JPS62187477A - アノメリック位置に於ける脱アセチル化法 - Google Patents

アノメリック位置に於ける脱アセチル化法

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JPS62187477A
JPS62187477A JP61293580A JP29358086A JPS62187477A JP S62187477 A JPS62187477 A JP S62187477A JP 61293580 A JP61293580 A JP 61293580A JP 29358086 A JP29358086 A JP 29358086A JP S62187477 A JPS62187477 A JP S62187477A
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    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は糖類のアノメリック位置に於ける非アセチル化
法に関するものである。
ヒドロキシル基(1−OH)によりアノメリック位置で
置換された糖類は活性を有する医薬品の合成に於いて重
要な中間体である。これらの糖類には1例えば、エトプ
シドやテニポシドのような抗がんグリコシドの合成に有
用な中間体;ダウノルビシンのようなアンドラシフリン
族の抗がんアミノグリコシド;及び悪性腫瘍の処置を含
む各種の生物学的活性を有するグルクロニドが含まれる
(K、A、ワタナベ、他、J、Med、Chem、、2
4,893 (1981);M、カネコ、他、Chem
、Pharm、Bull、、25゜2458 (197
7);及び欧州特許出願82793参照)、更に1式(
IT)の化合物が、そのま−で(N、モリシマ、S、コ
トー、Chem、Lett、、1039(1982))
或は。
より反応性の高い成分(moiety)に変換されたi
(R,R,シュミット、M、ホフマン。
Tetrahedron   Lett、、23゜40
9 (1982)、グリコシド及びオリゴサツカリドの
製造に使用されてきた。報告されている1−0H−糖の
製造は、本来的には銀塩(酸化銀又は炭酸銀)のような
重金属の触媒作用を受けた1−ブロモ糖類の加溶媒分解
(ソルボリシス)を含んでいた(Org、Syn、Co
 l 1 、、第3巻、434頁;D、ケグレヴイツチ
、Adv。
Carbohydr、Chem、Bio−chem、、
36.57 (1979)参照)、高価な金属試薬を用
いることに加えて、この製法は、又、出発物質である!
−ハロ誘導体が室温以下でも容易に分解してしまうとい
う欠点をも有する。
近年、1−OH及びl−0H−2−7ミノ糖類銹導体の
製造方法が公開された(公開特許公報55−81443
96)、この製造法によれば、ポリアセチル化糖類、2
−N−トシル糖類、2−N−7セチルーポリアセチル化
糖類を還流トルエン中で4時1tf1. ビス−トリー
n−ブチルチンオキシドで処理し、対応する1−OH誘
導体を65%の収率で生産する。しかしながら、この方
法は1反応副生物であるトリーn−ブチルチンアセター
トを反応混合物から除去することが困難で、且つ、最終
生成物を汚染する恐れがあるので、その製造工程(wo
rk  up)が厄介で、且つ、不便である。その上、
この副生物は50%にのぼる活性を有する錫試薬の廃棄
物を構成する。
本発明によれば、広範な種類の糖誘導体を選択的にアノ
メリック位置で非アセチル化する方法が提供される。こ
れらの糖誘導体はアセトキシ、アシロキシ、アルコキシ
、アジド等のような各種の置換基によって置換され、所
望の生成物を高収率且つ高純度で生産する。7ノメリツ
ク位置での非アセチル化は出発物質を式R3S n O
Fl ′(R及びR′は低級アルキル)で表わされる錫
化合物と反応させることによって行なわれる。好ましい
錫化合物は(n−ブチル) 3s n o CH3であ
る。
この反応の結果−OS n−R3によって7ノメリック
位置で置換された化合物が生じる。1−〇−錫誘導体は
そのま一分離されるか、又は、加水分解により対応する
1−0H−糖誘導体に直接変換される。この反応は以下
に示す反応機構より明らかである。
R”OR(Iyン この反応機構に於て、(1)は出発物質(Aは任意に置
換された糖成分)  ;  (II)は使用する錫化合
物; (■)は1−0−錫中間体;及び(rV)は7ノ
メリツクl−0H−糖を示す。
本発明の他の実施態様によれば、出発物質(I)を式(
■)又は(V)の錫試薬、即ち、R5nOR’或はR2
S n O(R及びR′は低級アルキル)とアルコール
溶媒(好ましくはメタノール)中で反応させて所望の生
成物(IV)を直接得る。中間体である錫化合物(m)
は新規な化合物である0式(m)及び式1)の化合物は
各種医薬品の合成に有用である。
出発物質(I)と錫化合物Ra S n OR′(■)
との反応は、揮発性溶媒(例えば、水素化炭化水素、芳
香族炭化水素及びエーテル)中で1:1.5〜l:l、
好ましくは1:1.1のモル比で行なうのが有利である
。好ましい溶媒は1.2−ジクロロエタン、トルエン、
テトラヒドロフラン(Tl(F)である6反応時間は躇
乃至24時間、好ましくはl乃至4時間である。また1
反応時間は約20℃乃至lOO℃、好ましくは約50℃
乃至80℃である。
反応の終りに、該溶媒は除去され、残留物である式(I
II)の化合物が炭化水素、好ましくはへキサンのよう
な適宜な溶媒から晶出される0式(m)の化合物は加水
分解及び/又はクロマトグラフ処理されて式(ff)の
生成物を得ることができる。このように1本発明の方法
は簡単且つ低コストであり、7ノメリツク位置に於て所
望の置換成分を有する生成物を高収率、高純度で得る場
合に高い選択性を有するものである。
本発明の他の実施態様によれば、出発物質(I)を式(
■)の錫試薬R3S n OR’ (R及びR′は低級
アルキル)又は式(V)の錫試薬R25nO(Rは上記
と同じ)と、適宜な低級アルカノール(例えば、メタノ
ール、エタノール。
インプロパツール(好ましくはメタノール))中で反応
させる。使用する式(■)又は(V)の化合物の僅は、
式(r)の化合物の1モルにつき触媒量乃至モルl(好
ましくは、式(I)の化合物1モルにつき0.3乃至0
.5モル)である0反応時間は鍾乃至7時間で、反応温
度は20℃乃至100℃(好ましくは、25℃乃至65
℃)である0反応の終りに、溶媒を除去すると、所望の
1−ヒドロキシ−糖(弐■)が直接得られ、この生成物
をアルカノール(好ましくは、エタノール)からの晶出
により、或は、クロマトグラフにより精製する。
反応をアルカノール中で行なう場合、7ノメリツク位置
でアセチル基を除去する操作は非常に選択的である。即
ち、所要の反応時間はl乃至3時間を超えないことが重
要であり、これを超過すると、他の7シロキシ基までも
除去されてしまう。
適宜に反応を遂行すれば、所望の生成物の収率は約80
%にもなる。
メタノール、エタノール、インプロパツール(好ましく
は、メタノール)のようなアルカノール中で反応を行な
う本発明の実施態様は低沸点溶媒を使用できるという利
点があり・、必要とする錫化合物も少量ですむ、更に、
式(ff)の錫化合物は固体であるので取扱いも容易で
あり、l−0H−誘導体を高収率で生産する。
本発明の製造方法の諸態様によれば、不安定なl−ハロ
ー糖誘導体を使用するという要件が不必要となり、また
、高価な重金属触媒を使用する必要もなくなる。副生物
は除去容易なアルキルアセタートである。また、この方
法はアンキメリカルに触媒作用を行なう隣接2−7ミノ
基或はその誘導体を欠いているにも拘らず7ノメリツク
位置について高い選択性を有するものである。
以下に本発明の各種実施例を示すが、これにのみ限定さ
れるものではない。
対応する1−0−アセチル糖類より 1−0HII誘導体を製造する一般的 な 方法(A)  不活性溶媒中のトリーn−プチルチンメ
 キシ′ 適宜な溶媒(10〜20 mJL)中にある出発物質の
糖(1ミリモル)の攪拌溶液に Bu3Sn−OMe (1ミリモル)を添加する。
この反応混合物を窒素雰囲気中で1乃至3時間攪拌する
と共に還流させる0次の2種類の生産方法のうち何れか
を用いる: l) ′g正圧下溶媒を除去し、残留物を
フラッシュ・クロマトグラフ(シリカ及び抽出用溶媒(
エチルアセタート−ヘキサン)を1=1で混合したもの
)で処理する;2)溶液を稀釈塩酸水溶液で抽出し、乾
燥し、完全乾燥するまで蒸発させ、残留物をヘキサンで
粉砕する。
方法(B)  メタノール中のトリーn−プチルチンメ
 キシ′ メタノール(2乃至4mM)中にある出発物質の糖(1
ミリモル)の攪拌溶液に Bu3Sn−OMe (0,5ミリモル)を添加する。
該混合物を50℃まで加熱して無色透明の溶液を得る。
この温度で、更に、2乃至4時間攪拌を継続する。減圧
下で溶媒を除去し、残留物をフラッシュ・クロマトグラ
フで精製する。
方法(C)  メタノール中のジ−n−ブチルチンオキ
シド メタノール(6乃至10mJl)中にある出発物質の糖
(1ミリモル)の攪拌混合物に B u 2 S n O(0,7ミリモル)を添加する
該混合物を攪拌しながら0.5乃至1.5時間50℃ま
で加熱する。減圧下で溶媒を除去し、残留物をクロマト
グラフで精製する。
11亘ユニ 方法Aに従って、還流する1、2−ジクロロエタン中で
1時間反応させることにより、1,2゜3−トリー〇−
7セチルー4.6−0−エチリデン−β−D−グルコビ
ラノーズから、2.3−ジーO−7セチルー4.6−0
−エチリデン−D−グルコビラノーズを製造した。収率
は77帖であった。
犬m二 方法Aに従って、95℃に保ったトルエン中で1.5時
間反応させることにより、1,2.3−トリー〇−7セ
チルー4.6−0−エチリデン−β−D−グルゴピラノ
ーズから、2.3−ジー0−7セチルー4.6−0−エ
チリデン−D−グルコビラノーズを製造した。収率は7
5%であった。
支1」L1ユ 方iBに従って、50℃に保ったメタノール中で3.5
時間反応させることにより、l、2゜3−トリー〇−7
セチルー4.6−0−エチリデン−β−D−グルコビラ
ノーズから、2.3−ジー0−7セチルー4.6−0−
エチリデン−D−グルコビラノーズを製造した。収率は
72%であった。
!it先ユ 方法Cに従って、50℃に保ったメタノール中で0.7
5時間反応させることにより、1,2゜3−トリー〇−
7セチルー4.6−0−エチリデン−β−D−グルコビ
ラノーズから、2.3−ジー0−7セチルー4.6−0
−エチリデン−D−グルコビラノーズを製造した。収率
は65%であった。
LLLL二 方法Aに従って、還流するTHF(テトラヒドロフラン
)中で1.25時間反応させることにより、メチル−1
,2,3,4−テトラ−0−7セチルーβ−D−グルコ
ピラヌロナートから、メチル−2,3,4−トリー〇−
7セチルーD−グルコピラヌロナートを得た。収率は7
8%であった。
実jL例」L二 方法Bに従って、50℃に保ったメタノール中で3時間
反応させることにより、1,2,3゜4.6−ペンタ−
0−7セチルーβ−D−グルコビラノーズから、2,3
,4.6−チトラーO−7セチルーD−グルコビラノー
ズを得た。収率は71%であった・ 支1五l− 1方法Cに従って、50℃に保ったメタノール中で1.
5時間反応させることにより、1,2゜3.4.6−ペ
ンタ−0−7セチルーβ−D−グルコビラノーズから、
2,3,4.6−テトラ−0−フセチルーD−グルコビ
ラノーズを得た。収率は60%であった。
丈J自1旦ニ一 方法Aに従って、還流するトルエン中で1.5時間反応
させることにより、1,2,3,4゜6−ペンタ−0−
7セチルーα−D−グルコビラノーズから、2.3,4
.6−テトラ−0−フセチルーD−グルコビラノーズを
得た。収率は45%であった。
LLfLL二 方法Bに従って、50℃に保ったメタノール中で3時間
反応させることにより、1.2,3゜4.6−ペンタ−
0−7セチルーα−D−グルコビラノーズから、2,3
,4.8−テトラ−〇−7セチルーD−グルコビラノー
ズを得た。収率は69%であった。
丈  10−一 方法Aに従って、還流する1、2−ジクロロエタン中で
、1.25時間反応させることにより、1.2,3,4
.6−ペンター0−7セチルーβ−D−ガラクトビラノ
ーズから、2.3,4゜6−テトラ−0−フセチルーD
−ガラクトビラノーズを得た。収率は8096であった
11亘ユユ二 方法Aに従って、還流する1、2−ジクロロエタン中で
3時間反応させることにより、1,2゜3.4.6−ペ
ンタ−0−7セチルーα−D−ガラクトビラノーズから
、2,3,4.8−テトラ−0−7セチルーD−ガラク
トビラノーズを得た。収率は26%であった。
11亘ユユ二 方法Aに従って、還流する1、2−ジクロロエタン中で
1.5時間反応させることにより、l。
2.3.4−テトラ−0−7セチルーβ−D−キシロビ
ラノーズから、2,3.4−トリーO−7セチルーD−
キシロビラノーズを得た。収率は76%であった。
実」L燃」一旦」よ 方法Bに従って、50℃に保ったメタノール中で2時間
反応させることにより、1,2,3゜4−テトラ−0−
7セチルーβ−D−キシロビラノーズから、2,3.4
−トリー〇−7セチルーD−キシロビラノーズを得た。
収率は72%であった。
!」Lに」工(二 方法Cに従って、50℃に保ったメタノール中で0.7
5時間反応させることにより、1,2゜3.4−テトラ
−0−7セチルーβ−D−キシロビラノーズから、2,
3.4−トリー〇−7セチルーD−キシロビラノーズを
得た。収率は58%であった。
支1JLLL二 方法Aに従って、還流する1、2−ジクロロエタン中で
1時間反応させることにより、1.2゜3.5−テトラ
−0−7セチルーβ−D−リボフラノーズから、2,3
.5−トリー〇−7セチルーD−リボ7ラノーズを得た
。収率は80%であった。
宜」L医」一旦一一 方法Aに従って、還流する1、2−ジクロロエタン中で
2.5時間反応させることにより、1−0−7セチルー
2.3.5−1リ−0−ペンゾイルーβ−〇−リポフラ
ノーズから、2,3.5−トリー〇−ベンゾイルーD−
リポフラノーズヲ得た。収率は75%であった。
(註二上記の生成物は全て公知の化合物である。
上述のようにして得た物質のNMR(核磁気共鳴)スペ
クトルは予想した構造に合致するものである。) L之ゴ・ 1.2−ジクロロエタン(Soon文)中にある1、2
.3−1リ−0−7セチルー4,6−〇−エチリデンー
β−D−グルコビラノーズ(133g、0.4モル)の
攪拌溶液にB’u3Sn−OMe (128g、0.4
モル)を添加した。得られた溶液を1時間還流させ、減
圧下で溶媒を除去し、αおよびβアノマーの混合物とし
て標記の化合物を生産した。収率は100%であった。
純粋なα−トリーn−ブチルチン−(2,3−ジー0−
7セチルー4.6−0−エチリデン>−0−グルコピラ
ノシドをヘキナンから晶出した(融点82〜85℃)。
C24Ht 40 a S nについての計算分析値:
C・・・50.03.H・・・7.17.実数値:C・
・・50.22;H・・−7,47゜NMR(cocx
3)8 p pm : a−アノマー:5.5j(t、
3−H)、5.31 (d、1−H)、4.73 (d
d、2−H)、4.86(q 、Me−CH)、4.0
3 (dd 、6−H)  、3.95  (ddd、
5−H)  、3.5(ddd、5−H)、3.5 (
t 、6’−H)。
3.35  (t  、4−H)  、2.05  (
S  、3H。
Ac)、2.025  (S、3H,Ac)。
1.58. 1.34. 1.14,0.95  (m
27H,n−Bu)、1.33 (d、Me −CH)
β−7ノマー:5.16(dd、3−H)。
4.85  (d、1−H)  、4.71  (dd
、2−H)、4.66 (q、鼠e−CH)、4.12
(dd、6−H)  ;3.52(t、6  ° −H
) 。
3.42(t、4’  −H)  、2.045(S。
3H,Ac)  、2.03  (S、3H,Ac) 
 。
1.5B、1.34,1.14,0.95(m。
27H,n−Bu)  、  1 .33  (d、M
e  −CH) 1.2,3,4.8−ペンタ−0−アセチル−β−D−
グルコビラノーズを使用したこと以外は、実施例17の
方法の直接類推により標記化合物を得た。高分解マス・
スペクトル・フラグメンttss、にっ ト (M−CH)    C2□H370、。
いての計算値:579.1402   実数値:579
.1398 (100%)。
!20Snについての計算値: C22H37010 581,1408実数値:581.1377見直亘」」 123− リーO−クロロアセ ルー46−0−エ リ
ーン−D−グルコビラノーズ。
70℃に保った無水クロロ酢酸31gと酢酸ソーダ2.
4gの混合物に、4.6−0−エチリデン グルコーズ
5gを攪拌しながら加えた。上記温度で1時間反応させ
た後、該反応混合物を水中に注ぎ、塩化メチレンで着駅
し、更に、塩基性を呈するまで、水酸化アムモニウムを
添加した。
該有機相を分離し、M g S O4上で乾燥させ、且
つ、真空中で濃縮した。残留物をエーテルから晶出させ
、収率44%で標記の化合物を生成した(mp−115
,120℃)。
CI 4 Ht 7c x 30 gについての計算分
析値二〇−38,58;   H=3.93;CJl=
24.44 実数値:  C:=38.50;  H=、4.06゜
C立 =24.23 特許出願人  バー イラン ユニバーシティ(ほか1
名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の式( I )の糖誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) を式(II)R_3SnOR′で表わされる化合物又は式
    (V)R_2SnO_2で表わされる化合物(但し、R
    及びR′は各々低級アルキル)と反応させ、前記化合物
    (II)との反応をアプロティック溶媒中で行なって置換
    基−O−Sn−R_3によりアノメリック位置を置換し
    た式(III)で表わされる化合物を生成し、該生成した
    1−O−錫誘導体は分離するか、又は、直接加水分解し
    て所望のアノメリック位置を非アセチル化した1−OH
    −糖を生成するか;あるいは、アルコール溶媒中で、出
    発物質である式( I )の置換糖誘導体を前記式(II)
    又は式(V)の化合物と反応させて1−OH−糖生成物
    を生じさせることを特徴とする、アセトキシ、クロロア
    セトキシ、アシロキシ、アルコキシ、アジド等から選ば
    れた1又はそれ以上の置換基で置換し得る糖誘導体のア
    ノメリック位置を選択的に非アセチル化する方法。 2、式(II)の化合物が(n−ブチル)_3Sn−O−
    CH_3である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、式(II)の錫化合物の反応を前記錫化合物の1:1
    乃至約1.5:1を超えるモル比のアプロティック溶媒
    中で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の方法。 4、反応温度を約20℃乃至約100℃として、アノメ
    リック位置を−O−Sn−R_3で置換した式(III)
    の中間体化合物を生成し、前記化合物は溶媒を除去した
    後分離するか、或は、直接加水分解してアノメリック位
    置を置換した式(V)の1−OH化合物を生成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項
    に記載の方法。 5、前記加水分解がシリカ加水分解であるか、又は、酸
    加水分解であることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    に記載の方法。 6、前記錫化合物が(n−ブチル)_3Sn−O−OH
    _3で、反応温度が50℃乃至80℃であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の方法。 7、反応をアルコール溶媒中で行ない、前記錫化合物が
    式R_3SnOR′又はR_2SnO(R及びR′は低
    級アルキル)で表わされる化合物であり、前記錫化合物
    の量が式( I )の出発物質約1モルにつき、触媒量乃
    至約1モル量までであり、それによって直接アノメリッ
    ク位置で置換した1−OH糖生成物を生成することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法
    。 8、溶媒がメタノールであることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項に記載の方法。 9、反応温度が20℃乃至100℃、好ましくは25℃
    乃至65℃であることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項又は第6項に記載の方法。 10、基本的に1−アセチル置換基のみを除去するよう
    、前記反応を1/2乃至4時間の範囲で行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第5項、第6項又は第7項に記
    載の方法。 11、反応時間が1乃至3時間で、反応温度が65℃を
    超えないことを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載
    の方法。 12、錫化合物が(n−ブチル)_3Sn−O−CH_
    3又は(n−ブチル)_2SnOであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項、第6項、第7項、第8項又は
    第9項に記載の方法。 13、出発物質がジ−、トリ−、又は、テトラ−アセチ
    ル化グルコピラノーズ、グルコピラヌロナート、ガラク
    トピラノーズ、キシロピラノーズ、リボフラノーズ誘導
    体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    11項の何れかに記載の方法。 14、下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、A及びOを含む環状構造が糖成分を規定し、且
    つ、Rが低級アルキルである)で表わされる化合物。 15、下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、環状構造が以下の各式の何れかの構造を示す)
    で表わされ、−OSnR_3基によりアノメリック位置
    で置換された糖類型化合物: (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)▲数式、化学式、表等があります▼ (c)▲数式、化学式、表等があります▼ (d)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、置換基R′はアシル及びアルコキシから選択さ
    れる)。 16、トリ−n−ブチルチン−(2,3−ジ−O−アセ
    チル−4,6−O−エチリデン)−O−グルコピラノシ
    ドである特許請求の範囲第14項又は第15項の化合物
    。 17、トリ−n−ブチルチン−(2,3,4,6−テト
    ラ−O−アセチル)−O−グルコピラノシドである特許
    請求の範囲第14項又は第15項の化合物。 18、トリ−n−ブチルチン−(2,3− ジ−O−クロロアセチル−4,6−O−エチリデン)−
    O−グルコピラノシドである特許請求の範囲第14項又
    は第15項の化合物。
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