JPS62219787A

JPS62219787A - 動き検出測定方式

Info

Publication number: JPS62219787A
Application number: JP61060502A
Authority: JP
Inventors: Norihiko Fukinuki; 吹抜　敬彦; Yasuhiro Hirano; 裕弘平野; Hiroshi Yoshiki; 宏吉木
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1986-03-20
Filing date: 1986-03-20
Publication date: 1987-09-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、連続するテレビジョン信号から動きの有無、
大小を検出する方式に係り、特に、経済的な検出回路の
実現方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、テレビジョン等の画像の動きを検出する方式とし
ては、特公昭６０−４６８７８　（画像信号における移
動量検出方式）がある。しかし、一般の家庭用テレビジ
ョン等でもこの考え方が必要になってきた現在、これを
実現するには工夫を要する。一方、単にフレーム間差の
みから求めると急峻な勾配（エツジ）ではわずかの動き
に対しても大きな動きと判定されてしまうという問題が
あった・〔発明が解決しようとする問題点〕前記公報に記載された動き検出では、画像ｇ（ｘ、ｙ、
ｔ）、動きベクトルＶのと間に次の関係がある。　　　
　゛ｇｒａｄ　ｇ　（ｘ、ｙ、ｔ）　　−Ｖ＝＝ｇ　（ｘ、
ｙ＋ｔ）−ｇ　（Ｘ＋）’＋ｉ＋Δ）すなわち、１画面
の中での勾配ｇｒａｄ　ｇ（ｘ、ｙ＋ｔ）と動きベクト
ルとのスカラー積は、その点でのフレーム間の差に等し
いというものである。ここに、Ｘｔ’ｌは水平、垂直方
向の座標、ｔは時間、Δはフレーム時間で、ちる。

また、勾配方向の速さをＶとすれば、上式圧辺はｌ　　ｇｒａｄ　　ｇ　　（ｘ、ｙ、ｔ）ＩＶとなる。

右辺をｅ　（ｘ、ｙ、ｔ）とおけばとなる０本発明の目
的の１つは、このＶを簡単にかつ大まかに求めること、
この分母が小さいときに計算上の誤差を避けるため、実
用性を失なわない範囲で便法を用いることである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するには； ’）ｌ　ｇｒａｄ　ｇ（ｘ、ｙ、ｔ）Ｉを簡単に求める
方法を見出すこと１１）分母が小さいときの方法（前述）の２点を解決す
ることが重要である。

まず、ｉ）は勾配の絶対値であるから、により求められ
る。しかし、これを求めるのは大変なので。

Ｉ　ａｇ／ａｘ　Ｉ　＋　ｌ　ａｇ／ａｙ　Ｉに置換え
ることが考えられる。

次に、ｉｉ）については１分母が小さいときには、表を
引くなどの方法が、考えられる。なお、これは。

一般に割算を実質的にやめる方法としても有用である。

〔作用〕第２図はこの原理を示す説明図である。ある画素とその
まわりの画素との値の差の絶対値ｄ１＋ｄ２＊　ｄ３＊
　ｄ４と、フレーム間差の絶対値ｄ。

の様子を示している。これにより、速さＶがｄｔ／　（
ｄｔ、ｄｚ、ｄ３．ｄ４）により相対的に求められる。

ただし、平坦な画像では、上式の分母は小さく、このま
ま演算すると誤差を生ずる。したがって、これらを加味
して上式を求めるには、読出専用メモリを索くのがよい
。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

ＴＶ入力は、水平周期遅延線Ｈ’ｌ、Ｈ２、フレームメ
モリ３を経由する。ここでＨ’　　１は１画素遅延４を
合わせて１水平周期となるものである。これらの出力は
、図示するように絶対値差回路５，６，７，８．９に導
かれ、差分ｄ２＋ｄ３＊ｄ１．ｄ４．ｄ、を出力する。

ｄ１＋　ｄ２ｐ　ｄ３＋ｄ４は加算回路ｌＯで加算され
、和信号ｄ８を得る。

これらは図示する如く読出専用メモリ１１に加゛えられ
る。ここでは周知の方法により、ｄｒｙｄＢをアドレス
として、あらかじめ計算され、記憶された内容ｄ　ｒ　
／　ｄ　ｓを読み出す。

第３図は、この内容の例を模式的に示したものであるａ
ｃｔＢがある値より大きい場合には、ｄ２／　ｄ　ｓの
値に従って、小さな動き（ｍｌ）から大きな動き（ｍｌ
）が記憶されている。一方、ｄｇの小さなところでは、
比例的でない値が記憶されている。ただし、ｄｌｌの大
きいところでもｄｒ／ｄＦ１を厳密に計算したものを記
憶しておく必要はなく、視覚特性と加味して、たとえば
ｄｌの値を非線形に圧縮したものを記憶しておいてもよ
い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、フレーム差ｄ、のみで動きの大小を判
定していた場合に較べ、速さが加味された値が求められ
、動き適応処理等がより適切に行なうことができる。

なお、実現の回路構成では、次のような変形も可能であ
る。

（１）ｄｌｔ　ｄｉ、ｄ３ｔ　ｄ４の４方向の差分を求
めるのに代って、ｄ工＋ｄ２のみで代用することも可能
である。あるいは、８方向について差分を求めてもよい
。

（２）ここでは、フレーム間差の場合について述べたが
、実現の動き検出回路では、２フレ一ム間差、フレーム
間差の低域周波効成分、フィールド間差などの組合せか
ら成る場合が多い。本発明はこれらにも適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の動き検出方式を実現する回路の一実施
例の構成図、第２図は画像の動きを説明するための図、
第３図は第１図の続出専用メモリｌの内容を模式的に示
した図である。ｌ、２：水平周期遅延線、３：フレームメモリ。４：１絵素遅延線、５，６，７，８，９：絶対値差回路
、１０：加算回路、１１：続出し専用メモリ。

Claims

【特許請求の範囲】

１、テレビジョン信号において、時間方向の差分信号と
空間的な勾配の比から画像信号内の対象の速さを求める
方式において、空間的勾配として水平方向、垂直方向の
勾配の和を用い、これがある値より小さいときにはその
値を以って置き換えることを特徴とする動き検出方式。