JPS62187386A - 自動演奏装置付電子楽器 - Google Patents

自動演奏装置付電子楽器

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JPS62187386A
JPS62187386A JP61028920A JP2892086A JPS62187386A JP S62187386 A JPS62187386 A JP S62187386A JP 61028920 A JP61028920 A JP 61028920A JP 2892086 A JP2892086 A JP 2892086A JP S62187386 A JPS62187386 A JP S62187386A
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data
mode
chord
sequencer
switch
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JP61028920A
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片田 直太
好成 寺田
正 山田
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
産業上の利用分野 発明の概要 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 発明の効果 実施例の説明 第1図の電子楽器の構成説明 第1図の電子楽器の動作説明 16メイン処理(第8図) 2、キーイベント処理(第9図) 3、バネシイベン1−処]!I!(第10図)4.EN
Tスイッヂオン処理(第11図)5、INC/DECス
イッチオン処理 〈第11図) 6、TGLスイッチオン処理(第15図)1、符長スイ
ッチオン処理(第16図)8、コード書込処理(第17
図) 9、メモリ列伍表示処理(第18図) 10、PREスイッチオン処理(第19図)11、プリ
セットデータ書込処理(第20図)12、ブリセットイ
クスチェンジ処理 (第21図) 13、SEQスイッチオン処理(第22図)14、ラン
/ストップ処理(第23図〉15、リズムセレクト処理
(第24図)16、テンポ割込処理(第25図) 11、ビートトップ処理(第26図) 18、シーケンサ読出処理(第27図)19、プリセッ
ト続出処理(第28図)20、符長変更処理(第29図
) 実施例の変形例 [産業上の利用分野] この発明は、自動演奏装置付の電子楽器に関し、特に、
メモリに予め記41Rされた演奏データに基づく自動演
奏音と押!IP音との同時発音が可能で、かつこの同時
発音時、自動演奏音と押鍵音とを異なる音色で発音でき
るようにした電子楽器に関する。
[発明の概要] この発明は、自動演奏装置付の電子楽器において、演奏
データに基づく自動演奏音と鍵盤操作に基づくリアルタ
イム演奏音とを独立の音色で同時に発音させることによ
って、より変化に富んだ演奏を可能にしたものである。
[従来の技術] 従来、電子楽器の自動演奏装置として、押鍵による持続
音と、この押鍵音をリズムで発音制御するいわゆるリズ
ミツクコードとの両方で自動伴奏するものが知られてい
る(特開昭59−197094号)。
しかし、この装置は、2つの発音系列を有するが、双方
とも同じコード(和音)に基づく発音であるため、演奏
音が単調であるという不都合があった。
また、コード伴奏の自動再生を行ないつつ押鍵に対応す
る発音も併せて行なう装置も知られている(実開昭56
−26793号)。しかし、この装置は、自動伴奏と押
鍵を重ねて演奏できるが、同一音色なので両演奏が独立
して行なえない。従って、この装置も演奏音が単調であ
るという不都合があった。
[発明が解決しようとする問題点] つまり、従来の装置においては、演奏に変化を持たせる
ため、伴奏音の自動再生を行ないつつ、演奏者等による
伴奏用鍵盤の押鍵音を自動再生音とは分離して発音させ
ようとしてもできなかった。
この発明の目的は、上述の従来形における問題点に鑑み
、演奏音の自動再生を行ないつつ、演奏者自身の押鍵音
も発音させることが可能な電子楽器を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するためこの発明では、自動演奏用とマ
ニュアル演奏用とに独立した2個の音源を設けている。
具体例を説明すれば、コードをシーケンサというメモリ
に記憶させておき、これを再生させながら、しかも自分
で押1(LK)L、たとき異なった音色で再生する。ま
たは、コード音を発生できるシーケンサにおいて、再生
音はテンポによって制御されたりズミックコードで発音
し、押鍵に対しては別の音源を駆動する。
[発明の効果] 従ってこの発明によれば、自動演奏とマニュアル演奏と
を独立の音色で併奏することが可能であり、多彩な演奏
が可能である。
[実施例の説明] 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
(第1図の電子楽器の全体構成説明) 第1図は、この発明の一実施例に係る電子楽器のハード
ウェア構成を示す。この電子楽器は、中央処理装置(C
PU)11と、このCP U 11に双方向パスライン
12を介して接続された上1511!(UK)13、下
縫I!A(LK)14、ペダルI!盤(PK>15、ス
イッチ群16、プログラムメモリ17、パターンメモリ
18、シーケンサメモリ19、変換テーブルメモリ20
、ワーキングメモリ21、テンポ発生器22、ならびに
上鍵盤音発生用、下鍵盤音発生用、ペダル鍵盤音発生用
、リズミツクコード音発生用およびリズム音発生用の各
トーンジェネレータ(TG)23、24.25.26.
27等を備え、通常の電子楽器としての1!盤演奏機能
を有する他、パターンメモリ18内に格納しである伴奏
パターンおよびシーケンサメモリ19内に格納しである
演奏データ(シーケンサデータ;伴奏音データおよ、び
操作パネルの設定状態を表わすパネルデータ等)に基づ
いてリズミックコード等の伴奏を自動演奏(再生)する
機能や、上記パターンメモリ18内のリズムパターンに
基づいてリズムを自動8!i秦するオートリズム機能等
を備えている。さらに、上記演奏データを上記シーケン
サメモリ19に記録する機能をも有する。
この演奏データ記録モードとしては、下鍵盤14により
コード(和音)を、後述する第2図の符長スイッチ37
〜39により符長を、そして第2図のプリセット書込ス
イッチ36とプリセットスイッチ55〜70とにより上
記パネルデータが格納されているパネルメモリのナンバ
であるプリセットナンバを書き込んでいくステップ書込
モードと、下鍵盤14で演奏するだけで装置が自動的に
演奏されたコード種類およびその符長を検出し記録して
いくリアルタイム書込モードとが用意されている。
なお、この電子楽器では、伴奏データをコード種類(根
音およびコードタイプ)で記録するようにしており、伴
奏データをコードの各構成音ごとに記録する従来の電子
楽器に比べて同一伴奏データについての上記パターンメ
モリ18の容重を節約しである。
また、上記伴奏データとパネルデータとをそれぞれ単独
で再生するモードも用意しである。
さらに、下115J14のマニュアル演奏による楽音を
形成するための音源(LK−TG24)と自動伴奏音形
成用の音源(RC−TG26)とが別個に設けられてお
り、音色を別個に設定することができるようにしである
第1図において、CP U 11は、各鍵盤13.14
゜15から出力される鍵情報やスイッチ群16からのス
イッチおよび操作子情報を取り込んだり、これらの情報
に基づく演算処理によって所定の漏音情報(発音開始、
発音停止、音高および音色等の情報)を形成したり、こ
の楽音情報をトー・ンジエネレータ23.24.25.
26.27に送出する等、この電子楽器全体の動作を制
御する。
スイッチ群16を構成する各スイッチおよび操作子はこ
の電子楽器の操作パネル(第2図)に配置されている。
第2図は、第1図の電子楽器の操作パネルの外観を示す
。同図において、マルチメニュー表示器31は液晶(L
CD)表示器からなり動作モード等を表示する。メニュ
ー切換スイッチ32.33.34およびトグルチェンジ
スイッチ35はこの電子楽器の動作モードを切り換える
ためのスイッチである。
プリセット書込スイッチ36は、記録モード時、演奏デ
ータ中に、所望のパネル状態が記憶されているパネルメ
モリ(第6図)を指定するためのプリセットナンバを書
き込む際に用いる。符長スイッチ37.3&、 39は
前記ステップ書込モードにおいて、それぞれ符長(1小
面、1/2小節および1/4小節)を指定するために用
いられる。テンポ表示器40は演奏中またはステップ書
込中の小節番号および拍数を表示する。シーケンサスイ
ッチ41はパターンメモリ18内の演奏データに基づく
伴奏およびパネル状態をそれぞれ再生する(シーケンサ
モード)か否か選択するためのものである。ラン/ス)
−ツブスイッチ42は上記伴奏およびパネル状態の再生
、オートリズム演奏ならびにリアルタイム■送動作をI
MI始および停止させる際に用いられる。
この操作パネルには、さらに、オー]・リズム用の8個
のリズム種類選択スイッチ43〜50、各リズム種類に
おいてバリエーションおよびフィルインパターンを選択
するためのスイッチ51.52、演奏中に自動演奏をブ
レイクするためのスイッチ53およびフィルイン(アド
リブ演奏導入等)するためのスイッチ54.16個のパ
ネルデータ指定用プリセットスイッチ55〜10、なら
びにパネルデータを記憶させる除用いるためのメモリス
イッチ11等が設けられている。
その他操作子80としては、リズム音口設定子、上記各
鍵盤13.14.15ごとの音色選択スイッチおよび音
m設定子、伴奏/リズム自動演奏用テンポ設定子、なら
びにオートベースコード、アルペジョコード、メロディ
オンコード、再生音ビブラート、トレモロおよびサステ
ィーンの各設定スイッチ等が配置されている。
第3図は、第1図の電子楽器の動作メニュー系統図であ
る。本発明は自動演奏モードに関わるものであるため、
ここでは大分類としてシーケンサモード(MENtJ7
1)だけを現わしであるが、他のモードを設定すること
も可能である。第2図のメニュー切換スイッチ32〜3
4のうち、ENTスイッチ31は押下するごとに第1図
の電子楽器の動作メニューが大分類のメニュー(MEN
U=1)から中分類のメニュー(MENU=2または3
)、中分類から小分類(MENU=4〜9のいずれか1
つ)、そして小分類から大分類というように分類レベル
(図では左側が上位)が切り換わる。また、INCスイ
ッチ32またはDECスイスイッチを押下すると、第3
図の同一分類レベル内で動作メニューが切り換わる。こ
の切換の様子は第12図のテーブルに記憶させである。
第12図において、MENUの欄は現在の動作メニュー
、TBLEDの欄はENTスイッチ34を1回押下した
後の動作モード、そして、TBLINCおよびTBLD
ECはそれぞれINGスイッチ32およびDECスイッ
チ33を1回押下して切り換えた後の動作メニューを示
している。
第3図において、MENU−2は再生モードを一部分ず
つ切り換えるためのプレイモードチェンジで、自動伴奏
(コードシーケンサ)をオンオフするMENU=4、プ
リセットシーケンサ(パネル状態を演奏データに従って
設定する)をオンオフするMENU−5、自動演奏(シ
ーケンサ)の繰返しモードをオンオフするMENLJ−
6、下鍵盤14の演奏通りの音をリアルタイムで発音さ
せるモードであるLKイネーブルをオンオフするMEN
U−7からなる。また、MENLl=3は記録モードで
、MENU=8はリアルタイム書込モード、MENU=
9はステップ書込モードである。
第2図のマルチメニュー表示部31には、切換え後の動
作モード、ならびに記録モード(MENU−8または9
)においてはシーケンサメモリの残量と下鍵盤14およ
びペダル鍵I!!115の押鍵により入力されたコード
種類とが表示(第3図における各枠内参照)される。
第1図を参照して、プログラムメモリ11はり一ドオン
リメモリ(ROM)により構成され、CPLJllの制
御プログラムが格納されている。
パターンメモリ18は、伴奏パターンデータおよびリズ
ムパターンデータが格納されたROMであ 。
る。リズムパターンはリズム種類(ナンバ)、バリエー
ションおよびフィルイン別に、伴奏パターンはリズム種
類、バリエーション、フィルイン等およびコードタイプ
別に用意されている。
シーケンサメモリ19は、ランダムアクセスメモリ(R
AM)からなり、ユーザが前記書込モードにより所望の
演奏データを8き込むことができる。
また、一部をROMで構成してメーカ設定等による既設
の演奏データを設けるようにしてもよい。
この演奏データは、第4図に示すような、1ワードが3
バイト長の分数和音(コード1)データ、2バイト長の
通常和音(コード2)データ、4バイト長のプリセット
データならびに各1バイト長の無コード(休符)データ
およびエンドマークとを適宜組合わせたものである。
和音(コード1およびコード2)データは、第1バイト
目がコード種類を表わす。コード種類デ−夕は、第5図
の対照図に示すように、上位4ビツトがルート(根音)
データ、下位4ビツトがコードタイプデータである。ル
ートは、C,C#。
・・・、A#、Bの121名をそれぞれデータO〜BH
(16進表示、以下、r+−+Jを付して16進表示の
数字であることを示す)に対応させ、コードタイプはメ
ジt(M)、シックス(6th)、・・・の各タイプを
それぞれデータ0〜F)I (但し、FHはコード不成
立)に対応させである。
コード1の第2バイト目は、データ種類がベース音デー
タであることを表わす4ビツトの識別マークCL−1と
ベース音用根音名を表わす4ごットデータ0〜BHとか
らなる。ベース音用と和音(伴奏)用とは同じ根音名デ
ータを用いている。また、ベース音用根音名データとし
てのF+−+は無ベース(ベース音を発音しないこと)
を表わす。
コード1の第3バイト目およびコード2の第2バイト目
は、符長データの識別マークDHと符長データ1〜3H
とからなる。符長データは1Hが1拍、2Hが2拍、3
Hが1小1節(4拍)である。
プリセットデ〜りは、第1パイ1〜目がプリセットデー
タの先頭を示す識別マークF1H1第2パイ1−目の下
位4ビツトがワーキングメモリ21内に設けられたパネ
ルメモリ1〜16(プリセットスイッチ1〜16に対応
)の1つを指定するプリセラt・ナンバ(プリセットス
イッチ1〜16に対応)0〜F+、第3バイト目がリズ
ム操作子設定データ、第4バイト目がプリセットデータ
の終りを示す識別マークF6Hである。第3バイト目の
リズム操作子設定データは、MSBが空白(不使用)ビ
ットで、第2〜3の2ビツトがモードデータ(0:ノー
マル、1:フィルイン、2ニブレーク)、第4および5
ビツトがそれぞれフィルインバリエーションおよびバリ
エーションの設定フラグ、第6〜8の3ビツトがリズム
ナンバデータである。
第1図において、変換デープル20にはCPU11が各
種の演算処理を行なう際のデータ変換を行なう際使用す
る各種テーブル、例えば前述した第12図のメニュー切
換用テーブルが格納されている。
第1図のワーキングメモリ21は、CPU11が上記制
御プログラムを実行する際に発生する各種のデータを一
時記憶するためのもので、例えばランダムアクセスメモ
リ(RAM)からなり、パネルメモリエリアや、各種レ
ジスタ、フラグおよびバッファ等のレジスタ類が設けら
れている。
パネルメモリエリアは、第6図に示すように、操作パネ
ル(第2図)上の各スイッチおよび操作子の状態を記憶
する同一フォーマットの33個のエリア、すなわち現パ
ネル状態バッファCLIRRENTとノーマル用プリセ
ットPRENi  (i=1〜16)およびシーケンサ
用プリセットPRESi ゛(i−1〜16)の各メモ
リエリアからなる。ここでは、ノーマル(ジ−ケンサオ
フンモード(SEQ−0)時とシーケンサモード(SE
Q−1>時とで異なるエリアPRENiおよびPRES
iを用いることにより、シーケンサを組んだ時のパネル
状態が再現できるようにしている。これは、2組用意し
ないとプリセットの書き換えをした時、もとのパネル状
態を再現できないからである。一方、シーケンサ中のプ
リセットの内容を変更したい場合は、第2図のスイッチ
41によりシーケンサモードをオンして(SEQ=1と
して)プリセットを所望のものに書き直せばよい。
ワーキングメモリ21内に設けられているレジスタ類と
しては下記のものがある。下記において各レジスタ類は
特に断わらない限りその内容(データ等)で示しである
RUN :ランフラグ リズム走行状態(110)TC
L:テンポクロック O〜41 BAR:小節数 1〜255 BEAT:拍数 1〜4 CNT:シーケンナ用拍カウンタ 1〜4ROOT:根
音 O〜11(C,C#、・・・、B)PROOT :
ベース音用根音 O〜11TYPE :コードタイプ 
0〜FH MODE:Oノーマル 1 プレイモードチェンジ 2 リアルタイム書込 3 ステップ書込 MENLI :第3図のフルヂメニューの現在位置1〜
9 FLAGi  : i=1  コードシーケンスi=2
  プリセットシーケンス i=3  リピート i=4  下m盤演奏音可能化 の各モードのフラグ オン(=1) オフ(=0) LEN :シーケンサの符長データ D1+−+〜D3H LENGTH:シーケンナ符長データLENの下位4ビ
ツト 1〜3 DT、DEC:信教演算の制御変数(1,2,4)B 
RA N Cl−1:シーケンサのデータの属性記号L
ONG :シーケンサのコードが分数コード(=1)か
否(−〇)か SEQ :シーケンサオン(=1)/オフ(−〇)CI
−I D e l−I G :コードが変化したことを
示すフラグ PRECHGニブリセットが変化したことを示すフラグ 5EQPNT :シーケンサのアドレスポインタREM
A I N : シー’y>+j(D残V)容量O〜2
00(XIOバイト) P RE N O: Rn的にセットしたプリセットの
ナンバ O〜15(スイッチ上では1〜16)RHYN
O:リズムナンバ 0〜7 (スイッチ上では1〜8) RHYBUF:リズム情報バッフ?(第7図参照)第4
図のプリセットデータの第3 バイト目と同一フォーマット テンポ発生器22は、例えば周波数可変の発掘器、ある
いは周波数固定の発振器とこの発振器出力を分周してテ
ンポクロツタを作成する分周率可変の分周器等で構成さ
れ、1拍(4分音符)の1/12周期のテンポクロツタ
を発生する。テンポクロックの周期は、操作面に配置さ
れている図示しないテンポ設定子(ボリウムまたはスイ
ッチ等)により可変される。
上鍵盤音発生用トーンジェネレータ(LIK−TG)2
3は、上鍵盤13の操作に応じてメロディ演奏音信号を
形成する。下!!盤合音発生用トーンジェネレータLK
−TG)24は、下l W 14(7)演奏ニ応じて持
続音による伴奏音信号を形成する。ペダル鍵盤音発生用
トーンジェネレータ(PK−TG)25は、ペダル鍵盤
15の押鍵音と、上記テンポクロツタにより定まるテン
ポでシーケンスメモリ19から順次読み出される演奏デ
ータ(コード1およびコード2)と、パターンメモリ1
8から順次読み出される伴奏パターンとに応じてベース
音信号を形成する。クズミックコード発生用トーンジェ
ネレータ(RC−TG)26は、上記演奏データにより
指定される和音を上記伴奏パターンで刻んだりズミック
コード音信号を形成する。リズム音発生用トーンジェネ
レータ(RHY−TG)27は、上記パターンメモリ1
8から伴奏パターンとともに順次読み出されるリズムパ
ターンに応じたリズム音信号を形成する。
これらの各トーンジェネレータ23〜27で形成された
信号は、図示しないサウンドシステムに供給され、ここ
で音響的にミキシングされ発音される。
なお、この電子楽器においては、下鍵盤14の演奏音信
号を形成するためのトーンジェネレータ24と、自動伴
*音信号を形成するためのトーンジェネレータ26とを
別個に設けてあり、これにより、鍵盤による伴奏音と自
動演奏による伴奏音とを独立の音色で同時に発音させる
ことを可能にし、より変化に富んだ演奏を行なえるよう
にしである。
(第1図の電子楽器の動作説明) 次に、第8〜11および13〜27図のフローチャート
を巻照しながら第1図の電子楽器の動作を説明する。
1、メイン処理 第8図を参照して、この電子楽器に電源が投入されると
、CP U 11はプログラムメモリ11に格納された
制御プログラムに従って動作を開始する(ステップ10
0)。ステップ101でワーキングメモリ21内のモー
ドレジスタMODEをクリアし、メニュ一番号レジスタ
MENUEを1にセットし、さらに初期メニュー(例え
ば第3図のMENU=1)をメニュー表示器31に表示
をする等、装首仝体をイニシアライズした後、ステップ
102 、103およびステップ110 、150から
なるメインルーチンの動作を実行する。
すなわち、まず、ステップ102においては、鍵盤13
〜15の出力を検査していずれかの鍵の状態が変化した
(キーイベント有り)か否かを判定する。
もし、キーイベント有りなら第9図のキーイベント処理
(ステップ110)を実行した後、ステップ103へ進
む。キーイベント無しなら、直接ステップ103へ分岐
する。ステップ103では操作パネルの各スイッチ31
〜11および操作子を走査していずれかのスイッチ31
〜71または操作子の状態が変化した(パネルイベント
有り)か否かを判定する。
もし、パネルイベント有りなら第10図のパネルイベン
ト処理(ステップ150)を実行した後、ステップ10
2へ戻り、さらにステップ102以下の上記動作を繰返
す。パネルイベント無しなら、直接ステップ102へ戻
る。
2、キーイベント処理 第9図を参照して、ステップ111では上記キーイベン
トが下鍵盤14およびペダル鍵盤15の操作によるもの
か否すを判定する。もし゛否゛′であれば、上鍵盤13
が操作されたのであるからステップ112でイベント種
類に応じてUK−TG23のキーオンまたはキーオフ処
理を実行した後、メイン処理(第8図のステップ103
)に戻る。このステップ112の処理により、上鍵盤1
3における押鍵操作(マニュアル演奏)通りのメロディ
音が発音される。
上記ステップ111の判定で、上記キーイベントが下鍵
盤14およびペダルU盤15のいずれかの操作によるも
のであれば、ステップ113で現在の動作モードが記録
モードであるか再生モードであるかを判定する。もし、
記録モードであれば、ステップ114に進んで下鍵盤1
4の押鍵状態からコード種類を検出し、根音を根音レジ
スタROOTに、コードタイプをコードタイプレジスタ
TYPEに格納する。さらにペダル鍵盤15で押鍵中の
音をペダル根音レジスタPROOTに格納する。なお、
この時ペダル鍵盤15で押鍵中の音が無ければレジスタ
ROOT内の根音データをレジスタPROOTに格納す
る(ステップ1is 、 ile >。次のステップ1
17で、マルチメニュー表示器31にコード種類を表示
しく第3図のMENU=9の表示例参照)、ステップ1
18でLK−TG24およびPK−TG25のキーオン
/キーオフ処理、すなわち下鍵盤14およびペダル11
盤15の押鍵音のキー処理を行なう。
さらに、ステップ119でリアルタイム書込モードかス
テップ書込モードかを判定し、ステップ書込モードであ
ればそのまま、リアルタイム書込モードであればステッ
プ120でコードチェンジフラグCH[)CHGをセッ
トした後、メイン処理(第8図のステップ103)に戻
る。
上記ステップ113の判定が再生モードであるときは、
ステップ131でシーケンサフラグSEQを検査し、シ
ーケンサオン(SEQ=1)であればステップ132で
さらにコードシーケンスフラグFLAG+を検査する。
そして、5EQ=0 ()−マルブレイモード)である
か、5EQ=1であってもプリセットシーケンスのみが
オンしてコードシーケンス(自動伴奏)は行なわないモ
ード(FLΔG+ =O)であれば、ステップ134に
進んで下a盤14の押鍵状態からコード種類を検出し、
根音を根音レジスタROOTに、コードタイプをコード
タイプレジスタTYPE1.:格納し、かつペダル11
盤15でl[l1iF中の音をペダル根音レジスタPR
OOTに格納した襖、ステップ135でLK・T G 
24およびPK−TG25のキーオン/キーオフ処理を
行なう。ずなわち、下1盤14の押鍵通りの伴奏音、お
よび下[1J14による和音タイプとペダルmaisで
押鍵された根音によるベース音を発音させる。
一方、ステップ131 、132において5EQ=1゜
FLAG+ =1 (コードシーケンスオン)であれば
、ステップ136に進んでLKイネーブルモードがオン
(FLAG4 =1 ) しているか否かを検査し、L
Kイネーブルモードがオフ(FLΔG4=0)であれば
ステップ131でさらに自動演奏が走っている(RUN
=1>か否かを検査する。そして、LKイネーブルがオ
ン、すなわち下鍵盤による演奏音を発音するモードであ
るか、LKイネーブルはオフであっても自動演奏が停止
中であれば、前記ステップ135に進んで不備g!11
14の演秦通りに発音させる。また、LKイネーブルが
オフで、かつ自動演奏が走行中であれば、発音処理を行
なうことなくメイン処理(第8図ステップ103)に戻
る。すなわち、この場合は伴奏(不備!り音としてリズ
ミックコードのみが発音される。
3、パネルイベント処理 第8図のステップ103においてパネルイベントが検出
されたときは、第10図のパネルイベント処理を実行す
る。すなわち、ステップ151〜160の各ステップで
どのスイッチ31〜71または操作子80が操作された
かを判別し、操作されたスイッチまたは操作子に応じた
処理を実行する。
4、ENTスイッチオン処理 ENTスイッチ34がオンされると、処理は第10図の
ステップ151から第11図のステップ200に移る。
ステップ201では自動演奏中か否かを検査する。もし
、自動演奏中であれば、自動演奏中に演奏モードを切り
換えると演奏に悪影響を及ぼすおそれがあるから、この
ENTスイッチ34の操作は誤操作として無視する。す
なわち何らの処理も行なうことなくメイン処理(第8図
ステップ102)に戻る。
一方、自動演奏中でなければ、ステップ202でメニュ
ーナンバレジスタMENUの内容をメニュー切換テーブ
ル(第12図)のデータTBLEDに変更する。このテ
ーブルは、第3図を用いて館述した動作モード切換えが
行なわれるように作成されており、元のメニューMEN
Uが1であればENTスイッチ34のオンにより新メニ
ューはT B I−EDの値であるメニュー2に、そし
て旧メニュー2は4.3は8.4〜9は1に切り換わる
続いて、第13図のステップ220〜229で、レジス
タMENUの内容に応じてシーケンサフラグSEQおよ
びモードナンバレジスタMODEの内容を変更する。つ
まり、ステップ221〜224で新メニューナンバME
NUを検査し、この新メニューがMENU−1〜3であ
ればステップ225でレジスタMODEの内容をノーマ
ルモードを表わすOに書き換え、フラグSEQをリセッ
ト(シーケンサオフを示す)する。MENU−4〜7で
あればステップ226でレジスタMODEを1(プレイ
モードチェンジ)に摺き換え、フラグSEQをセット(
シーケンサオン)する。MENU−8であればステップ
227でレジスタMODEを2(リアルタイム書込モー
ド)に書き換え、フラグSEQをセットする。MENU
=9であればステップ228でレジスタMODEを3(
ステップ回込モード)に書き換え、フラグSEQをセッ
ト(シーケンサオン)する。MENUが1〜9以外であ
ればステップ229で他のモードの値を設定する。そし
てレジスタMODEの書換およびフラグSEQのセット
・リセットが終了すると、次にステップ230のモード
・表示更新処1!l(第14図)を実行する。
第14図を参照して、ステップ231ではメニュー表示
器31に新メニューを表示する。ステップ232ではM
ODE=1、つまり新メニューがプレイモードチェンジ
(MENU=4〜7)であるか検査し、プレイモードチ
ェンジのいずれかであればステップ233 、234で
対応するメニューのオンオフフラグFLAG i (i
 =MENLJ−3)の内容(オン/オフ)を上記メニ
ュー表示器31に表示する。
ステップ232においてMODE”−;1であれば、ス
テップ235に進んで、MODE=0か否かを検査する
。MODE=0 (ノーマルモード)であればそのまま
メイン処理(第8図ステップ102)に戻る。
MODEがOでも1でもなければ、新メニューは記録モ
ー1(MENU=8または9)であるから、シーケンサ
メモリ用アドレスポインタ5EQPNTをクリアしくス
テップ236 ) 、ブリセットヂエンジフラグP R
E Cl−I Gをセットしくステップ237 ) 、
かつすべてのプリセットナンバPRENOについてパネ
ルメモリの内容をノーマル用からプリセット用にブロッ
ク転送して(ステップ238 ) 、記録モードに備え
た侵、メイン処理(第8図ステップ102)に戻る。
5.1NC/DECスイツチオン処理 INCスイツチ32またはDECスイッチ33がオンさ
れると、処理は第10図のステップ152から第11図
のステップ210に移る。この場合も上記ENTスイッ
チ34オンの場合と同様に自動演奏中のスイッチ操作は
無視するとともに、自動′t&秦中でないときはメニュ
ーナンバレジスタMENLIの内容をINCスイッチ3
2のオンに対してはメニュー切換テーブル(第12図)
のデータTBLINCに、そしてDECスイッチ33の
オンに対してはデータTBLDECに変更する。このデ
ータMENLI変更後の処理ステップ221〜238は
、ENTスイッチ34オンの場合と全く同じである。
6.7GLスイツチオン処理 TGLスイッチ35がオンされると、処理は第10図の
ステップ153から第15図のステップ250に移る。
ステップ251では動作モードの判定を行なう。
動作モードがプレイモードチェンジ(MENLI−4〜
7)であればステップ252〜254でフラグFLAG
i(i=MENU  3)の内容(・オン/オフ)を1
−グルチェンジ(反転)し、新たなオン/オフをメニュ
ー表示器31に表示した後、メイン処理(第8図ステッ
プ102)に戻る。
一方、動作モードがプレイモートチ1ンジでなければ、
このTGLスイッチ35のオンは無意味または誤操作で
あるから、何らの処理もしないでメイン処理(第8図ス
テップ102)に戻る。
1、符長スイッチオン処理 符長スイッチ37〜39のいずれかがオンされると、処
理は第10図のステップ154から第16図のステップ
260に移る。ステップ261では動作モードがステッ
プ書込モード(MODE=3>であるか否かの判定を行
なう。符長スイッチはステップ書込モードにおいてのみ
用いられるものであるから、ステップ書込モードでない
場合は何らの処理もしないでメイン処理(第8図ステッ
プ102)に戻る。
ステップ261で動作モードがステップ潜込モードであ
ることが確認されると、ステップ262でどの符長スイ
ッチがオンされたか判別し、ステップ263でオンされ
た符長スイッチに対応する符長データを符長データレジ
スタLENGTHに格納し、拍数演算変数レジスタDT
に制御変数を格納した後、ステップ270のコード書込
処理(第17図)により、シーケンサメモリ19内へコ
ードデータを書き込み、ステップ280のメモリ残量表
示処理(第18図)により、シーケンサメモリ19のメ
モリ容量の残憬をメニュー表示器31に表示してステッ
プ266に進む。ステップ266では拍数カウンタBE
ATの内容に上記制御変数DTを加算する。ステップ2
67ではこの拍数BFATが4拍(1小部)を超えたか
否か判定する。1小節を超えていなければそのまま、超
えていればステップ268で拍数BEATから4を減算
し、かつ小節カウンタBARを歩進した後、ステップ2
69でこれらの新たな小節数および拍数をメニュー表示
器31に表示してメイ゛ン処理(第8図ステップ102
)に戻る。
8、コード書込処理 第17図を参照して、ステップ271では前述のキーイ
ベント処理(第9図)のステップ114で検出されコー
ドタイプレジスタに格納されているコードタイプTYP
Eを検査する。コードが成立(TYPE’;F+ )L
/ていればステップ272でシーケンサメモリ19内の
ポインタ5EQPNTで指定されるアドレス(第3図の
コード盲またはコード2の第1バイト目)の上位4ビツ
トに根音レジスタの内容ROOTを、下位4ビツトにコ
ードタイプTYPEを書き込む。ステップ213ではポ
インタ5EQPNTを歩進する。これにより、次の書込
位置(第2バイト目)が指定される。ステップ274 
では1iROOTとベース音板IPROOTとを比較す
る。異なれば、書込中のデータは分数和音(第3図のコ
ードI)であるから上記第2バイト目のデータとして上
位4ビツトが分数和M識別マークCHで下位4ビツトが
ベース音板IPR00Tである8ビツトのデータを出き
込み(ステップ275 ) 、さらにポインタ5EQP
NTを歩進して(ステップ276)第3バイト目として
上位4ビツトが符長識別マークDHで下位4ビツトが符
環データL E N G T Hの8ビツトデータを書
き込む(ステップ277)。続くステップ278ではポ
インタ5EQPNTを歩進して次のワードの先頭にセッ
トし、その後、メイン処理(第8図ステップ102)に
戻る。
一方、ステップ274の比較結果がROOT=PROO
Tであれば書込中のデータは通常の和音(第3図のコー
ド2〉であるからステップ275および216の処理を
スキップしてステップ211で第2バイト目に上記DH
とL E N G T I−1のデータを廚き込み、さ
らにステップ278でポインタ5EQPNTを歩進して
次のワードの先頭にセットした後、メイン処理(第8図
ステップ102)に戻る。
ステップ271の検査結果がコード不成立(TYPE=
F+ >の場合、書込中のデータは休符データ(第3図
の無コード)であるからステップ272〜276の処理
をスキップしてステップ271で第1バイト目に符長マ
ークDHと符長データLENGTHJE−11き込んだ
後、ステップ278でポインタ5EQPNTを歩進して
からメイン処理(第8図ステップ102)に戻る。
9、メモリ残漬表示処理 第18図を参照して、ステップ281ではアドレスポイ
ンタ5EQPNTの内容を10で除惇した値の整数部分
を算出し、この整数を200から減算した値をメモリ残
ωレジスタREMAINに格納する。
これは、ここではシーケンサメモリ19として2000
バイトのメモリを用いており、メモリ残量を10バイト
単位で概算表示するためである。そしてステップ282
でメモリ残1dREMAINがOどなったか否かを判定
し、0でなければステップ283でこのメモリ残量をメ
ニュー表示器31に表示した後、メイン処理(第8図ス
テップ102)に戻る。
また、メモリ残りがOとなったときはステップ284で
モードナンバレジスタMODEをクリアし、メニューナ
ンバレジスタMENtJを、1にセットし、かつランフ
ラグRUNをリセットした後、ステップ285でメニュ
ー表示器31にメモリ残mOを表示してからメイン処理
に戻る。
10、PREスイッチオン処理 プリセット書込(PRE)スイッチ36がオンされると
、処理は第10図のステップ155から第19図のステ
ップ300に移る。ステップ301では動作モードがス
テップ書込モード(MODE−3)であるか否かの判定
を行なう。PREスイッチ36はステップ書込モードに
おいてのみ用いられるものであるから、ステップ書込モ
ードでない場合は何らの処理もしないでメイン処理(第
8図ステップ102)に戻る。
ステップ301で動作モードがステップ書込モードであ
ることがW1認されると、ステップ310のプリセット
データ1込処理(第20図)を実行し、ざらに前述のメ
モリ残伍表示処l!I!(第18図)を実行した後、メ
イン処理(第8図ステップ102)に戻る。
11、ブリセットーータf、込処理 第20図を参照して、ステップ311ではシーケンサメ
モリ19内のポインタ5EQPNTで指定されるアドレ
ス(第3図のプリヒツトの第1バイト目)にプリセット
データの開始を示す8ビツトの識別マークF1Hを履き
込む。そしてステップ312゜314 、316でポイ
ンタ5EQPNTを順次歩進しながら、ステップ313
で第2バイト目にプリセットナンバPRENOを、ステ
ップ315で第3バイト目にリズムバッファRHYBU
Fの内容を、ステップ317で第4バイト目にプリセッ
トデータの終りを示す8ビツトの識別マークF6Hを書
き込む。さらにステップ318でポインタ5EQPNT
を歩進して次のワードの先頭アドレスにセットした後、
メイン処理(第8図ステップ102)に戻る。
12、ブリセットイクスチェンジ処理 プリセットスイッチ55〜70のいずれかがオンされる
と、処理は第10図のステップ156から第21図のス
テップ330に移る。ステップ331ではオンされたス
イッチの番号(1〜16)をプリセットナンバレジスタ
PRENOに格納する。さらにステップ332でその番
号をカウンタiに格納し、ステップ333でフラグSE
Qを検査する。これはノーマルモード(SEQ=0)時
とシーケンサモード(SEQ=1>時とでパネルメモリ
(第6図)のエリアPRENi とエリアPRESi 
とを使い分けるためである。
ずなわち、S E Q = 1 t’あればステップ3
34に進んでメモリスイッチ11がオンされているか否
かを検査する。もし、メモリスイッチ71がオンされて
いればパネル状態記憶モードであるからステップ335
でメモリエリアCLIRRENTの内容である現パネル
状態をメモリエリアPRESiヘブロック転送する。ス
イッチ71がオンされていなければパネル状態設定モー
ドであるからステップ336でエリアPRESiの内容
をエリアCU RRE N下へブロック転送し、かつス
テップ337テ各スイツチおよび操作子をエリアCUR
RENTの内容に合せて設定する。
ステップ333の検査結果が5EQ=Oであれば、ステ
ップ344〜347において、メモリエリアPRESi
の代わりにPRENiを用いることを除き、上記ステッ
プ334〜337におけるのと全く同様の処理を実行す
る。
ステップ335 、337.345または347の処理
を終了すると、続いてステップ348で現在の動作モー
ドがリアルタイム書込モード(MODE=2)であるか
否かを判定する。そして、リアルタイム書込モードであ
ればステップ349でプリセットチェンジフラグPRE
CHGをセットした後、そうでなければステップ349
を経ることなくメイン処1!!(第8図ステップ102
)に戻る。
13、SEQスイッチオン処理 シーケンサ(SEQ)スイッチ41がオンされると、処
理は第10図のステップ157から第22図のステップ
360に移る。ステップ361では動作モードの判定を
行なう。そして動作モードがノーマルモード以外(MO
DE’−1o)では何らの処理も行なわず、一方、ノー
マルモード(MODE=O)ではステップ362でシー
ケン号フラグSEQの内容(オン/オフ)をトグルチェ
ンジ(反転)した後、メイン処理(第8図ステップ10
2)に戻る。
14、ラン/ストップ処理 ラン/ストップスイッチ42がオンされると、処理は第
10図のステップ158から第23図のステップ370
に移る。ステップ371では動作モードの判定を行なう
。そして動作モードがノーマル演奏(MODE=O)ま
たはリアルタイム書込(MODE=2)等のリアルタイ
ム走行モード以外ならば何らの処理も行なわずメイン処
理(第8図ステップ102)に戻る。
一方、動作モードがリアルタイム走行モードであれば、
ステップ372でランフラグRUNの内容(オン/オフ
)をトグルチェンジ(反転)し、この反転後のフラグR
UNを検査する。リズム等の走行が停止(RUN−0)
されたのであればそのままメイン処理(第8図ステップ
102)に戻り、走行が開始(RUN=1)されたので
あればステップ374に進んでテンポクロックカウンタ
TCLをリレットし、小節カウンタBAR1伯数カウン
タBEATおよびシーケンサ用油カウンタCNTをそれ
ぞれ1にセットした後、メイン処理(第8図ステップ1
.02 )に戻る。
15、リ ムセレクト処理 リズムセレクトスイッチ43〜54のいずれかがオンさ
れると、処理は第10図のステップ159から第24図
のステップ380に移る。ステップ381では現在の動
作モードがリアルタイム書込モード(MODE=2)か
否かを判定し、リアルタイム聞込モードであればステッ
プ382でプリセットチェンジフラグP RE CHG
をセットした後、そうでなければステップ381から直
接、ステップ383に進む。
ステップ383以下ではオンしたスイッチの種別を検査
し、その検査結果に応じてリズム情報バッファRHYB
LJF (第7図)内のデータ書換を行なう。
すなわち、リズムセレクトスイッチ43〜50がオンし
たとぎはステップ383からステップ384に進んで選
択されたリズムのナンバをレジスタRHYNoに格納し
、続くステップ385でバッフFRHY8tJFの下位
3ビツトのみを新たなリズムナンバRHY N Oに書
き換えた後、メイン処理(第8図ステップ102)に戻
る。
バリエーション設定スイッチ51がオンしたときはステ
ップ381からステップ388に進んでリズム情報バッ
ファRHYBjJFの上位から第5ピツ(−目の110
を反転した後、メイン処理(第8図ステップ102)に
戻る。
フィルインバリエーション設定スイッチ52がオンした
ときはステップ390からステップ391に進んでリズ
ム情報バッファRHYBUFの上位から第4ビツト目の
110を反転した後、メイン処理(第8図ステップ10
2)に戻る。
フィルインスイッチ54がオンしたとぎはステップ39
3からステップ394に進んでリズム情報バッファRI
−I Y 8 U Fの上位3ビツトのデータのみをフ
ィルインを示す0O1a  (2進表示)に書き換えた
後、メイン処理(第8図ステップ102)に戻る。
ブレークスイッチ53がオンしたときはステップ393
からステップ395に進んでリズム情報バッファR)−
I Y B U Fの上位3ビツトのデータのみをブレ
ークを示す010sに書き換えた債、メイン処理(第8
図ステップ102)に戻る。
16、テンポ割込処理 第1図の電子楽器においてはテンポ発生器22から発生
するテンポクロックを割込信丹として以下の割込処理(
ステップ500)を実行する。第25図において、ステ
ップ501では、ランフラグRLINを検査する。もし
、RUN=Oであれば、現在、リズムは停止(従って自
動伴奏および伴奏データのりアリタイム書込も停止)し
ているのであるから、そのまま、割込を解除してもとの
ルーチンに戻る。
一方、ステップ501の検査の結果、RUN−1、すな
わち現在リズム走行中であれば、ステップ502に進ん
でテンポクロックカウンタTCLおよびリズム情報バッ
フp Rl−(Y 8 U Fの内容に基づいてリズム
音発生用1〜−ンジエネレータ(RHY・TG)27を
駆動する。つまり、リズム音発音処理を行なう。
続くステップ503ではテンポクロツタの計数値TCL
を12で除算した′余り″がOであるか否かを検査する
。゛余り″がOでなければステップ504に進む。テン
ポクロツタの周期は1拍の1/12であるから′余り″
が0であれば現タイミングは1泊の最初(ビートトップ
)である。この場合は、ステップ600  (第26図
)のビートトップ処理を実行した後、次のステップ50
4に進む。
ステップ504では動作モードを検査し、ノーマルモー
ド(MODE=O)であれば、ステップ505で7ラグ
SEQを検査する。そして、シーケンサオン(SEQ=
1)であればステップ506でコードタイプTYPEを
検査し、コード成立(TYPE’=F+ )であればス
テップ501でフラグFLAG+を検査し、コードシー
ケンスオン(FLAG+=1>であればさらにステップ
508でフラグFLAG4を検査する。
そして、LKイネーブルがオン(FLAG4 =1)し
ている場合、すなわちノーマルモード、シーケンサオン
、コード成立、コードシーケンサオン、かつLKイネー
ブルオンであれば、ステップ509でコードタイプTY
PEお、よび根音ROOTに基づいてLK−TG24を
発音制御し、さらにステップ510でテンポクロックカ
ウンタTCL、根音ROOT、PROOTおよびリズム
情報バッフ?のデータRHYBUFに基づいてPK−T
G25およびRC−TG26を発音制御する。つまり、
この場合はLK−TG24によりLK14の押鍵通りの
伴奏(和音)音を発音し、PK−TG25およびRC−
TG26によりシーケンサメモリ19に格納されている
演奏データに従ったオートベース音およびリズミックコ
ード音を発音する。
続くステップ511ではテンポクロックカウンタTCL
を歩進し、ステップ512でカウンタTCLの計数値が
12の整数倍であるか否かを判定する。
もし、整数倍であれば次の1拍の先頭になったのである
からステップ513で拍数カウンタBEATを歩進する
。整数倍でなければステップ513の処理をスキップし
てステップ514に進む。ステップ514ではカウンタ
TCLの計数値が48より小さいか否かを判定する。4
8より小さければそのまま割込を解除してもとのルーチ
ンに戻る。一方、カウンタTCLの計数値が48以上で
あれば、現小節が終了したのであるからステップ515
でカウンタTCLをクリアし、拍数カウンタBEATを
1にセットし、小節カウンタBARを歩進する。さらに
ステップ516でリズム情報バッファRHYBUF(第
7図)の上から第2および第3ビツト目をクリアしてリ
ズムモードをノーマルにした後、割込を解除してもとの
ルーチンに戻る。
なお、上述のステップ504〜508において、動作モ
ードがノーマルモードでない(MODE?O)場合、ノ
ーマルモードであってもシーケンサオフ(SEQ=O)
の場合、およびLKイネーブルオフ(FLAG4 =0
)の場合は、ステップ509の処理は行なわない。つま
り、この場合には、不備盤台のマニュアル演奏音は発音
せず、オートベース音およびリズミックコード音を発音
する。また、コード不成立(TYPE=FH)の場合お
よびコードシーケンサオフ(FLAG+ =O)の場合
にはステップ509および510の双方をスキップする
つまり、上記下m盤台のマニュアル演奏音とオートベー
ス音J3よびリズミックコード音のいずれも発音しない
17、ビートトップ処理 第25図のステップ503においてテンポクロックカウ
ンタTCLの計数値が12の整数倍であるとき、すなわ
ち1拍の最初のテンポ割込時には以下のビートトップ処
理を実行する。
第26図を参照して、ステップ601では小節数BAR
および拍数BEATをテンポ表示器40に表示する。次
のステップ602では!FJJ f’「モードを検査す
る。ここで、現在の動作モードがノーマルモード(MO
DE−〇)であれば、続くステップ603でフラグSE
Qを検査する。このビートトップ処理はシーケンサとし
てのものであるから、シーケンサがオフ(SEQ=O)
であれば何もせず上記テンポ割込を解除してもとのルー
チンに戻る。
ステップ603において5EQ=1であれば、ステップ
604でシーケンサ用カウンタCNTをディクリメント
した後、ステップ605で計数値CNTがOになりたか
否かを判定する。Oでなければそのままテンポ割込を解
除してもとのルーチンに戻り、Oであればステップ62
0のシーケンサ続出処理(第27図)を実行する。この
シーケンサ読出処理については後述する。
ステップ602−の検査結果がノーマルモード以外(M
ODE?O)であれば、ステップ602からステップ6
11に進む。このビートトップ処理はりズムラン状態(
第25図ステップ501参照)すなわちMODE=Oま
たは2の場合にのみ行なわれるものであるから、MOD
E=0でなければMODE=2(リアルタイム書込)で
ある。ステップ611ではシーケンサ用カウンタCNT
を歩進し、ステップ612ではフラグPRECH’Gを
検査する。フラグPRECHGは動作モードをリアルタ
イム書込(MODE=2>へ−変更した時(第14図ス
テップ237 ) 、プリセットスイッチ55〜70を
操作した時(第21図ステップ349)およびリアルタ
イム書込中にリズムセレクトスイッチを操作した時(第
24図ステップ382)セットされる。PRECHG=
1′C″あればステップ613に進み、PRECI−(
G−〇であればステップ614に道む。
ステップ613ではシーケンサポインタ5EQPNTが
クリアされているか否かを判定する。SEQ P N 
T ′qOであればステップ100の符長変更処理(第
29図)を実行し、さらに前述のプリセット書込処理(
第20図ステップ310)を実行した後、ステップ61
7に進む。一方、5EQPNT=Oであればステップ7
00の処理はスキップしていぎなりプリセット書込処理
を実行し、その後、ステップ617に進む。
ステップ614ではコードチェンジフラグCHDCHG
を検査する。このフラグは下鍵盤14またはペダル鍵盤
15の押鍵状態によるコード種類が変更された時(第9
図ステップ120)セットされる。
CHD CHG = Oであればこのテンポ割込を解除
してもとのルーチンに戻り、CHDCHG=1であれば
ステップ700の符長変更処理(第29図)を実行した
後、ステップ617に進む。
ステップ617で符長レジスタL E N G T H
に1を格納した後、#U述のコード書込処理(第17図
)Δ3よびメモリ残聞表示処理(第18図)を実行し、
さらにステップ619でシーケンサ用カウンタCNT、
ブリレッ(・チェンジフラグP RE Cl−I Gお
よびコードチェンジフラグCHD CHGをクリアした
後、このテンポ割込を解除してもとのルーチンに戻る。
18、シーケンサ読出処理 ノーマルモード、シーケンサオン状態においてリズム走
行中、ビートトップになると、前記ビートトップ処理を
行ない、このビートトップ処理の際、シーケンサ用カウ
ンタCNTがOになると、このシーケンサ読出処理を実
行する。
第21図を参照して、ステップ621ではシーケンサポ
インタ5EQPNTが指示するシーケンサメモリ19内
のデータ[5EQPNT]の上位4ピツ1〜をレジスタ
BRANCHに格納する。次にステップ622てこの4
ビツトデータBRANCHが根1(0〜BH)データで
あるか否かを判定する。
データBRANCI−1が根音(0−BH)であれば、
データ[5EQPNT]はコード種類データであるから
ステップ623で上位4ビツトを根音レジスタROOT
に、ステップ624で下位4ビツトをコードタイプレジ
スタTYPEに格納する。さらにステップ625でポイ
ンタ5EQPNTを歩進し、ステップ626で次のデー
タ[5EQPNTコがCHであるか否かを判定する。C
Hでなければこのデータは通常和音データ(第3図のコ
ード2)の第2バイト目であるから、根音ROOTをベ
ース音根音レジスタPROOTに格納したくステップ6
27〉後、ステップ650へ進む。一方、CHであれば
このデータは分数和音データ(第3図のコード1)の第
2バイト目であるから、このデータの下位4ビツトをレ
ジスタPROOTに格納しくステップ628 ) 、続
いてステップ629でポインタ5EQPNTをさらに歩
進した後、ステップ650に進む。
ステップ622でデータB RA N CHが根音(O
〜BH)以外のデータであれば、ステップ640に進ん
で今度はそのデータB RA N CHが符長識別マー
ク(DH)であるか否かを検査する。D I−1であれ
ばステップ641でコードタイプレジスタTYPEにデ
ータFH(コード不成立、発音せず)を格納した後、ス
テップ650に進む。
ステップ650では通常和音の第2バイト目、分数和音
の第3バイト目および休符データ(1バイトデータ)の
下位4ビツトに格納されている符長データを検査し、ス
テップ651でその符長データに応じた拍数データをシ
ーケンサ用拍数カウンタCNTに格納する。続いてステ
ップ652でポインタ5EQPNTをさらに歩進して次
のワードの先頭アドレスにレットした後、このテンポ割
込を解除してもとのルーチンに戻る。
ステップ622およびステップ640で判定した結果、
データBRANCI−1が根音(0〜BH)でも符長識
別マーク(DH)でもなければ、ステップ660に進ん
で今度はデータBRANCHを含む8ビツトデータ[5
EQPNT]がFF+ (エンドマーク)であるか否か
を判定し、FF+でなければステップ661でさらにF
IH(プリセット開始マーク)であるか否かを判定する
データ[5EQPNT]がFF+ (エンドマーク)で
あればステップ660からステップ662に進んでFL
AG3を検査する。FLAG3 =1 (リピートオン
)であればステップ663でポインタ5EQPNTをク
リアした後、ステップ621に戻ってメモリ19の先頭
アドレスのデータから再度読出を繰返す。また、ステッ
プ662でFLAG3=0(リピートオフ)と判定した
ときは、ステップ664でランフラグRLINをリセッ
トした後、このテンポ割込を解除してもとのルーチンに
戻る。
データ[5EQPNT]がF1++(プリセットデータ
開始マーク)であればステップ661からステップ66
2に進んでFLAG2を検査する。FLAG2=1(プ
リセットシーケンスオン)であればステップ670のプ
リセット読出処理(第28図)を実行した後、FLAG
2 =O(プリセットシーケンスオフ)であればこの4
バイトのプリセットデータは読み出す必要がないから、
ステップ661でポインタS E Q P N Tを4
つ進め(空送りし)だ後、ステップ621に戻ってメモ
リ19から次のワ−ドのデータを読み出す。
なお、データBRANCHが根音(0−B+)でも符長
識別マーク(D)l)でもなく、かつデータ[5EQP
NT]がFFHでもF1+−+でもなければ、ステップ
668でエラー表示またはデータ補間等、所定の処理を
行なった後、ステップ621 !、:戻ってメモリ19
から次のデータを読み出す。
長−1−L区ヱ」」し1凰1− 上記ステップ665においてプリセットシーケンスオン
(FLAG2=1)と判定されたときはこのプリセット
続出処理を実行する。
第28図を参照して、ステップ671でポインタ5EQ
PNTが指定で示されるシーケンサメモリ19内のアド
レスの次のデータすなわちプリセットデータの第2バイ
ト月のデータ[5EQPNT+1]をプリセットナンバ
レジスタPRENOに格納した後、前述のプリセットエ
クスチェンジ処理第21図)を実行する。続いて、ステ
ップ614でプリセットデータの第3バイト目のデータ
[5EQPNT+2]をリズム情報バッフy Rl−I
 Y B LI F(117図)に格納し、ステップ6
77でポインタ5EQPNTを4つ進めて次のワードの
先頭アドレスにセットした後、このテンポ割込を解除し
てもとのルーチンに戻る。
20、符長変更処理 リアルタイム書込(MODE=2)II:’iの前記ビ
ートトップ処理(第26図)において、シーケンサ?リ
トットスイッチ55〜70が操作された場合(ステップ
613 ) 、および鍵514.15により入力中のコ
ードが変化した場合(ステップ614)、この符長変更
処理を実行する。リアルタイム書込時はコード変化等が
検出されて始めて直前の和音の符長が判別できるので、
例えば1つの和音を押鍵し次いで離鍵したとすると、コ
ード種類は押鍵時に、そして符長は111tJ1時に書
き込むことになる。
第29図を参照して、ステップ701〜703ではシー
ケンサ用カウンタCNTの31数値を検査する。
そして、計数値CNTが4以上であればステップ705
でレジスタLENに符長データD3)−1、レジスタD
ECに制御変数4を格納した後、ステップ708に進む
。また、2≦CNT<4であればステップ707でレジ
スタLENに符長データD2+、レジスタDECに制御
変数2を格納した後、ステップ708に進む。
ステップ708では、前和音データの符長データ部分[
5EQPNT−1]にレジスタLEN内の符長データ(
D3HまたはD2+)を書き込む。
ステップ709では、館和音が分数和音であったか否か
を判定する。和音データは2(通常和音)または3(分
数和音)バイトであるから館和音データのコード種類は
、分数和音であれば3つ前のデータ[5EQPNT−3
]であり、分数和音でなければ2つ前のデータ[5EQ
PNT−2]である。
ステップ710 、711および720では直前の和音
のコード種類データ[5EQPNT−3(または2)]
 (および分数和音であればベース音根音データ[5E
QPNT−2] )を現在押鍵中の和音のデータとして
[5EQPNT]  (および分数和音であればベース
音根音データ[5EQPNT+1])として格納(コピ
ー)する。ステップ712および722では現在押鍵中
の和音の符長データ[5EQPNT+1] (分数和音
であれば[5EQPNT+2] )としてDIHを格納
する(仮記入;次にステップ706を実行する際、書き
換えられる)。そしてステップ713および723でポ
インタ5EQPNTを2(通常和音)または3(分数和
音)進めて次の和音データの先頭アドレスにセットし、
ステップ714では分数和音フラグLONGをセットし
、ステップ724ではLONGをリセットした後、ステ
ップ72GでカウンタCNTを制御変数DECだけカウ
ントダウンしてステップ701に戻る。
上記ステップ701〜703においてシーケンサ用カウ
ンタの計数値CNTが1より小さいときは、ステップ7
03からステップ730に進んでポインタ5EQPN丁
を直前の和音データの先頭アドレスまで戻しくステップ
730〜732 ) 、ここにエンドマークFFHを8
き込んだ(ステップ733 ) 11、このテンポ割込
を解除してもとのルーチンに戻る。
また、上記ステップ701〜703において1≦CNT
<2であれば現在のアドレス5EQPNTにエンドマー
クFF)−1を書き込んだ(ステップ733)後、この
テンポ割込を解除してもとのルーチンに戻る。
この電子楽器においては、自動伴奏は、リズミックコー
ド等のコードに基づき、かつタイミング制御された第1
の音色で演奏される一方、押鍵に対して多よその押鍵の
鍵操作に基づき第2の音色で演奏することが可能なため
、変化に富んだ演奏ができる。しかも、モード切換によ
って従来と同様のリアルタイム演奏と併せて自妨演秦も
可能である。
第30図は、第1図の電子楽器においてステップ書込し
ようとするパターン(a)および操作手順(b)を示す
。プリセットナンバはプリセットスイッチ55〜70で
プリセットナンバを指定した後、PREスイッチ36を
オンすることにより設定することができる。コー、ドは
下鍵盤14およびペダル鍵盤15の押鍵でコード種類を
指定した後、符長スイッチ31〜39で符長を指定する
ことにより設定することができる。また、コード無しく
休符)はコード種類を入力しないで符長データのみを入
力すればよい。下fIIIから入力するコード種類は、
和音構成音の全部を押鍵して指定する(いわゆるフィン
ガードモード)ようにしてもよいが、根音のみ(メジや
)または根音と他の白鍵もしくは黒鍵とを組合せて指定
する(いわゆるシングルフィンガーモード)ことも可能
である。
[実施例の変形例] 以上がこの発明の実施例であるが、この発明は上述の実
施例に限定されることなく適宜変形して実施することが
できる。例えば ■上述において、通常再生はりズミックコードであるが
、他種類の伴奏をおこなってもよく、伴奏音と押鍵音と
を同一にするようなモードに切換可能にしてもよい。ま
た、他の種々の組合せも可能である。
■シーケンサに反復(D、S、 、g、*、 そ(7)
他)等の音楽記号を記憶させて進行制御してもよい。
■拍子は4拍子に限らず、他の拍子であってもよい。そ
の場合、符長(1,1/2.1/4小節)が整数拍数に
ならない場合も生じるが、整数拍に丸めてしまえばよい
■自動伴奏としてリズミックコードの例を挙げたが、複
合をも含めアルペジオのような分散和音としてもよい。
■シーケンサの分解能を拍以下のもっと細かい単位とし
てもよい。
■ここではシーケンサを1つしか示さなかったが、複数
のシーケンサを設けることは容易である。
■マルチメニューの内容としてシーケンサのみを挙げた
が、他に、リズムパターンの作成、音色変更笠のモード
を付加することは容易である。
■シーケンサをエデット可能にすることも容易である。
■上記実施例においてはパネルメモリとしてノーマル用
とプリセット用との2ブロツクを設けであるが、これを
1ブロツクにしてメモリ8吊を減少させることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る電子楽器のハード
ウェア構成図、 第2図は、操作パネル外観図、 第3図は、動作メニュー系統および表示図、第4図は、
シーケンサデータフォーマット図、第5図は、コード種
類対音名データ・コードタイプデータ対照図、 第6図は、パネルメモリフォーマット図、第7図は、リ
ズム情報バッファフォーマット図、第8図は、メイン処
理のフローチャート、第9図は、キーイベント処理のフ
ローチャート、第10図は、パネルイベント処理のフロ
ーチャート、 第11図は、メニュー切換処理のフローヂャ−1〜、第
12図は、メニュー切換用テーブル図、第1・3図は、
モード変更処理のフローヂV−ト、第14図は、モード
・表示更新処理のフローチV第15図は、トグルスイッ
ヂオン処理のフローチャート、 第16図は、符長スイッチオン処理のフローチャート、 第17図は、コードm込処理の70−ヂヤート、第18
図は、メモリ残量表示処理のフローチャート、 第19図は、プリセット書込スイッチオン処理のフロー
チャ−1−1 第20図は、プリセット書込処理のフローチャー第21
図は、プリセットイクスチェンジ処理のフローチャート
、 第22図は、シーケンサスイッチオン処理のフローチャ
ート、 第23図は、ラン/ストップ処理のフローチャート、 第24図は、リズムセレクト処理のフローチp −1〜
、 第25図は、テンポ割込処理のフローチャー1−1第2
6図は、ビートトップ処理のフローチ+7−1〜、第2
7図は、シーケンサ読出処理のフローチャート、 第28図は、ブリレット読出処理のフローチャート、 第29図は、符長変更処理のフローチャート、第30図
は、演奏データの一例を示す図(a)およびこの演奏デ
ータをステップ書込する際の操作シーケンス図(b) である。 11・・・CPLI、 13.14.15・・・鍵盤、
16・・・スイッチ群、17・・・プログラムメモリ、
18・・・パターンメモリ、20・・・変換テーブルメ
モリ、21・・・ワーキングメモリ、23、24.25
.26.27・・・トーンジェネレータ。 パ矛lレノ七り 第6図 リズム□’rt宰及ノ〈ソファ 第7図 図面の浄書(内81こ変更なし) ノニν→1Jゆ舛工1 第11 図 メニューガア像T?Iγ−ブ)し 第12図 Rε丁 七−レ賞侶刃ビーし 第13図 で RET つ−L書りへ匁ソl 第17図 図面の浄書(内容に変更なし) RET 第19図 RET     第21図 シーケン町スイー7+オンメと支り 第22図 RE″r 特許庁長官 宇 賀 通 部 殿 1.事件の表示 昭和61年 特 許 願 第28920号2、発明の名
称 自動演奏装置付電子楽器 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 居 所 静岡県浜松市中沢町10番1号名 称 (40
7)日本楽器製造株式会社代表者  川 上  浩 4、代理人〒105 住 所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1@昭和61年3
月31日(発送日;昭61年4月22日)6、補正の対
象 1図 面」 7、補正の内容 第8.10.11.1B、 19.26〜28図を別添
の通り差し替える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鍵盤と、 この鍵盤における押鍵に代えて演奏データ を発生する手段と、 上記鍵盤の押鍵操作よるデータに基づいて 第1の楽音を形成する第1の音源と、 上記演奏データ発生手段から順次読み出さ れるデータに基づいて第2の楽音を形成する第2の音源
    と を備え、上記演奏データに基づく自動演奏音と上記鍵盤
    におけるマニュアル演奏音とを同時にしかも独立の音色
    で発音させるようにしたことを特徴とする自動演奏装置
    付電子楽器。 2、前記演奏データ発生手段が書換可能なメモリである
    特許請求の範囲第1項記載の自動演奏装置付電子楽器。 3、前記自動演奏音が自動伴奏音であり、前記マニュア
    ル演奏音が伴奏用鍵盤の演奏によるものである特許請求
    の範囲第1または2項に記載の自動演奏装置付電子楽器
    。 4、前記自動伴奏音が和音を所定のリズムで刻んだいわ
    ゆるリズミックコードである特許請求の範囲第3項記載
    の自動演奏装置付電子楽器。
JP61028920A 1986-02-14 1986-02-14 自動演奏装置付電子楽器 Pending JPS62187386A (ja)

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US07/353,176 US5070758A (en) 1986-02-14 1989-05-15 Electronic musical instrument with automatic music performance system

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04257895A (ja) * 1990-09-28 1992-09-14 Gold Star Co Ltd 自動伴奏システムのコードステップレコーディング装置及び方法

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