JPS622105Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS622105Y2 JPS622105Y2 JP11568883U JP11568883U JPS622105Y2 JP S622105 Y2 JPS622105 Y2 JP S622105Y2 JP 11568883 U JP11568883 U JP 11568883U JP 11568883 U JP11568883 U JP 11568883U JP S622105 Y2 JPS622105 Y2 JP S622105Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- layer
- metal
- cracks
- stretchable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000011104 metalized film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、伸縮性、断熱性及び通気性を備えた
不織布複合体に関するものである。
不織布複合体に関するものである。
衣料や寝具等の保温性を上げる為に綿や羽毛を
中入綿として用いることが通常行なわれている
が、近時は、実公昭50−22150号で示された金属
を直接蒸着した不織布と短繊維ウエツブとを組合
せるなどした複合素材が用いられてきた。
中入綿として用いることが通常行なわれている
が、近時は、実公昭50−22150号で示された金属
を直接蒸着した不織布と短繊維ウエツブとを組合
せるなどした複合素材が用いられてきた。
しかしながら、これらの保温材は、いずれも伸
縮性が期待できないため、例えばスポーツ用衣料
等で伸縮性が要求される部位にはそのまま用いる
ことはできず、保温材の利用範囲を限定せざるを
得なかつた。
縮性が期待できないため、例えばスポーツ用衣料
等で伸縮性が要求される部位にはそのまま用いる
ことはできず、保温材の利用範囲を限定せざるを
得なかつた。
伸縮性を付与するために、これらの保温材を特
別な形状に裁断して縫製したりしているが、十分
な伸縮性が与えられないために、動きにフイツト
させることができず、しかも衣料として嵩張つた
りごわついたりしていた。
別な形状に裁断して縫製したりしているが、十分
な伸縮性が与えられないために、動きにフイツト
させることができず、しかも衣料として嵩張つた
りごわついたりしていた。
近時、ウーリー加工を施した繊維をニードリン
グしたりして、伸縮性を持たせた不織布が開発さ
れ、前記した実公昭50−22150号と同様な蒸着金
属層を形成することが試みられたが、連続蒸着が
できないために蒸着の作業効率が悪く、不織布の
伸縮性が失なわれたり、金属層が大きく裂けたり
する結果となつた。
グしたりして、伸縮性を持たせた不織布が開発さ
れ、前記した実公昭50−22150号と同様な蒸着金
属層を形成することが試みられたが、連続蒸着が
できないために蒸着の作業効率が悪く、不織布の
伸縮性が失なわれたり、金属層が大きく裂けたり
する結果となつた。
本考案は、この問題を解決するために、伸縮性
不織布にその伸縮に追随する金属蒸着層を形成す
ると共に通気性を与えるようにすることを課題と
したものである。
不織布にその伸縮に追随する金属蒸着層を形成す
ると共に通気性を与えるようにすることを課題と
したものである。
この技術課題を解決するために、本考案では、
伸縮性の不織布1の表面に、金属蒸着層3を形成
した樹脂フイルム4を蒸着面を内側にして接着剤
2で接着してあること、樹脂層4及び金属層3に
多数のクラツク5が形成されていること、を技術
的手段としたものである。
伸縮性の不織布1の表面に、金属蒸着層3を形成
した樹脂フイルム4を蒸着面を内側にして接着剤
2で接着してあること、樹脂層4及び金属層3に
多数のクラツク5が形成されていること、を技術
的手段としたものである。
この技術的手段によれば、樹脂層と金属層とは
蒸着され、金属層は不織布表面の繊維と接着され
ているため、樹脂層と金属層は、繊維の凹凸に沿
つて皺状になつており、クラツクは皺と一体にな
つて大きくなることはない。
蒸着され、金属層は不織布表面の繊維と接着され
ているため、樹脂層と金属層は、繊維の凹凸に沿
つて皺状になつており、クラツクは皺と一体にな
つて大きくなることはない。
不織布が伸びると、樹脂層及び全属層は、クラ
ツクが拡開することによつて繊維に追随するが、
クラツクは多数形成されているために、1ケ所の
クラツクだけが大きくなつたりすることはなく、
樹脂層及び金属層は、略均等に分散した状態にな
る。
ツクが拡開することによつて繊維に追随するが、
クラツクは多数形成されているために、1ケ所の
クラツクだけが大きくなつたりすることはなく、
樹脂層及び金属層は、略均等に分散した状態にな
る。
こうして伸縮がくり返されても、金属層は樹脂
層と不織布繊維とに固着しているために剥れるこ
とはなく、従来の金属蒸着フイルムのように、1
ケ所の亀裂が大きな割れを引越すおそれもない。
層と不織布繊維とに固着しているために剥れるこ
とはなく、従来の金属蒸着フイルムのように、1
ケ所の亀裂が大きな割れを引越すおそれもない。
従つて、不織布の伸縮機能を失なわずに保温効
果を高めることができ、その分だけ不織布を薄肉
に構成可能となり、スリムで軽量の伸縮保温素材
が得られる。また、伸縮の際に生ずるクラツクの
開閉作用によつて不織布の通気が可能となり、極
めて良質の保温素材と言うことができる。
果を高めることができ、その分だけ不織布を薄肉
に構成可能となり、スリムで軽量の伸縮保温素材
が得られる。また、伸縮の際に生ずるクラツクの
開閉作用によつて不織布の通気が可能となり、極
めて良質の保温素材と言うことができる。
そのため、衣料や寝具等における素材として好
適であり、伸縮通気機能を要求されるスポーツ衣
料には最適な保温素材となる。
適であり、伸縮通気機能を要求されるスポーツ衣
料には最適な保温素材となる。
図面では、不織布の片面に金属蒸着層を接着し
たものを示したが、両面に接着しても良いのは勿
論である。
たものを示したが、両面に接着しても良いのは勿
論である。
第1図は不織布複合体の断面図、第2図は第1
図の部分拡大図である。 1……伸縮性不織布、3……金属蒸着層、4…
…樹脂層、5……クラツク。
図の部分拡大図である。 1……伸縮性不織布、3……金属蒸着層、4…
…樹脂層、5……クラツク。
Claims (1)
- 伸縮性不織布の片面又は両面に、金属蒸着層を
形成した樹脂フイルムを金属蒸着面を裏側にして
接着剤で接着して成り、樹脂層及び金属層にクラ
ツクを多数形成したことを特徴とする不織布複合
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11568883U JPS6024536U (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 不織布複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11568883U JPS6024536U (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 不織布複合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024536U JPS6024536U (ja) | 1985-02-19 |
JPS622105Y2 true JPS622105Y2 (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=30266967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11568883U Granted JPS6024536U (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 不織布複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024536U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04189473A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-07 | Noritake Dia Kk | 圧延ロール研削用超砥粒ホイール |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP11568883U patent/JPS6024536U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6024536U (ja) | 1985-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4637947A (en) | Heat insulation material | |
WO1983002750A1 (en) | A composite insulation material | |
US5236770A (en) | Nonwoven laminate | |
JPS622105Y2 (ja) | ||
US20150072113A1 (en) | Metalized fabric | |
JPS6218446Y2 (ja) | ||
JPH0463732U (ja) | ||
JPS58652Y2 (ja) | 防寒用衣料 | |
JPH0410417B2 (ja) | ||
JPS623365Y2 (ja) | ||
JPH0573Y2 (ja) | ||
CN207512380U (zh) | 一种保暖性能好的针轧棉 | |
JPH0177468U (ja) | ||
JPS635878Y2 (ja) | ||
JPS609212Y2 (ja) | 接着芯地 | |
JP2005028702A (ja) | 防風性、防水透湿性、保温性に優れる接着性中綿及びそれを用いた生地 | |
KR820001475Y1 (ko) | 이불솜용 외피 | |
CN2390436Y (zh) | 复合绒衬衫 | |
JPH0414060Y2 (ja) | ||
CA2533965A1 (en) | Stretchable composite thermal insulation material | |
JP3068199U (ja) | 薄掛けこたつ布団 | |
JPS643439Y2 (ja) | ||
JPS6223770Y2 (ja) | ||
WO2020124399A1 (zh) | 布料 | |
JPS5831859Y2 (ja) | 肩当パット |