JPS62216881A

JPS62216881A - 自動二輪車の方向指示装置

Info

Publication number: JPS62216881A
Application number: JP61060028A
Authority: JP
Inventors: 利行佐藤; 篤志松田
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1986-03-18
Filing date: 1986-03-18
Publication date: 1987-09-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、自動二輪車の方向指示装置に関し、特に足踏
みペダル付き自動二輪車等の車体の幅が狭いスリムな車
体構造を有する小型自動二輪ｉ１［の方向指示装置に関
する。

従来の技術自動二輪車では、後端に後輪を指示した車体フレームの
後部上方に、後輪の前方上方からその」１方に沿って後
方にのびるリアフェンダか設けられている。このリアフ
ェンダの後端部には、ストップランプおよび夜間照明灯
を含む尾灯拳方向指示灯・ナンバープレートが取り付け
られている。

発明が解決しようとする問題点ところが、足踏みペダル付き自動二輪車のような自転車
に近いスリムな車体構造を１、νつ小型自動−二輪車で
は、車体の幅が狭いため、方向指示す１やナンバープレ
ートをリアフェンダ後端部に取り付ける際に、以下に述
へる問題が生ずる。

方向指示灯は、周知のように車体後部に左右一対で設け
られ、どちらか一方の点滅表示で方向指示が行われる。

そのため、方向指示灯は、左右の間隔にある程度の幅を
持たせて配置する必要がある。ところが、上記のように
幅狭の車体構造であると、通常採られているように、車
体後部のｌＢ灯の両側に配置した場合、左右の指示灯の
間隔が極く狭くなり、後方からの視認性が悪くなる問題
が生じる。

そこで、例えば方向指示灯を尾灯とは別にパイプ状のア
ームを介してリアフェンダに取り付ける構造が考えられ
るが、取付は強度に難点があると共に、尾灯周辺が煩雑
になる不具合が生じる。

一方、ナンバープレートは、その大きさが法規で定めら
れており、その取付は幅も厳格に定められている。この
ような規格化されたナンバープレートを、幅の狭いリア
フェンダ後部に取り付ける場合は、直接取り付けること
はできず、取付は金具を用いて行うことになる。しかし
、取付は金具を用いた場合は、リアフェンダ後部が幅狭
であるために、金具のリアフェンダへの取り付は強度を
十分に考慮する必要がある。

このように、幅狭部分に幅広く間隔をあけて設ける必要
のある方向指示灯や幅広のナンバープレートを取り付け
るには、取付構造や取付は強度を十分に考慮する必要が
あり、解決すべき種々の問題点がある。また、取付は状
態によっては外観をｔｎなう惧れもあり、この点におい
ても十分な考慮を冴する。

本発明は以上の点に鑑みなされたもので、ナンバープレ
ートの取り付けと方向指示灯の取り付けとか一つの部材
で兼用して同時に行える取付は強度が高く、視認性の良
い方向指示装置を提供することを］−１的としている。

問題点を解決するための手段この１−１的を達成するために、本発明は、幅狭のスリ
ムな車体構造を持つ自動二輪車において、後輪」１方を
覆うべく車体フレームの後部上方に延出されたリアフェ
ンダを有し、このリアフェンダの後端ド部に左右両側に
突出する腕を形成した泥よけ板を設け、この泥よけ板の
左右の腕部にナンバープレート取付部を形成すると共に
、左右の腕部先端に方向指示灯を取り付ける構成を採用
した。

作　　　用本発明の構成によれば、リアフェンダの後端ド部に取り
付けた泥よけ板の左右に突出する腕部先端に左右の方向
指示灯を取り付け、その中間にナンバープレートを取り
付ける構造にしているので、幅の狭い車体にあっても、
取付間隔を十分に広く保って左右の方向指示灯が取り付
けられる。したがって、方向指示灯に対する視認性が良
くなる。そして、方向指示灯を取り付ける腕部を泥よけ
板に一体に形成し、この腕部をナンバープレートの取付
けに兼用しているので、泥よけ板自体が腕部によって補
強され、強度的に高められる。同時に、方向指示灯とナ
ンバープレートの取付は強度も高められる。

シタがって、本発明の構成によれば、幅狭のスリムな車
体構造であっても、方向指示灯とナンバープレートのリ
アフェンダ後部への取付けが車体幅の制約を受けること
なく、十分な取付は強度を保って確実に行える。また、
泥よけ仮の腕部が方向指示灯とナンバープレートの取付
は部材を兼用するので、両者を別々に取付ける場合に比
べて取付は構造か簡素になり、リアフェンダ後部周りの
外観デザインを損なうことはない。同時に、泥よけ板に
よる泥よけ作用も十分に得られる。

実施例以上、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明に係る足踏みペダル付き自動二輪ｉ１Ｌ
を示す側面図、第２図はその車体フレームを示す斜視図
、第３図はそのリアフェンダ後部の分解斜視図である。

足踏みペダル付き自動二輪車１０の車体フレーム１１は
、メインフレーム１２と、動カニニット１３と、パイプ
フレーム１４とを一体にボルト結合した、いわゆるダイ
ヤモンドフレーム構造で構成されている。

メインフレーム１２は、左右一対の板金プレス製のフレ
ーム半休１２１，１２１を互いに固着して形成されてい
る。各フレーム半休１２１．１２１はＮ　＋］’ｆ方か
ら斜め後方下方にのびる上方に凸な略弓状にプレス成型
されている。メインフレーム１２を構成する左右のフレ
ーム半休１２１．１２１は、ｉｌ’ｌ　ｆｆｌ＜で互い
に固着され、その１１ｉｆ　ｒＡにヘンドパイブｆｆ１
ｓ　１５か一体に設けられている。このヘッドパイプ部
１５には、ハンドル操向軸１６が回動自在に支持されて
いる。操向軸１６の下端には、一対の前フォーク１７．
１７か設けられており、この前フォーク１７．１７に前
輪１８の車軸１８１か支持されている。操向軸１６の上
端には、ノへンドルブラケット１９が取付けられている
。このハンドルブラケット１９にパーツ翫ンドル２０が
左右に延びて取付けられている。

メインフレーム１２の後方は、左右のフレーム半体１体
１２１，１２１がやや外側へ広がった形状になっており
、このフレーム半体１２１，１２１の後端部にエンドプ
レート２１．２１が固着されている。このエンドプレー
ト２Ｌ２１に後輪２２を支える市軸２２１が支持されて
いる。エンドプレート２１から前方にパイプフレーム１
４が延出されている。

メインフレーム１２の中央部下方には、縦に長い動カニ
ニット１３が配設されている。動力ユニ、ト１３の上ｆ
ｆ１ｓはメインフレーム１２の中央下部に両側からボル
ト締めされて固定されている。動カニニット１３の下部
は、左右一対のパイプフレーム１４，１４の＋ｌｉｒ　
Ｅにボルト締めにより固定されている。

動カニニット１３の上部には、後方にのびるシリンダを
持つ空冷式２サイクルエンジン１３１か配設されている
。その下部に′１よ足踏みペダル１３５が足踏み操作可
能に装着されている。動カニニット１３において、エン
ジン１３１による駆動力は、遠心クラッチ１３２、減速
機１３３および一方向クラッチ１３４を介してクランク
歯車１３６に伝達される。一方、足踏みペダル１３５の
足踏みによる回転駆動力は、一方向クラッチ（図示せず
）を介してクランク歯車１３６に伝達される。

このクランク歯車１３６と、後輪２２に一体的に組付け
られた歯車２２２およびディレイラ２２３との間にチェ
ーン１００が巻き掛けられている。

動カニニット１３によるエンジン出力とペダル出゛力の
両者の協働による出力または単独の出力かクランク歯車
１３６、歯ＬＥ２２２、ディレイラ２２３およびチェー
ンｌＯＯを介して後輪２２に伝達され、後輪２２が駆動
される。後輪２２に設けた歯４Ｕ２２２は歯数の異なる
複数枚の歯車からなり、このλ１ａ２２２と一対の小径
歯車からなるディレイラ２２３とで外装式変速機が構成
されているメインフレーム１２の中央部下方に設けられ
た動カニニット１３はエンジンカバー２３によって略全
周が覆われている。動カニニット１３の後方゛上部には
、バッテリー電源２４が搭載されているメインフレーム
１２の中間部には、フレーム半休１２１，１２１を左右
に接合する運転シート支持金具２５が固定されている。

運転シート支持金具２５には、運転シート２６が上下の
高さが調整可能に支持されている。この金具２５を設け
たメインフレーム１２の中間部には、後輪２２の前方上
方から後方にのび、メインフレーム１２の後部上方にあ
って、後輪２２の」１方を覆うリアフェンダ２８が取り
付けられている。なお、動カニニット１３の上方のフレ
ーム半休１２１，１２１で囲まれたメインフレーム１２
の中空部には、空気清ｆ争器１０１、気化器１０２、オ
イルタンク１０３、および燃料タンク１ｏ４、等の補機
類が夫々装備されている。リアフェンダ２８の内部には
υト気マフラ１０５が配設されている。排気マフラ１０
５は、動カニニット１３のエンジン１３１のＥＪト気Ｌ
しから配管されたυＦ気管１０６に接続されているリア
フェンダ２８は、下方に開放された略チ七／ネル状にプ
レス成型されている。リアフェンダ２８の前端側は、二
叉状に分かれたフォーク状に形成され、その端部がメイ
ンフレーム１２のフレーム半休体１２１．Ｌ２１に夫々
溶接・結合されている。リアフェンダ２８は、やや後方
斜め上方にのびるように形成され・ている。その後端に
は、後端間］−１部を塞ぐ板金プレス製のプレート２９
が、その周縁折り返し部を開口部内周面に溶接すること
により固着されている。このプレート２９の後面に、ス
トップランプ・夜間照明用の尾灯３０が取り付けられて
いる。尾灯３０は、取付ベース３０１、反射面を形成し
た金具３０２、赤色半透明のプラス千ツクからなる灯体
カバー３０３を夫々ビスｌ、めしてプレート２９の後面
に取り付けられている。反射金具３０２の内部中央には
、ソケット３０４を介して電球３０５か装着されている
。

ソケｙ　ト３０４から配線されるリード線３０６は、取
り付はベース３０１に形成した貫通穴３０１ａおよびプ
レート２９に形成した貫通穴２９１を通してリアフェン
ダ２８の内部に導かれている。

このリード線３０６はリアフェンダ２８の内壁面に沿っ
てバッテリー電源２４等の所定の位置まで配線されてい
る。尾灯３０は、ノ＼ンドル２０に設けられたライトス
イッチ（不図示）をオンにすることにより、バッテリー
２４からの直流電源を受けて点灯表示される。尾灯３０
には、ブレーキ操作によって作動するスイッチ（不図示
）が付設されており、ブレーキ操作によっても点灯表示
されるようになっている。

リアフェンダ２８の後端に取り付けたプレート２９の下
端部には、泥よけ板取付部２９２が形成されている。こ
の取付部２９２には、取付孔２９３、拳・・か形成され
ている。この取付部２９２には、泥よけ板３１がボルト
・ナツトを介してボルト結合により取り付けられる。

泥よけ板３１は、プレート２９の下端部から斜め後カド
カに延び、後輪２２の後部上方を斜め１．ｙ一方から蕾
うように取り付けられている。泥よけ板３１は、本体部
から左右両側方に突出する腕■ニ３１１．３１２を形成
した略十字状に形成されている。泥よけ板３１は、本体
周縁部が一方に折り返された略箱状に形成されている。

その本体上端部にプレート２９への取付部３１３が形成
されている。本体両側に突出する腕部３１１，３１２の
後面略中央には、横に長い長孔３１４が夫々形成されて
いる。長孔３１４，３１４はナンバープレート３２を取
り付けるためのものである。ナンバープレート３２は、
この長孔３１４．３１４の部分て腕部３１１，３１２の
両端から中央寄り中間部にボルトφナツトを介して取り
付けられる。ナンバープレート３２の取り付けは、腕部
３１１，３１２の長孔３１４．３１４の内側にナツトを
設置し、長孔３１４，３１４を通してボルト締めするこ
とにより行われる。しかし、この取付は構造に限らず、
腕ｆｌｓ３１１．３１２にネジ孔を形成し、このネジ孔
にボルトをネジ込む構造であっても良い。このようにし
てナンバープレート３２が泥よけ板３１の腕■ζ３１１
，３１２の中間部に取り付けられる。この取付は構造に
よると、ナンバープレート３２の取り付けが別途に取付
金具を用いたりすることなく１テえる。

泥よけ板３１の左右の腕部３１１．３１２の先端部には
、方向指示灯３３．３４が夫々取り付けられている。こ
の方向指示灯３３．３４は対称構造を持っているので、
一方の方向指示灯３３について主として説明し、他方の
詳細な説明は省略する。

方向指示灯３３は、灯体ボックス３３１と、この灯体ボ
ックス３３１の後方を塞ぐ黄色半透明のプラスチック製
の灯体カバー３３２と、反射板を形成した金！’＜　３
３３と、この金具３３３に取り付けられたソケット３３
４と、ソケット３３４に装着された電球３３５とで構成
されている。

このように構成された方向指示灯３３の取り付けは、先
ず幻体ボンクス３３１の側部の取付孔３３１ａと腕部３
１１の端部の取付孔３１１ａに中空ボルト３３６を通し
、次いで腕部３１１の端部内面側からナンドを締め付け
ることにより行われる。ソケット３３４から延出された
リード線３３７は、中空ボルト３３６を通して泥よけ板
３１の内面に沿って引き出されている。このリード線３
３７は、泥よけ板３１上部の取付部３１３に形成した１
“■通孔３１５、プレート２９の下ｉ３Ｂの取付部２９
２に形成した１１通孔２９３を通してリアフェンダ２８
の内側に導かれ、リアフェンダ２８の内壁面に沿って所
定の位置まで配線されている。金１、Ｌ３３３には、電
球３３５を装着したソケット３３４が取り付けられる。

この金具３３３が電球３３５、ソケット３３４と共に灯
体ボックス３３１の内ｆｆ１ｓに組み付けられている。

灯体ボックス３３１の後方に灯体カバー３３２をビス＋
Ｌめにより取付けてカバーすると、方向指示灯３３の腕
部３１１への取り付けか終ｒする。方向を旨示灯３３，
３４は、ハンドル２０に設けられた切換スイッチの力量
切換え操作により、ハンドル操向側にあるいずれか一方
がバッテリー２４からの電源を受けて点滅表示される。

なお、方向指示装置の電気回路には、電球３３５．３４
５を点滅させるタイム・スイッチ等の手段が組み込まれ
る。　以上のようにして、泥よけ板３１の左右両側に突
出する腕部３１１．３１２の両側に方向指示灯３３．３
４が取付けられ、また、その中間部にナンバープレート
３２が取付けられている。このように、泥よけ板３１の
腕部３１１，３１２が方向指示灯３３゜３４とナンバー
プレート３２の取付は部材を兼用する。これによって、
ナンバープレート３２と方向指示灯３３．３４は、泥よ
け仮３１の取付けと同時にリアフェンダ２８の後部に泥
よけ板３１を介して取り付けられる。したがって、４１
体幅の狭さ、という制約を受けることなく、幅広のナン
バープレート３２、取付間隔を保つ必要のある方向指示
灯３３．３４が泥よけ板３１と共に一括して容易に、し
かも確実に取付けられる。そして、方向１ｈ示灯３３，
３４は、ｉＱよけ仮３１の本体から左右両側方に所定の
長さを［、ｒっで突出する腕部３１１．３１２の先端に
取付けられているので１．ｔＪｔ体幅の狭さにもかかわ
らず、十分に広い取付間隔か得られている。

史に、腕３１に３１１，３１２が泥よけ板３１の補強の
役割を持つので、泥よけ板自体の剛性か高められる。ま
た、これによって、方向指示灯３３゜３４、ナンバープ
レート３１の取付強度も高められる。

発明の詳細な説明したとおり、本発明によれば、幅狭のスリムな１
１℃体構造にもかかわらず、ｉｌｊ体幅の制約を受ける
ことなく、左右の取付間隔を十分に広く保って方向指示
灯の取付けが行え、かつ同時にナンバープレートの取付
けも支障なく確実に行える。しかも、両者が泥よけ板の
取付けと同時にリアフェンダ後部に取付けられる。した
がって、両名の取付けが、幅狭で取付は難い部分にもか
かわらす、簡単に、かつ確実に行える。しかも、方向１
示灯箋ナンバープレートが、腕部で補強された泥よけ板
に一体化されて取付けられるので、別々に取付けるもの
に比べて、取付強度も十分に高く、また外観デザインも
シンプルになる。その結果、視認性が良好で、取付強度
的にも高いスンキリした外観デザインの方向指示装置の
構成が得られる

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る足踏みペダル付き自動二輪ｊｌｊ
を示す側面図、第２図はその車体フレームを示す斜視図
、第３図は本発明に係る方向指示装置を設けたリアフェ
ンダ後部の分解斜視図である。１０Φ・Φ足踏みペダル付き自動二輪車、１１・拳−車
体フレーム、１２・・・メインフレーム、１３・・・動カニニット、２０・・φハンドル、２４・拳・バッテリー電源、２８−・・リアフェンダ、２９・・・プレート、３０・拳・尾灯、３１・Φ・泥よけ板、３２・嗜・ナンバープレート、３３．３４・拳・方向指示灯。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）幅狭のスリムな車体構造を有する自動二輪車にお
いて、後輪上方を覆うべく車体フレームの後部上方に延出され
たリアフェンダの後端下部に左右両側方に突出する腕を
形成した泥よけ板を設け、この泥よけ板の左右の腕部に
ナンバープレート取付部を形成すると共に、左右の腕部
先端に方向指示灯を取り付けたことを特徴とする自動二
輪車の方向指示装置。