JPS62222957A - ウエブ給送機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、一般的には、トラクタ駆動機構及びピン・フ
ィール駆動機構の如きウェブ給送機構に係り、更に具体
的に云えば、ウェブを駆動ピン上に促すドア即ち案内手
段の構成に係る。

Ｂ、従来技術 トラクタ機構を含むウェブ給送機構は、プリンタ及び他
の同様な装置を経てウェブを輸送するために古くから用
いられている。典型的には、縁端部に沿って開孔が予め
形成されている用紙が従来用いられている。通常は、少
なくとも２つの駆動機構がウェブの両縁端部に係合する
ように装着されており、それらの駆動機構は、ウェブ中
の開孔を貫通し、該ウェブに確実に係合して、該ウェブ
を駆動させるピンを有している。それらの駆動ピンは、
駆動されるエンドレス・ループ又はベルトから外方に伸
びていることもあり、又はホイール域はローラの周辺か
ら手軽方向に伸びていてもよい。いずれの場合でも、ウ
ェブ及び該ウェブに関連する開孔が駆動ピン上に案内さ
れ、それらの駆動ピン上に具合よく嵌るようにすること
が不可欠である。

ウェブを案内して、該ウェブが駆動ピン上に具合よく嵌
るようにする必要性は、ウェブ輸送装置を適切に動作さ
せるために極めて重要である。機械的観点から、ウェブ
は始動され、移動され、そして停止されねばならず、そ
れらの動作は高速度で行われることが多い。ウェブの開
孔が駆動ピンから外れていれば、ウェブは全く移動しな
い。ウェブの開孔が、駆動ピンに関して動くことができ
る程、それらの駆動ピン上にゆるく嵌っていれば、その
動きはウェブを引き裂き又は破壊させて、ウェブ輸送装
置をジャムらせ、縁端部開孔を裂き、ウェブに好ましく
ないしわを寄らせることになる。

これは更に、プリンタのリボン、プラテン、プリント・
ヘッド、又は他の部分に損傷を与えることにもなる。ウ
ェブ又はプリンタに損傷を与えるとともに、ダウン時間
は、生産性を低下させ、ウェブを置き直してすべての情
報をプリントし直す必要を生ゼしめる。

この問題は、典型的には１枚の薄い紙のシー１−より成
るウェブが丈夫でない特性を有しており、又典型的には
紙より成りそしてウェブ本体から分離され易いように設
計されている縁端部開孔が壊れ易いことによって、更に
大きくなる。ウェブの開孔が駆動ピンの基部上に具合よ
く嵌められ、そのような位置に保持されていなければ、
それらの開孔は、ウェブがウェブ輸送装置を経て進むに
従って、駆動ピンから浮き上がろうとする。通常、その
駆動機構は、一連の迅速な始動及び停止により、プリン
タを経てウェブを歩進させ、給送方向を反転させること
もあるので、開孔が駆動ピン上に適切に嵌っていなけれ
ば、該開孔に対する該駆動ピンの力は恐らくウェブに損
傷を与えることになる。

従来、上記問題を解決するための１つの方法として、ウ
ェブの偶発的変位を防ぐために、ウェブをピンに係合さ
せておくようにゆるく保持する用紙案内手段は又はカバ
一手段が用いられており、そのような方法は例えば米国
特許第２２７７１５６号明細書に記載されている。もう
１つの方法として、米国特許第４．２２６３５３号明細
書は、ウェブを相互間に挿むように、トラクタ駆動機構
の上部案内面に平行な底面を有している、トラクタ駆動
機構のためのドアを開示している。しかし、これらの解
決方法は、ドアがウェブをピンに押し付けるように駆動
面に充分近接している必要があり、しかもドア及び駆動
面からの摩擦がウェブの移動を不適切に抑制しないよう
に充分離隔している必要もあるという、矛盾した要件の
ために、問題を有している。それらの矛盾した要件は、
同一のウェブ輸送装置を用いて、薄い単一シートのウェ
ブと、より厚い多層のフオームとを取扱うとき、更に厳
しいものとなる。この問題を解決するために用いらた１
つの方法は、異なる厚さのウェブを取扱えるように、ド
アと駆動面との間隔を調整できるようにすることであっ
た。しかし、この方法は、絶え間ない配慮及び調整のし
直しを必要とする。この方法については、米国特許第３
６８８９５９号明細書を参照されたい。

上記問題を解決するために用いられた更に他の方法には
、ウェブを駆動面に確実に押し付ける、ローラ又はベル
トの如き、能動的素子を用いた方法もある。米国特許２
７３０３５８号及び第３４３９８５２号の明細書に於て
は、多重ローラ機構がウェブを押し付け、米国特許第３
６０８８０１号及び第３６６９３２７号の明細書に於て
は、能動的なベルト及びプーリのシステムが用いられて
いる。これらの４つの特許明細書は、能動的システムが
複雑であり、多数の部品を要することを示しており、し
かもウェブが駆動ピンに確実に嵌っているようにし、且
つウェブの移動を抑制する摩擦を最小限にすることの重
要性を示している。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、複雑な機械的システム及び調整機構を
必要とせず、ウェブ上に不適当な摩擦を与えずに、ウェ
ブ及び該ウェブの開孔を駆動ピン上に促す、静止突起部
を含む案内手段を有するウェブ給送機構を提供すること
である。

Ｄ９問題点を解決するための手段 本発明のウェブ給送機構は、ウェブを、該ウェブの開孔
を貫通する駆動ピンと、等間隔に配置されている上記開
孔に於て係合させる手段を含む。

案内手段は、駆動ピンの上端よりも下方に表面を有し、
駆動ピンと略整合されている。該案内手段は、ウェブ給
送機構のピン挿入帯域の近傍に少なくとも１つの静止突
起部を有し、該突起部は、ウェブ及び該ウェブに関連す
る開孔を駆動ピン上に促すように、案内手段の表面の下
方へ伸びているＥ、実施例 第１図に於て、プリンタ又は同種の装置とともに用いら
れるウェブ輸送装置は、両側に縁端部開孔３を有するウ
ェブ２の幅に対応するように平行に離隔して配置された
一対のウェブ給送機構１を含む。ウェブ給送機構１は、
後に詳述されるように、一般的には平坦な案内面を有す
る１−ラクタ駆動機構、外方に伸びる駆動ピンを有する
駆動されるベルト、及びウェブを案内して該ウェブの開
孔を駆動ピン上に促す蝶番式ドアを含む。ｌ−ラクタ４
は、側面フレーム７又は同種のものによりジャーナルで
プリンタに取付けられている、相互に平行な支持ロッド
５及び駆動ロッド６により支持及び整合されている。１
〜ラクタ４は、ロッド５及び６の長さに沿って任意の位
置に配置され、クランプ機構８により然るべき位置にロ
ックされる。

ウェブ２は、蝶番式ドアを開き、ウェブの開孔を駆動ピ
ン上に配置し、そして上記ドアを閉じることによって、
トラクタに装填される。そのウェブは、歩進モータの如
き適当な手段（図示せず）を用いて駆動ロッド６を回転
させることにより、順方向又は逆方向に移動される。

第２図乃至第４図に於て、トラクタ４は内側部分１２及
び外側部分１３を含み、画部分は、引張り装置１４、ス
プロケット１５、及び駆動ピン２６を有するベルト１６
を内蔵している。蝶番式ドア１７はトラクタの上部駆動
面上に閉じるようにピボットで開閉する。更に具体的に
云えば、トラクタの内側部分１２は、支持ロッド５を受
取る前部開孔２０、中央部２１、並びに駆動ロッド６及
びスプロケット１５を受取る後部開孔２２を限定してい
る。図に示されていないが、外側部分１３も内側部分と
整合された対応部分を有している。

内側部分及び外側部分の各々の上面２３及び２４は、実
質的に同一平面上に延びており、両者はベルト１６に取
付けられたピンにより係合されて駆動されるウェブのた
めの案内面を限定する。

トラクタのベルト１６は、中央ブロック２５、引張り装
置１４、及びスプロケット１５により支持されている。

中央ブロック２５は、上側案内台部分２５ａ、下側案内
台部分２５ｂ及び前側台部分２５ｃを有する。その中央
ブロックは、内側部分１２の一体的部分であってもよい
。引張り装置１４はトラクタの前部に配置されており、
外側案内面１４ａを有するＤ字型断面を有している。ス
プロケット１５は、駆動ロッド６に係合して該ロラドを
受取るように矩形の穴１５ｂを限定している、軸方向に
伸びるスリーブ１５ａを有しているフィールである。該
スプロケツ１−の表面は、ベルト１６の突出部に駆動可
能に係合するように、等間隔に配置された一連の軸方向
スロット１５ｃを限定している。該スプロケットは内側
部分１２及び外側部分１３によりジャーナルで回転可能
に取付けられており、引張り装置は内側部分１２及び外
側部分１３により内蔵されて、然るべき位置にロックさ
れている。

エンドレス・ベルト１６は、典型的には、Ｋａｐｔｏｎ
　（商標）の如き、非伸張性のポリイミド・フィルムの
条片である。ベルト１６は、等間隔に取付けられた、ベ
ル１−表面から外方に伸びる、複数の駆動ピン２６を含
む。駆動突出部２７は、駆動ピンと一体的に形成されて
もよく、ベルトの内側に伸びてもよい。各突出部は、ス
プロケツ１−１５上の軸方向スロワ１〜１５ｃの構成を
補完する断面構成を有する。各突出部の底面２７ａは、
中央ブロックの台部分２５ａ及び２５ｂ並びに引張り装
置の外側案内面１４ａ上をスライドするように平滑であ
り、引張り装置の外側案内面１４ａは、スプロケットと
ともに、駆動突出部を介してベルトを半径方向に支持し
、張力を与える。第２図に示されているように組合わさ
れたとき、それらの台部分、案内面、及びスプロケット
はトラクタを包囲する溝形のエンドレス・トラックの底
部を形成し、内側部分１２及び外側部分１３はトラック
の側面を形成する（第５図参照）。駆動ピンは、トラッ
クの長さに沿って直線的に移動するように、そのトラッ
クにより支持されて案内される。該トラックは又、内側
部分１２及び外側部分１３の上部案内面２３及び２４に
関するピンの高さを制御する。

ドア１７は、トラクタの案内面２３及び２４と略同−の
寸法を有し、ウェブの絶縁部の外側に於て、外側部分１
３上に蝶番で取付けられている。

ドアの本体は、一般的には、平坦であり、又は図に示さ
れているように、ピンのトラック又はトラクタの案内面
２３及び２４と略整合されて同一平面上に延びるように
、ドアの本体から下方に伸びている一対のリブ３０を含
む。この実施例に於ては、ピンの両側に各々１つのリブ
が配置されており、両リブはピンがそれに沿って移動す
るスロット３２を限定する。リブの下側案内面３３は、
ウェブを邪魔しないように、平滑である。

ドアは、トラクタの外側部分１３の案内面２４に近接す
る開孔中にピボットで受取られる突出する蝶番の柱３５
を有している。一対の外方に伸びる蝶番のアーム３４に
より、ｉ−ラクタに蝶番で取付けられている。伸張スプ
リング３７は、ドアをその開かれた装填位置（第２図）
又はその閉じられた駆動位置（第３図乃至第６図）のい
ずれかに保持するために、ドア１７と１〜ラクタの外側
部分１３との間に伸張される両端部を有している。

ドアは、閉じられたとき、一対のドア・ストップ４０に
より、トラクタの案内面２３及び２４から離隔されてい
る。各ドア・ストップは、ウェブの縁端部の外側に配置
されており、トラクタの案内面２４に接触するように、
ドアの下面から下方に伸びている。ドア・ストップの厚
さは、トラクタの案内面とドアのリブの下面との間隔を
決定する。ドア・ストップは、図に示されているように
、外方のリブの一体的部分として形成されてもよく、又
は別個の素子であってもよい。

トラクタ及びベルトの一般的構成のより詳細については
、本出願人所有の米国特許第４２２６３５３号及び第４
４５３６６０号の明細書を参照されたい。

次に、第４図、第６図、及び第７図を参照して、ドアの
構成について説明する。リブ３０の下側案内面３３は、
トラクタの案内面２３及び２４と略整合されている。更
に具体的に云えば、ドアの下側案内面は、トラクタの案
内面に接触せずに、駆動ピンの上端２６ａの下方に伸び
ている。しかし、従来技術により開示されているように
平行になってはおらず、ドアの下側案内面３３の前部３
３ａ及び後部３３ｂが、１〜ラクタの案内面２３及び２
４に向って傾斜又は湾曲しており、中央部３３ｃが前部
及び後部よりもトラクタの案内面から遠くに離隔されて
いる。これらの平坦面からの″突起部″は、リブの幅に
亘って延び、駆動ピンの両側にある。この突起部の構成
は、必要に応じて変更することができ、第８図乃至第１
１図に関連して述べられるように、他の望ましい構成を
有することもできる。更に、下向きの突起部は、２方向
のウェブの給送に於て同一の有利な結果が得られるよう
に、トラクタの両端に示されている。１方向の駆動に於
ては、又は何らかの他の理由によっては、下向きの突起
部を一方の端部だけに用いてもよい。

第４図に於て、ウェブが矢印４１の方向に移動するもの
と仮定すると、ウェブは、トラックの案内面２３及び２
４と、ドアの下向きの案内面３３の前部３３ａ、後部３
３ｂ、及び中央部３３ｃとの間を移動するように拘束さ
れる。ウェブがそれらの間を移動するに従って、駆動ピ
ン２６がスプロケットの近傍に於てウェブの開孔中に挿
入され、案内面３３の後部３３ｂにより形成されている
突起部の近傍にピン挿入帯域が限定される。トラク夕の
中央部２１は、駆動ピンが開孔中に挿入されているウェ
ブ輸送帯域を、案内面３３の中央部３３ｃの近傍に限定
する。引張り装置１４の近傍に於て、ピンが開孔から外
れ、案内面３３の前部３３ａの近傍にピン離脱帯域が限
定される。ウェブがピン挿入帯域に入るとともに、下向
きの案内面３３の後部に於ける下向きの突起部がウェブ
及び該ウェブに関連する開孔を駆動ピン上に促す。しか
し、その下向きの圧力は、ウェブがトラクタの中間部に
於けるウェブ輸送帯域に入るとともに、減少する。その
結果、ウェブの開孔がピンの基部上に確実に嵌り且つウ
ェブに更に加えられる摩擦が最小限になるという望まし
い利点が得られる。

例えば、相互に離隔して配置されているトラクタの案内
面２３及び２４と、ピン挿入帯域及びピン離脱帯域に於
ける下側案内面３３の後部及び前部の突起部との間隙は
約０．３５ｍｍであり、下側案内面３３の中央部３３ｃ
の近傍のウェブ輸送帯域に於ける間隙は約０．８５ｍｍ
である。更に、第７図の実施例に於ては、トラクタの案
内面とりブの案内面との間の角度Ａは通常１度である。

下向きの突起部の構成は、必要に応じて、第７図に示さ
れている長い勾配と異なるように変えてもよい。第８図
に於ては、下向きの突起部５０は角柱の水平断面の形を
しており、第９図に於ては、下向きの突起部５１は円柱
的な形をしている。

第１０図及び第１１図は、ピン・フィール駆動機構とと
もに用いられている本発明を示している。

鎖線で示されているウェブは、ピン・フィール６０の外
側表面上に配置されており、半径方向に延びている駆動
ピン６１がウェブの開孔を貫通している。この実施例に
於ては、パドア″は、ピン・フィールと整合されている
湾曲した案内手段６２である。三角形の断面を有するド
アの突起部６３は、ピン挿入帯域にあり、トラクタ駆動
機構について述べた場合と同様にして、ウェブをピン上
に促す。反対側の端部には突起部はないが、設けてもよ
い。案内手段６４については、突起部６５が同様な働き
をする。

Ｆ１発明の効果 本発明によれば、複雑な機械的システム及び調整機構を
必要とせず、ウェブ上に不適当な摩擦を与えずに、ウェ
ブ及び該ウェブの開孔を駆動ピン上に促す。静止突起部
を含む案内手段を有するウェブ給送機構が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はウェブが移動されるように然るべき位置に配置
されている、本発明による一対のウェブ給送機構を含む
ウェブ輸送装置を示す等角投影図、第２図は案内手段の
案内面を示すためにドアが開かれている本発明によるウ
ェブ給送機構を示す等角投影図、第３図はドアが閉じら
れている本発明によるウェブ給送機構を示す等角投影図
、第４図はウェブ給送機構の側面を示す、第３図の線Ｉ
Ｖ−■に於ける断面図、第５図はウェブ給送機構のピン
挿入帯域近傍の端部を示す、第４図の線■−■に於ける
断面図、第６図はウェブ給送機構のピン挿入帯域近傍の
端部の側面を拡大して示す、第５図の線ＶＩ−ＶＩに於
ける断面図、第７図は第１図乃至第６図に示されている
ウェブ給送機構に於けるドアの側面を示す図、第８図及
び第９図はウェブ給送機構に於けるドアの他の実施例を
示す図、第１０図はピン・フィール駆動機構のための本
発明の実施例を示す等角投影図、そして第１１図は第１
０図の線ＸＩ−ＸＩに於ける断面図である。 １・・・・ウェブ給送機構、２・・・・ウェブ、３・・
・・エツジ開孔、４・・・・トラクタ、５・・・・支持
ロンド、６・・・・駆動ロッド、７・・・・側面フレー
ム、８・・・・クランプ機構、１２・・・・トラクタの
内側部分、１３・・・・トラクタの外側部分、１４・・
・・引張り装置、１４ａ・・・・外側案内面、１５・・
・・スプロケット。 １５ａ・・・・スリーブ、１５ｂ・・・・矩形の穴、１
５Ｃ・・・・軸方向スロット、１６・・・・トラクタの
ベルト、１７・・・・蝶番式ドア（案内手段）、２ｏ・
・・・前部開孔、２１・・・・トラクタの中央部、２２
・・・・後部開孔、２３．２４・・・・１ヘラクタの内
側及び外側部分の案内面、２５・・・・中央ブロック、
２５ａ・・・・上側案内台部分、２５ｂ・・・・前側台
部分、２５ｃ・・・・下側案内台部分、２６・・・・駆
動ピン、２６ａ・・・・駆動ピンの」二端、２７・・・
・駆動突出部、２７ａ・・・・駆動突出部の底面、３０
・・・・リブ、３２・・・・スロット、３３・・・・リ
ブの案内面、３３ａ・・・・リブの案内面の前部、３３
ｂ・・・・リブの案内面の後部、３３ｃ・・・・リブの
案内面の中央部、３４・・・・蝶番のアーム、３５・・
・・蝶番の柱、３６・・・・穴、３７・・・・伸張スプ
リング、４０・・・・ドア・ストップ、４１・・・・ウ
ェブの移動方向、５０．５１．６３．６５・・・・突起
部、６ｏ・・・・ピン・フィール、６１・・・・駆動ピ
ン、６２．６４・・・・案内手段。 出願人　　インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人　　弁理士　　岡　　１）　次　　生（外１名） ウェブ始蓋機梶 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 給送方向に沿つて等間隔に一連の開孔を設けられたウェ
   ブを移動させるウェブ給送機構にして、前記開孔を貫通
   するように等間隔に配置された複数の駆動ピンを有する
   移動可能な駆動部材を含み、前記開孔において前記ウェ
   ブと係合する係合手段と、 前記ウェブを前記駆動ピン上に案内するための案内手段
   であつて、前記係合手段と整列し且つ離隔関係にある案
   内面を前記駆動ピンの先端よりも前記駆動部材寄りに有
   し、前記駆動ピンが上記開孔に挿入されるピン挿入域と
   前記駆動ピンが前記開孔に挿入された状態にあるウェブ
   輸送域とを前記案内面と前記係合手段との間に形成する
   案内手段と、 前記案内手段に設けられ、前記ウェブ及び前記開孔を前
   記駆動ピンに押しつけるために、前記案内面よりも前記
   駆動部材寄りに且つ前記ピン挿入域内に突出しているが
   前記ウェブ輸送域内には突出していない突起手段と、 より成るウェブ給送機構。