JPS62207428A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、吸込状況あるいは入力を表示する回路および
入出力を制御する回路を備えた電気掃除機に関するもの
である。

従来の技術 従来、この種の電気掃除機は、特公昭６６−１１３６号
公報に示されるような構成が一般的であった。以下、そ
の構成について図面を参照しながら説明する。第５図お
よび第６図において、掃除機本体１の内部に配設された
電動送風機２の吸込側に集塵フィルター３が、その前方
に吸気口４が、前記電動送風機２の後方に排気口５が各
々設けられている。また圧力センサ７６と、その出力の
表示回路７及び前記掃除機本体１の上面の表示部８を備
えており、床ノズル１ｏと延長管１１とホース１２とが
接続される。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の電気掃除機では、表示回路７は掃除機
本体１に内蔵され、表示部８も掃除機本体１上に配設さ
れており、通常掃除機のホース１２の先端部を持って掃
除をしている場合には、掃除機本体１はほとんどの場合
使用者の背後方向にあり、使用者は表示部８を見るため
に後方をふり返らなければならなかった。また、電動送
風機２のコントロール回路を有し、ホースの手元部でそ
の操作を行なえる電気掃除機にあっては、コントロール
をしたことによる運転状態を示す表示部が同様に掃除機
本体上にあれば、せっかく手元部でコントロールの操作
をしても、その確認はふり“返って掃除機本体上の表示
を見なければならず、使用性が悪かった。

また、じゅうたん等の掃除を行なっている時、じゅうた
ん表面のゴミは掃除機内に吸い込まれたかどうか目で見
ることができるが、じゅうたんの毛足の下の方にあるゴ
ミは目で見ることができず、掃除が十分にされたのか、
まだ不十分なのかが、わかりにくかった。

本発明は上記問題点を解消した使い勝手のよい電気掃除
機を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するため、本発明の電気掃除機は、電
動送風機、制御回路、検出回路を内蔵した掃除機本体と
、この掃除機本体に接続され、かつ手元部にゴミ検出部
および表示部とを有するホースと、このホースに設けら
れて前記手元部と検出回路とを接続する２本の導体とを
備え、前記２本の導体により前記手元部に電源を供給し
、前記ゴミ検出部によりホース内へ吸い込まれるゴミの
量を検出してゴミの量を表示部に表示するとともに、手
元部の動作状態を掃除機本体の検出回路により検出して
、前記制御回路を介して前記電動送風機を制御する構成
としたものである。

作　　用 上記構成によれば、ホースの手元部でゴミの吸い込み具
合を表示し、ゴミの量に応じて電動送風機のパワーをコ
ントロールすることができる。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第３図に基づいて説明
する。

図において、掃除機本体１３にはホース１４が接続され
、その手元部１６には延長管１６が接続され、更にその
先端には床ノズル１７が接続されている。前記手元部１
６には、床ノズル１７から延長管１６を通ってホース１
４へ入ってくるゴミの量を検出するゴミ検出部１８と、
それを表示する表示部１９が設けられており、掃除機本
体１３に内蔵されている検出回路とゴミ検出部１８及び
表示部１９との間は、ホース１４中を通した２本の導体
２ｏを介して電気的に接続されている。

２１は電動送風機、２２は検出回路、２３は制御回路で
あり、検出回路２２は制御回路２３に信号を与えて電動
送風機２１を制御する。

検出回路２２と制御回路２３の構成をさらに詳しく述べ
ると、検出回路２２は導体２０を通って手元部１６へ流
れこむ電流を検出し、この電流が設定値Ａ１より大きく
なると制御回路２３へ信号を送り、制御回路２３は電動
送風機２１の入力を大きくする。逆に導体２０を通って
手元部１５へ流れこむ電流が設定値Ａ２より小さくなる
と制御回路２３へまた信号を送り、先はどとは逆に制御
回路２３は電動送風機２１の入力を小さくするよう設定
されている。１だ電流値Ａ１とＡ２の値はＡＩ　）Ａ２
となるように設定しである。

ゴミ検出部１８には赤外発光ダイオード２４とフォトダ
イオード２６が相対して設けられている。

第３図は手元部１６の拡大断面図であり、中央の空気通
路２ｅの上方に赤外を通す樹脂２７を介して赤外発光ダ
イオード２４が一列に並べである。

これに対向して下方に同じく赤外を通す樹脂２７を介し
てフォトダイオード２６が設けてあり、このフォトダイ
オード２５の信号は２本の導体２８を通って上方の表示
部１９へ接続しである。

表示部の構成（図示せず）をさらに詳細に述べると、フ
ォトダイオード２５からの信号電流が多いと、表示用の
発光ダイオードの点灯数を少なくし、第４図に示す左側
の緑色の発光ダイオード２９だけを点灯させる。フォト
ダイオード２５がらの信号電流が中くらいであれば、第
４図に示す左側の緑色２９と中央の黄色の発光ダイオー
ド３０を点灯させ、信号電流が少ないときは、左側の緑
色２９と中央の黄色３０と右側の赤色の発光ダイオード
３１のすべてを点灯させる。これらの電力はすべて導体
２ｏを通して掃除機本体１３より供給される。

上記構成において、電動送風機２１を運転して掃除を行
なうと、ゴミは床ノズル１７より吸い込まれ、延長管１
６を通って手元部１５の空気通路２６を通り、ホース１
４内を通って掃除機本体１３へ吸い込まれる。

イオード２５へ達しなくなると、フォトダイオード２５
の受光量が減り、フォトダイオード２６を通り導体２８
を通って表示部１９へ流れる電流が小さくなる。このた
め先に述べたように表示部１９の発光ダイオードの点灯
数は多くなり、発光ダイ芽−ドは緑色２９．黄色３０．
赤色３１すべてが点灯し、吸い込まれているゴミの量が
多い事を示す。これによって使用者はゴミの吸込量が多
いと手元部１５の表示部１９を見て筒単にわかり、床ノ
ズル１７でさらに同じ場所を掃除する。発光ダイオード
がすべて点灯するため、導体２ｏを通って手元部１５へ
供給される電流も多く、掃除機本体１３内の検出回路２
２がこの電流を検知し、設定値Ａ１より大きいため、制
御回路２３が電動送風機２１の入力を大きくし強力な吸
い込みが得られる。

使用者がさらに同じ所を掃除すると、吸い込まれるゴミ
の量が減ってくるため、ゴミ検出部１８のフォトダイオ
ード２６が赤外発光ダイオード２４から受ける赤外量が
増し、フォトダイオード２６から導体２８を通って表示
部１９へ流れる電流は大きくなる。このため表示部１９
の発光ダイオードの点灯数は緑色２９と黄色３ｏだけと
なり、使用者は被掃除面（じゅうたん等）からのゴミ吸
い込みの量が少なくなったことを知ることができる。掃
除機本体１３の検出回路２２は導体２ｏを通る電流は少
なくなるものの、まだ設定値Ａ２より大きいため信号は
出さず、制御回路２３は電動送風機２１の入力を大きく
したままである。

さらに同じ所を掃除すると、吸い込まれるゴミがほとん
どなくなり、空気通路２６を通過するゴミがほとんどな
いため、赤外発光ダイオード２４・からの赤外のほとん
どすべてがフォトダイオード２６へ達する。このため導
体２８を通って表示部１９へ流れる電流は最大となり、
表示部１９の発光ダイオードは緑色２９だけが点灯し、
使用者はその場所の掃除が完了した事を知る。導体２０
を通って表示部１９へ流れる電流も１、発光ダイオード
が緑色２９でけなので設定値Ａ２を下回り、検出回路２
２は制御回路へ信号を送る。制御回路２３は電動送風機
２１の入力を低下させ、不必要な吸込力をカットして省
エネルギーを図る。

次に新らしい掃除場所を床クズル１７にて掃除すると、
前述のような動作がくりかえされる。

このように本実施例によれば１手元部１５にゴミ検出部
１８とその表示部１９を設け、掃除機本体１３から導体
２０により手元部１６へ電力を供給し、その電力を検出
回路２２で検出し℃制御回路２３にて電動送風機の電力
をコントロールすることにより、吸い込まれているゴミ
の量を使用者に手元で知らせることができ、じゅうたん
の毛足の中などの見えにくいゴミの吸い込み状況も使用
者がよくわかるとともに、ゴミの量に応じた適切な吸込
力コントロールが自動的に行なえることができ、使いや
すさの向上とともに、省エネルギー化を図ることもでき
る。

なお、掃除途中に床ノズルを空中に上げた時も床ノズル
からゴミが吸い込まれないため、電動送風機の入力は自
動的に低下し、一層の省エネルギー化を図ることができ
る。また電動送風機のコントロールの切りかえの設定電
流をＡＩ＞Ａ２（ＡＩ・・・・・・入力小→大へ変更１
．Ａ２・・・・・・入力大→小へ変更）としたため、ゴ
ミの量が設定値ぎりぎりの匝であっても、一度どちらか
に切り変われば、逆への切りかえは設定値がずれている
ため、チャタリングをおこすこともなく安定する。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、手元部にホース内を
通過するゴミの検出部とその表示部を設け、それらの電
力を供給する２本の導体を掃除機本体からホース内を通
して接続し、この導体に流れる電流を掃除機本体内の検
出回路で検出回路で゛検出し、制御回路を介して電動送
風機の入力をコントロールすることにより、じゅうたん
の毛足の中などの使用者がよく見えないゴミが十分に吸
い込まれたかどうか手元で知ることができ、また自動的
に省エネルギーが図れ、掃除機の使用性を大巾に向上さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電気掃除機の外観斜
視図、第２図は同回路ブロック図、第３図は同手元部の
拡大断面図、第４図は同表示部の部分正面図、第６図は
従来の電気掃除機の概略断面図、第６図は同回路ブロッ
ク図である。 １３・・・・・・掃除機本体、１４・・・・・・ホース
、１５・・・・・・手元部、１８・・・・・・ゴミ検出
部、１９・・・・・・表示部、２ｏ・・・・・・導体、
２１・・・・・・電動送風機、２２・・・・・・検出回
路、２３・・・・・・制御回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１３
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動送風機、制御回路、検出回路を内蔵した掃除機本体
   と、この掃除機本体に接続され、かつ手元部にゴミ検出
   部および表示部を有するホースと、このホースに設けら
   れて前記手元部と検出回路とを接続する２本の導体とを
   備え、前記２本の導体により前記手元部に電源を供給し
   、前記２本の導体に流れる電流を前記手元部の表示部に
   よりゴミ検出部と対応させて増減させ、かつこの電流を
   前記検出部で検出して前記制御回路を介して前記電動送
   風機の入力をコントロールするようにした電気掃除機。