ファイバ3′が浮いた状態であるから、同じ効果があ
る。 さて軸合せの操作には、軸ずれの計測が必要であるが、
それには従来開発された技術を適用することができる。 最も適用性が高いのは、第1の実施例のところで述べた
TVカメラを使う方式である。光学系を工夫することに
より、高精度の軸合せが可能である。光ファイバは透過
照明を用いても、また反射照明を用いても計測できる。 ただし、後者では、コアを基準にした軸合せには適用で
き従来、鏡を利用することによって、2方向からみたそ
れぞれの像をひとつのI’Vカメラによって測定できる
ようにしてきた。コアを基準にした軸合せには、この方
式を採用せざるをえない。この方式については前出の特
願昭58−153055 (特開昭6O−46509)
で説明されている。 しかし、裸ファイバ3′の外周を基準にした軸合せには
、1方向からの像だけで十分である。これは前記の同じ
文献の中に記述されているように、透過照明では、裸フ
ァイバ3′について観測光学系のピントをどこに合わせ
るかで、裸ファイバ3′の像のなかに生じる明線の幅が
変わるため、双方の裸ファイバ3′のこの幅を一致させ
るように動かすことで、観測光学系の光軸方向の位置合
わせができるからである。また、反射照明の場合でも同
様な現象が生じるため、これを利用することができる。 この測定法については、61年度電子通信学会全国大会
(3/23−3/26開催)において発表の予定である
(講演番号2200 、立蔵、弁子、佐藤、片桐:以上
述べたように、本実施例では調心動作ができるため、ご
み等に影響されない安定な動作が可能であり、またシン
グルモードファイバの低損失接続も可能になる利点があ
る。 第3の実施例 第、、第2の実施例においては、融着工程終了まで、搬
送台のX方向の動作は微調整動作に限られていた。つま
り、■溝部へのセット時の位置ぎめ微調、あるいは調心
動作であり、このための移動量は大きくとも0.1 r
m程度である。これは、被覆除去時の双方の心線の軸が
共通で、■溝部とはX方向の位置ずれのないよう構成し
であるためである。しかし、この構成では搬送台4の2
方向(心線の軸方向)の移動量が大きくなる欠点がある
。 本実施例では、被覆除去および切断工程時の双方の心線
の軸をX方向にずらすように機構を配置することにより
、この2方向移動量を短縮するようにしている。ほかは
第1の実施例または第2の実施例と共通にしてよい。 第4図に本実施例の特徴を示す。センタユニットを下方
から見た図である。(イ)は前の実施例における心線セ
ット時の配置、(ロ)、(ハ)は本実施例での配置であ
る。(ロ)、(ハ)では心線の位置がオーバラップする
ため、その分だけ被覆除去刃、および切断刃の位置が中
央側によるので、切断工程のために搬送台の後退量を小
さくできる。また、さらに移動機構のストロークが小さ
くてすむなら一般に機構自体も小さくできるから、装置
のZ方向の寸法を、心線のオーバラップ分以上小さくす
ることができる。この実施例(ロ)、(ハ)では、その
かわりV溝部へX方向の移動を必要とするが、心線をオ
ーバラップさせるのに必要なX方向のずれは(ロ)の場
合には心線幅分だけであるから、単心線では1酎、5心
テープ心線でも2wrmですむ。したがって、この動作
を行なうことによる心線引き出し長の増加はほとんど無
視できる。また(ハ)の場合は、(ロ)の場合よりもX
方向のずれ量が2〜3倍以上必要となるが、被覆除去用
クランプの位置まで心線がオーバラップするため、さら
に装置の小型化に有効である。一方、搬送台のストロー
クの短縮量は少なくとも10mm程度見込めるから、機
構の総移動量は小さくなるので、作業速度の向上につな
がる。 なお、このV溝部へのX方向移動は、両方の搬送台4に
受は持たせることもできるが、一方の被覆除去、切断工
程時のX方向位置と、■溝部のX方向位置とを一致させ
ておけば、一方の搬送台4のみの移動ですませることも
できる。とくに、第2の実施例のように片側のV溝部が
省かれているような場合には、そちら側の被覆除去、切
断工程の位置を相手側の■溝とずらして構成するとよい
。 この場合、補強工程を装置で実施しないならば、相手側
の搬送台4のX方向移動を必要としないため、機構を省
くこともできる。 本発明の各工程を行う部品または部材には、動作の項で
説明したようにそれらを駆動する駆動部 7材、例えば
モータを設けてあり、モータの駆動により動作するよう
構成する。したがって、本発明の装置の搬送台の■溝部
に心線を挿入した後、作業者のスイッチ操作で、本発明
の装置を始動し、自動的に工程を順次行うよう電気回路
を構成する。 工程を自動的に順次行う電気回路を構成するには格別の
発明力を必要としないので電気回路を省略する。 このように本実施例では、装置の寸法や作業速度が向上
できる利点がある。 発明の効果 本発明の装置の構成によれば、各種の光ファイバ心線の
自動接続を行うことができるので接続作業の迅速化が可
能になるとともに、心線の横方向への移動が極めて小さ
いので、心線引き出し長をあまり必要としないため、多
心光ケーブルの接続部の大型化を防止できる利点もある
。したがって、光ケーブルを用いた大規模な通信システ
ムの実用化に大いに役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の第1の実施例の斜視図、第2図
は同第1の実施例の動作工程の説明図、第3図は本発明
の第2の実施例の斜視図、第4図は本発明の第3の実施
例とその説明図、第5図は従来の装置の斜視図、を示す
。 2:光ケーブル  3:光ファイバ心i   3/:裸
ファイバ  4:搬送台  5:搬送台クランプ  6
:センタ部品  7:v溝部  8:v溝りランプ  
9:放電電極  lo:被覆除去用クランプ  to’
 :除去刃  l】:切断刃  【2:まくら部品  
13:モータ  14:接続部補強用部材 特許出願人   日本電信電話株式会社代理人弁理士 
  阿  部    功−            ヘ
           ヘ″−′          
 m /’0 第4図 第5図 手続補正書(方式) 昭和6を年6月260 、、事件の表示 特願昭61−67881号2、発明の
名称 光ファイバ融着接続装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 〒東京fF(曵田区内幸町1丁目1番6号氏名
   (422)日本電信電話株式会社代表者    
      真  藤     恒4代理人 住 所  〒185  東京都国分寺市南町三丁目12
番11号発送日 昭和61年5月27日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバ心線の被覆除去、切断、および融着接
    続工程を連続的に行うよう一体に構成した光ファイバ融
    着接続装置において、心線を把持する機構を有する一対
    の対向する搬送台部材を設け、前記搬送台部材間に被覆
    除去工程と融着接続工程を別々に行う機構を一体に構成
    したセンタユニットを設け、これらの機構を支える共通
    の支持部材を設け、前記搬送台部材とセンタユニット間
    に裸ファイバを切断する切断機構を設け、これらの機構
    を支える共通の支持部材を設け、前記両搬送台部材には
    心線端部を対向する方向に把持するガイド部を有し、心
    線の軸方向に自由に移動できる機構を設け、前記センタ
    ユニットには裸ファイバ位置ぎめ用溝部を設けると共に
    、前記搬送台部材により把持された裸ファイバを前記裸
    ファイバ位置溝部内で自由に移動できる押える機構を設
    け、、溶着接続部に補強部材を補強する工程機構を設け
    、前記各機構部材には駆動部材を設け、光ファイバ心線
    の被覆除去、裸ファイバの切断、および融着接続工程の
    機構をそれぞれ前記の駆動部材を順次作動し自動的に行
    う電気回路を設けた光ファイバ融着接続装置。
  2. (2)搬送台部材を心線軸とセンタユニットに対し直角
    に移動できるよう構成してなる特許請求の範囲第1項記
    載の光ファイバ融着接続装置。
  3. (3)センタユニットの裸ファイバ位置ぎめ用溝部を一
    方の側のみとした特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の光ファイバ融着接続装置。
  4. (4)融着接続工程時の双方の裸ファイバ端部を同一視
    野内に収めるTVカメラ付の顕微光学系を装着し、映像
    により融着接続動作を制御できるよう構成した特許請求
    の範囲第1項又は第2項又は第3項記載の光ファイバ融
    着接続装置。
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