JPS621994Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS621994Y2
JPS621994Y2 JP1983151313U JP15131383U JPS621994Y2 JP S621994 Y2 JPS621994 Y2 JP S621994Y2 JP 1983151313 U JP1983151313 U JP 1983151313U JP 15131383 U JP15131383 U JP 15131383U JP S621994 Y2 JPS621994 Y2 JP S621994Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing member
branches
wire
needle
main
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983151313U
Other languages
English (en)
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JPS6058069U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15131383U priority Critical patent/JPS6058069U/ja
Publication of JPS6058069U publication Critical patent/JPS6058069U/ja
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Publication of JPS621994Y2 publication Critical patent/JPS621994Y2/ja
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  • Supports For Plants (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は生花、造花又はドライフラワー等を
展示する場合に使用する花止め具に関するもので
ある。
従来使用されていた花止め具には、多数の合成
樹脂製の針線状枝葉を螺旋状に互に撚り合せた2
本の針金の間にはさみ込んで集束した主幹を複数
本用いるものがある。これは生花等の茎部を針線
状枝葉の弾性力と摩擦力により保持するものであ
るので、生花等の保持の位置、角度、深さなどを
自由に選ぶことができるという利点がある反面、
その保持力が必ずしも充分でなく、移動の際ある
いは衝撃などにより造形の乱れを生じ易いという
欠点があつた。
この考案は、主幹を折り曲げて構成することに
より針線状枝葉の密度を増大してこれによる保持
力を増大し、更に骨枠本体上半部の前面および両
側面に金網を展装固定することにより生花等に対
する確実な保持部を与えて、保持力の強い花止め
具を得ることを目的とするものである。
以下、添付図面により、この考案の実施例の説
明をする。
第1図〜第3図において、10は骨枠本体で、
適当な太さを有する針金等の剛性のある線材より
溶接、折り曲げまたは此等の組合せにより構成さ
れる。骨枠本体10の背面11は左右及び上下の
線材11a,11b,11c,11dより成り、
前面には左右、中央及び上下の線材12a,12
b,12e,12c,12dより成つている。実
施例においては、前面12は上半部のみであるが
必要に応じ下半部を設けてもよい。左側面13は
前後及び上下の線材12a,11a,13a,1
3bより成り右側面は同じく線材12b,11
b,14a,14bより成つている。下面15は
左右前後及び中央の線材15a,15b,15
c,11d,15dより成り、上面16は左右、
中央および前後の線材13a,14a,16a,
12c,11cより成つている。背面11の上部
には、左右の線材11a,11bの間に第1補強
部材11eが、その下方には第2補強部材11f
が設けられている。また左右側面の下端の線材1
3b,14bの間には第3補強部材17が設けら
れている。骨枠本体10は塗装などにより適宜防
銹処理をほどこす。
骨枠本体10の内側には3本の主幹20が横方
向に並んで立設される。主幹20は、第3図およ
び第4図に示す如く、螺旋状に亙に撚り合せた2
本の針金21,21の間に多数の合成樹脂製の弾
性を有する針線状枝葉22をはさみ込んで集束し
たものである。(例えば洗壜用の円筒形ブラシを
長くしたような形状である。)3本の主幹20の
両端は針線状枝葉22を除いて針金21,21の
みとし、その一端は折り曲げて底部中央の線材1
5dに係合固定され、それより上方に立設され
る。上方に延びる各主幹20は背面方向にゆるや
かに屈曲しながら第3補強部材17の前より第1
補強部材11eに至り、此処で第1補強部材11
eに係合するように急激に下方に屈折し、その先
端は折り曲げられて第2補強部材11fに係合固
定される。左右の主幹20の左右の下部は一部骨
枠本体10より外にでるが、その大部分、特にそ
の上半部は骨枠本体10の内部に位置している。
骨枠本体10の上半部の前面12および両側面
13,14には金網30を展装し、その周囲は折
り曲げて線材11a,11b,13a,13b,
14a,14b,12c,12dに固定される。
金網30の目の広さは生花等の茎を充分な余裕を
もつて挿通できる程度とする。実施例において金
網30の目は六角形としたが、四角形とすること
も可能である。また金網30はその線材としてビ
ニール被覆鉄線を使用するなど適宜防銹処置をお
こなうことが好ましい。
次にその使用方法につき説明する。
本考案の花止め具は、生花等40の茎40aを
金網30の目を通して骨枠本体10の内側に挿入
し、主幹20の針線状枝葉22の間にさし込んで
保持するものである。生花等40は、その中間部
は金網30の目の部分を支点としてしつかり保持
され、その先端部は主幹20の針線状枝葉22の
弾性力と摩擦力とにより保持される。生花等40
の挿入は前面から(矢印A方向)でも、側面から
(矢印B方向)でも可能であり、またその挿入角
度も、挿入深さも任意である。
本考案の花止め具は花器等の容器41に入れて
使用してもよいし、壁等に掛けて使用してもよ
い。
以上に説明したように、従来2本の撚り合せた
針金に合成樹脂製の針線状枝葉を集束した主幹の
複数本を並列固定させてこれに生花等の茎部を保
持するようにした花止め具は、主として静止状態
での縦方向の保持力にはほぼ安定性があるが、横
方向、斜方向の生花の支持安定性はきわめて不安
で、特に移動、衝撃などに対しては原造形の維持
確保は期し難いとされている。これに対し本考案
の花止め具は底部より立設した前記構造の主幹を
骨枠背面上部の第1補強材に係合して下方に折り
曲げたことによつて、折り曲げ附近内側の針線状
枝葉の密度が増大して当該枝葉の弾性力と摩擦力
が強く働いてさし込まれた生花等の茎部先端の保
持力を強大ならしめると共に、骨枠本体上半部の
前面および両側面に金網を展装固定したことによ
つて金網の目により茎部の中間部が支持されるの
で、茎部は網目と高密度の針線状枝葉の両者によ
り保持されることになり、生花等は確固たる安定
が得られ、移動の際あるいは衝撃などが加えられ
ても造形の乱れを生ずるおそれがない。しかも従
来例と同様生花等の挿入の位置、角度、深さも任
意に選ぶことの利点は失われることもなく、全く
安定性に欠ける従来の横方向、斜方向のさし込み
にも何ら不安のない造形態勢を確保しうるもの
で、実用性の向上効果はきわめて顕著とされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の花止め具の正面図、第2図は
第1図の−断面図、第3図は平面図、第4図
は主幹の横断面図である。 符号の説明、10……骨枠本体、11……背
面、12……前面、13……左側面、14……右
側面、15……底部、11e……第1補強材、1
1f……第2補強材、20……主幹、21……針
金、22……針線状枝葉、30……金網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剛性のある線材により構成した、前面、背面お
    よび側面を有する骨枠本体の底部に、多数の合成
    樹脂製の針線状枝葉を互に撚り合せた2本の針金
    の間にはさみ込んで集束した複数本の主幹を立設
    固定し、当該主幹の上部は骨枠本体背面の上部に
    横設した第1補強材に係合して下方に折り曲げた
    後第1補強材の下方に設けた第2補強材に固定
    し、骨枠本体上半部の前面および両側面にわた
    り、金網を展装固定して前記主幹を覆うようにし
    たことを特徴とする花止め具。
JP15131383U 1983-09-28 1983-09-28 花止め具 Granted JPS6058069U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15131383U JPS6058069U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 花止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15131383U JPS6058069U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 花止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6058069U JPS6058069U (ja) 1985-04-23
JPS621994Y2 true JPS621994Y2 (ja) 1987-01-17

Family

ID=30335344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15131383U Granted JPS6058069U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 花止め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6058069U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221277Y2 (ja) * 1972-12-07 1977-05-16
JPS55175369U (ja) * 1979-06-04 1980-12-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6058069U (ja) 1985-04-23

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