JPS62191015A - 真空掃除機用フイルタ−材 - Google Patents
真空掃除機用フイルタ−材Info
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- JPS62191015A JPS62191015A JP3148286A JP3148286A JPS62191015A JP S62191015 A JPS62191015 A JP S62191015A JP 3148286 A JP3148286 A JP 3148286A JP 3148286 A JP3148286 A JP 3148286A JP S62191015 A JPS62191015 A JP S62191015A
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Paper (AREA)
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は袋状濾紙を用いた真空掃除機のフィルター材に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来のこの種真空掃除機用フィルター材としては、濾紙
の抄紙原料としてマニラ麻、木材ノくルプ、レーヨン繊
維、エスパルト繊維、ガラス繊維が使用されていた。そ
して、上記マニラ麻、木材ノくルプは濾紙の強度を、レ
ーヨン、エスパルト繊維は通気性をそれぞれ確保するも
のであり、甘だガラス繊維は塵埃捕捉用として主に作用
するものである。
の抄紙原料としてマニラ麻、木材ノくルプ、レーヨン繊
維、エスパルト繊維、ガラス繊維が使用されていた。そ
して、上記マニラ麻、木材ノくルプは濾紙の強度を、レ
ーヨン、エスパルト繊維は通気性をそれぞれ確保するも
のであり、甘だガラス繊維は塵埃捕捉用として主に作用
するものである。
抄紙原料の配合比の代表的なものを下記に示す。
マニラ麻４０９重量係
木材バルブ１３．７ ル
−ヨン繊維３３１ Ｎ （繊維径約１２Ｐ）エスパル
ト繊維 ｇ、Ｂ ｙ （ｙ 約１０μｍ ）
ガラス、繊維 ２．６ １ （Ｊ 約１−Ｊ２μｍ
）発明が解決しようとする問題点 濾紙を用いたフィルター材を真空掃除機に使用する際、
その性能面から多くの条件が要求される。
ト繊維 ｇ、Ｂ ｙ （ｙ 約１０μｍ ）
ガラス、繊維 ２．６ １ （Ｊ 約１−Ｊ２μｍ
）発明が解決しようとする問題点 濾紙を用いたフィルター材を真空掃除機に使用する際、
その性能面から多くの条件が要求される。
その代表的なものの１つは、集塵効率が高いこと、他の
１つは圧力損失が少ないことである。
１つは圧力損失が少ないことである。
集塵効率は吸引気流中に含まれる塵埃量に対する排気中
に残存する商で求められ、したがって、同フィルター材
での塵埃捕捉が良ければ、それだけ集塵効率も高くなる
。上記従来のフィルター材にあって、その集塵効率は主
にガラス繊維の径によって左右されるものでちる。す力
わち、ガラス繊維の径を小さくすればする程ｐ紙の空隙
状態が密とカリ塵埃の捕捉性が高まる。しかし、」二記
集塵効率と圧力損失は裏腹の関係にあり、集塵効率を高
めると圧力損失も高くなってしまうものであった。その
ため、従来ではレーヨン、エスパルト繊維を混入して通
気性を確保し、圧力損失の増加を防止するようにしてい
たが、これとても限度があり、結局ガラス繊維の径とし
て１〜２μｍのものまでしか使用できなかった。前述の
ごとく、ガラス繊維の径は直接集塵効率を左右するもの
であり、この集塵効率を高めるべくその繊維径を小さく
することは圧力損失との関係から実現性に乏しかった。
に残存する商で求められ、したがって、同フィルター材
での塵埃捕捉が良ければ、それだけ集塵効率も高くなる
。上記従来のフィルター材にあって、その集塵効率は主
にガラス繊維の径によって左右されるものでちる。す力
わち、ガラス繊維の径を小さくすればする程ｐ紙の空隙
状態が密とカリ塵埃の捕捉性が高まる。しかし、」二記
集塵効率と圧力損失は裏腹の関係にあり、集塵効率を高
めると圧力損失も高くなってしまうものであった。その
ため、従来ではレーヨン、エスパルト繊維を混入して通
気性を確保し、圧力損失の増加を防止するようにしてい
たが、これとても限度があり、結局ガラス繊維の径とし
て１〜２μｍのものまでしか使用できなかった。前述の
ごとく、ガラス繊維の径は直接集塵効率を左右するもの
であり、この集塵効率を高めるべくその繊維径を小さく
することは圧力損失との関係から実現性に乏しかった。
レーヨン、エスパルト繊維による圧力損失抑止効果に限
度がある原因を発明者等で究明分析したところ、同繊維
が水素結合現象を生起するところに見い出した。すなわ
ち、同繊維は水酸基を有し、抄紙の過程で繊維同志が結
合し、この結合が通気性の阻害要因乞つくっているもの
である。
度がある原因を発明者等で究明分析したところ、同繊維
が水素結合現象を生起するところに見い出した。すなわ
ち、同繊維は水酸基を有し、抄紙の過程で繊維同志が結
合し、この結合が通気性の阻害要因乞つくっているもの
である。
本発明はこのような従来の問題点を解消したもので、集
塵効率が高く、シかも圧力損失の少ガい真空掃除機用フ
ィルター材を提供することを目的とする。
塵効率が高く、シかも圧力損失の少ガい真空掃除機用フ
ィルター材を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記した従来の問題点を解決すべく本発明は、フィルタ
ー材を形成する沖紙の抄紙原料として少なくとも麻、ガ
ラス繊維、水酸基をもたない合成繊維を用い、かつこの
合成繊維の割合を１０〜３０重量％に設定したものであ
る。
ー材を形成する沖紙の抄紙原料として少なくとも麻、ガ
ラス繊維、水酸基をもたない合成繊維を用い、かつこの
合成繊維の割合を１０〜３０重量％に設定したものであ
る。
作 用
上記本発明によれば、合成繊維が水酸基をもたないため
、抄紙の後合成繊維同志の水素結合がなく、通気性の向
上という本来の作用を充分に発揮することになる。した
がって、ガラス繊維の径を小さくして塵埃捕捉性、すな
わち、集塵効率を高めても圧力損失は一定以下にするこ
とができるものである。
、抄紙の後合成繊維同志の水素結合がなく、通気性の向
上という本来の作用を充分に発揮することになる。した
がって、ガラス繊維の径を小さくして塵埃捕捉性、すな
わち、集塵効率を高めても圧力損失は一定以下にするこ
とができるものである。
また上記合成繊維の混入割合は、それが１０重量係以下
であると通気性の確保が困難となυ、逆に３０重量係以
上となるとその分、強度を保障する麻の混合比が減少し
て、フィルター材としての強度が確保できなくなる。
であると通気性の確保が困難となυ、逆に３０重量係以
上となるとその分、強度を保障する麻の混合比が減少し
て、フィルター材としての強度が確保できなくなる。
実施例
以下その実施例を添付図面を参照して説明する。
第１図において、フィルター材１は袋状に形成した沖紙
２０袋口にポール紙などからなるとともに、吸気口３を
有する口板４を貼着して得たものである。
２０袋口にポール紙などからなるとともに、吸気口３を
有する口板４を貼着して得たものである。
上記フィルター材１は真空掃除機における電動送風機の
吸引側、具体的には集塵室に設置され、捷たその日板４
はその吸気口３は真空掃除機のホース差込口に連通させ
て所定部分にセントされるものである。
吸引側、具体的には集塵室に設置され、捷たその日板４
はその吸気口３は真空掃除機のホース差込口に連通させ
て所定部分にセントされるものである。
ところで、沖紙２は抄紙原料を水に分散させて懸濁液と
し、これを抄紙してシート状のものをつぐり、次いで、
これを袋状に加工したものである。
し、これを抄紙してシート状のものをつぐり、次いで、
これを袋状に加工したものである。
抄紙原料の具体例を述べれば、強度確保用としてマニラ
麻を、通気性確保用として２〜５ｆｆｊ＋長さのポリエ
ステル繊維を、壕だ塵埃捕捉用空隙形成用として２〜３
闘長さのガラス繊維をそれぞね使用する。
麻を、通気性確保用として２〜５ｆｆｊ＋長さのポリエ
ステル繊維を、壕だ塵埃捕捉用空隙形成用として２〜３
闘長さのガラス繊維をそれぞね使用する。
ガラス繊維は、上記したように塵埃捕捉に直接寄与する
空隙の大きさを決定するものであり、第２図はポリエス
テル繊維の配合比率を０にした状態で同ガラス繊維配合
率に対する集塵効率（白丸）と圧力損失（黒丸）との関
係を示したものである。
空隙の大きさを決定するものであり、第２図はポリエス
テル繊維の配合比率を０にした状態で同ガラス繊維配合
率に対する集塵効率（白丸）と圧力損失（黒丸）との関
係を示したものである。
なお、この場合、ガラス繊維として径０．６〜１ｆｌ、
長さ２〜３ｆｊｌのものを配合した。
長さ２〜３ｆｊｌのものを配合した。
図から明らか寿ように、集塵効率のみを見た場合、６重
量係以上の値で集塵効率は１００％近くに達し、それ以
下では急激に低下する。壕だ１５重＠チ以上としても集
塵効率は変化が力い。
量係以上の値で集塵効率は１００％近くに達し、それ以
下では急激に低下する。壕だ１５重＠チ以上としても集
塵効率は変化が力い。
一方、圧力損失は１５重量係以上で、約２００ｍｍＡｔ
２近くに達するものである。
２近くに達するものである。
上記より集塵効率の面からすればガラス繊維配台率は５
〜１５重量係重量差しい。
〜１５重量係重量差しい。
次に第３図はガラス繊維配合率を上記５〜１５Ｖ量係の
範囲内の一定値に設定し、この状態のもとで、ポリエス
テル繊維の配合率を変化させたものである。寸ず集塵効
率はほぼ一定で良好な状態を示す。一方、圧力損失は配
合率と反比例して低下し、３０重ｇ係を越えるとほとん
ど変化しなくなる。真空掃除機として実使用に適するの
は集塵効率９０φ程度であり、したがって、配合率の最
低は１０％が好ましい。また上限は圧力損失抑止効果と
、フィルター材の強度面を保障するマニラ麻の配合率を
一定以上確保する関係から３０重量係に設定する。
範囲内の一定値に設定し、この状態のもとで、ポリエス
テル繊維の配合率を変化させたものである。寸ず集塵効
率はほぼ一定で良好な状態を示す。一方、圧力損失は配
合率と反比例して低下し、３０重ｇ係を越えるとほとん
ど変化しなくなる。真空掃除機として実使用に適するの
は集塵効率９０φ程度であり、したがって、配合率の最
低は１０％が好ましい。また上限は圧力損失抑止効果と
、フィルター材の強度面を保障するマニラ麻の配合率を
一定以上確保する関係から３０重量係に設定する。
ポリエステル繊維を配合することによって圧力損失が低
下する要因は、同繊維が水酸基をもたず、抄紙時水素結
合を生起しないためであると考えられる。すなわち、水
素結合がないため、沖紙としては全体としてふっくらと
した状態（高空隙率）となシ、従来の濾紙に比し、著し
く通気性が高められるものである。
下する要因は、同繊維が水酸基をもたず、抄紙時水素結
合を生起しないためであると考えられる。すなわち、水
素結合がないため、沖紙としては全体としてふっくらと
した状態（高空隙率）となシ、従来の濾紙に比し、著し
く通気性が高められるものである。
したがって、ガラス繊維の径を小さくして塵埃捕捉率、
す力わち、集塵効率を高めても、低い圧力損失に保つこ
とができるものである、。
す力わち、集塵効率を高めても、低い圧力損失に保つこ
とができるものである、。
水酸基を有しない合成繊維としてポリエステル以外の、
例えばアクリルなどを用いてもよく、集塵効率、圧力損
失面での効果もほとんど変ら力いことが確認できた。
例えばアクリルなどを用いてもよく、集塵効率、圧力損
失面での効果もほとんど変ら力いことが確認できた。
発明の詳細
な説明したように本発明によればガラス繊維として径の
細いものを使用して集塵効率を高めても圧力損失の増大
がなく、これよりすぐれた特性で、しかも強度の高いフ
ィルター材が得られるもので、真空掃除機に使用したと
き確実々掃除ができる。
細いものを使用して集塵効率を高めても圧力損失の増大
がなく、これよりすぐれた特性で、しかも強度の高いフ
ィルター材が得られるもので、真空掃除機に使用したと
き確実々掃除ができる。
第１図は真空掃除機用フィルター材の斜視図、第２図は
ガラス繊維配合率に対する集塵効率と圧力損失との関係
を示す特性図、第３図はポリエステル繊維配合率に対す
る集塵効率と圧力損失との関係を示す特性図である。 １・・・・・・フィルター材、２・°−−−−ｒ紙０代
理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１図 第２図 カ゛ラスＡ准酉す合１１（ｚ） 第３図 ０ １０ Ｚｉ：ｌ ３０
ガラス繊維配合率に対する集塵効率と圧力損失との関係
を示す特性図、第３図はポリエステル繊維配合率に対す
る集塵効率と圧力損失との関係を示す特性図である。 １・・・・・・フィルター材、２・°−−−−ｒ紙０代
理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１図 第２図 カ゛ラスＡ准酉す合１１（ｚ） 第３図 ０ １０ Ｚｉ：ｌ ３０
Claims (3)
- （１）フィルター材を形成するろ紙の抄紙原料として少
なくとも麻、ガラス繊維、水酸基をもたない合成繊維を
用い、かつこの合成繊維の割合を１０〜３０重量％に設
定した真空掃除機用フィルター材。 - （２）ガラス繊維として、繊維径０５〜１μｍのものを
５〜１５重量％配合させた特許請求の範囲第１項記載の
真空掃除機用フィルター材。 - （３）合成繊維としてポリエステル繊維を用いた特許請
求の範囲第１項記載の真空掃除機用フィルター材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148286A JPS62191015A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 真空掃除機用フイルタ−材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148286A JPS62191015A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 真空掃除機用フイルタ−材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62191015A true JPS62191015A (ja) | 1987-08-21 |
| JPH0251648B2 JPH0251648B2 (ja) | 1990-11-08 |
Family
ID=12332486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3148286A Granted JPS62191015A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 真空掃除機用フイルタ−材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62191015A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010122999A1 (ja) * | 2009-04-24 | 2010-10-28 | 北越紀州製紙株式会社 | 低坪量エアフィルタ用濾材 |
| US20190242061A1 (en) * | 2016-10-05 | 2019-08-08 | Valmet S.P.A. | System and a method for collecting and handling dust in a paper-making environment |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP3148286A patent/JPS62191015A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010122999A1 (ja) * | 2009-04-24 | 2010-10-28 | 北越紀州製紙株式会社 | 低坪量エアフィルタ用濾材 |
| JP2010253391A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Hokuetsu Kishu Paper Co Ltd | 低坪量エアフィルタ用濾材 |
| US20190242061A1 (en) * | 2016-10-05 | 2019-08-08 | Valmet S.P.A. | System and a method for collecting and handling dust in a paper-making environment |
| US10533285B2 (en) * | 2016-10-05 | 2020-01-14 | Valmet S.P.A. | System and a method for collecting and handling dust in a paper-making environment |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0251648B2 (ja) | 1990-11-08 |
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Legal Events
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