JPS62199447A - 版板緊張装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、輪転印刷機の版胴の外周部に、フレキシブル
な版板を緊張して固定するための版板緊張装置であって
、両版板端部に配属された緊張レールを備えており、こ
れらの緊張レールが、版板を緊張するために、版胴に形
成された躊の両側壁で支えられて版板端部の一方な版胴
の軸方向で伸張又は圧縮させるための手段を備えている
形式のものに関する。

従来の技術 このような形式の版板緊張装置は、げイッ連邦共和国特
許第２３１０２２８号明細書に開示されている。この公
知の版板緊張装置においては、後方側の版板端部に２つ
の緊張レール対が配属されており、これら２つの緊張レ
ール対が、版板を緊張するために版胴の周方向で移動可
能であって、また軸方向でも移動可能になっている。こ
れによって例えば、いわゆる「限定された印刷」時に、
後方側の版板端部を伸張させることができるので、正確
な見当合わせが得られる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記公知の装置においては、後方側の緊張
レールが分割されているので、実際の操作時には、多数
の部材より成る緊張レールが折れ曲るのを妨げることは
困難である。

そこで本発明の課題は、版胴の外周部に、フレキシデル
な版板を緊張して固定するための、初めに述べた形式の
版板緊張装置を改良して、実際の操作を妨げることなし
に、後方側の版板端部な緊張することも、伸張又は圧縮
させることも簡単な形式で行なうことのできるものを提
供することである。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解決した本発明によれば、後方側の版板端
部を緊張するための、一本釣な緊張ンールが設けられて
おり、該緊張レールの中央範囲に、前記版板端部を緊締
するための緊締部材が配置されており、前記緊張Ｖ−ル
の外側範囲に、前記後方側の版板端部を伸張又は圧縮さ
せるための緊締セグメントが設けられている。

実施例 次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に脱脂する。

第１図の、枚葉紙オフセット印刷機の版胴１０部分横断
面に示され・ているように、版胴「は、緊張装置を介し
て緊張される公知のフレキシデルな版板２を有している
。版胴１の外周には緊張装置を受容するための、版胴１
の円筒体の全長にわたって延びる溝３が設けられている
。前方側の版板端部４と後方側の版板端部５とは、曲げ
装置によってあらかじめ正確な寸法で・折り曲げられて
いる。前方側の版板端部４は、緊張する之めに一方の緊
張レール６に引っ掛けられ、ばね７によって保持されて
いる。前方側の版板端部４を正確に整列させるために合
いくぎ８が用いられる。前方側の版板端部４が緊張され
ると直ちに、版板２を巻き掛けるために版胴１は回転せ
しめられ、これによって、後方側の版板端部５が同様に
緊張レール９に引つ掛げられる。

緊張レール９の中央範囲には緊締部材１０が設けられて
おり、この緊締部材１０は、有利にはポリエチレンより
成っていて、軸受け１２を介して緊張レール９で支持さ
れている調節ねじ１１によって、後方側の版板端部５の
折り曲げ範囲に当てつげられてこの版板端部５を緊締す
る。次いで版板２は版胴１の外周で押しつげばね１３に
よって堅く締めつげられるので、２つの緊張レール６．
９は、第１図に示した位置に移動せしめられる。この時
に、２つの版板端部４．５は、カバープレート１４の下
側に位置していて、この力ｒ４−プレート１４によって
、滑り出ることが妨げられている。緊張レール６．０負
荷解除位置は第１図で破線で示されている。

第２図及び第５図では、緊張レール９の両性側範囲に設
けられた緊締セグメント１５が示されている。これらＯ
緊締セグメント１５は、緊張レール９に旋回可能に固定
されている。緊締セグメント１５は、版板端部５側で、
軸受はピン１６に対して偏心的疋延びる締めつげ面１γ
を備えている。この、締めつげ面１Ｔの、第２図及び第
４図に示した位置が、中立の中間位置である。この中間
位置から、緊締セグメント１５が右側又は左側に旋回せ
しめられると、締めりげ面１γが偏心的に構成されてい
るために、版板端部５は、まず堅く締めつけられ、次い
で、軸方向で少しだゆ移動せしめられ、これによって、
版板端部５が伸張又は圧縮される。偏心的な締めつけ面
１Ｔの傾斜によって、伸張又は圧縮時に緊締のための力
の増大が得られ、セルフロッキング作用が形成される。

緊締セグメント１５にけピン１８を介して調節部材が作
用しており、この調節部材を介して、緊締セグメント１
５が潰方向で旋回せしめられ、−る。この調節部材は、
簡単な実施例では、手によってねじられる調節ねじでお
るが、第２図〜第４図の実施例では、調節モータ１９が
設げられており、この調節モータ１９が、ねじ２０及び
フォーク状レバー２１を介して緊締セグメント１５を旋
回させる。手動操作される場合には、版板端部５の伸張
若しくは圧縮は機械の停止状態で行なわれ、モータによ
って操作される場合には、機械の停止状態又は１璽転状
態で行なわれる。緊締セグメント１５の正確な調節を補
償するために、緊締セグメント１５の締めつげ面１Ｔは
、かどのとがったコランダム被覆材によって被覆される
。

第３図の実施例に示したｇ締セグメント１５によれば、
緊締セグメント１５の締めつけ面１γに向き合って版゛
仮４部５の下側に対応部材２２が設けられている。この
対応部材２２は、ねじ２３を介して緊張レール９の切欠
き２４内で固定されている。この対応部材はポリエチレ
ンより成っていて、緊締セグメント１５の運動方向て対
して直交する方向に延びるスリット２５を有している。

これらのスリット２５は、版板が伸張又は圧縮される際
に版板端部５が横方向でずらされる運動を補助する。

第４図には別の形式の対応部材２６が示されている。こ
の対応部材２６は、前記第６図に示した対応部材２２と
同じ慟ぎを有しているが、ニードル軸受１２７上で支え
られている。この対応部材２６は保持部材２８を斤して
切欠き２９内長手方向移動可能に固定されている。

この実施例においては、普通の場合、２つの緊締セグメ
ント１５は一様に少しだけ旋回せしめられる。この旋回
程度は、後方側の版板端部の相応の修正程度に基づいて
いる。版板端部を緊締部材１０を介して緊締することに
よって、心安であれば、一方の緊締セグメント１５だ汁
を操作することによって一方側の修正を行なうこともで
きる。これとは無関係に、緊張レール９は形状の安定し
た一本構造構成され、かつ、支持されているので、緊張
Ｖ−ル９は作業員によってそのつど所望に調節され、こ
れによって緊張状態に不都合な影響が作用することはな
い。

効果 本発明によれば、緊張レールを一体的に構成したことに
よって、緊張レールの高い形状安定性が得られるので、
緊張レールは、版板を緊張させるために、周方向でも横
方向でも問題なく調節させることができる。これによっ
て、版板の一様な緊張固定も得られるので、版板の緊張
状態で、″Ｊ１ｍセグメントを介して、後方側の版板端
部を伸張又は圧縮させることができる。また、中央範囲
に設けられた緊締部材が、版板が不都合に横方向でずれ
るのを妨げるので、調節された見当合わせ状態が確実に
維持される。緊張レールの外側範囲に緊締セグメントを
配置したことによって、版板端部の伸張又は圧縮が非常
に長い範囲で得られるので、版板端部が湾曲したり破断
したりすることＶよ妨げられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１実施例による版板緊張装置の、第
４図１−１線に沿った断面図、第２図は、第４図の■−
■線に沿った断面図、第６図は、第４図とは別の実施例
による緊締セグメントの対抗部材を示した部分的平面図
、第４図は、本発明の１実施例による版板緊張装置の１
部破断した平面図である。 １・・・版胴、２・・・版板、３・・・溝、４．５・・
・版板端部、６・・・緊張レール、Ｔ・・・ばね、８・
・・合いくぎ、９・・・緊張レール、１０・・・緊締部
材、１１・・・調節ねじ、１２・・・軸受け、１３・・
・押しつけばね、１４・・・カバープレート、１５・・
・緊締セグメント、１６・・・軸受けピン、１Ｔ・・・
締めつシナ面、１８・・・ピン、１９・・・調節モータ
、２０・・・ねじ、２１・・・フォーク状レバー、２２
・・・対抗部材、２３・・・ねじ、２４・・・切欠き、
２５・・・スリット、２６・・・対抗部材、２１・・・
ニードル軸受け、２８・・・保持部材、２９・・・切欠
き、 １、、、、、版胴　　　　　　　　　１５．、、、、緊
縛セグメ１５、、、、、版板端部　　　　　　　１６・
・・・・軸受け１′９、、、、、緊張レール　　　　　
　１７．、、、、締めつけ面１０、、、、、緊締部材　
　　　　　　２２．、、、、対抗部材１１、、、、、調
節ねじ　　　　　　　　２５．、、、、スリット１２、
　、’、　、　、袖受け

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、輪転印刷機の版胴（１）の外周部に、フレフレキシ
   ブルな版板（２）を緊張して固定するための版板緊張装
   置であつて、両版板端部（４、５）に配属された緊張レ
   ール（６）を備えており、これらの緊張レール（６）が
   、版板（２）を緊張するために、版胴（１）に形成され
   た溝（３）の両側壁で支えられていて、しかも、前記版
   板端部（４、５）の一方を版胴（１）の軸方向で伸張又
   は圧縮させるための手段を備えている形式のものにおい
   て、後方側の版板端部（５）を緊張するための、一体的
   な緊張レール（９）が設けられており、該緊張レール（
   ９）の中央範囲に、前記版板端部（５）を緊締するため
   の緊締部材（１０）が配置されており、前記緊張レール
   （９）の外側範囲に、前記後方側の版板端部（５）を伸
   張又は圧縮させるための緊締セグメント （１５）が設けられていることを特徴とする、版板緊張
   装置。 ２、前記緊締セグメント（１５）が、軸受けピン（１６
   ）を介して旋回可能に緊張レール （９）に固定されていて、版板端部（５）を縮めつける
   ための、軸受けピン（１６）に対して偏心的に延びる締
   めつけ面（１７）を備えている、特許請求の範囲第１項
   記載の版板緊張装置。 ３、前記緊締セグメント（１５）が、緊張レール（９）
   に旋回可能に支持された調節モータ（１９）によつて旋
   回運動可能である、特許請求の範囲第２項記載の版板緊
   張装置。 ４、緊締セグメント（１５）の締めつけ面（１５）に対
   抗する対抗部材（２２、２６）が緊張レール（９）内に
   挿入されており、該対抗部材（９）が、版板端部（５）
   の軸方向運動を補助する、特許請求の範囲第２項記載の
   版板緊張装置。 ５、前記緊締部材（１０）が、ポリエチレンより成つて
   いて、軸受け（１２）を介して緊張レール（９）で支え
   られている調節ねじ（１１）によつて調節可能である、
   特許請求の範囲第１項記載の版板緊張装置。