JPS62200280A - 磁性体検出装置 - Google Patents

磁性体検出装置

Info

Publication number
JPS62200280A
JPS62200280A JP61042494A JP4249486A JPS62200280A JP S62200280 A JPS62200280 A JP S62200280A JP 61042494 A JP61042494 A JP 61042494A JP 4249486 A JP4249486 A JP 4249486A JP S62200280 A JPS62200280 A JP S62200280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
detected
alloy wire
amorphous alloy
pulse voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61042494A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yamashita
満男 山下
Hisaji Shinohara
篠原 久次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP61042494A priority Critical patent/JPS62200280A/ja
Publication of JPS62200280A publication Critical patent/JPS62200280A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、移動する製品の計数、近接スイッチ。
非接触距離制御装置等に用いられる被検出磁性体との磁
気感応性を利用した磁性体検出装置に関する。
〔縦来技術とその問題点〕
磁気感応性を利用した磁性体検出装置としては、被検出
磁性体が磁界を発生するものである場合にはホール素子
などが、被検出磁性体が磁界を発生しないものである場
合には高周波誘導式の磁性体検出装置が従来広く用いら
れている。しかしながら、ホール素子は高価であるとと
もに、周囲温度の影響を受けて特性が変化するために温
度補正回路を必要とするなど構成が複雑化するという問
題がある。ま゛た、高周波誘導式検出装置はフェライト
コアから出される磁束が被検出磁性体と鎖交することに
よって被検出磁性体にうず電流が発生し、が停市するこ
とにより被検出磁性体を検知するものであるが、回路の
構成が複雑であるとともに、フェライトコアの加工コス
トが高いなどの欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は前述の状況に鑑みてなされたもので、構成が簡
単で周囲温度の影響を受けにくく、被検出磁性体の接近
を長期間安定して検知できる磁性体検出装置を提供する
ことを目的とする。
〔発明の要点〕
回転液中紡糸法などによって溶湯から超急冷することに
より製造されるFe基非晶質合金線等においては、凝固
時に表層部に発生するねじり残留応力を保持した強じん
な弾性を有する高磁歪性の軟質磁性体となり、交流磁界
中においては表1一部のねじり残留応力のために、磁化
反転が磁壁移動によって生じ、ヒステリシスループは角
形を示し、瞬時の磁化反転に同期して非晶質合金線の両
端間にパルス電圧が発生するいわゆるマチウシの効果と
呼ばれる現象が顕著に発生する。。
本発明は、非晶質合金線の持つマチウシの効果に着目し
てなされたもので、高磁歪性を有する非晶質合金線の外
周面に交流励磁コイルを巻装してなるマチウシ効果素子
と、このマチウシ効果素子と被検出磁性体の軌道とに常
時直流磁界を与える磁石と、この磁石と前記マチウシ効
果素子との間隔を固定する非磁性の基台とを設け、被検
出磁性体が磁石に接近しない状態では非晶質合金線を通
る直流磁界によってマチウシの効果によって合金線に生
ずるパルス電圧を抑さえ、被検出磁性体が磁石に接近し
た状態では直流磁界が比透磁率の大きい被検出磁性体に
吸引されて非晶質合金線を通る直流磁束が減少し、出力
パルス電圧の波高値が増大させるようにするとともに、
非晶質合金線の両端に導電接続された検出回路により上
記パルス電圧の変化を検知して信号を発するよう構成し
たことにより、簡単な構成の検出装置によって被検出磁
性体の近接による磁界の変化を電気信号に変換し、安定
かつ確実に検知できるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例装置を示す概略構成図である。
図において、1はマチウシ効果素子であり、長さ数十−
程度に切断された高磁歪性を有するFe基非晶質合金線
2(直径0 、12m、 Fe775i8B15)と、
その外周面に巻装され発振器4によって励磁される交流
励磁コイル3とからなり、非磁性の基台6上に固定され
ている。5は細い棒状の永久磁石であり、マチウシ効果
素子1との間に数−程度の距離を隔てて互いに平行に基
台6上に固定されることにより、永久磁石5の発生直流
磁束のかなりの部分が透磁率の大きい非晶質合金線2を
通るよう磁気的に結合されている。7は非晶質合金線2
の両端部に導電接続された検出回路であり、マチウシの
効果により非晶質合金線2に発生した出力パルス電圧が
所定のしきい値を超えたとき、被検出磁性体の検知信号
を発するよう構成される。また、10は被検出磁性体で
あり、永久磁石5の直流磁界内を通過する軌道15に沿
って図中矢印で示す方向に移動するものであり、永久磁
′;F55と最も近ずく位置においてその距離は数簡程
度番こなっている。
第2図は実施例におけるマチウシ効果素子単独の磁化特
性線図であり、交流励磁される非晶質合金線2の磁化反
転が磁壁移動によって急速に生ずるためにシステリシス
ループは角形となり、瞬時の磁化反転にともなってマチ
ウシの効果に基づくパルス電圧が発生する。
第3図および84図はマチウシ効果素子に互いに逆方向
の直流磁界が加わった状態における磁化特性ヒステリシ
ス線図であり、直流磁界が加わることによってシステリ
シスループは図の右側または右側の磁化力Hの高い領域
に移動した状態となり、非晶質合金線2の内部において
直流磁界による軸方向磁化が支配的となって非晶質合金
線2の表層部におけるねじり残留応力によるマチウシの
効果は低下する。
第5図はマチウシ効果素子の交流磁界ならびに発生パル
ス電圧の波形図であり、波形11は交流磁界、波形12
は第2図と同様な条件における出力パルス電圧波形、波
形】3は第3図と同様な条件における出力パルス電圧波
形、波形14は第4図と同様な条件における出力パルス
重圧波形をそれぞれ示したものである。まず、波形11
で示される交流磁界を発生しているマチウシ効果素子1
単独の非晶質合金線2の両端に発生する出力パルス電圧
は、非晶質合金線2の磁化反転か第2図に示すように磁
化力Hの低い領域で磁壁移動により瞬時に発生するため
に、マチウシの効果により非晶質合金線の両端に現われ
るパルス電圧は波形12に示すように交流磁界の零位相
近傍に同期して発生し;零位相近傍での交流磁界11の
磁束の変化量(dφ/d t )が大きいために波萬値
V1なる大きなパルスとなる。つぎに永久磁石5.が発
生する直流磁界が非晶質合金線2に重畳し、直流バイア
ス磁界によりヒステリシスルーズが第3図、第4図に示
すように磁化力Hの高い領域に移動している状態では、
波形11で示される交流磁界の正負いずれかの半波の波
高値近傍で磁化反転が生ずるために、出力パルス電圧は
波形13においては交流磁界の正の半波で、波形14に
おいては負の半波で、それぞれ交流磁界の波高値位相を
挟んで2個のパルスが出力され、かつ交流磁界の波高値
近傍における磁束の変化量(dφ/d t )が小さく
なることによりマチウシの効果に基づく出力パルス電圧
の波高値v2はマチウシ効果素子単独の出力パルス電圧
の波高値V、に比べ低下する。本発明は出力パルス電圧
V、と■2との差を利用して被検出磁性体1oを検知す
るものなので、マチウシ効果索子1および永久磁石5の
磁化特性および相対位置の決定にあたっては電圧V、と
■、との比をなるべ(大きくするよう配慮する。
前述のようlこ構成された検出装置の永久磁石に被検出
磁性体1−0が、永久磁石5の直流磁界内を通過する軌
道15に沿って接近したと仮定すると。
永久磁石5が発生する磁界は比透磁率の大きい被検出磁
性体10に吸い寄せられ、非晶質合金線2を通る直流磁
束の量が減少するので、ヒステリシスカーブは第2図に
示す状態に戻る方向に変化し、これζこ基づいて出力パ
ルス電圧の波高値v2は■1に向けて増大する。したが
って、非晶質合金線2の両端に導電接続された検出回路
により、出力パルス電圧V、をしきい値としてV、を超
える出力パルス電圧が検出されたとき検知信号を出力す
るよう構成することにより、被検出磁性体10の近接を
検出することができる。なお、被検出磁性体10として
は、永久磁石5の発生磁界を吸引できない程に磁化され
ていないことが必要である。また、Fe基非晶質合金線
は周囲温度150℃程度まではマチウシの効果に影響を
受けないので、周囲温度の変化に対する補償回路を必要
とせず、装置の構成を簡素化できるとともに、経年劣化
を生じ難いので、長期間安定した磁性体検知性能を維持
することができる。したがって、検出回路7の出力検知
信号を計数することにより生産ラインにおける製品の計
数装置を構成することができ、出力検知信号により電気
接点を開閉することにより近接スイッチを構成でき、被
検出磁性体と検出装置との間の距離とパルス電圧波高値
との関係をあらかじめ校正しておくことにより非接触距
離センサーを構成することができる。
なお、前述の実施例においては、磁石5に永久磁石を用
いた例を示したが、例えば棒状の直流電磁石を用いても
実施例と同様な機能を得ることができる。また、基台6
を合成樹脂硬化物とするとともに、マチウシ効果索子1
.磁石5等の主構成要素を基台6中に埋設するよう構成
すれば、検出装置の機械的安定性ならびに取扱いの利便
性を有する検出装置とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように構成した結果、非晶質合金線が高
磁歪性かつ強じん弾性体であることにより大きな出力パ
ルス電圧が得られ、かつ非晶質合金線および被検出磁性
体に磁気的に結合した磁石の発する直流磁界により出力
パルス電圧を被検出磁性体の接近状況に対応して変化さ
せることが可能となり、検出回路によって出力パルス電
圧の変化を検知することにより被検出磁性体の接近を従
末技術とは変わった原理によって容易に検知できるとと
もに、非晶質合金線の出力パルス電圧が周囲温度150
℃程度まで影響を受けずしたがって温度補償回路を必要
とせず装置の構成を簡単かつ強固にできることにより、
簡単かつ強固で長期間安定した検出性能が得られる磁性
体検出装置を経済的に有利に提供することができる。ま
た、検出回路の出力信号の処理の仕方により、被検出磁
性体の計数、近接スイッチ、非接触距離センサーなど種
々の分野に適用できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の概略構成図、第2図は実
施例におけるマチウシ効果素子単独の磁化特性線図、第
3図および第4図は直流磁界が加わった状態におけるマ
チウシ効果素子の磁化特性線図、第5図はマチウシ効果
素子の交流磁界および出力パルス電圧の波形図である。 1・・・マチウシ効果素子、2・・・非晶質合金線、3
・・・交流励磁コイル、5・・・磁石(永久磁石)、6
・・・石1にヤ生イ2ト、 第 1 区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高磁歪性を有する非晶質合金線に交流励磁コイルを
    巻装してなるマチウシ効果素子と、このマチウシ効果素
    子と被検出磁性体の軌道とに常時直流磁界を与える磁石
    と、この磁石と前記マチウシ効果素子との間隔を固定す
    る非磁性の基台と、前記非晶質合金線の両端部に導電接
    続されマチウシ効果素子の出力パルス電圧を検知して信
    号を発する検出回路とを備えたことを特徴とする磁性体
    検出装置。 2)特許請求の範囲第1項または第2項記載のものにお
    いて、磁石が永久磁石であることを特徴とする磁性体検
    出装置。 3)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、磁石が
    鉄心に直流励磁コイルを巻装した電磁石であることを特
    徴とする磁性体検出装置。 4)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、基台が
    合成樹脂硬化物からなり、マチウシ効果素子および磁石
    が前記基台中に埋設されてなることを特徴とする磁性体
    検出装置。
JP61042494A 1986-02-27 1986-02-27 磁性体検出装置 Pending JPS62200280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61042494A JPS62200280A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁性体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61042494A JPS62200280A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁性体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62200280A true JPS62200280A (ja) 1987-09-03

Family

ID=12637608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61042494A Pending JPS62200280A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁性体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62200280A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572305A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Nissan Motor Co Ltd 磁気センサ
ES2109879A1 (es) * 1995-06-20 1998-01-16 Univ Madrid Complutense Dispositivo magnetico de deteccion y control de elementos moviles.
JP2011033469A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hioki Ee Corp 磁気検出センサ
JP2011064607A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Hioki Ee Corp 磁気検出センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572305A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Nissan Motor Co Ltd 磁気センサ
ES2109879A1 (es) * 1995-06-20 1998-01-16 Univ Madrid Complutense Dispositivo magnetico de deteccion y control de elementos moviles.
JP2011033469A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hioki Ee Corp 磁気検出センサ
JP2011064607A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Hioki Ee Corp 磁気検出センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3777255A (en) Position sensor utilizing a primary and secondary shielded from one another by a ferromagnetic shield and a magnet whose position relative to the shield changes the shielding
US4045738A (en) Variable reluctance speed sensor of integral construction utilizing a shielded high coercive force rare earth magnet positioned directly adjacent the sensing rotating element
JP3197414B2 (ja) 磁気インピーダンス効果素子
EP0376977B1 (en) Frequency difference digital compass and magnetometer
JPH01187424A (ja) トルクセンサ
SE9202401D0 (sv) Roerelsesensor av induktiv typ
KR950014895A (ko) 직류(dc) 전류 센서
DE59001330D1 (de) Elektromagnet mit einem tauchanker.
JP3645116B2 (ja) 磁気インピーダンス効果マイクロ磁気センサ
ES2107948A1 (es) Dispositivo para medir, sin sensor, el desplazamiento de accionadores electromagneticos.
JP3431471B2 (ja) パルス信号発生装置
JPH1194588A (ja) パルス信号発生方法および装置
SE8904307L (sv) Foerfarande jaemte anordning foer detektering av och skydd mot inverkan av stoerande statiska och kvasistatiska magnetfaelt paa maetning med kraft- och vridmomentgivare
JPS62200280A (ja) 磁性体検出装置
JPS5743483A (en) Magnetoelectric transducer
JPH1197986A (ja) パルス信号発生方法および装置
JP3673412B2 (ja) パルス信号発生装置
JPS62204180A (ja) 磁性体検出装置
JP3618425B2 (ja) 磁気センサ
JP3617604B2 (ja) パルス信号発生装置
Vertesy et al. Magnetoinductive position sensor
SU1580452A1 (ru) Устройство дл контрол скорости перемещени электропроводных объектов
JPH03131717A (ja) 直線位置検出装置
JPH0572304A (ja) 磁気センサ
JP3613572B2 (ja) 磁性金属センサ