JPS6220963A - 大小両歯車を結合した動力伝達用歯車 - Google Patents

大小両歯車を結合した動力伝達用歯車

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Publication number
JPS6220963A
JPS6220963A JP16084385A JP16084385A JPS6220963A JP S6220963 A JPS6220963 A JP S6220963A JP 16084385 A JP16084385 A JP 16084385A JP 16084385 A JP16084385 A JP 16084385A JP S6220963 A JPS6220963 A JP S6220963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
ring
small
groove
large gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16084385A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokihiko Ichikawa
市川 時彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP16084385A priority Critical patent/JPS6220963A/ja
Publication of JPS6220963A publication Critical patent/JPS6220963A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は大径の外歯車と小径の外歯車とをそれらのイ
ンロー部で溶接して一体的に結合した動力伝達用歯車に
係り、特に高トルク伝達を必要とする産業用駆動系の二
段歯車に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の二段歯車として第7図に示すように大歯
車1と小歯車2とを一体形成したものがある。この二段
歯車では大歯車1はホブ切をすることができるが、小歯
車2はこの大歯車1が壁となるためホブ切りをすること
ができず、ビニオンカッタ等により歯切りされていた。
そして、この二段歯車はプランジャカット方式でシェー
ビング仕上げされた後、浸炭処理され、さらに熱処理が
施されていた。ところが、ビニオンカッタによる歯切り
であると、小歯12の精度はホブ切に比べて劣るのが一
般的であり、その結果騒音や振動を伴なう原因になって
いた。
そこで、第8図及び第9図に示す二段歯車が開発された
。この二段歯車では大歯車1と小歯車2とが分離して形
成され、小歯TJ2の内端面2aに突設された軸部3が
大歯車1の内孔4に嵌合されるとともに、小歯車2の歯
部5の内端面2a側が大歯車1の内端面1aに当接され
てインロー部Fが構成され、−大歯I11の外端面1b
でこのインロー部Fに電子ビーム溶接が施され、この溶
接部6をもって大小歯車1.2が結合されている。この
ように大歯車1と小歯車2とは互いに分離して形成され
ているので、それらの溶接前にそれぞれホブ切すること
ができ、歯部精度は確保することができた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、電子ビーム溶接部6の内側尖#6aは体積変
化により粗部又はミクロポロシティが生じ易く、又、電
子ビーム溶接部6の溶接歪みにより大歯車1は第8図の
想像線で示すように変形する虞があり、その結果、変形
した二段歯車を使用する場合には騒音が大となる問題が
あった。
この発明は前記問題点を解消するためになされたもので
あって、大小両歯車の強度を落すことがない大小両歯車
を結合した動力伝達用歯車を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明の動力伝達用歯車は大歯車の内孔の内周面には
小歯車の歯底円直径よりも小さい直径の内底面を有する
溝を形成するとともに、この溝と小歯車の軸部の外周面
との間には収納室を形成し、この収納室にリングを収納
した状態で大歯車の外端面との間における前記インロー
部に溶接を施したものである。
(作用) 前記構成により、溶接時には大歯車の外端面からインロ
ー部に溶接が施されるが、このとき収納室内のリングの
一部が溶かされる。そして、溶接が終了すると、溶接部
は大歯車の外端面から突出した部分から冷却が始まり、
徐々に内部も冷却が移行していくが、リングが溶けた部
分は最も内部にあって冷却は最後になるため、リングの
溶けた部分はその徐々に溶けた部材を曲の溶けた部分に
供給しながら冷却固化した構造となっている。
(実施例) 以下、この発明の実施例を前記従来技術との比較のもと
に改良点を中心に説明する。
まず、第1図及び第2図に示す第1実施例については、
大歯車1の内孔4の内周面には小歯車2の歯底円直径D
1よりも小さい直径D2の内底面7aを有する溝7が犬
歯中1の内端面1a側へ開放するように形成されるとと
もに、小山車2の軸部3の外周面にはこの溝7と対抗し
て溝8が形成され、これらの溝7,8間で収納室9が形
成されるようになっている。前記溝7の内底面7aの開
放側端縁には面取り部10が形成されている。なお、前
記7.8の各角部には応力集中を避けるためのアール部
13が形成されている。
前記軸部3において溝8には断面四角形状のリング11
が外嵌され、収納室9に収納配置されている。なお、前
記リング11には斜状にカット11aが形成され、軸3
を介して溝8に嵌合するときに拡径できるようになって
いる。
前記収納室9と大歯車1の外端面1bとの間におけるイ
ンロー部Fには電子ビーム溶接が施され、この溶接部6
によって、大歯車1の外端面1bにできるビード14は
もちろんのこと、収納室9にも裏ビード15が形成され
、同裏ビード15にて前記リング11が溶接されている
さて、前記のように構成された動力伝達用歯車は溶接時
に大歯車1の外端面か・らインロー部Fに溶接が施され
る。このとき収納室9内のリング11の一部が溶かされ
る。そして、溶接が終了すると、溶接部は大歯車1の外
端面から突出した部分から冷却が始まり、徐々に内部へ
冷却が移行していくが、リング11が溶けた部分は最も
内部にあるため冷却は最後になる。そのため、リング1
1の溶けた部分はその徐々に溶けた部材を他の溶けた部
分に供給しながら冷却固化する。従って、溶接部6尖端
部でのミクロポロシティはリング11の溶けた部分に生
じているため、大小両歯車1゜2の強度が落ちることが
ない。また、リング11から溶融材を引出すことになる
ので大歯車1の変形が少なく、又、無理な収縮がないの
で、高い内部残留応力がない。
なお、溶接した侵にリング11と溶接部6の尖端部とが
第4図に示すように互いに離間したとしてもリング1−
1は大小両歯車1,2の結合に関係しないため、両歯車
1.2の結合の強度が弱くなることはなく、又、離脱し
たリング11は収納室9内に収納保持されたままとなる
ため、外に飛び出ることはない。
次に第2実施例を第5図及び第6図について説明する。
なお、前記第1実施例と同−又は相当する構成について
は同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例では前記第1実施例の構成中収納室9を構成
する溝7,8のアール部13が互いに連結され全体とし
て断面はぼ円形状に形成されている。そして、この収納
室9内には断面円形をなすリング11が嵌合されている
ところが異なっている。
従って、この実施例では溝7,8がともに円弧状になる
ため、第1実施例よりもさらに力の伝達時における応力
集中を緩和することができる。
その他の作用は第1実施例と同様である。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、この発明の趣旨から逸脱しない間開で任意に変更する
ことも可能である。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明はミクロポロシティはリン
グの溶けた部分に生じているため、大小両歯車の強度が
落ちることがなく、リングから溶融材を引出すことにな
るので大歯車の変形が少なく、又、無理な収縮がないの
で、高い内部残留応力がない。さらに、溶接した後にリ
ングと溶接部の尖端部とが例え互いに離間したとしても
リングは大小両歯車の結合に関係しないため、両歯車の
結合の強度が弱くなることはなく、又、離脱したリング
は収納室内に収納保持されたままとなるため、外に飛び
出ることはなく安全であるという効果を奏し産業利用上
優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の二段歯車を示す断面図、
第2図は第1図の部分拡大断面図、第3図はリングの斜
視図、第4図はリングと電子ビーム溶接部とが離れた状
態の部分拡大断面図、第5図は第2実施例の部分拡大断
面図、第6図は同じくリングの正面図、第7図は従来の
二段歯車を示す正面図、第8図は同じ〈従来の二段歯車
を示す断面図、第9図は第8図の部分拡大断面図である
。 1は大歯車、2は小歯車、3は軸部、4は内孔、5は歯
部、6は溶接部、7は溝、8は溝、9は収納室、11.
はリング、Fはインロー部、Dlは小径歯車の歯底円直
径である。 特許出願人   株式会社豊田自動織機製作所代 理 
人   弁理士  恩1)博宣第5図    図面その
3 第6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、大歯車と小歯車とを互いに分離して形成し、小歯車
    の内端面に突設した軸部を大歯車の内孔に嵌合するとと
    もに小歯車の歯部の内端面側を大歯車の内端面に当接し
    てインロー部とし、大歯車の外端面でこのインロー部を
    溶接して大小両歯車を結合した動力伝達用歯車において
    、 大歯車の内孔の内周面には小歯車の歯底円直径よりも小
    さい直径の内底面を有する溝を形成するとともに、この
    溝と小歯車の軸部の外周面との間には収納室を形成し、
    この収納室にリングを収納した状態で大歯車の外端面と
    の間における前記インロー部に溶接を施したことを特徴
    とする大小両歯車を結合した動力伝達用歯車。
JP16084385A 1985-07-19 1985-07-19 大小両歯車を結合した動力伝達用歯車 Pending JPS6220963A (ja)

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JP16084385A JPS6220963A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 大小両歯車を結合した動力伝達用歯車

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JPS6220963A true JPS6220963A (ja) 1987-01-29

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ID=15723605

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JP16084385A Pending JPS6220963A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 大小両歯車を結合した動力伝達用歯車

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JP (1) JPS6220963A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018025265A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 株式会社豊田自動織機 ギア構造及びギアの製造方法
US10190598B2 (en) 2016-02-18 2019-01-29 Pratt & Whitney Canada Corp. Intermittent spigot joint for gas turbine engine casing connection

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10190598B2 (en) 2016-02-18 2019-01-29 Pratt & Whitney Canada Corp. Intermittent spigot joint for gas turbine engine casing connection
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