JPS62205183A - 安定化された、リン酸ベ−スの不凍液用濃縮物組成物及び該組成物を含む水性冷却液組成物 - Google Patents

安定化された、リン酸ベ−スの不凍液用濃縮物組成物及び該組成物を含む水性冷却液組成物

Info

Publication number
JPS62205183A
JPS62205183A JP61308954A JP30895486A JPS62205183A JP S62205183 A JPS62205183 A JP S62205183A JP 61308954 A JP61308954 A JP 61308954A JP 30895486 A JP30895486 A JP 30895486A JP S62205183 A JPS62205183 A JP S62205183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
antifreeze
formulation
composition
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61308954A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェローム・ウィン・ダーデン
キャロル・アン・トリーベル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texaco Development Corp
Original Assignee
Texaco Development Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texaco Development Corp filed Critical Texaco Development Corp
Publication of JPS62205183A publication Critical patent/JPS62205183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l旦五藍遣遭」 1、 発明の技術分野 本発明は、沈降防止安定剤を含有する、リン酸ベースの
不凍液/冷却液用濃縮物配合物、及び、沈降抑制安定剤
を含有する、水性の、リン酸ベースの不凍液/冷却液配
合物に関する。更に詳しくは、本発明は、少なくとも一
種の沈降防止安定剤を含有し、該安定剤が、炭化水素ア
ミノホスホン酸類及び/又は該酸類のアルカリ金属塩類
、ホスフィノポリカルボン酸類及び/又は該酸類のアル
カリ金属塩類、及び、ポリアクリル又はポリマレイン酸
類及び/又は該酸類のアルカリ金属塩類から成る群より
選ばれる、リン酸ベースの水溶性液体アルコール不凍液
/冷却液組成物に関する。これらの安定剤は、リン酸ベ
ースの不凍液/冷却液配合物であって、該配合物が硬水
で希釈されたものにおいて不溶アルカリ土類金属塩類の
沈降を防止するのに特に有用である。
自動車エンジン冷却機構は、銅、はんだ、しんちゅう、
鋼鉄、鋳鉄及びアルミニウムを包含する種々の金属から
成る。
このような冷却機構において見られる高温、高圧及び高
流速のみならず1種々のイオンの存在のために、かかる
金属鎖の腐食の可能性は高い、冷却機構内で腐食生成物
が存在すると、エンジン燃焼室からの伝熱を妨害するこ
ともあり、さらにその結果として、金属温度の過度の上
昇のためにエンジンのオーバーヒート及びエンジン部品
の損傷の原因となりうる。これらの問題点を防止するた
めに、種々のリン酸塩化合物を包含するエンジン不凍液
/冷却液配合物において種々の有機及び無機組成物が腐
食抑制剤として用いられてきた。一般に、R,H,フ、
イ(Fay、 R,H,) ノ「アンチフリージス1・
アンド・ジ−アイシング・フルイズ」(キルクーオスマ
ー・エンサイクロペディア・オブ・ケミカル・テクノロ
ジー1978年版、第3巻79〜95頁)[Antif
reezes andDeicing FluidS、
” In:  Kirk−Othmer Enc cl
o−edia of Chemical Techno
lo  (i978ed、)。
Vat、 3. pp、 79−95.]が参照できる
不凍液/冷却液配合物は1代表的には、自動車エンジン
冷却機構中で使用する前に、水で希釈される。しかしな
がら、多くの地域では不凍液/冷却液を希釈するのに硬
水しか利用できない、水の硬度は、水中に含有される溶
解カルシウム及びマグネシウム塩の濃度に相関的なもの
であり、通常CaCO3総硬度として、濃度(ppm)
によって示される。硬水とは、ここでは、CaCO3総
硬度として150Pp++を超える水として定義されて
いる。
リン酸ベースの不凍液/冷却液配合物を希釈すする不溶
アルカリ土類金FA塩類の形成の原因となることが観察
されている。ある種の、カルシウム及びマグネシウムの
ケイ酸塩もまた不凍液水溶液から沈降するが、これらの
不溶塩類は主としてカルシウム及びマグネシウムのリン
酸塩類である。これらの沈降物は、2つの理由により、
不凍液/冷却液配合物及びエンジン冷却機構に不利な影
響を及ぼす、第一に、沈降物が、アルカリ土類金属のリ
ン酸塩及び/又はケイ酸塩であるため、配合物の腐食抑
制特質がこのような沈降によって減少させられてしまう
、第二に、沈降している固形物がスケールとなり、最終
的にはエンジン冷却機構の流路を閉塞してしまう、これ
により、エンジン燃焼室からの伝熱が妨げられ、その結
果、金属温度の過度の上昇によりエンジンのオーバーヒ
ート及びエンジン部品の損傷の原因となりうる。
従って、硬水で希釈したリン酸ベースの不凍液/冷却液
配合物中のアルカリ土類金属不溶塩類の月lにi%を1
111層1士詮よナスごとが出平台、lf六工IIヤあ
ろう。本発明の目的は、該不凍液、/冷却液1rlj合
物を希釈するために硬水を使用する際の、このような不
溶塩沈降の形成を防止する、リン酸ベースの不凍液/冷
却液配合物を提供することにある。
2、 従来技術の開示 本発明は、硬水で希釈した。リン酸ベースの不凍液/冷
却液配合物中における。不溶の、アルカリ土類金属のリ
ン酸1p及び/又はケイ酸11!沈降物の形成を防止す
る安定剤として、アミノホスホン酸/アミノホスホン酸
塩、ホスフィノポリカルボン酸/ポリカルボン酸塩、ポ
リアクリル酸/ポリアクリル酸塩及び/又はポリマレイ
ン酸/ポリマレイン酸塩組成物又はこれらの混合物の使
用を開示している。同様の化合物の他の使用法を開示し
ている参考文献は次のものである。
米国特許第4.387.027号は、水溶性オルトリン
酸塩6〜30 ppmを、水溶性アクリル酸/塩又は水
溶性ヒドロキシアルキルアクリル酸111コポリマー3
〜25ppmと共に加えることによる、鉄含有水系にお
ける腐食抑制及び沈降制御方法を開示している。
米国特許f54,333,843号は、腐食6−、 +
j:少せしめるための、有効量のアルカリ金属のケイ酸
塩及び有効量の有機リン−ケイ素化合物;(RO) 3
−S i  (CH2)n−−O−P (0)(CH,
)−OR (式中、Rは01〜C4のアルキル基を表わし、nは1
〜4の整数である。) から成る抗ゲル化水性グリコール組成物を開示している
米国特許第4,329,243号は、グリコール、従来
の腐食抑制剤、及び、フェニレン+C1〜C6のアルキ
レン、又は、ヒドロキシ、アミノ、PO3R2,もしく
はポリアミノ/ポリアルキレン基によって詮換されたこ
れらの基を含有してもよいホスホン酸から成る、キャビ
テーション抑制の冷却及び/又は伝熱液を開示している
米国特許第4,328,180号は、ボリアグリル酸0
 、3〜3 、0 ppm+、酒石酸o、i〜1 、0
  ppm、スルホン酸ナトリウム分散剤0.1〜2 
、0  ppm、有機ホスホン酸エステル類の混合物0
.1〜1 、0  ppm、リン酸エステル分散剤0.
5〜3.0ppm、無機リン酸塩3〜40ppm及び芳
香族トリアゾール0.1〜lOppmを加えることによ
る。冷却水系における腐食抑制及び炭酸カルシウム含有
性スケールの沈降制御方法を開示している。
米国特許第4,320,025号は、水、グリコール、
及び少なくとも2つのカルボン酸基を含有する少なくと
も一種のホスホノカルボン酸0.005〜0−2重量%
から成る、キャビテーション抑制の不凍冷却及び/又は
伝熱液を開示している。
米国特許第4,320,023号は、エンジン冷却機構
におけるアルミニウム腐食生成物の沈降を抑制するのに
有用な、エチレングリコール、及びアルキレンジホスホ
ン酸50〜500ppmを含米国特許第4,277.3
59号は1分子量約2500以下の水溶性ポリアクリル
酸、亜リン酸及びその塩類、及び少なくとも一つのヒド
ロキシル2′L換基を有するカルボン酸キレートから成
る、水系において使用するスケール及び腐食防止剤を開
示している。
米国特許第4,076.501号は、アミノホスホン酸
を使用することから成る水系において使用する腐食抑制
剤であって、該アミノホスホン酸が、R1〜N結合(R
1は直鎖C1〜C3のアルキル基、Nに隣接しない二重
結合を有するC3〜C5のアルケニル基、トリル基、ベ
ンジル甚、又はシクロヘキシル基である。)を含有する
腐食抑制剤を開示している。
米国特許第3,960,576号は、水溶性のアルカリ
金属の酸化物・ケイ酸塩、有機ホスホン酸エステル、及
びカルボキシメチルセルロースから成る、水系において
使用するスケール及び腐食抑制剤を開示し、ている。
j蓼「沼4髪量慰坑’t  Q、112 7Qクー聾l
+  Us今41^物を含有するケイ酸塩を使用する自
動車及びディーゼルエンジン冷却機構において使用する
腐食抑制及びスケール減少/軽減組成物において防食配
合物を含有する該ケイ酸塩を配合物の0.1〜10重量
%の量で、1.000〜i、ooo、oooの範囲の平
均分子量を有する水溶性ポリカルボン酸である有効量の
ポリマー系分散剤と共に用いることにより成る組成物を
開示している。
米国特許第3,837,803号は、水溶性の有機又は
無機オルトホスフェートを、水溶性有機ホスホン酸又は
その塩と共に包含して成る。可溶カルシウム塩類を含有
する、水系において使用する腐食抑制組成物を開示して
いる。
米国特許第3.663.448号は、アミノホスホン酸
塩約1重量部、及び500〜12.000の範囲の分子
量を有する水溶性ポリアクリル酸又はポリアクリルアミ
ド約0.5〜Sri量部から成る、水系においてアルカ
リ土類金属スケールの沈降を抑制するのに有用な組成物
を開示している。
そして、APIΦオイルフィールド・ケミカルズ・アブ
ストラクト第29巻、パラグラフFl 173 (i9
82年10月)  [API 0ilfieldChe
n+1cals Abstract、 vat、 2+
3. paragraphF1173 (Oct、 1
982) ]には、水系において無機物質スケールの形
成及び沈降の抑制に使用するための、不飽和モノカルボ
ン及びジカルボン酸単位を含有するホスホノ−ポリカル
ボン酸の使用を開示したドイツ特許DE3,044,2
14号の記載がある。
l旦五菟1 本発明は、新規な、沈降防止の、リン酸ベースの不凍液
/冷却液用e縮物組成物、及び水性の、沈降防止の、リ
ン酸ベースの不凍液/冷却液組成物であって、該濃縮物
が、硬水(ここでは、CaCO3総硬度として150p
pmを超える水と定義される)で希釈されるものに関す
る。この新規な、リン酸ベースの不凍液/冷却液用濃縮
物は、硬水で希釈した際に、内燃機関の冷却機構に不利
な不溶沈降の形成を抑制する、安定な組成物のままであ
るということが発見された。
本発明の不凍液/冷却液用濃縮物組成物は、水溶性液体
アルコール凝固点降下剤、好ましくはエチレングリコー
ル80〜99重量%、好ましくは90〜99L重量%、
H3po、又はに2HPO4のようなリン含有腐食抑制
剤0.1〜15.0LI!量%、好ましくは0.1〜5
.0重量%、及び、 (i)  炭化水素アミノホスホン醜及び/又はアルカ
リ金属のアミノホスホン酸塩又はこれらの混合物であっ
て、該炭化水素アミノホスホン酸が次式: アルキレン基を表わし、xlはH,OH。
PO(OH)2 、NH2、又はN [R−PO(OH
)2 ] 2を表わし、Xz及びx3はN [R−PO
(OH) 2 ] 2又4*PO(OH) 2を表わす
、) の構造を右し; (i1)  ホスフィノポリカルボン酸及び/又はアル
カリ金属のホスフィノポリカルボン酸塩又はこれらの混
合物であって、該ホスフィノポリカルボン酸が200〜
2.000、好ましくは300〜1,500の範囲の分
子量を有し、次式: (式中、m+nは約2〜20.好ましくは約4〜16の
値を有する。) n)h、# :!Is  4 ゴv+、1&yrfii
i)  ポリアクリル又はポリマ1/イン酩及び/又は
該酸類のアルカリ金属塩類又はこれbの混合物であっで
、該酸類又は塩類が500〜10.000、好ましくは
500〜6,000の範囲の分子J、Hを有する から成る群より選ばれる少なくとも一種の沈降抑制安定
剤100〜5 、000 ppm、好ましくは100〜
2 、000  ppmから成る。
本発明の、水性の、リン酸ベースの不凍液/冷却液組成
物は、硬水10〜90重量%、好ましくは25〜75重
量%で希釈された、上記記載の。
リン酸ベースの不凍液/冷却液用濃縮物組成物から成る
。水性不凍液/冷却液組成物は、上記記載のどの沈降抑
制安定剤も含有しない、水性の、リン酸ベースの不凍液
/冷却液Ml酸物と比較して、改良された安定性を示す
−11洋11な一1夷 本発明の、新規な、沈降防止の、安定化された、リン酸
ベースの不凍液/冷却用濃縮物組成物は、液体アルコー
ル凝固点降下剤、リン含有腐食抑制剤、及び炭化水素ア
ミノホスホン酸及び/又はアルカリ金IN?5のアミノ
ホスホン酸塩又はこれらの混合物、ホスフィノポリカル
ボン酸及び/又はアルカリ金属のホスフィノポリカルボ
ン酸塩又はこれらの混合物、又は、ポリアクリルもしく
はポリマレイン酸及び/又は該酸類のアルカリ金属塩又
はこれらの混合物である少なくとも一種の沈降抑制安定
剤から成る。
」−記載・1&の不凍液/冷却適用e縮物組成物の、液
体アルコール凝固点降下剤成分は、グリコール又はグリ
コールエーテルでよい。本発明において、主成分として
使用されるグリコールエーテル類は、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコールのようなグリコール類、及び、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール及びジプロピレングリコールのメチル、エチ
ル、プロピル及びブチルエーテル類のようなグリコール
モノエーテル類を包含する。液体アルコール凝固点降下
剤成分は、80〜99重量%、好ましくは90〜99重
量%の濃度で使用してよい。液体アルコール凝固点降下
剤成分としては。
エチレングリコールが特に好ましい。
上記記載の不凍液/冷却液組成物の、リン含有腐食抑制
成分は、上記記載の液体アルコール凝固点降下剤に添加
して用いられる、いかなるリン含有化合物でもよい、腐
食抑制成分は、0.1〜15.0重量%、好ましくはo
、i〜5.0重量%の濃度で使用してよい* Hs P
O4及びに2 HP 04は、本発明において使用する
リン含有腐食抑制化合物として特に好ましいものである
上記記載の不凍液/冷却液組成物の炭化水素アミノホス
ホン酸成分は1次式: (式中、Rは置換又は非置換の01〜G、のアルキレン
基を表わし、xlはHlOHlPO(OH) 2.NH
2,又はN [R−PO(OH)2 ] 2 を表わし
、x2及びx3はN [R−PO(OH) 2 ] 2
又はPO(OH) 2を表わす、) で示すことができる゛0本発明において、沈降抑制安定
剤としての使用に好適な炭化水素アミノホスホン酸類の
例は、以下のもの: ジエチ1/ントリアミンベンタキス(メチレンホスホン
酸); エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸);N−
(ヒドロキシエチル)−N−ビス(メチレンホスホン酸
); ヘキサメチレンジアミン−N、N、N’ 、N’−テト
ラ(メチレンホスホン酸);及びニトリロトリス(メチ
レンホスホン酸) を包含する。
上記記載の7ミノホスホン酸から銹導された。
アルカリ金属のアミノホスホン酸塩類もまた。木発明の
不凍液/冷却液組成物に用いてよく、アミノホスホン醇
ナトリウム類が特に好ましい。使用に好適l♂ニアミノ
ホスホン酸類及びアミノホスホン酸塩類としては、ウェ
イプレックス45K(:Wayplex 45K) (
zチレンジアミ7−N、N。
N’ 、N’−テトラ(メチレンホスホン酸〕)ノよう
な、ウェイブレックス・シリーズの商品名で、ウェイラ
ンド・ケミカル社(Way landChemical
 Co、)から市1反されているもの、及び、ブリクエ
スト543−33 S (Briquest 543−
33S)  (ジエチレンアミノペンタキス−(メチレ
ンホスホン酸)ナトリウム)のような、ブリクエスト・
シリーズの商品名で、アルブライ)−アンド・ウィルソ
ン(テネッコ・カンパニー)(Albright & 
Wilson (a Ter+neco Compan
y) )から入手可能なものを包含する0本発明の不凍
液/冷却液Ml酸物において使用してよい上記記載の炭
化水素アミノホスホン酸類及び/又はアミノホスホン酸
塩類又はこれらの混合物の大体の濃度は、約100pp
ff1〜5.OOOppm、好ましくは、約100  
ppm 〜2 、000  ppmである。
上記記載の不凍液/冷却液組成物のホスフィノポリカル
ボン酸成分は1次式: (式中、m+nは約2〜20、好ましくは約4〜16の
値を右する。) で示すことができる。8Aホスフイノポリカルボン酸の
分子量は、200〜2.000、好ましくは300〜1
,500の範囲である。上記記載のホスフィノポリカル
ボン酸から誘導されたアルカリ金属のホスフィノポリカ
ルボン酸1M類もまた、本発明の不凍液/冷却液組成物
に用いてよく、ホスフィツボ・リカルポン酸ナトリウム
が特に好ましい、ホスフィノポリカルボン酸類及び/又
は塩類は、ioo〜5,000ppm、好ましくは、1
00〜2,000ppmの濃度範囲で存在してより亀、
使用に好適なホスフィノポリカルボン酸類及びポリカル
ボン酸塩類は、ベルスパース161 (Belsper
se IEII)及びベルクレン500(Belcle
ne 500)のような、ベルスパース及びベルクレン
シリーズの商品名で、チバガイギー社(Ciba−Ge
igy Carp、)から市販されているものを包含す
る。
本発明のポリマレイン酸安定剤成分は、500〜10.
000、好ましくは500〜6,000の範囲の分子量
を有する。上記記載のポリマレイン酸から誘導されたア
ルカリ金属のポリマレイン酸147.類もまた2本発明
の不凍液/冷却液において用いてよく、ポリマレイン酸
ナトリウムが特に好ましい、ポリマレイン酸類及び/又
は塩類は、100〜5 、000 ppm、好ましくは
100〜2.0OOppsの濃度範囲で存在してよい、
ポリマレイン酸ナトリウム塩類が特に好ましい、使用に
好適なポリマレイン酸ナトリウム塩類は、ベルクレン2
01のような、ベルクレンシリーズの商品名でチバガイ
ギー社から市販されているものを包含する。
未発jすIのポリアクリル酸及び/又はアルカリ金属の
ポリアクリル酸塩安定剤成分は、約500〜10,00
0、好ましくは、約500〜6.000の範囲の分子量
を有するポリアクリル酸及び/又はポリアクリル酸塩が
好ましい0本発明において使用するのにポリアクリル酸
ナトリウム類が特に好ましい、使用に好適なポリアクリ
ル酸ナトリウム類は、グツドライト(Good−rit
e)K−732、に−739、に−752及びに−75
9のようなグツドライト・シリーズの商品名でB、F、
グツドリッチ・カンパニー(B、 F。
Goodrich Company)から市販されてい
るものを包含する。本発明において使用してよい、上記
記載のポリアクリル酸及び/又はポリアクリル酸塩の大
体の濃度は、約100pp■〜s 、 oo。
ppm、好ましくは約100〜2.OOOppmである
本発明における使用に好適な、更なる腐食抑制剤として
は、炭化水素アゾール、好ましくは、ベンゾトリアゾー
ルもしくはトリルトリアゾールのような芳香族トリアゾ
ールもしくはアルキル置換芳香族トリアゾール、又は、
メルカプトベンゾチアゾールナトリウム る。使用に最も好ましいアゾールはトリルトリアゾール に用いられる炭化水素アゾール成分の大体の濃度は、約
0.1〜0.5重量%、好ましくは約o.i〜0.3重
量%である。
一種以上の従来の腐食抑制剤もまた、上記記載の不凍液
/冷却液配合物において用いてもよい.かかる従来の腐
食抑制剤は、0.01〜5、0重量%の濃度で用いてよ
く、アルカリ金属のホウ酸塩類、アルカリ金属のケイ酸
塩類、アルカリ金属の安息香酸塩類、アルカリ金属の硝
酸塩類、アルカリ金属の亜硝酸塩類及びアルカリ金属の
モリブデン酸塩類から成る群より選んでよい。
本発明の一つの実施態様において、上記記載の不凍液/
′冷力J液川用縮物M1成物は、ここでCaCO3i硬
1隻として150PPmを超える濃度を有する水と定義
される硬水10〜90重h1%、好ましくは25〜75
玉量%で希釈される。上記載・1&の不凍液/冷却液組
成物の安定剤成分が作用して不凍液/冷却液配合物中に
含有されるリン酸塩及び/又はケイ酸j1!腐食抑制剤
のイオンが,硬水を経由して不凍液/冷却液組成物中に
導入されるアルカリ土類金属イオン(特に、カルシウム
及びマグネシウムイオン)と不溶沈降を形成することを
防止する。
本発明方法を、以下の実施例によってより具体的に説明
するが、それらは本発明を制限するために意図されたも
のではなく,むしろ本発明を明確に説明するために意図
されたものである。
又ル血−ユ 大部分がエチレングリコールから成り、H3 PO4 
1 、l 2Lmffi%及びメタケイ酸ナトリウム5
水和物0.3重量%、及び、配合物のPHを約10.5
に修正するのに充分な量のKOHを含む不凍液配合物を
調製した,CaCO3総硬度として約200ppmに相
当する硬水で配合物を希釈した.水性配合物を90°C
に10分間加熱し、室温に冷却した。−晩放置後,水性
不凍液配合物から沈降した白色のフロック(floc)
物質が観察された。
支凰■−」 実施例1の水性不凍液配合物に、アミノホスホン酸塩即
ちジエチレントリアミンペンタキス−(メチレンホスホ
ンI%I)ナトリウム(ブリクエス)543−33S)
2 、000 ppmを加えた。
配合物を90″Cに10分間加熱し、次に室温に冷却し
た.−晩放置後、配合物を観察すると清澄であり、フロ
ックや沈降は観察されなかった。
災九−努一」 実施例1の水性不凍液配合物に、アミノホスホン酸エチ
レンジアミン−N,N,N’ 、N’−テトラ(メチレ
ンホスホン酸)(ウェイブレックス°Cに10分間加熱
し、次に室温に冷却した。−晩放置後、配合物を観察す
ると透明であり,フロックや沈降は観察されなかった。
L五1 実施例1の不凍液配合物に、分子量約 5、100のポリアクリル酸ナトリウム(グツドライト
に−732)200 ppmを加えた.配合物を90℃
に10分間加熱し、次に室温に冷却した.−晩放置後、
配合物は、わずかに濁っていたが、フロックや沈降物は
形成していなかった。
よ11L−j 実施例1の不凍液配合物に、分子量約 5、100のポリアクリル酸ナトリウム(グツドライト
に−732)l 、200  ppmを加えた.水性配
合物を90°Cに1. 0分間加熱し、次に室温に冷却
した.−晩放置後,配合物を観察すると清澄であり、フ
ロックや沈降は観察されなかった。
q17  fk lftd     Q実施例1の不凍
液配合物に、アミノホスホン酸塩、即ちジエチレントリ
アミンペンタキス−(メチレンホスホン酸)ナトリウム
(ブリクエスト543−33 S ) 100  pp
m、及び分子量約5,100のポリアクリル酸ナトリウ
ム(グツドライトK −739) 50  ppmを、
分子量約10,000のポリビニルピロリドン1.00
0ppmと共に加えた。水性配合物を90℃に10分間
加熱し、次に室温に冷却した。−晩成置後、配合物を観
察すると、清澄でありフロックや沈降は観察されなかっ
た。
災蓋且−1 実施例1の不凍液配合物に、分子量約 5.100のポリアクリル酸ナトリウム(グツドライト
に−732)100 ppm及びアミノホスホン酸エチ
レンジアミン−N、N、N’、N’−テトラ(メチレン
ホスホン酸)(ウェイプレックス45K)100 pp
mを加えた。水性配合物を90°0に10分間加熱し1
次に室温に冷却した。−晩成1δ後、配合物を観察する
と清澄であり、フロックや沈降は観察されなかった。
笑凰1 実施例1の不凍液配合物に1分子量約 1.200のホスフィノポリカルボン酸(ベルスパース
161) 400 ppmを加えた。水性配合物を90
’OにIO分子lit加熱し、次に室温に冷却し。
た、−晩放置後、配合物を観察すると清澄でありフロッ
クや沈降は観察されなかった。
又五当−」 実施例1の不凍液配合物に、ポリマレイン酸ナトリウム
(遊離酸分子量約800)(ベルクレン201)を加え
た。水性配合物を90℃に10分間加熱し、次に室温に
冷却した。−晩成置後、配合物は、わずかに濁っていた
が、フロック又は沈降は観察されなかった。
笈五班ユ」 大部分がエチレングリコールから成り。
K2HPO44,0重量%及びトリルトリアゾール0.
2重量%を含む不凍液配合物を調製した。配合物を、C
aCO3総硬度として約225ppmに相当する硬水で
希釈した。水性配合物を90℃に10分間加熱し1次に
室温に冷却した。冷却後、水性配合物中に、大量のフロ
ックが観察された。
爽直■ユ」 実施例10の水性不凍液配合物に、ジエチレントリアミ
ンペンタキス−(メチレンホスホン#)ナトリウム(ブ
リクエスト543−33S)500ppa+を加えた。
配合物を90℃に10分間加熱し、次に室温に冷却した
。−晩放置後、配合物を観察すると清澄であり、フロッ
クや沈降は観察されなかった。
火ム廻ユ1 実施例11の水性不凍液配合物に、分子量約5.100
のポリアクリル酸ナトリウム(グツドライトに−732
)100 ppmを加えた。配合物を90℃に10分間
加熱し、次に室温に冷却した。−晩放置後、フロックや
沈降は観察されなかった。
冷却液配合物を硬水で希釈した際に、該配合物から、不
溶塩類が沈降することを示している。これは、おそらく
は、不凍液/冷却液中に含有されるリンm塩及びケイ酸
塩のイオンと、硬水を経由して水性不凍液/冷却液中に
導入されたアルカリ土類金属のイオン(特にカルシウム
及びマグネシウムイオン)との相互作用によるものであ
る。
実施例2.3及び11は、リン酸ベースの不凍液/冷却
液配合物を硬水で希釈した際、炭化水素アミノホスホン
酸及び/又はアミノホスホン酸ナトリウムの存在が、該
不凍液/冷却液中における不溶沈降物の形成の防止に有
効であることを示している。
実施例8は、リン酸ベースの不凍液/冷却液配合物を硬
水で希釈した際、ホスフィノポリカルボン酸及び/又は
ホスフィノポリカルボン酸ナトリウムの存在が、該不凍
液/冷却液中における不溶沈降物の形成の防止に有効で
あることを示しプいス 実施例4及び5はリン酸ベースの不凍液/冷lJ液配合
物を硬水で希釈した際、分子量約5.100のポリアク
リル酸及び/又はポリ−7クリル酸すトリウム安定剤の
存在が、該不凍液/冷却液中における不溶沈降物の形成
の防止に有効であることを示している。
実施例9は、リン酸ベースの不凍液/冷却液配合物を硬
水で希釈した際、(LJ酸の分子量約800の)ポリマ
レイン酸及び/又はポリマレイン酸ナトリウムの存在が
、該不凍液/冷却液中における不溶沈降物の形成の防止
に有効であることを示している。
実施例6.7及び12は、リン酸ベースの不凍液/冷却
液配合物を硬水で希釈した際、炭化水素アミノホスホン
酸及び/又はアミノホスホン酸すトリウムを、分子量約
5.100のポリアクリル酸及び/又はポリアクリル酸
ナトリウムと共に組合わせて存在させることもまた、該
不凍液/冷却液中における不溶沈降物の形成の防止に有
効であることを示している。
本発明の]−記載載の実施例においで、トリルトリアゾ
ール ポリヒニルビロリドンのような従来の腐食抑制剤が更に
存在しても、本発明によって示される安定剤の安定化効
果を抑制するものではない、ということに往意すべきで
ある。
ここで用いられた語句及び表現は、詳述するという観点
から用いられたものであって、制限するという観点から
用いられたものではないということは明らかである.こ
れらの説明的な語句及び表現の使用においては、記載さ
れた特徴と回等のものを除外する意図はなく、本発明の
特許請求の範囲内において、種々の変更が可能であるこ
とが認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性液体アルコール凝固点降下剤、リン含有腐食
    抑制剤から成る不凍液用濃縮物組成物であって、該組成
    物が、凝固点降下剤80〜99重量%、リン含有腐食抑
    制剤0.1〜15重量%、及び、 (i)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子数12以下の置換又は非置換のア
    ルキレン基を表わし、X_1は水素原子又はヒドロキシ
    ル基、アミノ基、−PO(OH)基又は−N[R−PO
    (OH)_2]_2基を表わし、そしてX_2及びX_
    3は−PO(OH)_2基又は−N[R−PO(OH)
    _2]_2基を表わす。) を有する炭化水素アミノホスホン酸及び/又はアルカリ
    金属のアミノホスホン酸塩又はこれらの混合物; (ii)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、m+nは2〜20の値を有する。)を有する分
    子量200〜2,000の範囲のホスフィノポリカルボ
    ン酸及び/又はアルカリ金属のホスフィノポリカルボン
    酸塩又はこれらの混合物、及び、 (iii)ポリアクリル酸又はポリマレイン酸及び/又
    は該酸類のアルカリ金属塩類、又はこれらの混合物であ
    って、該酸類又は塩類が500〜10,000の範囲の
    分子量を有するもの、から成る少なくとも一種の沈降防
    止安定剤100〜5,000ppmを含有することを特
    徴とする組成物。 2、硬水、及び特許請求の範囲第1項記載の不凍液用濃
    縮物組成物10〜90重量%から成る、降下した凝固点
    を有する水性冷却液組成物。
JP61308954A 1986-02-28 1986-12-26 安定化された、リン酸ベ−スの不凍液用濃縮物組成物及び該組成物を含む水性冷却液組成物 Pending JPS62205183A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US83467886A 1986-02-28 1986-02-28
US834678 1986-02-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62205183A true JPS62205183A (ja) 1987-09-09

Family

ID=25267527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61308954A Pending JPS62205183A (ja) 1986-02-28 1986-12-26 安定化された、リン酸ベ−スの不凍液用濃縮物組成物及び該組成物を含む水性冷却液組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62205183A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5064552A (en) * 1988-09-24 1991-11-12 Basf Aktiengesellschaft Nitrite- and phosphate-free antifreeze based on glycol
WO2005037950A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
US8187763B2 (en) 2003-07-11 2012-05-29 Honda Motor Co., Ltd. Cooling liquid composition for fuel cell

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5064552A (en) * 1988-09-24 1991-11-12 Basf Aktiengesellschaft Nitrite- and phosphate-free antifreeze based on glycol
US8187763B2 (en) 2003-07-11 2012-05-29 Honda Motor Co., Ltd. Cooling liquid composition for fuel cell
WO2005037950A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
JPWO2005037950A1 (ja) * 2003-10-16 2006-12-28 シーシーアイ株式会社 冷却液組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0245557B1 (en) Stabilized antifreeze/coolant composition containing borate and silicate corrosion inhibitors
US6228283B1 (en) Aqueous corrosion inhibitor
US5723061A (en) Antifreeze composition comprising a water-soluble alcohol and a corrosion inhibitor system comprising dicarboxylic acids or salts thereof, diazole and a triazole
AU2002256500B2 (en) Monocarboxylic acid based antifreeze composition
US4138353A (en) Corrosion inhibiting composition and process of using same
US3960576A (en) Silicate-based corrosion inhibitor
CA1113238A (en) Anti-corrosion composition
CA2333046C (en) Diesel engine antifreeze composition
AU735758B2 (en) Extended engine coolant lifetime through polymeric polycarboxylate secondary silicate stabilization
US4440721A (en) Aqueous liquids containing metal cavitation-erosion corrosion inhibitors
EP0248346B1 (en) Antifreeze concentrates and coolants containing heteropolymolybdate compounds
JPH05339562A (ja) 燐酸塩を含有しグリコールをベースとする冷却混合液
EP0398284A1 (en) Antifreeze compositions
US20100276629A1 (en) Method for stabilizing an engine coolant concentrate and preventing hard water salt formation upon dilution
CA2308195C (en) Silicate free antifreeze composition
US5049304A (en) Scale control admixtures
US4707286A (en) Coolant stabilizer
CA2363660C (en) Monocarboxylic acid based antifreeze composition for diesel engines
NO173248B (no) Korrosjonshindrende varmeoverfoeringsblanding for anvendelse paa stoepejern og frysevaeske inneholdende en slik
JPS62205183A (ja) 安定化された、リン酸ベ−スの不凍液用濃縮物組成物及び該組成物を含む水性冷却液組成物
KR100962792B1 (ko) 열산화 안정성이 우수한 부동액 조성물
KR100470107B1 (ko) 밀폐형 난방 시스템용 설비 보호제 조성물
KR100573963B1 (ko) 부동액 조성물
KR101296849B1 (ko) 글리세린 부동액 조성물
RU2802675C2 (ru) Жидкий теплоноситель, содержащий синергическую смесь составов ингибиторов коррозии