JPS62201864A - 3―アミノピロリジンの製造法 - Google Patents

3―アミノピロリジンの製造法

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JPS62201864A
JPS62201864A JP22604185A JP22604185A JPS62201864A JP S62201864 A JPS62201864 A JP S62201864A JP 22604185 A JP22604185 A JP 22604185A JP 22604185 A JP22604185 A JP 22604185A JP S62201864 A JPS62201864 A JP S62201864A
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aminopyrrolidine
ammonia
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Takeshi Hojo
剛 北條
Yasushi Sakamoto
坂本 安司
Masumi Tsutsumi
堤 ます美
Tamotsu Yamada
保 山田
Kazuhiko Nakazono
中園 数彦
Kazuya Ishimori
石森 一也
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Tokyo Kasei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、合成JJX科として有用な、殊に農薬・医
薬のような生理活性v!l質金つくる碑M、JAL索と
して適合する5−アミノピロリジンとその製造法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、5−アミノピロリジンそのものは、その単純な構
造にもかかわらず、合成され九ことも、天然物中などか
ら単離されたこともなく、その物性は全く知られていな
かつ九。わずかに、1−位および/まtは5−位の窒系
に置換jt有する5−アミノピロリジンが知られている
のみでるる。従って、過去5−アミノピロリジンそのも
のから直接有用と考えられる物が合成された?1jri
報告されていないが、分子内に3−アミノピロリジン骨
格金倉み生理活性を示す有用な化合物があることは知ら
れている。例えは、1967−1968年にO,D、L
un5ford等は、1−位に置換基を有する各種5−
アミノピロリジンの尿素及びインドール誘導体上合成し
て、その中枢神経に対する薬理作用全研究し、鎮静作用
のめることを見出だしている( J、 Mad。
Chem、、10.1015(1967):1bid、
、11゜1054(196B))。
ま九、最近J、 MatSulllOtO等は、抗菌性
を示すピリド/系化合物の時定位置に各桟環状アミン類
を導入した化合物全台成し、そのin vitr。
およびInvisaでの抗菌スクーリニングを行つ几。
その結果、5−アセチルアミノピロリジンを用いて導入
し、脱アセチル化して合成したと考えられる化合物、7
−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−エチル−6
−フルオロ−1゜4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−
ナフチリジン−5−カルボン#Rおよびその同族体が、
最も有効な抗菌性を示し、籍に、ブドウ球菌、グツイド
モナス菌感染症に対して有効な治療効果金量したと報告
しているC J、 Mad、 Cham、、 27 。
1543(1984)]。
以上のととく5−アミノピロリジン骨格が優れた性fX
ヲ示すことは明らかであるが、この3一アミノビロリジ
ン部分の合成法については、はとんど知られていない。
例えば、上記の第2の例で原料として使用されている5
−アセチルアミノピロリジンについても、その製法およ
び物性は全く報告されていない。これはLunafor
d等により長いルートで合成された1−ベンジル−5−
アミノピロリジン(上記の文献)をアセチル化した後、
還元して得られると考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者等は上記のごとき一般的な用途に用いることが
できる最も基本的で安定な5−アミノピロリジン化合物
として母核の3−アミノピロリジンに注目しその合成法
全研究した。
従来5−アミノピロリジンそのものが、合成されなかつ
九主な理由は、 1)5−アミノピロリジン合成の前駆体に達するのに長
い工程が必要でめること。
2)ピロリジン環内の窒素原子の求核性、塩基性が非常
にういため、この部分を保護しなければピロリジン環の
5−位にアミノ基を導入することかで@ないこと。
5)3−アミノピロリジン合成の最終工程の脱保護のさ
い、加水分St−用いるケースが多いが、5−アミノピ
ロリジンは水m性で、かつ、水と共沸する九め蒸留によ
る分離かで@ないこと。
等によると考えられる。
本発明の目的とするところは、有用な新規二官能性化合
物、5−アミノピロリジンを提供すること、並びにこの
新規化合物全工業的に都合良く製造する方法全提供する
ことにある。
〔問題点全解決するための手段〕
本発明の目的化合*rC15−アミノピロリジンとして
化学式: 倉もって表され、純粋な状態で常圧沸点159〜160
℃金もつ常温常圧で無色の液体でおるところの、従来全
く知られなかった新規化合物である。この化合物のその
他の物性は、後記する実施例の中に示した。
本発明の5−アミノピロリジンは、例えば下記の方法に
よって製造され得る。
即ち本発明の3−アミノピロリジンの製造方法は、一般
式: %式% 〔式中、X、Y%2はそれぞれ塩素、臭素、ヨウ素のよ
うなハロゲン原子、またはOR基(こコテRf1、メI
’ンスルホニル、エタンスルホニル、フロバフスルホニ
ル、ブタンスルホニルのごとき低級アルカンスルホニル
基、あるいは直換ベンゼンスルホニルのととi 芳香i
スルホニル基)ヲ表す〕で表される三置換ブタンに、ア
ンモニアを反応させるI#t−特徴とする。
本反応に用いられる1、2.4−三It!l!lブタン
類を具体的に示すと、例えば1,2.4− ) IJジ
クロブタン、1,2.4− トリブロモブタン、1.4
−ジブロモブタン−2−メタンスルホナート、1,2−
ジブロモ−4−クロロブタン、1,2.4− )リス(
メタンスルホノキシ)ブタン、  1,2.4− トリ
ス(p−トルエンスルホノキシ)ブタン、5゜4−ジブ
ロモブタン−1−メタンスルホナートなどが挙げられる
が、原料としてはこれらに限定されるものではなく、ブ
タン骨格上の各置換基にはハロゲン原子、アルキルスル
ホニル基、アリールスルホニル基など、通常脱離基とし
て使用されるものが任意の順序で組み合わされたものが
使用可能である。
これらの三官能性ブタン類の製法、性質、反応などは、
従来殆ど知られておらず、儀かに1゜2.4−トリブロ
モブタンが1,2−ジブロモ−4−メトキシブタンと臭
化水素との反応によジ、1几、1,2.4− トリクロ
ロブタンが1,2−ジクロロ−4−ヒドロキシブタンと
塩化チオニルとの反応で合成されているのみである。
不発明者等は、各棟原料を用いて1,2.4−三!換ブ
タン類の合成方法を研死した結果、例えば1,2.4−
ブタントリオール、5−ブテン−1−オール、4−クロ
ロ−1−ブテン、4−ブロモ−1−ブテンlどから上記
の多くの倉規なもの?含む三置換ブタン類が得ら九るこ
とが明らかとなり、これらとアンモニア、:第一アミン
、保護したアミン、?l胃する化合物類、あるいはアミ
ン前、躯体を生成することが予想される種々の試薬類と
の反応金研究し、5−アミノピロリジン骨格を一段階で
合成する従来全く夕11?みない新しい反応全見出し、
さらに吐細に反応条件の検討を行って本製法全完成させ
たものである。
以下、この本発明の方法の具体的な反応粂沖および分離
精製方法について鮮しく説明する。
三置換ブタンとアンモニアとの反応は、通常液体アンモ
ニアを用い、オートクレーブ中で加圧加熱の条件下にて
行う。反応温度、反応時間は使用する三を換ブタ/の種
類により異なるが、例えば1,2.4− )リブロモブ
タン金用いた場合は、温度45〜50℃で20時間で反
応は光結する。本反応では、一旦生成しt3−アミノピ
ロリジンが原料の三置換ブタン等と逐次的に反応する副
反応も無視できないため、液体アンモニア金三を侯ブタ
ンに対して十分通貨に系内に存在させることが望ましい
。例えば、1,2.4−トリブロモブタンを用い友場合
、原料に対してアンモニア全モル比にして56S72倍
用いるとき5−アミノピロリジンは22〜55%の収率
で得られる。
反応終了後の目的物の分離精製方法は、用いる原料によ
υ石干異なるが、例えば次のようにして行い得る。lず
、過温のアンモニアを留去後は、6−アミノピロリジン
塩とアンモニウム塩との混合物よりなる残分が得られる
ので、これヲ磯アルカリ水に酸かし、蒸留によりアンモ
ニア水ヲ分ける。5−アミノピロリジンは水と共沸して
次に留出してくるので蒸留により水とは分離できないが
、これに例えば塩酸水を加え中和し、一旦6−アミノピ
ロリジンの塩酸塩の形で単離する。次にこの塩酸基金メ
タノール中にmかし、ナトリウムメトキシドを加え、3
−アミノピロリジンを遊離形にし、蒸留により分離する
。5−アミノピロリジンはメタノールとは共沸せず、分
離することができる。この物は心安に応じて更に蒸留に
より精製する。
〔発明の効果〕
本発明の新規化合物5−アミノピロリジンは、その構造
から予想されるように、よく知られたエチレンアミン類
が使われている大部分の用途、即ち繊維処理剤、紙処理
剤、農薬、キレート剤、接着剤、ゴム薬品等に配合もし
くは誘導体として使用され得る。とりわけ抗菌作用を有
する医薬・原薬の合H,原料として使用できる。
〔実施例〕
以下本発明の!I!!造法の実施例を示すが、本発明の
方法はこの実施例に限定嘔れるものではない。
実施例1 オートクレーブ中で、1,2.4− トリブロモブタン
88g(沸点99.5℃15.5騙Hg )  を57
01!の液体アンモニア中に加え、45〜50℃、70
 kg/cm2の加圧下で20時間かき混ぜた。
反応後、過量のアンモニアを除き、残分上水50 C1
1jiC@解させ、カセイソーダ72gを刃口えて、5
−アミノピロリジンを水と共に常圧で蒸留し九。浴温1
50〜170℃で沸点101〜114℃の留分215I
t−染め、@塩酸55jlljt−加えてm縮乾固し、
粗製の5−アミノピロリジン・二塩酸塩18.9 # 
(収率59.8%)上掛た。このものを窒素雰囲気下で
ナトリウムメトキシド15.2 J 1&:含むメタノ
ール801のMfiに加え30分加熱還流させた。冷却
し、沈でんする塩化ナトリウムをろ別し、ろgt−窒素
雰囲気下で蒸留して沸点159〜160℃の5−アミノ
ピロリジン8.1 N (収率51.7%)を得た。
”   1413 ? 7 屈折率 nl) 比  重  5G2oO,?  9 1  ONMR(
CDOj、)δ= 5.50−5.70 (m、IH)
、 2.45〜3.25 (m、4H)、 1.15−
2.26 CDI、2H)、 1.50(s、AH)。
rR(n6at)  5250,1600.87017
1  (−NH2)。
俗解度:水、エタノール、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、クロロホル
ム、四塩化次系、ヘンゼンにきわめて溶けやすく、ヘキ
サンにやや浴けやすい。
誘導体 5−アミノピロリジン・二塩酸塩 NMR(DMSO−c16)δ= 8.55% I O
,I Q (s、broad、51()。
ξ66〜4.25 (m、IH)、 2.95S5.6
6 (m、4H)。
1.95へ2.50 (m、2H)。
I R(KBr) 5200−2800 、15905
1550都−1(−NHi )。
塩素含t (C4H,2N2C/2) 理論値(%) : 44,58 実測値(%) : 45.55 N、Nl−ジアセチル−5−アミノピロリジンNMR(
CDOj、)δ= 7.00〜7.40 (s、bro
ad、IH)。
4.17−4.73 (m、IH)、 5.15 S5
.90 (m、4H)。
1.77−2.47 (m、8H)。
I R(neat)3400−3250.1670−1
620゜1550/W”’ N Nl−ジ−t−ブトキシカルボニル−3−アミノピ
ロリジン NMR(cpcz3>δ= 4.90S5.17 (d
、broad、IH)。
5.93〜4.50 (11,IH)、 2.90〜5
.87 (m、4H)。
1.05A−2,55(m、2H)、 1.47 (s
、[H)。
I R(neat)3500.1670.1520m 
 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化学式: ▲数式、化学式、表等があります▼ をもって表され、純粋な状態で常圧沸点159〜160
    ℃をもつ常温常圧で無色の液体である3−アミノピロリ
    ジン。 2、一般式:XCH_2CHYCH_2CH_2Z〔式
    中、X、YおよびZはそれぞれハロゲン原子、またはO
    R基(ここでRは、アルカンスルホニル基、あるいは芳
    香族スルホニル基)を表す〕で表される三置換ブタンに
    、アンモニアを反応させることを特徴とする3−アミノ
    ピロリジンの製造法。 3、ハロゲン原子が塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子
    である特許請求の範囲第2項記載の製造法。
JP22604185A 1985-10-11 1985-10-11 3―アミノピロリジンの製造法 Granted JPS62201864A (ja)

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JP22604185A JPS62201864A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 3―アミノピロリジンの製造法
US06/916,936 US4785119A (en) 1985-10-11 1986-10-07 3-aminopyrrolidine compound and process for preparation thereof
EP86113972A EP0218249B1 (en) 1985-10-11 1986-10-08 Process for the production of 3-aminopyrrolidines
DE8686113972T DE3686387T2 (de) 1985-10-11 1986-10-08 Verfahren zur herstellung von 3-aminopyrrolidine.

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JPH0312054B2 JPH0312054B2 (ja) 1991-02-19

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