JPS62203838A - リトラクタブルヘツドランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はリトラクタブルヘッドランプ装置に関する。

従来の技術 第４，５図は従来のリトラクタブルヘッドランプ装置を
示すものであって、車体の前側部に隔成したヘッドラン
プ格納凹部１と、このヘッドランプ格納凹部１に組付け
られてヘッドランプ本体２を使用位置と格納位置とに移
動するリンク機構３と、ヘッドランプ本体２の格納位置
でヘッドランプ格納凹部１を閉塞するリッド４・１とを
備えている。

前記ヘッドランプ格納凹部１はエンジンフード５の前側
部に切欠形成した切欠部６とフロントフエンダ７の前側
部に切欠形成した切欠部８とフロントパンパ９の上側面
に設けた凹部１０とで取り囲まれる上部開口部１１を備
えている。このヘッドランプ格納凹部１におけるエンジ
ンフード５の切欠部６後側縁で被われる上部１２と、こ
の上部１２前側縁から下方に連らなる後壁部１３の下部
とにはリンク取付部１４　、１５を形成しである。これ
らリンク取付部１４　、１５は裏面に溶接したウェルド
ナツトによって形成される取付孔部１６　、１７を備え
ている。前記リンク機構３は少なくとも前記ヘッドラン
プ格納凹部１に取付けられるベースリンク１８と、この
ベースリンク１８に上下動自在に連結したハウジングリ
ンク部１９とを備えている。このベースリンク１８は、
ヘッドランプ格納凹部１の後壁部１３前方に並設し得る
略方形状に形成され、その上部に後方へ略水平状に曲折
形成されかつねじ挿通孔美を有する被取付部２１を備え
、その下部にねじ挿通孔ｎを有する被取付部田を備えて
おシ、前記上部被取付部２１を前記ヘッドランプ格納凹
部１の上部リンク取付部１４にねじムで固定すると共に
、前記下部被取付部ｎを前記ヘッドランプ格納凹部１の
下部リンク取付部１５にねじ５で固定することによって
、−・ラドランプ格納凹部１に取付けられている。前記
ハウジングリンク部１９はベースリンク１８の上部にピ
ン加を介して上下動自在に連結したアツハＩＪンク谷と
、ベースリンク１８の下部にビン公を介して上下動自在
に連結したロアリンク四と、これらアッパリンクｎの先
端とロアリンク四の先端とに跨ってピン（資）、３１を
介して上下動自在に連結したステーリンク３２とで構成
されている。前記アッパリンク苔の車幅方向側壁下部と
後部とには図外のねじ穴を有するリッド取付部オ、３４
を備えている。

また前記ステーリンク３２には前記ヘッドランプ２が取
付けられるようになっている。前記リッド４はその車幅
方向側壁下部と後壁下部とに図外のねじ挿通孔を有する
被取付部３５　、３６を備え、これら被取付部ア、３６
をアッパリンクｎのリッド取付部３３　、３４にねじ３
７　、３８で固定することによってハウジングリンク部
１９上に横架されている。３９はパワーユニットであっ
て、ヘッドランプ格納凹部１後方の車体パネル部４０に
固定したモータ４１と、このモータ４１の出力軸４２に
固定した中継リンク４３と、この中継リンク４３の先端
と前記アッパリンクｎの側壁下部に延設したブラケット
部４４とに跨ってピン４５　、４６を介１−て連結した
コンタクトリンク４７とを備え、モータ４１の動力を中
継リンク４３からアッパリンクｎに伝達し、ヘッドラン
プ本体２をリンク機構３によって上下方向へ平行移動し
て使用位置と格納位置とに移動するようになっている。

４８はベースリンク１８の上部被取付部２１を被うプロ
テクタであって、アッパリンクｎの後部に前記ねじ３８
によってリッド１１と共締めされている。４９はリッド
４の前縁下部に取付けられて、該リッド４とヘッドラン
プ本体２とのパーティング間隙を被うフィニッシャであ
る。この類似構造は実開昭５９−１２０６３９号公報に
示されている。

発明が解決しようとする問題点 しかし前述の構造においては、ヘッドランプ格納凹部１
の上部と下部とのリンク取付部１４　、１５を互いに交
差する面に形成し、これら交差状のりンク取付部１４　
、１５にリンク機構３におけるベースリンク１８の上部
と下部との被取付部２１　、２３をねじ冴、２５で固定
してあり、該ベースリンク１８をヘントランプ格納凹部
１に対して車幅方向へは調整自在に組付けであるものの
、車体前後方向と上下方向とには調整することができな
い。しかも、リッド４とハウジングリンク部１９のアッ
パリンクごとを本体２の位置でもヘッドランプ格納凹部
１内に納めて、車外から見えないようにして見栄えをよ
くするために、リンク機構３をヘッドランプ格納凹部１
へ組付けたままでは、前記ねじ３７をゆるめてリッド４
をリンク機構３に対して移動調整することができない。

このため、リッド・１をエンジンフード５とフロントフ
ェンダ７と路面−に整合する所ｆｌ　ＩＪラッドの建付
は調整に際しては、第５図に示すようにヘッドランプ格
納凹部１の上部と下部とのリンク取付部１４　、１５と
、リンク機構３におけるベースリンク１８の上部と下部
との被取付部２１゜田との間に、シム関、５１を介装す
ることによって、リンク機構３をヘッドランプ格納凹部
１に対して車体前後方向および車体上下方向へ調整自在
に組付け、もってリッド４をエンジンフード５とフロン
トフェンダ７とに路面−に整合するように建付は調整し
ていた。しかし、前記シムＩを、ヘッドランプ格納凹部
１における上部のリンク取付部１４とベースリンク１８
における上部の被取付部２１との間に介装するには、エ
ンジンフード５を開閉しなければならず、エンジンフー
ド５を閉塞したまま、前記リッド４の建付は調整を行な
うことができなかった。

また、リッド４とアッパリンクｎとを固定するねじ３７
をヘッドランプの使用位置でも車外から隠すために、リ
ンク機構３をヘッドランプ格納凹部１へ組付けたままで
は、リッド４をリンク機構３に脱着することができない
ので、リッド４の交換作業が面倒であった。

そこで本発明は、リッドの建付は調整やリッドの交換を
容易に行なうことができるリトラクタブルヘッドランプ
装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 車体の前側部に簿嚢キ寺ヘッドランプ格納凹部が形成さ
れ、前記ヘッドランプ格納凹部にベースリンクと、この
ベースリンクに上下動自在に連結したハウジングリンク
部とを有しかつ該ハウジングリンク部の前部に装着され
るヘッドランプ本体を使用位置と格納位置とて移動する
リンク機構が取付けられ、このリンク機構のハウジング
リンク部上に倹棄寺者４ヘッドランプ本体の格納位置で
ヘッドランプ格納凹部を閉塞するリッドを横架し。

前記ヘッドランプ格納凹部の上部と下部それぞれにリン
ク取付部を互いに上向きで略平行に設けると共に、前記
リンク機構のベースリンクの上部と下部それぞれに被取
付部を互いに略平行に設け、これら被取付部それぞれを
前記ヘッドランプ格納凹部のリンク取付部上に車体前後
方向および車幅方向へ移動調節自在にねじ固定する一方
、前記リンク機構のハウジングリンク部の上部前側と上
部後側とにリッド取付部を設けると共に、前記リッドの
前下部と後下部とに被取付部を設け、これら被取付部を
前記ハウジングリンク部のリッド取付部に車体上下方向
へ移動調節自在にねじ固定しである。

実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に従来の構造と同一部
分に同一符号を付して詳述する。

第１，２図に示すように、車体の前側部に隔成したヘッ
ドランプ格納凹部１と、少なくとも前記ヘッドランプ格
納凹部１に取付けられるベースリンク１８とこのベース
リンク１８に上下動自在に連結したハウジングリンク部
１９とを有しかつ該ハウジングリンク部１９の前部に装
着されるヘッドランプ本体２をパワーユニット３９の動
力によって使用位置と格納位置とに移動するリンク機構
３と、このリンク機構３のハウジングリンク部１９上に
横架されてヘッドランプ本体２の格納位置でヘッドラン
プ格納凹部ＩＫおけるエンジンフード５の切欠部６とフ
ロントフェンダ７の切欠部８とフロントバンパ９の凹部
ｌＯとで取シ囲まれる開口部１１を閉塞するリッド４と
を備えている。前記ヘッドランプ格納凹部ｌの上部１２
と下部それぞれにリンク取付部１４　、５２を互いに上
向きで略平行に設けである。

この上部リンク取付部１４はその裏面に溶接したウェル
ドナツトによって形成された取付孔部１６を備えている
。また前記下部リンク取付部５２はヘッドランプ格納凹
部１の底壁郷関にねじ挿通孔５＝１を備えて形成されて
いる。前記リンク機構３におけるベースリンク１８の上
部と下部それぞれには被取付部２１　、５５を互いに略
平行に設けである。この上部被取付部２１　Ｋはねじ挿
通孔Ｉを備えている。また、前記下部被取付部５５には
その上面に溶接したウェルドナツトによって形成した取
付孔部５６を備えている。これら上部と下部との被取付
部２１　、５：５それぞれは、前記ヘッドランプ格納凹
部１における上部と下部とのリンク取付部１４　、５２
上に重合して車体前後方向および車幅方向へ移動調節自
在にねじス、５７で固定されている。前記リンク機構３
のハウジングリンク部１９は、ベースリンク１８の上部
にピン％結合したアッパリンク苔と、ベースリンク１８
の下部にピン四結合したロアリンク四と、これらアッパ
リンクｎの先端とロアリンク加の先端とに跨ってビン３
０　、３１結合してヘッドランプ本体２を装着するステ
ーリンク３２とで構成され四節平行リンクが形成されて
いる。前記アッパリンクｎの前側と後側とに図外のウェ
ルドナツトで形成される取付孔部を有するリッド取付部
５８　、３４を設けておる。次に第２図及び第３図にお
いて説明すると、前記リッド４の前下部と後下部とには
被取付部５９．６０はリッド４の車幅方向側部内側にね
じ６１で固定したブラケット６２の前壁部と後壁部とで
形成されている。前下部の被取付部５９は縦長孔−を備
えている。後下部の被取付部ωは縦長孔伺を備えている
。そして、これらリッド４の被取付部５９　、６０は縦
長孔６３．６４を介してアッパリンクｎのリッド取付部
５８　、３４に車体上下刃向へ移動調節自在にねじ印、
６６で固定されている。前記ヘッドランプ格納凹部１の
下部リンク取付部５２にベースリンク１８の下部被取付
部５５を固定するねじ５７は、ヘッドランプ格納凹部１
の下部リンク取付部５２の下方からベースリンク１８の
下部被取付部５５に締付けである。

前記アッパリンク谷の後側リッド取付部員にリッド４の
後下部被取付部間を固定するねじ６２は、ラバープロテ
クタ４８を共線めする関係から、リッド４の後下部被取
付部間後方からアッパリンクｎの後側リッド取付部あに
締付けてあシ、このねじ６２におけるアッパリンク谷の
後側リッド取付部あから前方に突出する先端には、エン
ジンフード５を閉めた状態でステーリンク３２側（前側
）からドライバのような工具で締付けることができるよ
うに、工具装着凹部６７を形成しである。７０はアラ・
（リンクｎの後壁に突設したロケートピン、７１はリッ
ドの後壁に形成した縦長穴のロケート孔である。

以上の実施例構造によれば、リッド４をアラ・くリンク
泣にロケートピン７０とロケート孔７１との案内下で前
下部と後下部との被取付部５９．６０を介してねじ母、
６６で仮締めすると共に、このリッド４の取付い九リン
ク機構３をヘッドランプ格納凹部１に挿入し、ベースリ
ンク１８の上部と下部との被取付部２１．５５をヘッド
ランプ格納凹部１の上部と下部とのリンク取付部１４　
、５２上に重合してねじス、５７で仮締めする。この仮
組付は後において、リンク機構３を閉動してリッド４を
閉じ、かつエンジンフード５を閉じた後、ベースリンク
１８を車体前後方向および車幅方向に移動調節してリッ
ド４のエンジンフード５とフロント７エンダ７とのパー
ティング間隙を所要の値に設定して建付は調整し、この
リンク機構３の建付けｖ４整完了後にねじ５７をヘッド
ラング格納凹部１の下側から本締めして、ベースリンク
１８の下部被取付部５５をヘッドランプ格納凹部１の下
部リンク取付部５２に固定する。

そして、リッド４を上下方向に移動調節して、リッド４
をエンジン７−ド５とフロント７エンダ７とに路面−に
整合して建付は調整し、このリッド４の建付は調整完了
後にリッド４の前縁とヘッドランプ格納凹部１との隙間
からねじ６，６６を本締めして、リッド４をアッパリン
クｎに固定する。

その後、エンジンフード５を開゛けてねじムを本締めし
て、ベースリンク１８の上部被取付部２１をヘッドラン
プ格納凹部ｌの上部リンク取付部１４に固定する。さら
に、ヘッドランプ格納凹部１に正確に組付けられたリト
ラクタブルヘッドランプ装置のリッド４とハウジングリ
ンク部１９とを上方に移動し、ヘッドランプ本体２をハ
ウジングリンク部１９のステーリンク３２に取付けた後
、フィニッシャ−１９をリッド４の前縁下部に取付ける
。

一方、衝突やその他何らかの原因でリッド４を損傷した
場合に、リッド４を新品に交換するが、このリッド４の
交換に際しては、ヘッドランプ本体２を使用位置に設定
し、リンク機構３をヘッドラング格納凹部１から取外す
ことなく、フィニッシャ４９とヘッドランプ本体２とを
取外した後、ねじ田、６６を取外して、損傷したリッド
４をアッパリンク４から取外し友後、新しいリッドをア
ッパリンク茨にねじ６，６６で固定した後、ヘッドラン
グ本体２をステージ／り３２に取付け、フィニッシャ４
９をリッド４に取付けることができる。

前記実施例にあっては、被取付部５９　、６０をリッド
４と別形成したブラケット６２で形成した場合について
例示して説明したけれども、第３図に示すように、リッ
ド４の側壁の前端を内側に曲折形成した前壁に縦長孔６
３を形成して前下部被取付部５９Ａと成し、リッド４の
後壁に縦長孔倶を形成して後下部被取付部６０Ａと成し
、これら被取付部５９Ａ。

６０　Ａをリッド４と一体形成して、リッド４とブラケ
ット６２との取付は作業を省略することもできる。

また、上記実施例においては、ハウジングリンク部を四
節平行リンクとした実施例を示したが、第１図において
、ステーリンク３２とロアリンク四を廃して、アッパリ
ンク谷にヘッドランプ本体２を取付けてパワーユニット
、３９によυ回動させるようにしてもよい。さらに、上
記実施例において、上部リンク取付部１４と下部リンク
取付部５２をともに略水平な面としたが、第１図におけ
るエンジンフード５の傾斜と略平行な面にすることによ
り、リッド４とエンジンフード５との面整合をくずすこ
となくリッド４とエンジンフード５とのパーティング間
隙を調整することができる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、ベースリンクの上部
と下部それぞれに被取付部を互いに略平行に設はヘッド
ラング格納凹部のリンク取付部に取付るようにしたため
、車体前後方向および車幅方向に移動調整が可能となり
、エンジンフードを閉じた状態でリンク機構を車体前後
方向および車幅方向に移動調整してリッドのエンジンフ
ードとフロントフェンダとのパーティング間隙を所要の
値に設定することができると共に、リッドをハウジング
リンク部に対して車体上下方向へ移動調節自在にねじ固
定するようにしたので、上下動調整して、リッドをエン
ジンフードとフロントフェンダと路面−に整合すること
ができ、かつ、ハウジングリンク部の、車体前後方向の
前側と後側に取付部を設けてリッドを取付けたので、エ
ンジンフードを閉めた状態で前方向から上下動調整がで
き、もってリッドの建付は調整を容易に行なうことがで
きる。しかも、リッドの交換に際しては、リンク機構を
取外すことなく、リッドをリンク機構から取外すことが
できるので、リッドの交換も容易に行なうことができる
。さらに、ヘッドランプの使用位置にあっては、リッド
とリンク＠構との取付部がリッドとヘッドランプとで被
われて目隠しされているので、見栄えも確保することが
できる等の新規な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略側面図、第２図は
同実施例を分解して示す斜視図、第３図は本発明の異な
る例を示すリッドの斜視図、第４図は自動車のリトラク
タブルヘッドランプ装置ｔまわシを示す剪斜視図、第５
図は従来のりトラクタプルへラドラング装置を示す概略
側面図上ある。 １・・・ヘッドランフ格納凹部、２・・・ヘッドランプ
本体、３・・・リンク機構、４・・・リッド、１８・・
・ベースリンク、１９・・・ハウジングリンク部、１４
　、５２・・・リンク取付部、２１　、５５・・・被取
付部、３−１　、５８・・・リッド取付部、５９　、６
０・・・被取付部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体の前側部にヘッドランプ格納凹部が形成され、前記
   ヘッドランプ格納凹部に、ベースリンクとこのベースリ
   ンクに上下動自在に連結したハウジングリンク部とを有
   しかつ該ハウジングリンク部の前部に装着されるヘッド
   ランプ本体を使用位置と格納位置とに移動するリンク機
   構が取付けられ、このリンク機構のハウジングリンク部
   上にヘッドランプ本体の格納位置でヘッドランプ格納凹
   部を閉塞するリッドを横架し、前記ヘッドランプ格納凹
   部の上部と下部それぞれにリンク取付部を互いに上向き
   で略平行に設けると共に、前記リンク機構のベースリン
   クの上部と下部それぞれに被取付部を互いに略平行に設
   け、これら被取付部それぞれを前記ヘッドランプ格納凹
   部のリンク取付部上に車体前後方向および車幅方向へ移
   動調節自在にねじ固定する一方、前記リンク機構のハウ
   ジングリンク部の上部前側と上部後側とにリッド取付部
   を設けると共に、前記リッドの前下部と後下部とに被取
   付部を設け、これら被取付部を前記ハウジングリンク部
   のリッド取付部に車体上下方向へ移動調節自在にねじ固
   定したことを特徴とするリトラクタブルヘッドランプ装
   置。