JPS6221975Y2 - - Google Patents

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JPS6221975Y2
JPS6221975Y2 JP1983006540U JP654083U JPS6221975Y2 JP S6221975 Y2 JPS6221975 Y2 JP S6221975Y2 JP 1983006540 U JP1983006540 U JP 1983006540U JP 654083 U JP654083 U JP 654083U JP S6221975 Y2 JPS6221975 Y2 JP S6221975Y2
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JP
Japan
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hour wheel
wheel
hour
pinion
hand
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983006540U
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English (en)
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JPS58129175U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP654083U priority Critical patent/JPS58129175U/ja
Publication of JPS58129175U publication Critical patent/JPS58129175U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計の構造に関するものである。
本考案の目的は、信頼性の高い廉価な時計を提
供することにある。
更に他の目的は、薄型化された時計を提供する
ことにある。
本考案はこれらの目的を達成するために、特に
指針構造部に改良を加えたものである。
本考案は、特に時刻を表示する針と該針を装着
する裏輪列車とを一体としたものである。
従来から指針部における品質上の問題として、
針フレ等による針つかえ止まり、遅れ等の問題が
後をたたず、指針取り付けには、多大な工数をか
け、しかも、取り付け後も全数検査を行なう等合
理化を進める上でも大きな問題点であつた。
ここで従来の針付けにおける品質問題を第1図
により説明する。第1図は指針と筒車、筒カナ部
の要部断面図であるが、時計20は筒車5及び分
針21は筒カナ6に接触長さl1及びl2による締代
をもつて取り付けられる。そのためわずかな傾き
を持つて取り付けられても指針先端における移動
量(フレ量)は大きく、指針と文字板4のスレ、
指針間のスレ、指針とガラス7のスレ等が発生し
た。
又、前述した品質問題をさけるためにも、指針
間にスキマは広いものとなつてしまい、薄型化の
成された時計を提供する上で困難なことであつ
た。
本考案はこれらの問題点を解決しようとするも
ので、以下図面により説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す断面図。第3
図は他の実施例を示す断面図である。第4図は本
発明の他の実施例を示す断面図。第5図は第4図
の要部平面図を示す。
本考案を組立順序に沿つて詳細に説明する。
1は地板、2は2番車で地板中心穴1−aによ
り案内され、二番受(図示せず)との間で断面方
向の位置決めがなさる。3は日の裏車で、地板よ
り挽き出されるダボ1−b又は軸(図示せず)に
より案内される。4は文字板であり、文字板は周
知の通り、ネジ又は偏心ピン等により地板に固定
する。本実施例では、文字板を直接地板に当てて
いるが、従来の文字板受リング等を用いても何ら
支障ない。
5は筒車で時針部5−aは筒車に一体に形成さ
れる。図よりも明らかなように筒車歯外径5−b
は、文字板中心穴4−aより小さいため文字板組
み込み後、筒車を組み込むことは可能である。筒
車は地板サライ1−c,1−dにより平面及び断
面的に案内される。
6は筒カナで分針部6−aは筒カナに一体に形
成される。図よりも明らかな様に筒カナ歯外径6
−bは筒車内径5−dより小さいため筒車組込
後、筒カナを組み込むことは可能である。
筒カナは穴内径部に凸部6−cを有し、概凸部
は二番車2の凹部2−bと一定のスベリトルクを
もつて固定される。即ち筒カナは前述した二番車
に合わせて、断面方向の位置決めが行なわれる。
筒車は中心部に凸部5−cを有し概凸部が分針6
−aに当接することにより断面方向の位置決めが
行なわれる。
7はガラスで周知の通り、ガラス縁(図示せ
ず)等を介して外装ケースに固定される。ガラス
中心部7−aには一体の歯車等を穏すために印刷
等によりマスキングが施される。
第3図は、筒車の断面方向の位置決めを行なう
他の一実施例を示すもので、筒車内径部に設けた
凹部5−eと筒カナ外周に設けた弾性部を有する
凸部6−dとが係合し、通常携帯状態における筒
車の断面方向を案内する。
第4図は日付、曜日付時計における本考案の一
実施例である。日付、曜日付時計においては時針
5−aと一体に形成した筒車5、分針6−aと一
体に形成した筒カナ6の組込後、文字板4を組み
込むことも可能であり、これについて説明する。
8は日車で地板1及び日車押エ9により案内され
る。10は曜星車10−a、曜板10−bより成
る曜車である。曜車は、曜星車、曜板が一体形成
されてもよい。曜車は第4図からも明らかなよう
に地板及び筒車外周5−f,5−gにより案内さ
れる。
筒カナは前述したと同ように、筒カナ歯外径6
−cは筒車内径5−dより小さいため、筒車組み
込み後筒カナを組み込むことは可能である。
文字板4は第5図に示す通り、従来の日、曜表
示部が切断された4−bに示す変形穴を有する。
概変形穴は指針長さにほぼ一致し、日文字8−
a、曜文字10−cを判読せしめる幅を有する。
第5図からも明らかなように指針を一体形成した
筒車、筒カナ組み込み後文字板を組み込むことは
可能である。又、文字板中心穴4−cは筒車外形
5−hにほぼ一致し、筒車の平面、断面方向の案
内を行なう。
以上、本考案を一実施例に沿つて説明してきた
が、本考案は時針−筒車、分針−筒カナを一体に
形成し且つ筒カナ歯外径を筒車中心穴径より小さ
くしたことに特徴がある。
本考案を採用することにより、次の効果があ
る。
従来の針付け部における品質上の問題点、即
ち、針フレ等による針つかえ止まり、遅れ等の
問題が解決し、信頼性の高い時計が提供でき
る。
針付け工数が不要となり、組立工数が大幅に
削減できる。又、組立後の針スキマの検査も不
要とすることができ安価な時計が提供できる。
指針間のスキマを少なくすることが可能とな
り、薄型化の成された時計が提供できる。
針押し込み工程がなくなるため、時計ムーブ
メントに大きな荷重をかけることがなく、地板
薄肉部の変形等の生じない品質の高い時計が提
供できる。
筒車−時針、筒カナ−分針はプラスチツク等
による一体成形が可能となるため、部品製造コ
ストが従来に比較して極めて安価になる。又、
色調等を変えることによりデザインバラエテイ
の豊富な指針を提供することもできる。
更に、プラスチツク指針等のため、指針のア
ンバランス量は少なくなり、品質の高い時計が
提供できる。
筒カナ歯外径を筒車中心穴径より小さくした
ことにより、時針のついた筒車に分針のついた
筒カナを組み込むことが可能となり、従つて筒
車を配置する工程と筒カナを筒車内に挿入配置
する2工程により指針部の組み込みが達成され
るので、組み込み効率が非常に改善される。
又、修理等により分解する場合においても、指
針をはずすことなく容易に筒車又は筒カナの取
りはずしができるものである。
等多くの効果がある。
本考案は以上であるが、本考案は品質の高い、
廉価で薄型化の成された時計を提供する上で、大
きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の指針取り付けの要部断面図、第
2図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は
他の実施例を示す断面図、第4図は、日曜日付時
計における本考案の一実施例を示す断面図、第5
図は第4図の要部平面図。 全図中、1……地板、2……二番車、5……筒
車、6……筒カナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地板を貫通する2番車の軸とスベリトルクをも
    つて嵌合してなる筒カナと、該筒カナと同心状で
    前記筒カナの外周に配置されてなる筒車と、前記
    筒カナに装着される分針と、前記筒車に装着され
    る時針とを有する時計の構造において、前記分針
    と前記筒カナおよび前記時針と前記筒車とが各々
    一体に形成され且つ筒カナ歯外径が筒車中心穴径
    より小さいことを特徴とする時計の構造。
JP654083U 1983-01-20 1983-01-20 時計の構造 Granted JPS58129175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP654083U JPS58129175U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 時計の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP654083U JPS58129175U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 時計の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129175U JPS58129175U (ja) 1983-09-01
JPS6221975Y2 true JPS6221975Y2 (ja) 1987-06-04

Family

ID=30019325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP654083U Granted JPS58129175U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 時計の構造

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Country Link
JP (1) JPS58129175U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503667A (ja) * 1973-05-14 1975-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503667A (ja) * 1973-05-14 1975-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58129175U (ja) 1983-09-01

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