JPS62220131A - 釣竿用穂先 - Google Patents

釣竿用穂先

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Publication number
JPS62220131A
JPS62220131A JP6517486A JP6517486A JPS62220131A JP S62220131 A JPS62220131 A JP S62220131A JP 6517486 A JP6517486 A JP 6517486A JP 6517486 A JP6517486 A JP 6517486A JP S62220131 A JPS62220131 A JP S62220131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
tow
cross
fishing rod
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6517486A
Other languages
English (en)
Inventor
斎 児玉
川本 博
今尾 正治
多田 尚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP6517486A priority Critical patent/JPS62220131A/ja
Publication of JPS62220131A publication Critical patent/JPS62220131A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔重業上の利用分野〕 本発明は軽量で錆びず、かつ曲げ強力が高いばかシでな
く、魚信感度に優れ、真亘度が高い繊維強化プラスチツ
ク製釣竿用穂先に関する。
〔従来の技術〕
繊維強化プラスチツク製釣竿用穂先は主として、一方向
強化中実丸棒をセンターレス研磨加工法により、テーパ
形状に賦形して製造される。
この一方向強化中実丸棒を製造する方法は主として二つ
の方法が知られている。一つはパッチ式ガラス管成形法
であり、他方は連続引抜成形法である。
ガラス管底形法は、熱硬化性レジンを含浸した強化繊維
のトウをガラス管中に引入れ、これを温水中で60〜8
0℃に加熱し、レジンを硬化して一方向強化中実丸棒を
得る。この方法の特徴は、簡便であるが、繊維含量が高
々50vot嗟程度であり、かつ成形特加圧されること
かなく、成形体中に気孔等欠陥を残す確率が高く、その
ため機械的特性、研磨後の外観に劣る欠点がある。
連続引抜成形法は繊維強化プラスチツク材料を連続的に
得る代表的な方法である。この方法は未硬化のレジンを
含浸した繊維あるいはマット材等を加熱した金型に通し
て硬化し、賦形した成形品を連続的に引取る方法である
かかる成形方法で得られた一方向強化中実丸棒の特徴は
、繊維含量か30〜70 voL %の間で作られ、か
つ硬化時に加圧されるため機械的特性および研磨後の外
観に優れる底形体を得ることが出来る。−万、釣竿用穂
先は強度の高信顆性とともに、センターレス研磨後の真
直度が高いことが商品価値を決める上で重要な要素を占
めている。
真直度は次のように定義される。
第1図に示すように、元部を回転だけ出来るように把持
し、これを1回転して500mの自由長先端の振れを6
111定する。本発明で真直度か高いとは、先端の振れ
が3麟以下の状態をさす。
前述した二つの異形法はともに、中実丸棒成形時および
センターレス研磨加工時の高真直度において、必ずしも
曳好な歩留りが得られなかった。
〔発明が解決しようとする問題〕
本発明者らは、中実丸棒の成形時およびセンターレス研
磨加工時のはずれの場合にも、真直度の歩留りを同上す
る方法を種々検討した結果、成形後あるいは加工後に底
形体の曲りが発生する原因に、軸の中立軸に対してレジ
ンの硬化時に基因する残留応力のアンバランスによるこ
と及びセンターレス研磨加工後の細径先端部付近の真直
度が低下する点にあることを見出し、この改頁法を種々
検討して本発明に到達し友ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の要旨とするところは、円形断面を有する一方向
繊維強化プラスチック中実棒をテーパー形状に賦形した
釣竿用穂先に於て一本のトウで構成される単位面積かテ
ーパ加工後景も細い部位の断面積の(17以下の面積比
を有し、かつ細径端から全長の5〜50Iljにわたる
部位が該先端部と同一の断面組織を有する一方同強化グ
ラスチック中実棒からなる釣竿用穂先にある。
以下図面によって本発明を具体的に説明する。
第2図に示すように、一方向繊維強化プラスチック中実
棒の断面組織の構成が一本のトウで構成される単位断面
積3がテーパ加工後景も細い部位の断面積4の(L7以
下の面積比を有し、かつ第3因に示すように、少なくと
t細径端から全長の5〜50チにわたる部位が、該先端
部と同一の断面組織を有する。
本発明を実施するにあたり、上に記述した主として先端
部を構成する強化繊維のトウ5に撚糸を用いれは、各ト
ウ間の位置が固定され易く、生産安定性に優れ好ましい
。また、この場合、撚糸の撚数は多ければ多いほど所期
の目的には好ましいが、レジン含浸性、強度の面で少な
いほうが好ましく、種々検討した結果、所謂撚係数(L
/D)で20〜200の範囲であれば好都合であること
か判明した。なおここで撚係数は次のように定義される
撚係数−L/D (IJは撚ピンチ、D線繊維の見掛は直径)また、先端
部を構成するトウに弾性率25 Ton/■2以上の炭
素繊維を用い、先端部以外を構成するトウに25 To
n/am”未満の炭素繊維を用い、同心円状二層構造と
すれば曲りを生じゃすい細径部に剛性が高く1曲り難い
材料を配置することになり高真直度の穂先を得るのに好
都合である。
本発明を実施するに際して用いる補強繊維としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、シリコンカーバイド繊維、アルミ
ナ繊維、アラミド繊維、ボロン繊維などを挙げることが
できる。
なお、これらの繊mは単独でもよく、ハイブリット構造
で用いることも出来る。
筐た、レジンとしては不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、ビニルエステル樹脂、フエノール樹脂などの熱
硬化性樹脂の他ナイロン66ポリカーボネート、ABS
% pggx% PJIi日等の熱可塑性樹脂を用いる
ことが出来る。
し実施例〕 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 強化繊維にパイロフィル(三菱レイヨン(休)製、登録
商標)を用い、レジンに不飽和ポリエステル樹脂を用い
、断面形状かφ3mmの金型を用い、引抜底形を実施し
た。穂先の形状は長さ600鱈で先端径がφα6閣、元
端径がφZ8■のストレートテーパである。この場付、
先端から200諷にわたりセンターレス研磨後露出して
くる中心層に3. OOOfi’lからなり、かつ1m
当り20ターンの5O5vをかけたトウを配置し、周辺
部には6. OOOfilからなり無撚りのトウを配置
した同心円状二層構造をもつφ3■−万同強方向実丸棒
を得た。これを所期の寸法にセンターレス研磨加工した
ところ、高真直度に相当する比率はqoqbと高かった
。この場合、本発明に云う穂先の先端の断面積に対する
単位トウ断面積の比は1165であった。
比較例1 強化繊維にパイロフィルを用いレジンに不飽和ポリエス
テルレジンを用い、断面形状がφ3■の金型を用い、引
抜底形を実施した。穂先の形状は長さ600mで、先端
径がφα8m、元端径がφ2.8mのストレートテーパ
でアッタ。
この場せ、全体に4000 filで1m当v20ター
ンのS撚りをかけたトウを用いてφδ−一方向強化中実
丸棒を得た。この中実丸棒の真直度は良好でおった。し
かし、これをセンターレス研磨加工したところ、高真直
度に相当する比率は15チと低かった。この場合、本発
明に云う穂先の先端の断面積に対する単位トウ断面積の
比は074であった。
〔効果〕
本発明の穂先は、特に曲り易いテーパ加工先端部におい
て、従来の製法によって得られる穂先に比して、残留応
力のバランスが得やすい内部構成をちっているため、高
亘直度である確率が高く、不良品の発生が少ない。また
、一般に繊維の小さいトウは高価であり、利用し難いが
二層構造とし、中央部に繊度の小さなトウを配置し、周
辺部に利用し易い繊度の大きなトウを配置することによ
り価格面1作業面での合理化が計れる。さらに、とくに
中央部に配置するトウに撚糸を用いることにより、トウ
間の相対位置が保持されやすくなり、従って、残留応力
のバランス状態か保持されることによって安定して高真
直度の穂先を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は穂先の真直度測定法の概略図を示す。 第2図は本発明の断面図、第3図は長手万河断面寵を各
示す。 1・・・穂先 2・・・支 点 3・・・一本のトウで構成される単位断面4・・・穂先
の先端部位の断面 5・・・先端部と同一の断面組織を有する部分6・・・
先端部以外の断面組織を有する部分7・・・先端から全
長の5〜SOWにわたる部位

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円形断面を有する一方向繊維強化プラスチック中実
    棒をテーパ形状に賦形した釣竿用穂先に於て、一本のト
    ウで構成される単位断面積がテーパ加工後景も細い部位
    の断面積の0.7以下の面積比を有し、かつ細径端から
    全長の5〜50%にわたる部位が該先端部と同一の断面
    組織を有する一方向強化プラスチック中実棒からなるこ
    とを特徴とする釣竿用穂先。 2、先端部を構成する強化繊維のトウが撚係数(L/D
    )20〜200の範囲で撚つた撚糸であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の穂先。 3、先端部を構成するトウが弾性率25Ton/mm^
    2以上の炭素繊維からなり、先端部以外を構成するトウ
    が弾性率25Ton/mm^2未満の炭素繊維からなる
    同心円状二層構造を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の穂先。
JP6517486A 1986-03-24 1986-03-24 釣竿用穂先 Pending JPS62220131A (ja)

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JP6517486A JPS62220131A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 釣竿用穂先

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JP6517486A JPS62220131A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 釣竿用穂先

Publications (1)

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JPS62220131A true JPS62220131A (ja) 1987-09-28

Family

ID=13279268

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JP6517486A Pending JPS62220131A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 釣竿用穂先

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315475A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Shimano Inc 穂先竿
JP2006101779A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Shimano Inc 穂先竿及び穂先竿用竿体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751654U (ja) * 1980-09-04 1982-03-25

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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