JPS62195686A - カラ−電子写真装置 - Google Patents

カラ−電子写真装置

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JPS62195686A
JPS62195686A JP61037346A JP3734686A JPS62195686A JP S62195686 A JPS62195686 A JP S62195686A JP 61037346 A JP61037346 A JP 61037346A JP 3734686 A JP3734686 A JP 3734686A JP S62195686 A JPS62195686 A JP S62195686A
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color
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drum
photoreceptor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー電子写真装置に係り、特にその改良に関
するものである。
〔従来の技術〕
電子写真装置に於ては、光ビームによって感光体ドラム
上に潜像を形成し、これを現象してトナー像としたのち
記録紙へ転写するという方法がとられる。従ってカラー
電子写真装置では、特開昭59−46659 、特公昭
59−26023に記載されているように、多数の感光
体ドラムを用いて順次各色対応のトナー像を記録紙へ転
写する方法や、1個のドラムを用いてトナー像形成と転
写を各色毎にくり返すことでカラー像を得るという方法
がとられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらの従来装置では、多数個のドラムを用いているた
めに装置が大型複雑化したり、多数回回転転写用の転写
ドラムを用いるため装置が複雑化するという欠点があっ
た。
本発明は、このような従来技術の問題を解決し、小型で
簡易な構造のカラー電子写真装置を提供することがその
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、複数色のトナー像を、同一感光体ドラム
の面上に、ディジタル時間制御を用いた位置合せを行い
ながら形成し、これを1度に記録紙に転写する構造とす
ることにより達せられる。
〔作用〕 複数色のトナー像を1つの感光体ドラムの面上にすべて
形成した後、1度に転写をするから、小型で構造の簡単
な装置とすることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示すカラー電子写真装置の
全体構成図であり、本装置の動作概要は以下の通りであ
る。
感光体ドラム1が回転すると、イレーザランプ18にて
前歴が消去され、続いてチャージャ2により感光体1が
一様に帯電され、その後水平方向に走査しているレーザ
ビーム3で露光されて第1の電荷潜像が形成される。こ
こで、レーザビーム3は半導体レーザ(図示せず)の光
ビームをポリゴンミラー4、fθレンズ5.ミラー6.
7.補正レンズ8を介してドラム1に達しドラム表面を
光走査する。ポリゴンミラー4はフラットモータのよう
な小型モータで駆動される。補正レンズ8は、ポリゴン
ミラーの面倒れ誤差や振動によるビームの垂゛直方向の
ぶれを補正するもので、シリンドリカルレンズや分布屈
折率光導低板を用いる。
さて第1の潜像はまずY(イエロ)@他層9で現像する
。このとき他の現像器10,11.12は休止しており
、ドラム表面と接触しない。現像器9での現像後、イレ
ーザランプ18で潜像が消去される。ドラム1上には現
像されたトナー像があり、このトナー像が存在する感光
体面上の同じ位置に次の色のトナー像を併置または重ね
て作成するので、この時点ではクリーナ19は、ドラム
1上のトナー像を最終的に記録紙に転写するまで休止状
態とする。即ちクリーナ19とドラム1とは接触しない
ようにしておく、以下、第1の色のトナー像形成と同様
、一様帯電、光像露光、現像。
イレーズ露光を行う、このようにしてYに続いてM(マ
ゼンダ)、C(シアン)、B(プラッタ)のトナー像を
同一ドラム1の面上に形成していく。
この作像法では、前作像サイクルのトナー像が存在した
まま、次のトナー像を形成していくので。
少くともM、C,nでの現像では、前作他トナー像を破
壊するようなことがあってはならない、そのためには、
ソフトタッチ或は非接触現像としなければならない、B
現像が終了後、4色のトナー像を同時に転写する。即ち
記録紙15は用紙カセット13から給紙ロール14によ
って繰り出され。
感光体1と接し、転写器16のコロナ電荷を付与されて
転写される。転写器16はトナー像転写のための直流コ
ロナ放電器と、ドラム1から用紙を分離しやすくするた
めの除電用交流コロナ放電器から成る。転写後トナー像
を定着器17にて加熱定着する。転写後ドラム1上に残
留する残留電荷とトナーは各々イレーザランプ18.ク
リーナ19によって除去される。従ってクリーナ19は
この工程ではドラム表面と接触状態となる。以上のよう
にしてフルカラープリントが得られるが。
この実施例によると複数色のトナー像は転写紙に同時に
転写されるので、各色毎に転写する場合のような、複雑
な転写ドラムを必要とせず小型、簡易なカラー電子写真
装置を実現できる。
このような電子写真装置を実現するには、同一ドラム上
に正確に位置合せした状態で各色のトナー像を形成する
こと、現像時に前色トナー像を破壊することなく重畳で
きること、クリーナが各色トナー像を重畳して作成する
ときには休止状態となり、最後に作動状態となるように
制御する必要がある。更に残留トナー或はクリーニング
後にクリーナ部に集められたトナーが、ドラム上に固ま
りとなってとどまることがあってはならない。もし、ク
リーナ部のドラム上にトナーが集積していると、クリー
ナを非作動状態としたとき、現像器内へそのトナーの固
まりが落下し1色のにごりの原因となる。以下、これら
位置合わせ、ドラム駆動、現像、クリーニングの問題を
解決できる方法について詳細にのべる。なお、上記説明
では4色でフルカラー像を得る場合について述べたが、
第1図実施例の装置では、単色、2〜4色重ね、または
併置画像記録が可能であるであることは云うまでもない
第2図は各部動作のタイミングをとるためのタイミング
回路の実施例を示すもので、まずこの回路への入力とな
る基準信号BDの発生機構から説明する。第3図はその
機端を示すもので、ドラム感光体1は矢印の示すように
左から右へビーム3にて走査されるが、このビームは一
定位置に固定されたビーム検出器20ヘレンズ21を介
して到達した晴に検出され、その時点が走査タイミング
の基準とされる。但しレンズ21は、ビーム検出器20
をドラム1表面よりも前方の位置に設置するから(ドラ
ム1を同一面には設置できない)。
この位置でドラム上と同等のスポット形状が得られるよ
うにする役目を持つ6 第4図は、ビーム検出器20からの基準信号BDを基準
とした時の記録用ビーム発生の水平走査タイミングの説
明図であって、信号BDによってクロックゲート100
を開いて基本クロックCLKを通し、そのパルス数をカ
ウンタ101で計数して時間tl を設定する。即ちカ
ウンタ101がこの時間相当のパルス数をカウントし終
った時点から各走査線毎のレーザ信号LSHを信号源1
02から出力し、これによってレーザ光3を変調して、
必要とする情報の潜像を、ドラム1上に規則正しく形成
する。
第5図は、4色分の潜像をドラム1上に正しく形成し、
これを現像し、記録紙に各色の像が位置合せ精度よく転
写できるようにするための垂直同期タイミングを説明す
るものである。ここでは1枚のプリントをうるものとし
ているが、連続的に複数枚のプリントを行うように拡張
するのは容易である。またここでは、制御の単位を信号
BDとしているがこれはクロック信号CLAであっても
よい。しかし信号BDを用いると、もしポリゴンミラー
の回転や光学系が異常になると信号BDがなくなり、こ
れをもって全体が動作しなくなるようにするのが容易で
あるという利点がある。
さて、第5図にてプリントON信号が入力されると1図
示しない機構によってイレーザランプ18が点灯され、
クリーナ19が作動状態となる。
と同時にゲート103が開かれる。これによってパルス
モータ107が駆動開始されて感光体ドラムlが回転を
開始し、またカウンタ104によって時間tzがカウン
トされ、カウント終了時にスタート信号が出力される。
この時間t2はドラム1の回転が一定になり、バックラ
ッシュやドラム回転立上りの影響がなくなるに要する時
間で、0.1〜0.5秒程度に設定されている。なおド
ラム1にはその回転を正確ならしめるため一定のブレー
キをかけておくのが好ましい。ところでスタート信号は
ゲート105を開きこれによって信号BDがカウンタ1
06へ入力されると、カウンタ106は計数を始め、以
下に述べる時間t4〜1フ相当の計数時に信号源102
へ信号を出力する。
次にドラムlの回転開始時にイレーザランプ18直下の
ドラム部がチャージャ2の下を通過した直後、即ちスタ
ート信号から時間t8経過後にチャージャ2に高電圧を
印加する。この時間tδは高精度を必要とせず、その回
路は省略する。チャージャ2に高電圧が印加されるとド
ラム1は一様に帯電されるので、次にレーザビームによ
る露光を開始する。即ち第1の光像(Y色)はスタート
信号より時間1+経過した時点から開始し、1頁分の信
号を送出し終って終了する。送出時間はドラムが一周す
るより少し短かい時間である。以下各色M、C,Bの像
露光はスタート信号より、ta。
to v ly後に各々送出する。然してta g t
6tt7はドラム上の位置でt4にYan光を開始した
位置に合致するように設定される。さてY像露光により
潜像が形成されたドラムは第1色現像器9にて現像する
。現像開始は基準信号よりt6秒後である。現像は一頁
分を完了する迄続け、完了後Y現像剤がドラムと接触し
ないように現像器9での現像剤の搬出を停止する。以下
各色M、C。
Bの現像器10〜12が各々スタート信号より時間j9
 T jlO+ tll後に作動を開始し、−頁分の現
像を完了後その動作を停止する。クリーナ19はプリン
トON信号と同時に作動開始するが、第1色のYトナー
像がクリーナ部に来る直前(スタート信号からtxt後
)に動作を停止、つまり感光体面からクリーナが離れ、
時期状態となる。そして金色のトナー像が重畳して作像
され記録紙15に転写された後再び作動状態となる。即
ちtI後t13の間体止して再び作動し、プリントOF
F信号を受けて停止する。記録紙15は、最終色B像が
重ねられ、ドラム上の画像先端部が転写器16の直下に
来るとき、用紙先端部が転写器16の直下に来る様に供
紙する。このようにして、ドラム上には各色の像が正し
く位置合せして作他された後記録紙に一括転写されるの
で、−色毎に転写するものにくらべ、構造が簡単かつ位
置合せ精度の良い画像が得られる。
なお、第5図の時間t6〜t1δの設定は特別に高精度
を要しないものであって、図示を省略したが適当なカウ
ンタ等で容易に設定可能である。そして特に精度良く時
間制御する必要のあるものは、Y、C,M、B各信号源
102の駆動及び感光体ドラム1の駆動であって、これ
らについては以上で説明したように第2図の回路により
実行される。
付言すれば、ドラム駆動用のパルスモータ107は、給
排紙、定着器駆動モータとは独立して設けるのがよい。
次に複数色のトナー像を同一感光体上に形成するための
小型現像器の実施例を第6図に示す。本現像器の特徴は
トナー濃度検出トナー供給機構をなくしたこと、現像動
作休止時の現像剤搬送停止機構を簡易化したことである
。第6図に於て、現像剤26は、固定されたマグネット
ロール23を内部に持つ回転スリーブロール24上に磁
気吸着され、スリーブロール24の回転につれ規制板2
5にて一定厚さの磁気ブラシとされた上盛光体ドラム1
に近接し潜像を現像する。規制板25で削りとられた剰
余の現像剤は攪拌フィン27にて左右に移行ないしは振
り分けられ落下1巡回する。
現像後の現像剤はスクレーバ35にてスリーブロール2
4から剥ぎとられ、攪拌フィン34にて左右に移行ない
し振り分けられ、これによって現像剤中のトナー濃度が
均一化される。その後再び磁力でスリーブロール24上
に吸着されて回動する。
一方、現像剤中のトナーはプリントの進行につれ消費さ
れるので、その分を補充しなければならない。従来その
ためにトナー濃度を検出し、補充する複雑な方式をとっ
ていたため、現像機が大型。
高価となる欠点をもっていた9本案実施例の現像器では
これを廃止し、現像剤の自己吸着能力により随時自動的
にトナーを補充する様にしである。
即ち現像剤を吸着したスリーブロール24の下部にトナ
ーロール30を設ける。トナーロール30の内部にはマ
グネットパー33が設けてあり、トナーロール30の外
部に投入した磁性キャリア31を吸引する。補充トナー
29は、キャリア31、トナーロール30との静電摩擦
により帯電しトナーロール30表面に吸着塗工される。
トナーロール30へのトナー吸着は静電的のみならず物
理機械的塗工作用によるものもある。ストッパ32はト
ナーロール30の回転の際キャリア31がロールととも
に搬送されるのを防ぐもので、トナーのみがロールに塗
工される。トナーロール30上のトナーはスリーブロー
ル上の現像剤と接触または近接する際、現像剤中のトナ
ー濃度が低いと現像剤中にとり込まれる。トナー濃度が
大きい場合は取り込まれないで再びトナー29を貯えで
あるトナ一槽にもどされる。トナ一槽への補充トナー2
9の投入はトナー投入口28より行う。
トナーロール30より現像剤中にとり込まれたトナーは
スリーブロール24にてロール周上を回動巡回する際均
−に攪拌、帯電され現像に供される。
マグネットロール23の規制板手前の磁極N1゜Szに
凹部が設けであるが、このようにすると、この部分での
磁気ブラシの穂立が大きく現像剤の動きが激しくなるた
め、攪拌作用の促進、過剰トナーの分離が行われ現像部
でのトナー濃度変動を抑える効果がある。なお、マグネ
ットロール23はブロック磁石の組合せでも良く、その
場合、凹部を設けた磁極は、同極の2ケの磁石を近づけ
ることで同等の作用をもたすことができる。規制板25
以降の磁極は間隔を小さくし多数設けるのがよい。そう
することにより薄膜現像剤層をスリーブ上に形成でき、
画像の均一性を向上できる。バイアス電源36.37は
各々現像特性、現像剤中へのトナーの取込みを調整する
もので、省略することも可能である。バイアス電源は直
流、交流あるいはそれらの併用のいずれでもよい、また
本現像方式に好ましい現像剤26中のキャリアとしては
、平均粒径15〜70μφ程度の小粒型フェライトが好
ましい。小粒径キャリアの場合、トナー0度の変動許容
範囲が広く、フェライトキャリアであるとソフトな磁気
ブラシが形成でき、キャリアの力命も長いからである。
この現像器は、現像休止時に現像剤が搬送されないよう
にする必要があるが、その時の状態が第7図に示されて
いる。同図に於てスリーブロール24を回転させたまま
磁気ロール23を矢印のように角度αだけ回転移動させ
る。この角度αは大きい必要はなく、規制板25をはさ
む2つの磁極Nz、Szの1/2〜l/3でよイ、jf
l制抜25が第6図のように磁極N2と82の中央から
、第7図のようにNz側に来ると現像剤はスリップを起
し搬送されない。こうして搬送しなくなった所でスリー
ブロール24の回転をとめる。このようにすれば現像剤
は規制板25より感光体ドラム1側には出てこなくなり
現像休止状態とすることができる。トナーロール30は
スリーブロール24と共に回転、停止するようにしてお
けば良い。また現像器を再び動作状態とするには、マグ
ネットロール23の位置を元にもどし、スリーブロール
24及びトナーロール30を回転させる。
第1図の実施例に於ては、第1色の現像は現像剤と感光
体とが接触していても良いが非動作時には非接触状態と
する必要がある。この場合には第7図で述べた方式等に
より現像剤の搬送を停止しなくてはならない。一方、第
2色目以降の現像は前色トナー像を削りとらない程度の
リフトコンタクトか非接触現像でなければならない。非
接触現像の場合は第7図の方法をとらずに現像バイアス
電圧の変更で現像機能を停止させることも可能である6
しかしこの時も第7図のごとくすれば確実である。
第8図はクリーナ19の実施例であり、クリーニングブ
ラシに現像と同様の磁気ブラシを用いたものである。固
定したマグネットロール38を内部にもつスリーブロー
ル39に磁極キャリア45を吸着し、スリーブロールの
回転とともにキャリア45で形成した磁気ブラシを感光
体に接触摺動する。これにより感光体1上に残留するト
ナーをクリーニングする。[気ブラシの厚さは規制板2
5にて一定の厚さとする。キャリア内にとり込んだトナ
ーは電極ロール40にバイアス電源43の印加の下で静
電的に吸着除去し、キャリアをくり返し使用できるよう
にする。電極ロールに吸着したトナーはブレード41に
て削りとられ排出用スクリュー42にて外部に排出捕集
する。スリーブ39上に磁気的に吸着しているキャリア
は、スクレーパ35にてはぎとり、再び使用する。これ
により、キャリアの偏った使用を防止する。またスリー
ブロール39と感光体ドラム1の基体間にはバイアス電
源44が接続しである。これにより感光体からのトナー
の除去を容易にする。バイアス電極43.44は直流、
交流、直流と交流を重畳したちのいずれでも良い、クリ
ーナ動作は第5図で説明した様に、多色のトナー像をド
ラム上に形成する間体止しなければならない。即ち磁気
ブラシが感光体と接触しないようにしなければならない
、そのためにクリーナ19全体を移動することは極めて
やっかいである。それで第9図の如くマグネットロール
38を角度βだけ回転し、キャリアの搬送を停止する。
この動作は第7図で説明した現像器の場合と同じである
以上のように本発明クリーナを用いることによりクリー
ナ全体を固定したまま、その動作を速やかに切換でき、
クリーニング不良やドラム上へ残査トナーを残すことが
ない。
第10図は本発明に適したチャージャ2の構造である。
コロナワイヤ48はシールド[極47内に張ってあり、
シールド電極47とコロナワイヤ48間に高圧電[46
を印加する。感光体に対向する面にはスクリーン電極4
9を配し、これに高圧ツェナーダイオード50を接続す
る。このようなチャージャによれば感光体帯電々圧をツ
ェナー電圧にほぼ近い値にコントロールできる上、前作
像サイクルでのトナー像を帯電により乱すことが少い、
スクリーン電極49はコロナワイヤ48と同様の細線を
張るか、エツチング技術によりスリットを設けた薄板を
用いる。ツェナーダイオード5oは第1図実施例で説明
したような帯電−像露光−イレーズランプ露光の工程を
くり返すものでは1個で良いが、次のような工程により
2色以上のトナー俄を形成するときには2個以上設け、
工程を追って切り換えるようにすると、感光体を過帯電
したり、前作像工程でつくられたトナー像を乱すことが
少ない。このカラー作像工程とは、第1図構成の装置を
用い、第1帯電→第1露光→第1現像→第2帯電→第2
露光→第2現像・・・・・・という風にイレーズランプ
18での残像消去工程を省略した像形成プロセスをとる
ときである。このような工程では第2帯電の設定を第1
帯電より低くした方が像の乱れが少ない。そのため、第
10図においてはツェナーダイオード50を第1帯電時
には高圧側のHへ、第2帯電以降では低圧側のLに切換
える。更に具体的に述べると、第1帯電でZlに700
Vのツェナーを用い感光体を約700Vに帯電し、第1
像露光での潜像を反転現像する。
次に第2帯電をZz=500Vのツェナーを用い、第2
帯電を行う。そうすると第1色の作像の際。
露光した部分が約500V、露光しなかった所は前作像
工程での電位が暗減衰で下って約600vとなっている
。この状態で第2の像露光を、第1の像と重ならないと
ころに照射し、第2の現像を。
第1現像と同様反転現像する。このようにして作られた
像を記録紙に同時に転写して2色の像をつる。このよう
な工程では第10図を帯電器を用いて、像乱れ、混色の
ない2色画像が得られる。
以上の実施例で説明したごとく、本発明によれば、2色
以上のカラー像を位置づれすることなくまた簡易化され
た装置で得ることができる。なお、カラー像はトナー像
を次々に重ねていく場合、カラートナーの併置による場
合で得るものでも良く。
また現像法も正規現像によるもの、反転現像によるもの
、これらの組合せによるものいずれにも本発明は適用で
きる。もちろん第1図の構成をみればわかるように、単
色記録とカラー記録とが適宜選択できるようにすること
も可能である。
第11図は本発明のカラー電子写真装置の別の実施例を
示すもので、現像器9〜12を感光体ドラム1のL方に
とりつけ、クリーナ19を下方にとりつけた点と、光源
としてLEDアレイ光源52(これはレーザビーム光学
系でもよい)を用いた点が、第1図の実施例とは異って
いる。本実施例に於ては、感光体ドラム1を矢印の回転
方向にまわし、帯電器2で一様に帯電した後、記録信号
により多数のLEDをドラム1の軸方向に並べたLED
アレイ光g52の像をレンズアレイ53にてドラム表面
に結像し露光する。露光により作られた電荷潜像を現像
器9〜12のうちひとつを選択し現像する。残留電荷は
イレーザランプ18にて消去する。このようにして−色
分を記録する。
以下必要色数のトナー像をドラム上の同一位置に作りカ
ラー像を得る6本実施例に於て、各色記録の位置合せは
、第2図〜第5図で説明した方法を適用できる。但しこ
の場合はビーム検出器は不要で、水平記録密度に相当す
る一定周期のパルスをクロック信号から作り、このパル
スを基準として、一定時間1工後に記録すべき信号をL
EDの一個一個に対して送出するようにすれば良い。ま
た垂直方向の位置合せは、上記の水平方向同期のための
一定周期のパルスを第2図の信号BDとして用いればよ
い。さらに本実施例では、クリーナ19がドラム下部に
設けであるので、ドラム交換時などに現像剤中へクリー
ニング後のトナーが落下する不都合はない。
第12図は第11図実施例に適した現像器である。スリ
ーブロール30の内には、多極のマグネットパー33が
固定して内蔵されている。磁極にはキャリア31とトナ
ー29とが混在した現像剤が吸着しており、スリーブロ
ール3oの回転にともないトナーのみがスリーブ表面に
静電的、物理的に塗工される。キャリアストッパ32は
、キャリア31がスリーブロール30の回転とともに搬
送されないようにするためのものである。スリーブロー
ル3oは感光体ドラム1表面に対して0.1〜0 、5
 mmのギャップをあけて近接させておく。
スリーブロール30上に塗工されたトナーは電荷潜像に
まで飛翔して現像する。現像特性を調整するためにバイ
アス電源56をスリーブロール30とドラム基体間に接
続する。バイアス電源はACとDCを重畳したものが好
ましい。現像動作を中止させるとき(他の色を現像して
いるとき)には。
バイアス電源をスイッチ58にて切換える。このときの
バイアス57は、ドラム上にスリーブロール30に塗工
されたトナーを飛翔させず、他の現像器で現像したドラ
ム上のトナー像をスリーブ側に逆転移させないようにす
るもので、トナーと反対極性で200V前後の大きさが
適当である。スリーブロール30上に塗工された未使用
のトナーは再びトナー29を貯えたトナ一槽に戻される
が、戻り側には磁性体55がマグネットパー33のひと
つの磁極に対向しておかれ、キャリア31を吸着してい
る。これはトナー29の潟れを防ぐシール作用をもたせ
たものである。
第13図は、第11図実施例に適したクリーナ19の構
造である0本クリーナーは磁性キャリアによる磁気ブラ
シクリーナである。固定されたマグネットロール38を
内部に持つ回転スリーブ39上に磁性キャリアを吸着さ
せて磁気ブラシを形成し搬送する。磁気ブラシは規制板
25で一定厚さにされる。磁気ブラシは感光体1と接し
、ドラム上に残留するトナーを静電的9機械的摺動力で
除去する。トナーを含むキャリアは一担、スクレーパ3
5にてスリーブ39から剥ぎとられ再び吸着される。こ
れはキャリアへのトナー混合を均一にし、クリーニング
作用を均一にせしめるためのものである。感光体ドラム
1よりとりのぞいたトナーはロール電極4oにて静電的
に吸着2分離する。回転スリーブ39とドラム基体間及
び回転スリーブ39と電極ロール40間には夫々バイア
スff1g69.68が各々接続されており、ドラム1
からのトナー除去、ロール電極40へのトナー吸着を促
進させている。バイアスにはAC,DCおよびこれらの
併用法が適用できる。ロールfi[40に吸着されたト
ナーはブレード41にて掻き落される。この様な構成に
よりドラム上に残留するトナーを効率良く除去すること
ができ、かつ、ブレードクリーニングのようにクリーニ
ングした後のトナーの固まりを残すようなことがない、
また、クリーナを休止状態とするときには第9図で述べ
たように、マグネットロール38を回転させることで、
キャリアをドラム面まで搬送するのを止めることができ
る。
なお1以上の第1図及び第11図の実施例では、感光体
としてドラムを用いるものとしたが、これは他の形状の
感光体、例えばベルト状のものでも適用できることは明
らかである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に於ては感光体を一定速度で駆動し
、基体クロックまたは水平走査時間を基本単位とするデ
ジタル時間制御手段により、感光体の同一箇所に位置す
るように各色の露光を制御し、これによって各色トナー
像を感光体の同一箇所に形成し、これを最終記録体上に
同時に転写するものであるから、簡易化された装置構成
により位置づれのないカラープリントを得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図〜第5図は
各色トナー像の位置合せを行うためのタイミング制御法
の説明図、第6図及び第7図は第1図の実施例に於る現
像器のt、を成因及びその動作停止時の説明図、第8図
及び第9図は第1図の実施例に於るクリーナの構成図及
びその動作停止時の説明図、第10図はチャージャの構
成を示す図、第11図は本発明の別の実施例を示す図、
第12図及び第13図は第11図の実施例に於る現像器
及びクリーナの構成を示す図である。 1・・・感光体ドラム、2・・・チャージャ、3・・・
ポリゴンミラー、4・・・レーザビーム、9〜12・・
・現像器、15・・・記録紙、16・・・転写器、18
・・・イレーザランプ、19・・・クリーナ、20・・
・ビーム検出器、100.103,105・・・ゲート
、101,104゜106・・・カウンタ、1o7・・
・パルスモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、画信号で変調された光ビームで感光体を走査してそ
    の上に潜像を形成する露光手段と、上記走査の1ライン
    毎の開始時点を示す信号を基準信号としてクロック信号
    を計数することにより当該走査ラインに於ての上記画信
    号による変調開始タイミングを決定する水平走査同期手
    段と、プリント信号が入力されると上記基準信号が供給
    されて作動する感光体駆動用のパルスモータと、該パル
    スモータによる感光体駆動が安定状態に達するに足りる
    時間を経過した時にスタート信号を出力するタイマ手段
    と、該スタート信号により作動を開始して上記基準信号
    又はクロック信号を計数することにより各色毎の画信号
    による潜像が時間的にシリアルに感光体上に形成されか
    つその各潜像が正しく位置合せされるように各潜像の形
    成開始タイミングを決定する垂直同期手段と、形成され
    た各潜像を現像して対応する色のトナー像を生成しかつ
    対応しない色のトナー像が通過する時にはそのトナー像
    を壊さないように構成されたところの各色対応に設けら
    れた現像手段と、感光体上に各色のトナー像がすべて形
    成された後に該形成されたトナー像を1度に記録紙上へ
    転写する転写手段とを有したことを特徴とするカラー電
    子写真装置。
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