JPS62223497A - 送風機用インペラの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、送風）幾用に用いるインペラ、すなわら羽
根車の製造方法に関するｂのである。

［従来の技術１ 第３図（、ｔｌ例えばクリープ°用の送／ｊｌｉｔ　＋
幾の一例を承り分解斜視ｌ￥１である３１図にｄ３いて
、（１）は駆動し−ク（あり、（２）はこの駆動モータ
（１）のケースに固定される案内羽根（′あり、この案
内羽根（２）は駆動モータ（１）の回転軸にねじ市めさ
れるインペラ（３）から送り出される凧／８：案内する
。インペラ（３）は、フッ・ンネル状に絞り加工された
中央に空気取り入れ口を有ηる前面シュラウド（／１）
と、駆動モータ（１）の軸を通ず孔が中央にあけられこ
の軸にねじ止めされる円形平板状のｊ′１而シ面ラウド
（５）と、これら両シュラウド間に配置されこれらかし
めににり取り付（すられた複数枚のブレード（羽根）　
　（６）Ｊ、り成っている。（７）は案内羽根（２）及
びインペラ（３）を収容し、駆動モータ（１）のケース
にかぶ坊るファンケースであり、このファンケース（７
）の中央に６空気取り入れ口がありうれている。

［発明か解決しようとする問題点１ 従来の送風機においては、インベンの）７／シンネル状
前シュラウドは単発プレス金型で成型されており、この
前面シュラウドは金型の形状よりも多少もとに戻る傾向
（はね返り）がある。この状態を第４図に示す。第４図
（ａ＞はこの前面シュラウド（４）の素材の圧延方向く
ロール材のロール方向）に対して平行な方向で断面とし
た中心断面図であり、ｈｌが上述したはね返りの量を示
している。すなわら、前面シュラウドを金型から取り出
ずど、この前面シュラウドは実線で示す設計形状から一
点鎖線で示す形状までｈｌだけはね返る。第４図（ｂ）
は圧延方向に対して直角な方向で断面とした前面シュラ
ウドの中心断面図であり、［１２がはね返りｎｌを示す
。はね返り屯ｈ２は一般にはね返り吊ｈ　よりも大ざく
、ｈ２〉ｈｌの関係が成りＸ”Ｌつ。これらのはね返り
１は素材のロツ１−　′ｌ’シュラ「ウドの曲面形状（
直径や曲率等）に依存し、一定しでいないこと勿論であ
る。

この状態のまま前面シュラウド及び後面シュラウドにブ
レードをかしめ処理により取り付けると、第５図に示す
ように前面シュラウド（４）とブレード（６）との間に
隙間（８）が生じてしまい、ブレード（６）　’＜”＞
背面シ１ラウド（５）の周縁部か第５）図で一点鎖線で
承り設ｈ１位置から上方にぞっ（しまう。なｄ３、（ε
））はプレート（６）に設（）られたかしめ川の爪であ
る。従来では、このＪ、うなぞりによる影響の下でイン
ペラ（３）の回転に著しい不均衡を生じけしめたり、隙
間による影￥！Ｖの下で空ツノ性能が低下したりする問
題がおった。

また、−［〕述した問題を軽減するために、数回のプレ
ス成（１°１ｌ−Ｖ程を行い、前面シュンウドを順次に
所望の）１ンネル形状に近づけることも（２案されてい
る。しかしこの場合、はね返りによる」一連した問題は
それ程軽減されず、しかも工程数が増大するとともに工
程故に応じた異なるプレス金型を準１＋ｉｉｉ　する必
要があるという加工上の追加の問題が生じる。

この発明は、係る問題点を解決するためになざ４′ｔた
もので、前面シュラウドの素材のもつ圧延方向による加
工時↑）］の影響、ｖ／Ｊ：わら不均一なはね返り減少
を無くした送風機用インペラの製造方法を提供すること
を目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る送風機用インペラの製造方法は、インペ
ラを構成する前面シュラウドをその金型を超音波撮動等
により加振しつつ絞り加工するようにしたものでおる。

［作用］ この発明の送風機用インペラの製造方法においては、イ
ンペラの前面シュラウドを、その金型を／Ｉｌｌ　（ｌ
ａしつつ絞り１１Ｎ工するため、前面シュラウドのｌは
この振動数に応じた回数のハンマリングを受けて成形金
型によくなじみ、従って素材の圧延方向に）ルづく重連
したはね返り辺の相違は勿論、はね返り自体もほとんど
生じなくなる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の方法を実施する超音波プレス装置の一例
を示す概略線図でおる。図中、（１０）は超音波振動子
（振動源）で、一般に磁わい振動子が用いられ、超音波
発振機（励磁電源、高周波発振器）からの高周波電流を
門械振動に変換する。この超音波振動子（１０）の一端
に取りイ・１（プたコーン（１１）及びホーン（１２）
は振動子の振幅を拡大して先端の一方の金型（１３）に
伝達し、この金型（１３）を数−ＩＫＨ７の振動数、数
μｍ−数七μｍの振幅で振動さＵる。ずなわち、累十（
１０）、（１１）及び（１２）が超音波加振器を、１（
４成している。前記の金型（１３）と他方の金型（１４
）との間に前面シュラウド（４）の素材を配置し、他方
の金型（１４）に例えば油圧にＪ−り静荷重をかけ前面
シュラウド（４）の累４ｆｌを絞り１ノＬ［する。

このように金型（１３）に超音波を与えつつ前面シュラ
ウドの索材を金型（１４）によりプレスすることにより
、この素材がｌｔ８音波撮動故に応じた、例えば１秒当
り数万回のハンマリング作用を受け、素手Δの変型抵抗
が極端に減少し、従来のプレス加工では考えられない程
累（Ａが金をに良くなじみ、金Ｉ更に一致した前面シュ
ラウドを１５？ることかでさる、。

なｄ３、上記の実施例においては、超已波／Ｊ［１振器
により加娠を行ったか、油圧Ｖ−ボ系により金型に数百
Ｈｚの振動を加えることもできる。また、シュラウドは
前述したノフ・ンネル状に絞り加工するものに限らす、
種々の形状、例えば半球状に絞り加工してもよい。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、シュラウドの絞り加工
時に金型に振動を与えることによりシュラウドの素材が
ハンマリング作用を受け、シュラウドのはね返り減少が
無くなる。従ってこのシュラウドを用いて送風機用イン
ペラを製造すると、シュラウドとブレードとの間に隙間
が形成されることが無く、かつ各部材のそりが生じるこ
とも無く、第２図に承りようにＭＵ　ｉｌどおりのイン
ペラが１ｑられ、その空ツノ特性が向上する。また従来
のように複数個の金型をＬｉ２備することがなく絞り加
工に要するブレスエ稈が１回で十分であるという効果、
ザなわら絞りの途中工程を省略できるという効果かおる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の送に６（成用インペラの製造方法を
実施りる超高波プレス装置の一例を示覆、↑３１図的：
’Ｊｌ！明図、第２図はこの発明により製造した送１虱
機用インペラをプレートにζ（トう断面て示刀断面図、
第３図は送風機の一描成例を示す分解斜視図、第４１３
１は従来方法によるシュラウドの素材のはね返り現象を
示す説明図、第５図は従来方法にＪ、り製造した送風機
用インペラを示す断面図である。 図に、１３いて、（１）は駆動モーフ、（２）は案内羽
根、（３）はインペラ、（４）は前面シュラウド、（５
）は背面シュラ「クド、（６）はブレード、（７）はフ
ァンケース、（８）は隙間、（９）はかしめ用の爪、（
１０）は超音波振動子、（１１）は＝１−ン、（１２）
はホーン、（１３）及び（１／ｌ）は金型である。 尚、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示ず、。 代理人　弁理士　人　岩　増　雄 （他　２名） 第１図 １１：コーン 第２図 ４：＃１面シλう９ド ５　：５ｒａ＞ｓラウド ６：７″Ｉ、−ド ９：がしＩ）ＭＩｌ＞爪 第３図 第４図 （ｂ） 手続補正書　（カゴ０ ２）発明の名称 送風機用インペラの製ｊΔ方法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ｆｌＥ　　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番
３号名　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者　志
　岐　守　哉 ４、代理人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁口２番３号三
菱電機株式会社内 手続補正書１１介） 昭和　　年　　月　　日 特許片長宮殿 ２）発明の名称 送風機用インペラの製造方法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 代表者　志　岐　守　哉 ４、代理人

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも一方が絞り加工された前面シュラウド
   と、背面シュラウドと、これら両シュラウド間に配置さ
   れ、これら両シュラウドにかしめにより取り付けた複数
   枚のブレードとにより成る送風機用インペラを製造する
   に当り、シュラウドを絞り加工するに際して金型を加振
   することを特徴とする送風機用インペラの製造方法。
2. （２）特許請求の範囲（１）に記載の送風機用インペラ
   の製造方法において、前記の加振を超音波振動または油
   圧サーボ系の振動により与えることを特徴とする送風機
   用インペラの製造方法。