JPS62194029A

JPS62194029A - 針かみ合わせ式カツプリング

Info

Publication number: JPS62194029A
Application number: JP3639886A
Authority: JP
Inventors: Naoji Isshiki; 一色　尚次
Original assignee: KANAI JIYUUYOU KOGYO KK; Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
Current assignee: KANAI JIYUUYOU KOGYO KK; Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
Priority date: 1986-02-20
Filing date: 1986-02-20
Publication date: 1987-08-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分計本発明は産業機械の動力伝達部に利用するカップリング
の改良に関するものである。

従来の技術及びその問題点従来、動力の伝達を主眼とする軸継手（カップリング）
にはフランジカツプリング、７レキシプルカツプリング
、ボックスカップリング等が見られる。しかしフランジ
部をボルトで締付は固定するカップリングは、トルク変
動の大きな動力を伝える場合、ボルトに疲労が加わって
、ボルトの切断事故が発生する。また、ゴムやスプリン
グを緩衝材とした可撓カップリングはトルク変動をある
程度吸収はするが、強度的に弱く寿命が短いという問題
点がある。

問題点を解決するための手段本発明は上記問題点を解消するため、大きなトルク変動
を生じる動力系でも、そのトルク変動を柔軟に受は止め
て、寿命の長いカップリングを提供するため、原動軸及
び従動軸を構成するスプライン軸又はキー溝軸の軸端に
各々フランジを固定し、該フランジの相対向する表１ｆ
ｆｉＫ略Ｕ字形の針を基板に、植針してなる植針部材全
固着し、上記基板表面より突出する針先部全相互に力）
み合わせ形成することにより解決したものである。

作用本発明の針かみ合わせ式カップリングは第１図に示すよ
うに原動軸ｌ及び従動軸２とするキー溝軸又はスプライ
ン軸の軸端３に各々固定したフランジ４の対向面ａ、ｂ
に夫々固着した柚＆ｆ部材７０針先ｔ′Ａ８ｖかみ合わ
せることにより、Ｊｍは確実にかみ合って動力を従動軸
に伝達する。この時針の弾力性により大きなトルク変動
を吸収し、動力系に急激な負荷がかからない特性を示す
。

実施例第１図は本発明の一実施例である針かみ合わせ式カップ
リングの一部破断正面図であり、図面において、１は原
動軸、２は従動軸であるスプライン軸又はキー溝軸を示
し、上記原動軸及び従動軸の軸端に各々フランジ３，４
又は板状物が固定され、該フランジ３，４又は板状物の
相対向する表１ＩＩＪａ、ｂに、第３図に示す如く略Ｕ
字形の針５を基板６に植針して形成した植針部材７を固
着し、上記植針部材の基板６表面より突出する針先部８
゜８を相互にかみ合わせて針かみ合わせ式カンプリング
を構成する。

上記実施例に用いる基板６は例えば１布、不織布、フェ
ルト、ゴム、樹脂等のシート材、金属板、金属箔、金網
、或昧金ｋＩｈｔａ維、無機１維、有機繊維等の充填材
を含むゴム、樹脂等の複合材料を、それぞれ１種又はｖ
１数種類組み合わせて層状に形成したもの全使用するこ
とができる。

また針の材質としては例えば炭素鋼、合金鋼、高速度鋼
、べｌＪリウム銅など使用でき、これらの針の表面に施
される表面処理としては例えば浸炭、窒化処理等がある
。また針は第６図（イ）〜（ホ）に示すように、円形９
、四角形１０、三角形１１、菱形１２、溝付形状１３．
１４、半円形１５、橢円形１６等の断面形状のものな使
用することができる。

尚、上記以外にも、基板、針の材質、表面処理及び断面
形状はその使用されるトルク変動や、トルクの大きさ、
使用環境によって、櫨々の組合わせが可能である。

また植針部材の基板に植込まれた針の形状は第４図に示
す如く基板６の表面より斜めに曲げたり、第５図（イ）
（ロ）に示すように、基板上でくの字形に曲げてもよい
。

更に第４図、第５図、第７図に示す如く、植針部材７０
基板６０ａ向には、植針した針のクラウン１７を被覆す
る押し当て部材１８１に固着し用いることもできる。

ところで、本実施例では表層に合成ゴム、下層に綿布３
枚ｔ−接層剤で貼合わせて形成した基板に、炭素鋼を熱
処理した表面硬度／／ｖ７００直径Ｑ、５ｍφのｒ４付
Ｍを針頭数１００藺２／　１００本捏度植針し、基板上
に突出する針先部をくの字形とした基板上の針高寸法が
１０曙の植針部材を用い、フランジにねじで固着した。

上記カップリングにより、１０ＰＳ（１８００Ｆ、　７
’、　ｍ　）のトルク伝達を行うことができた。

実施例２第２図は本発明の！Ａなる実施例である針かみ合わせ式
カップリングの一部破断正面図である。この実施例はス
プライン軸１９又はキー溝軸の軸端に、予めフランジ２
１に穿設した孔に略Ｕ字形の針２２を植針し形成したフ
ランジを各々植針した針先部器が対向するように固定し
、針かみ合わせ式カップリングｔｍ成する。尚上記フラ
ンジの裏面には、実施例１と同様に植針した針のクラウ
ンを被覆する押し当て部材２４．２５ｔそれぞれ固着せ
しめ設けることもできる。

発明の効果本発明は上記の如く構成したから、植針部材のりゝ弾力性を有する針の蒐み合わせ−により、針がかみ合っ
た状態でも第８図に示す如く、大きなトルク変動を吸収
し、動力系に急激な負荷が加わらないようにすることが
可能となり、長寿命のカップリングが得られる等の効果
を有する発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発明の１実施例を示す一部破新正面図、第２
図は同地の実施例を示す一部破断正Ｌｌｌｌ崗、第３図
、第４図及び第５図（イ）（ロ）は同植針部材の断面図
、第６図（イ）（ロ）（ハ）に）（ホ）（へ）（））？
／３は本発明に使用する針の断面図、第７図は同植針部
材の部分拡大断面図、第８図は本発明のトルク反動曲線
図である。１・・・原動軸、２・・・従動軸、３．４・・・フラン
ジ又社板状物、５．２２・・・針、６・・・基板、７・
・・植針部材、８．２３・・・針先部、９・・・円形、
ｌＯ・・・四角形、１１・・・三角形、１２・・・菱形
、１３．１４・・・溝付形状、１５・・・牛円形、１６
・・・橢円形、１７・・・クラウン、１８．２４．２５
・・・押し当て部材、１９・・・スプライン軸、２１・
・・７テンジ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原動軸及び従動軸を構成するスプライン軸又はキ
ー溝軸の軸端に各々固定したフランジの相対向する表面
に、略Ｕ字形の針を基板に植針してなる植針部材を、基
板表面より突出する針先部が相互にかみ合うように固着
したことを特徴とする針かみ合わせ式カップリング。
（２）植針部材の基板裏側に植針した針のクラウンを被
覆する押し当て部材を固着してなる特許請求の範囲第１
項記載の針かみ合わせ式カップリング。
（３）フランジがその円周面に穿設した孔に略Ｕ字形針
を植針し、裏側に押し当て部材を固着してなる特許請求
の範囲第１項記載の針かみ合わせ式カップリング。
（４）植針部材基板の表面より突出する針を基板表面の
法線に対して所定角度で屈曲もしくは、くの字形に曲げ
てなる特許請求の範囲第１項、第２項、第３項記載の針
かみ合わせ式カップリング。