JPS62199279A - 鉛合金薄葉体の製造方法 - Google Patents

鉛合金薄葉体の製造方法

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Publication number
JPS62199279A
JPS62199279A JP3915386A JP3915386A JPS62199279A JP S62199279 A JPS62199279 A JP S62199279A JP 3915386 A JP3915386 A JP 3915386A JP 3915386 A JP3915386 A JP 3915386A JP S62199279 A JPS62199279 A JP S62199279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
lead alloy
rolling
sheets
foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3915386A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Uematsu
忠之 植松
Teruo Fukuda
福田 暉夫
Toshihiro Toda
戸田 智弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP3915386A priority Critical patent/JPS62199279A/ja
Publication of JPS62199279A publication Critical patent/JPS62199279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/04Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a rolling mill

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉛合金薄葉体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
ゴム又はプラスチッからなる絶縁体層が設けられたケー
ブルコアを内蔵した電カケープルは、ケーブル内への水
の侵入により水トリー、ポークイトリー等の吸水劣化現
象を発生することがよく知られている。この吸水劣化現
象は、ケーブルの最外層に設けられたプラスチック防食
層を通して、或いは、ケーブル端からケーブル内部に侵
入する水が、ケーブルの絶縁体層にトリー状の欠陥を発
生させ、絶縁破壊に至らしめるものである。かかる吸水
現象を防止するため絶縁体層の周囲に鉛又は鉛合金の薄
葉体からなる遮水層を形成することが行われている。こ
の遮水層としては、純鉛又は5%5n−2%pbからな
る鉛合金の薄葉体と、その片面或は両面にラミネートし
たプラスチックフィルムからなるラミネートテープをケ
ーブルコアの外側に縦添包被する手段が採用されている
この遮水層は、ゴムプラスチック絶縁型カケープルの特
徴を損わないためにできるだけ薄くする必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
遮水層を薄肉化するためには該層を構成するラミネート
テープに用いられる鉛合金薄葉体を薄肉化する必要があ
るが、鉛合金薄葉体を薄肉化する際には次のような問題
がある。
■鉛合金薄葉体の薄肉化に伴い、ピンホールの発生頻度
が増加する。一度発生したピンホールは漸次増大してい
く。
■鉛合金薄葉体の薄肉化に伴い、薄葉体にむらができ局
部伸びが生じ易く、その結果、しわを発生し易くなる。
■鉛合金薄葉体の薄肉化に伴い、圧下率か高くなり、圧
延中、鉛箔組織が回復、再結晶を生じて材料が軟化し易
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、」二連の如き問題に着目し、鋭意検討した結
果少なくとも二枚以」二の鉛合金シートを重ね合せ、次
いでこれを40%以−にの圧下率で圧延することにより
良好に融着した鉛合金薄葉体が得られることを見出だし
たものである。
ここで、圧下率とは、[1−(圧延後の厚さ/圧延前の
厚さ))xloo(%)で求められる値である。
鉛合金シートを重ね合せ後、40%以」二の圧下率で圧
延するのは、40%未満であれば最終製品の層間剥離を
起こし易くなり、重ね合せた各シート間の融着が不十分
゛になるからである。圧下率は高い程最終製品の各シー
ト間に融着がより完全となりシート間の剥離は全くない
また、重ね合せする鉛合金シートを同一組成とすると、
重ね合せ圧延で圧延界面の原子拡散が容易かつ、活発と
なり、圧延中融着し易くなるので、比較的低い圧下率で
行うことができる。なお、同一組成でなくとも融着は可
能であるが、この場合は重ね合せ後の圧下率を高くする
必要がある。
また、40%以」−の圧下率で圧延した後、鉛合金シー
トの両面に100℃以」−の温度でプラスチックフィル
ムを加熱圧着すると、40%以上の圧下率で重ね合せた
鉛合金層間の原子拡散が活発化し、ある程度の融着がで
き、更にプラスチックフィルムとの融着時に100℃以
」二の温度とすることで、高温拡散が生じて鉛層間の融
着が完全なものとなるとともに、鉛とプラスチック間の
接着特性を向上できる。最終製品までの圧下率が40%
未満、プラスチックとの加熱融着温度が100°C以下
の場合は、鉛箔とプラスチックフィルムのみならず、重
ね合せた鉛層間の接着力は不十分であり、鉛ラミネート
テープとしては不十分な性能のものとなる。
〔作用〕
本発明に係る鉛合金薄葉体の製造方法によれば、ha数
の鉛シートを重ね合せ最終的に所定の鉛薄葉体を得るの
で次のような作用・効果を有する。
0貫通ピンホールができない。すなわち、一枚の鉛箔に
ピンホールが生じても、圧延中重ね合せの他の鉛シート
によりピンホールが埋まり、実質上圧延中のピンホール
がなくなる。
■箔厚が均一になり、箔の局所伸びがなくなる。
すなわち、複数枚の鉛シートを重ね合せて圧延するので
、一枚のシートを圧延する時とは異なり、複数枚の鉛シ
ートが圧延中相互に補完するので、箔厚が均一となり箔
の局所伸びがなくなる。
■鉛合金箔の組織が変わり、硬度が増して貼合せ加工が
容易となる。すなわち、複数枚の鉛シートを重ね合せ圧
延するので、個々の鉛シートから見れば圧下率が下がる
ため、圧延中、回復、再結晶が起こらず、その結果とし
て硬度が増して貼合せ加工が容易となる。
また、−に連の方法で得た鉛合金シートは、熱接着性フ
ィルムと熱圧着させることにより、次のような作用・効
果が得られる。
■鉛シートの見掛けの弾性が大きくなり、熱接着性フィ
ルムとの加熱圧着時にテープ切れが生じ難い。
■鉛シートの見掛けの剛性が大きくなり、得られるラミ
ネートテープにしわが生じ難い。
■鉛シートと熱接着性フィルムとの加熱融着温度を高く
することができ、結果として鉛シート同志並びに鉛シー
トと熱接着性フィルムとの接着が向上し、その結果、特
に繰返し曲げ特性が向−1ニする。
〔実施例1〜4〕 以下、本発明の実施例について説明する。
下記第1表に示す重ね圧延条件、圧下率により厚さ50
μmの実施例1〜4の鉛合金薄葉体を得た。なお、鉛は
純鉛を使用した。得られた鉛合金薄葉体について、ピン
ホール頻度、厚さ公差、層間剥離性、繰返し曲げ性を調
べた。得られた結果を同表に併記する。ここで、ピンホ
ール頻度等は次のように調べた。
ピンホール硬度:1m2当りに存在するピンホールの数
を肉眼で数え、その個 数で評価した。
層間剥離性:製品断面(厚さ方向)を埋め込み、金属顕
微鏡でX100〜500倍 で観察した。空帥が連続的にある 場合を層間剥離有りとした。
繰返し曲げ性:MIT耐折度試験機(JIS。
P、8115)を使用し、鉛箔 を15mm、長さ120mmに切断 したものを試料とし、これに 250gの張力をかけた状態で 同一箇所を左右に夫々135度 ずつ折曲げを繰返し切断するま での回数をもって評価した。
〔比較例1〜3〕 実施例と比較するために第1表に併記した条件で実施例
と同様に比較例1.3の鉛合金薄葉体を得た。更に得ら
れた鉛合金薄葉体について同様の特性試験を行ったとこ
ろ、第1表に併記する結果をI!1だ。
次に実施例1及び3にて得た厚さ50μmの鉛合金薄葉
体の両面に下記第2表に示す条件で、厚さ100μmの
エチレン・アクリル酸共重合体(EEA)(NUC製G
A−004BIOをラミネートした鉛ラミネートテープ
を得た。得られた鉛ラミネートテープについてテープ切
れ、ラミネートテープしわ、鉛層間剥離性、鉛−EEA
接着力、繰り返し曲げ性の特性試験を行ったところ、第
2表に併記する結果を得た。ここで、テープ切れ評価等
は次のように調べた。
テープ切れ評価:幅170x長さ500mmを10−ル
とし、10ロール製造 した中で20一ル以上で途中 で切断したものをテープ切れ 有りとした。10ロール中 10ロールともテープ切れの ないものをテープきれなしと した。
鉛層間剥離性:製品断面(厚さ方向)を埋め込み、金属
顕微鏡でX100〜 500倍で観察した。空隙きが 連続的にある場合を層間剥離有 りとした。
ラミテープしわ評価=10ロール製造した鉛ラミネート
テープを検品し、 ラミテープのしわの有無を 評価した。
鉛−EEA接着カニ夫々の試料から得た鉛ラミネートテ
ープの鉛−EEA の接着力をテンシロンを用 いて測定した。従来のラミ ネートテープの鉛−EEA 接着力を1.00とし、こ れとの比較で評価した。
また、実施例と比較するため比較例1〜2で得た鉛合金
薄葉体及び第2表に併記した条件で作成した鉛合金薄葉
体を用いて実施例と同様にして鉛ラミネートテープを得
た。更に得られた鉛うミネ−1−テープについて同様の
特性試験を行った。得られて結果を第2表に併記する。
〔発明の効果〕
以−1−説明した如く、本発明に係る鉛合金薄葉体の製
造方法によれば、ピンホールが無く、膜厚が均一であり
、かつ比較的大きな強度を有すると共に、合せによる層
間剥離も見られず、繰返し曲げ特性も単一材−の圧延品
よりも優れて、かつ、ラミネート加工が容易な鉛合金薄
葉体が得られるものであり、その工業的価値は大きいも
のである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも二枚以上の鉛合金シートを重ね合せ、
    次いでこれを40%以上の圧下率で圧延することを特徴
    とする鉛合金薄葉体の製造方法。 ここで、圧下率={1−(圧延後の厚さ/圧延前の厚さ
    )}x100(%)である。
  2. (2)用いる鉛合金シートが同一組成のものであること
    を特徴とする鉛合金薄葉体の製造方法。
JP3915386A 1986-02-26 1986-02-26 鉛合金薄葉体の製造方法 Pending JPS62199279A (ja)

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JPS62199279A true JPS62199279A (ja) 1987-09-02

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