JPS6220447Y2 - - Google Patents

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JPS6220447Y2
JPS6220447Y2 JP6172882U JP6172882U JPS6220447Y2 JP S6220447 Y2 JPS6220447 Y2 JP S6220447Y2 JP 6172882 U JP6172882 U JP 6172882U JP 6172882 U JP6172882 U JP 6172882U JP S6220447 Y2 JPS6220447 Y2 JP S6220447Y2
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JP
Japan
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rod
frame
contact
opening
plating
Prior art date
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JP6172882U
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JPS58163569U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は箱状の被表面処理部材を保持するた
めのめつき治具に関する。
自動処理による表面処理、例えば電気めつきな
どを行なう場合には、第1図に示すように、移動
部材1に被表面処理部材2を保持した保持具3を
吊るし、そのままの状態で移動部材1を下降させ
被表面処理部材2を表面処理液に浸漬している。
そして表面処理が終了すると、そのままの状態で
移動部材1を上昇させて被表面処理部材2を処理
槽から引上げている。
しかしながら上記の方法では、一面が開口した
箱状の被表面処理部材2の表面処理を行なう場合
に、第1図aに示すように被表面処理部材2の開
口部2aが僅かでも下向きになつていると、浸漬
した際の空気残りや処理中に発生するガスが上隈
部に溜まつてエアポケツト4となり、被表面処理
部材2の内面に無処理部が生じたり、あるいは逆
に第1図bに示すように開口部2aが僅かでも上
向きになつていると、処理槽から引上げる際に表
面処理液をその下隈部ですくい出してしまうとい
う欠点があつた。
このため、箱状の被表面処理部材の表面処理作
業を行なうには、エアポケツトを生じないように
処理液に浸漬した後上向きに直したり、あるいは
処理槽から引上げた後表面処理液を流し出したり
して一個一個を手作業で行なわざるを得ず、生産
性が悪くコストも高くなるという欠点があつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、箱状物の表面処理を自動処理できるように
し、生産性の向上、コストの低減を可能としため
つき治具を提供することを目的としている。
以下、図面に基いてこの考案の一実施例を説明
する。第2〜4図はこの考案の一実施例を示し、
第2図は移動部材に保持具を吊り下げた状態を示
す斜視図、第3図はその側面図、第4図はめつき
液中に保持具を浸漬した状態を示す側面図であ
る。
これらの図において、10は陰極棒である移動
部材(移動カソードーバー)であつて、断面矩形
の水平な柱状を成し、搬送装置(図示せず)で上
下方向、水平方向に搬送されるものである。
移動部材10には保持具20が取りはずし可能
に吊下げられる。保持具20は、移動部材10に
適合するように「コ」字状に屈曲された2個の係
合部21a、21aを有する導電性の係合部材2
1を備えている。この係合部材21は、取りはず
し可能に電気的に接続された状態で移動部材10
に吊下げられる。係合部材21の下端部には、ほ
ぼ長方形状に円環する導電性の枠体22が、係合
部材21の幅方向両端において連結部23によつ
て回動自在に取付けられている。
枠体22の水平桿22aには、ほぼ「コ」状に
屈曲された通電支持棒24が枠体22の長手方向
に所定間隔で2本ずつ設けられている。この通電
支持棒24は、一面が開口した箱状の被めつき物
30の対向側面に穿設された挿通穴31に内側か
ら挿通係合できるように、先端がそれぞれ外側に
向かつて折曲されている。
さらに水平桿22aには、めつき液に浸漬しな
い状態(第3図)において通電支持棒24に係合
された前記被めつき物30の開口部32が斜め下
向きとなるように、開口部下縁を支える押え部材
25が設けられている。
また枠体22の上下端部には、取付け桿22
b、22bが突設され、この上下の取付け桿22
b,22bには絶縁部材27,27を介して導電
性の棒状部材26が取付けられている。棒状部材
26は、先端が被めつき物30の開口部32方向
へ延出した複数本の突出棒28を有すると共に、
その上端部には枠体22と反対方向に折曲された
当接棒29を有している。
第4図に示すように、めつき槽40の側壁40
a,40aの上部近傍には、導電性の柱状体4
2、42がめつき槽40内の陽極41、41とそ
れぞれ電気的に接続された状態で設けられてい
る。当接棒29側の柱状体42には当接部材(補
助ブースター)43が導電性の突設桿43aによ
つて取付けられている。このため、当接棒29が
下降して当接部材43に当接棒29の先端が当接
すると、枠体22(及び当接棒29)は連結部2
3を中心として回動して被めつき物30の開口部
32が斜め上向きとなる。この当接部材43は柱
状体42に電気的に接続され、棒状部材26と陽
極41とを電気的に接続する。
次に上記実施例の使用方法を説明する。
まず陰極棒である移動部材10に保持具20を
吊るし、被めつき物30を通電支持棒24にセツ
トする。被めつき物30の開口部32の下縁は押
え部材25によつて押えられ、第3図に示すよう
に開口部32は斜め下向きとなる。
次に移動部材10を下降させ、保持具20を
徐々にめつき液に浸漬する。
所定距離移動部材10を下降させると、当接棒
29の先端部が当接部材43に当接し、さらに移
動部材10を下降させると、第4図に示すように
枠体22(及び当接棒29)は連結部23を中心
として時計方向へ回動し、被めつき物30の開口
部32は斜め上向きとなる。従つて、被めつき物
30の内部に浸漬の際の空気が残つていても開口
部32から完全に排出される。
次に陽極41から当接部材43を介して棒状部
材26及び突出棒28へと電流が流れ、めつきが
開始される。被めつき物30の開口部32は斜め
上向きとなつているから、被めつき物30の内部
でガスが発生しても、被めつき物30の上面内壁
に沿つて開口部32から排出されるため、ガスが
上隈部に溜まることがなくなる。
めつき終了後、移動部材10を上昇させて保持
具20をめつき槽40から引上げると、当接部材
43から当接棒29が離れるため、第3図に示す
ように被めつき物30の開口部32が斜め下向き
の状態に復帰する。このため、めつき液は被めつ
き物30の開口部32から流れ出る。
このように、移動部材10の上昇、下降に応じ
て自動的に被めつき物30の開口部32が、めつ
き液浸漬時には斜め上向きに、引上げ時には斜め
下向きになる。
以上この考案の一実施例を説明したが、この考
案は上記実施例に限定されるものではなく無電解
めつき、クロメート処理、りん酸亜鉛処理などに
も使用可能である。
以上説明したようにこの考案によれば被表面処
理部材の開口部が表面処理液に浸漬しない状態で
は斜め下向きに、処理中は開口部が斜め上向きに
なるように構成されている。このため空気残りや
処理中のガス溜まりによる無処理部の発生や槽か
ら引上げた際の処理液のすくい出しがなくなり、
表面処理作業の自動化が可能となり、生産性の向
上、コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来の表面処理の方法を示す側
面図、第2〜4図はこの考案の一実施例を示し、
第2図は移動部材に保持具を吊下げた状態を示す
斜視図、第3図はその側面図、第4図はめつき液
に浸漬した状態を示す側面図である。 10……移動部材、20……保持具、21……
係合部材、22……枠体、23……連結部、24
……通電支持棒、25……押え部材、26……棒
状部材、28……突出棒、29……当接棒、30
……被めつき物、32……開口部、40……めつ
き槽、41……陽極、42……柱状体、43……
当接部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被表面処理部材を取付けるための通電支持棒2
    4を設けた枠体22と、 前記枠体22を垂直に吊り下げるための、陰極
    棒10と電気的に接続した係合部材21と、 前記枠体22と離間する方向に延出され、枠体
    22を当接部材との当接によつて回動させるため
    の棒状部材26の上端部に設けた当接棒29と、 前記当接棒29によつて前記枠体22が回動自
    在となるよう前記係合部材21と前記枠体22と
    の間に設けた連結部23とを備えためつき治具。
JP6172882U 1982-04-27 1982-04-27 めっき治具 Granted JPS58163569U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6172882U JPS58163569U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 めっき治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6172882U JPS58163569U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 めっき治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163569U JPS58163569U (ja) 1983-10-31
JPS6220447Y2 true JPS6220447Y2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=30071910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6172882U Granted JPS58163569U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 めっき治具

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JP (1) JPS58163569U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113106526A (zh) * 2021-04-02 2021-07-13 贵州航天风华精密设备有限公司 零件电镀快速装夹装置和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113106526A (zh) * 2021-04-02 2021-07-13 贵州航天风华精密设备有限公司 零件电镀快速装夹装置和方法
CN113106526B (zh) * 2021-04-02 2022-02-11 贵州航天风华精密设备有限公司 零件电镀快速装夹装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58163569U (ja) 1983-10-31

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