JPS62186039A - エンジンの燃焼制御装置 - Google Patents

エンジンの燃焼制御装置

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JPS62186039A
JPS62186039A JP2833786A JP2833786A JPS62186039A JP S62186039 A JPS62186039 A JP S62186039A JP 2833786 A JP2833786 A JP 2833786A JP 2833786 A JP2833786 A JP 2833786A JP S62186039 A JPS62186039 A JP S62186039A
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JP
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air
fuel ratio
engine
ignition timing
fuel
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JP2833786A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miwakeichi
三分一 寛
Toyoaki Nakagawa
豊昭 中川
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等エンジンの燃焼状態を制御する装置
に関する。
(従来の技術) 近時、自動車エンジンに対する要求が高度化しており、
排出ガス低減、高出力、低燃費等の互いに相反する課題
について何れも高レベルでその達成が求められる傾向に
ある。
これらの課題に対応するため、超希薄空燃比下における
燃焼制御が試みられており、例えばそのようなものとし
ては「内燃機関、23巻12号J 1984年10月号
 33〜40頁 山海堂発行に記載の希薄燃焼装置があ
る。この装置では、はぼストイチからリーンまで空燃比
を広範囲に検出可能なリーンセンサの出力に基づいて超
希薄空燃比領域まで空燃比のフィードバック制御を行っ
て上記要求を達成しようとしている。この場合、定常走
行においては理論空燃比一定の特性と異なり、一部の加
速領域においてもリーンな空燃比を目標値としている。
例えば、通常の加速域では空燃比22.5、定常走行域
では空燃比21.5、アイドリング時は空燃比15゜5
としている。また、全負荷状態では出力空燃比12〜1
3を用い車両動力性能を確保しようとする。
このようなリーン空燃比に移行するにつれてNOxは極
めて減少する傾向にあり、近時におけるNOxエミツシ
ョンの低減化に沿うものである。しかし、一方において
、排出ガス規制を満足するためのNOxの排出レベルと
許容できるトルク変動レベルの両者を満足できる空燃比
適合可能領域は狭く、精密な空燃比制御が必要となって
いる。
ところで、過渡時において運転性を確保しつつNOx排
出量を規制値内にクリアするためには等空燃比上を変化
させなければならないが、現行技術(すなわち従来の装
置)では過渡時に等空燃比を維持する精密な制御は未だ
困難である。
そのため、現状では運転性に支障を与えないように過渡
時には空燃比をリッチ化させている。しかしながら、単
に運転性確保の点から中途半端にリッチ化させたのでは
、NOx排出量が増大し近時の要求に沿うことができな
い。
そこで本出願人は、かかる不具合を解消するため、三元
触媒本来の機能に着目し、過渡状態に移行したときは目
標空燃比を一時的に三元空燃比(例えば、λ=1)に設
定することにより、運転性を確保しつつNOx排出量を
低減させて、近時の要求に沿うエンジンの燃焼制御装置
を本出願と略同時期に提案している。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述の先願に係る装置にあっては、NOx低
減と運転性の確保という相反する要求を高レベルで達成
しようとする点で優れたものであるが、運転性をより一
層向上させるという観点からみると次のようにするのが
好ましいことが判明した。
すなわち、三元運転移行時には直ちにλ=1となる燃料
を供給しているが、この場合に点火時期はエンジン負荷
(例えば、吸入空気量や回転数)をパラメータとするテ
ーフ゛ルマッブから8亥当する値をルックアップして決
定している。しかし、点火時期の最適値は周知のように
空燃比によっても制約を受けており、例えばMBTとN
Ox排出量を考慮すれば最適点火時期は限られた領域と
なる。
したがって、上述のように空燃比の急激な移行に対して
、点火時期の演算が遅れて(ルックアップには演算時間
が必要)最適な要求点火時期を与えることが困難となる
一方、かかる演算の遅れをカバーするために、例えばマ
ツプのエリアを増大し精密とすることも考えられるが、
これによるとコスト高を招き得策でない。
(発明の目的) そこで本発明は、空燃比をパラメータとしたときの要求
点火時期特性が略リニアな変化であること(後述の第7
図参照)に着目し、エンジンが所定の三元運転領域に移
行するとそのときのエンジン負荷に対応して決定される
目標空燃比と三元空燃比との差に応じて点火時期を補正
することにより、三元運転領域への移行時に直ちに点火
時期を最適なものとして、低コストで近時の要求に沿う
エンジンの燃焼制御装置を提供することを目的としてい
る。
(発明の構成) 本発明によるエンジンの燃焼制御装置はその基本概念図
を第1図に示すように、吸入混合気の空燃比を検出する
空燃比検出手段aと、エンジンの負荷を検出する負荷検
出手段すと、エンジンが所定の三元運転領域にあること
を検出する三元領域検出手段Cと、エンジン負荷に応じ
て目標空燃比を設定し、少なくとも定常走行の一部にお
いて該目標空燃比を理論空燃比よりリーン側に設定する
とともに、エンジンが所定の三元運転領域に移行すると
目標空燃比を三元空燃比に変更する目標設定手段dと、
空燃比検出手段aの出力に基づいて目標空燃比となるよ
うに吸入空気あるいは燃料の供給量を制御する制御手段
eと、制御手段eからの信号に基づいて吸入空気あるい
は燃料の供給量を操作する操作手段fと、エンジン負荷
に基づいて点火時期を設定するとともに、エンジンが所
定の三元運転領域に移行するとそのときのエンジン負荷
に対応して決定される目標空燃比と三元空燃比との差に
応じて該点火時期を補正する点火時期設定手段gと、点
火時期設定手段gからの信号に基づいて混合気に点火す
る点火手段りと、を備えており、三元運転の移行に拘ら
ず点火時期を最適なものとするものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜7図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において、1はエンジン
であり、吸入空気はエアクリーナ2より吸気管3を通し
て各気筒に供給され燃料は噴射信号Siに基づいてイン
ジェクタ(操作手段)4により噴射される。各気筒には
点火プラグ5が装着されており、点火プラグ5には点火
コイルやディストリビュータなどからなる高圧発生ユニ
ット6からの高圧パルスPiが供給される。点火プラグ
5および筒圧発生ユニット6は混合気に点火する点火手
段7を構成しており、点火手段7は点火信号Spに基づ
いて高圧パルスPiを発生し放電させる。
そして、気筒内の混合気は高圧パルスPiの放電によっ
て着火、爆発し、排気となって排気管8を通して触媒コ
ンバータ9に専大され、触媒コンバータ9内で排気中の
有害成分(Co、HC,N0x)を三元触媒により清浄
化して排出される。
吸入空気の流量Qaはフラップ型のエアフローメーク1
0により検出され、吸気管3内の絞弁11によって制御
される。絞弁11の開度TVOは絞弁開度センサ12に
より検出され、吸気管3内における吸入空気の圧力PB
は圧力センサ13により検出される。また、吸気ポート
近傍の吸気管3内にはスワール弁14が設けられており
、スワール弁14は駆動弁15にかかる負圧を制御して
いるソレノイド弁16に入力される制御信号Svに基づ
き開閉して吸気ポートから気筒内にかけていわゆるスワ
ールを発生させて燃焼改善を行う。
エンジン1の回転数Nはクランク角センサ17により検
出され、ウォータジャケットを流れる冷却水の温度Tw
は水温センサ18により検出される。
さらに、排気中の酸素濃度は酸素センサ(空燃比検出手
段)19により検出され、酸素センサ19はその出力V
iがリッチからリーン領域まで広範囲な空燃比に対して
一義的に変化するタイプのもの等が用いられる。
上記エアフローメータ10およびクランク角センサ17
は負荷検出手段20を構成しており、負荷検出手段20
および各センサ12.13.18.19からの信号はコ
ントロールユニット30に入力される。コントロールユ
ニット30はこれらのセンサ情報Gこ基づいて空燃比制
御、点火時期制御およびスワール制御を行う。
すなわち、コントロールユニット30は三元領域検出手
段、目標設定手段、制御手段および点火時期設定手段と
しての機能を有し、CP U31、ROM、31、RA
M33およびI10ポート34により構成される。CP
 U31はROM32に書き込まれているプログラムに
したがってI10ポート34より必要とする外部データ
を取り込んだり、またRAM33との間でデータの授受
を行ったりしながら必要な処理値等を演算処理し、必要
に応じて処理したデータをI10ボート34へ出力する
。I10ボート34にはセンサ群12.13.18.1
9.20からの信号が入力されるとともに、I10ポー
ト34からは噴射信号Si、制御信号Svおよび点火信
号Spが出力される。ROM32はCPU31における
演算プログラムを格納しており、RAM33は演算に使
用するデータをマツプ等の形で記憶している。
次に作用を説明する。
第3.5図はROM32に書き込まれている燃焼制御の
プログラムを示すフローチャートである。
第3図は三元領域判別のプログラムを示し、本プログラ
ムは所定時間(5m5ec毎)毎に一度実行される。
まず、Plで絞弁開度センサ12からの信号TVOを読
み込み、これをA/D変換する。次いで、P2で所定の
単位時間内における絞弁開度TVOの差分値ΔTVOを
演算し、P3でこれを所定の加速判別値A(A>O)と
比較する。なお、ΔT■0の算出は例えば本プログラム
の実行毎における差分(前回と今回の値の差)を求める
ようにしてもよい。
ΔTVO>Aのときは加速であると判断しP4で加速フ
ラグKFを立ててP、に進み、ΔTVO〈Aのときは、
加速でないと判断しP6で加速フラグKFを降ろしてP
、に進む。これにより、加速が精度よく確実に判別され
る。なお、加速の判別は上記例に限らず、例えば絞弁開
度TVOの微分値dTVo/d tを求め、これを所定
値と比較して加速を判別してもよい。
P、では絞弁11が全閉位置から離れた後の経過時間T
cを所定値t。と比較する。これは、絞弁11が全閉か
ら開いた直後はエンジン1の定常走行からの加速に比し
て加速要求程度が大きいからであり、これに答えて空燃
比のリッチ化(λ=1)を図るためである。。Tc<t
oのときはP7で加速フラグKFを判別し、T≧t0の
ときはP、に進む。P7でKF=1のときは加速要求に
伴うリッチ化条件下にあると判断してP9で三元フラグ
SFを立てて今回のルーチンを終了する。一方、P、 
、P、でNo命令に従ったときはリッチ化条件下にない
と判断してP、で三元フラグSFを降ろしてルーチンを
終了する。
このように、エンジン1が所定の加速状態に移行すると
、加速要求に伴うリッチ化条件下にあるとき空燃比をλ
=1に強制的に移行させるのが望ましいという三元条件
の成立を判断する。
第4図は上述の三元条件をタイムチャートで示している
。第4図において、絞弁11が全閉位置から開くと、そ
の後の経過時間Tcが所定値t0の範囲内にあるとき同
図(C)に示すように加速フラグKFがKF= 1にな
ると三元フラグSFが立てられる。そして、TC=tO
のタイミングでKF=0になると同タイミングで三元フ
ラグSFが降ろされる。
第5図は燃焼制御のプログラムを示し、本プログラムは
エンジン回転に同期して実行される。
まず、pHで1気筒当りに実際に気筒内に吸入される空
気流量(以下、気筒流人空気量という)QACYLを演
算する。このような演算を行うのは過渡時においても正
確な空気流量情報を得るためで、この情報精度が悪いと
空燃比制御において噴射量操作の実効が図れないからで
あり近時の精密な空燃比制御に対応するためである。
そこで、気筒流人空気量QACYLの算出について説明
する。
QACYLの演算を加速の場合を一例として図示すると
第6図のように示される。
第6図において、t=Qなるタイミングでアクセルの踏
込が開始されて絞弁開度TVOが変化し始めると、圧力
センサ13の主波形PBを信号処理した波形PBXは脈
動抑制効果のため期間t2だけ遅れて変化し始める。ま
た、PBXを基に予測処理した圧力補正流量値QACY
L’もかなり補正されてはいるものの、やはり期間1.
(1,<tz)の遅れをもって変化し始めており、気筒
に吸入されたと予想される真の空気流量QACYLとは
図中のハンチング部分(ΔQACYL)のズレがある。
したがって、このような過渡時に空気流量の検出精度が
低下する。本実施例ではこれを是正している。
まず、QACYL’は次式■に従って演算される。
QACYL ′=PBX+αΔPB  ・・・・・・0
0式において、PBXは圧力センサ13の出力を脈動抑
制のために信号処理した波形であり、ΔPBは吸気圧力
PBの所定の単位時間内における差分値である。また、
αは回転数Nの関数である。
このような演算を行うのは、空気の方が燃料よりも遅く
まで気筒に吸入されるため噴射量を決定する際に気筒に
入る空気量を予測するためであり、圧力センサ13の出
力を脈動処理したものにΔPBをα倍したものをつけ加
えて予測している。
一方、上述のハンチング部分のズレを補正するために、
最も早く動き出す絞弁開度TVOに着目し、次式〇に従
ってズレの補正量である流量補正値ΔQACYLを演算
する。
ΔQACYL= (ΔTVO/N)XINTQA・・・
・・・■ 0式において、INTQAは過渡初期の空気流量QAC
YLであり、仇えば絞弁開度TVOの変化を用いる。こ
の■弐は、ΔTVO/Nすなわち1回転当たりの差分値
ΔTVO(絞弁開度TVOの所定単位時間当りの差)が
ある運転条件では空気流量を代表しており、これにIN
TQAを乗じてやれば実際の空気流量とセンサ情報に基
づく流量算出量との相関のズレを十分に補正できること
を意味している。このΔQACYLをQACYL′に加
えたもの(QACYL=ΔQACYL+QACYL”)
は図に示すように絞弁開度TVOの変化に相関しており
、気筒に吸入されたと予想される真の空気流量に正確に
対応したものとなる。
すなわち、加速時における吸入空気の算出を正確なもの
として気筒内に吸入される空気流量の検出精度を飛躍的
に高めることがでる。なお、検出精度の向上は上述した
加速の例に限らず、減速の場合にも発揮されることは勿
論である。
そして、ΔQACYLによる補正が終了するとQACY
L′によって空気流量が算出され、さらにQACYL 
′がPBKに等しくなると以後はフラップ型エアフロメ
ータ10の出力に基づいて空気流量が算出される。但し
、QACYL ” =PBKとなった以降は圧力センサ
13の出力から直接に空気流量を算出してもよい。
このように、正確な空気流量情報に基づいているから、
後述の噴射量制御も精密なものとなる。
さて、以上を踏まえゼ再びプログラムに戻る。
pHを経るとpusで燃料の遅れ補正係数C0EFを演
算する。これは、過渡時に燃料量を補正するものである
。その値は燃料の気化や壁流割合によって定められるも
のであるが、具体的には加減速の大小や機関暖機状態お
よび運転状態、始動後か否か等によって算出される。
次いで、PI3で三元フラグSFを判別し、5F=1の
ときは三元条件が成立していると判断して、PI4で目
標空燃比K M Rを三元空燃比(以下、三元KMRと
表す)に設定してpusに進む。三元空燃比とは三元触
媒本来の機能が有効に発揮される空燃比であればよく、
本実施例ではこれをλ=1の理論空燃比としている。P
I5では点火補正量ΔADVを次式〇に従って演算する
ΔADV=R・ (三元KMR−MAPKMR)・・・
・・・■ 但し、R:定数 0式において、MAPKMRは通常の目標空燃比であり
、そのときのエンジン負荷に応じて所定のテーブルマツ
プからルックアップして決定される。通常の目標空燃比
KMRは従来例と同様に主に希薄空燃比領域において幅
広く設定され、いわゆる希薄燃焼システムを考慮したも
のとなる。
ここで、目標空燃比KMRをパラメータとして最適な要
求点火時期との関係を表すと、第7図のように示される
。なお、KMRは空燃比を指標するファクタであるが、
厳密には次式■で示すように、A/Fの逆数という関係
にある。
KMR−A/F=K (一定) 、−、KMR=に−F/A  ・・・・・・■但し、F
:燃料量 A:空気量 第7図から明らかなように、要求点火時期はKMRに対
して略リニアに変化している。これからKMRが変わる
と、そのときの要求点火時期もKMRに従って最適値が
変化することとなり、KMRが決まれば要求点火時期も
一義的に決定する。
これは、KMRの変化に対して要求点火時期が即座に求
められることを意味している。かかる原理から、0式に
よって演算される点火補正量ΔAD■はKMRの変化に
対して点火時期が最適となるように基本点火時期MAP
ADVを補正するための変数として位置づけられる。
次いで、Pいで次式〇に従って最終点火時期ADVを演
算する。
ADV=MAPADV−ΔADV  ・・・・・・00
式において、基本点火時期M A P A D Vは気
筒流人空気1iQACYLと回転数Nをパラメータとエ
ンジン負荷(前述のMAPKMRも同様)に応じて所定
のテーブルマツプ(3次元マツプ)から最適値がルック
アンプして決定される。
したがって、MAPADVはそのときのMAPKMRと
一義的に対応したものとなる。
一方、上記ステップP、3で5F=0のときは三元条件
が成立していないと判断しPI?で点火補正量ΔADV
をゼロとしてPl&に進む。
なお、このようにして設定された最終点火時期ADVは
、クランク角センサ17からのクランク角基準信号Re
fに応答し所定の割込ルーチンでI10ボート34にセ
ットされ、ADVに対応するタイミングで混合気に点火
される。
次いで、PI3で次式〇に従って燃料噴射量Tiを演算
し、PI9でこれをI10ボート34にセットしてルー
チンを終了する。
Ti=QACYLxKMRxCOEF XALPHA+Ts・・・・・・■ 但し、Ti:インジェクタのパルス幅で表される AL、PHA:空燃比のフィードバック補正係数 Ts:無効パルス幅(電圧補正分) 0式において、QACYLは1気筒当りの空気流量に相
当しており、吸気温度による補正等も加味されている。
この場合、本実施例ではQACYLは定常状態ではエア
フローメーター0の出力に基づいて算出され、過渡状態
に移行すると前述のよに絞弁開度TVOおよび圧力セン
サー3の信号PBに基づく補正が加えられて算出される
ALPHAは酸素センサー7によって検出された空燃比
に基づいて目標値K M Rとなるように噴射量をフィ
ードバック制御するときの補正係数である。
このように、リーン運転から三元運転領域に移行すると
、前述の第4図(e)に示すように直ちに空燃比がλ=
1に制御(以下、三元制御という)される。
このとき、点火時期は三元KMRとそのときのエンジン
負荷に対応して決定される目標空燃比MAPKMRとの
差に応じて直ちにΔADVなる補正量で補正され、最適
な最終点火時期ADVが設定される。この三元制御への
移行に伴う上記点火補正は、先願の装置と異なり、移行
時にテーブルルックアップという過程を経ておらず、単
純な演算処理で瞬時に実行される。したがって、上述の
ような空燃比の急激な移行に十分に追随して最適な要求
点火時期を与えることができ、エンジン1の運転性をよ
り一層向上させることができる。
また、点火補正が簡単な演算処理ですむことから、例え
ば基本点火時期MAPADVのエリアを増大させる必要
もなく低コストで近時の要求に沿うエンジンの燃焼制御
装置を提供することができる。
(効 果) 本発明によれば、三元運転領域への移行時に低コストで
直ちに点火時期を最適なものとすることができ、エンジ
ンの運転性をより一層向上させて近時の要求に沿う高レ
ベルのエンジンの燃焼制御装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念図、第2〜7図は本発明の一
実施例を示す図であり、第2図はその全体構成図、第3
図はその三元領域判別のプログラムを示すフローチャー
ト、第4図はその三元条件成立の作用を説明するための
タイムチャート、第5図はその燃焼制御のプログラムを
示すフローチャート、第6図はその空気流量算出の作用
を説明するための波形図、第7図はその目標空燃比KM
Rと要求点火時期との関係を示す図である。 1・・・・・・エンジン、 4・・・・・・インジェクタ(操作手段)、7・・・・
・・点火手段、 19・・・・・・酸素センサ(空燃比検出手段)、20
・・・・・・負荷検出手段(三元領域検出手段、目種設
定手段、制御手段、点火時期設定 手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、 b)エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、c)エ
    ンジンが所定の三元運転領域にあることを検出する三元
    領域検出手段と、 d)エンジン負荷に応じて目標空燃比を設定し、少なく
    とも定常走行の一部において該目標空燃比を理論空燃比
    よりリーン側に設定するとともに、エンジンが所定の三
    元運転領域に移行すると目標空燃比を三元空燃比に変更
    する目標設定手段と、 e)空燃比検出手段の出力に基づいて目標空燃比となる
    ように吸入空気あるいは燃料の供給量を制御する制御手
    段と、 f)制御手段からの信号に基づいて吸入空気あるいは燃
    料の供給量を操作する操作手段と、 g)エンジン負荷に基づいて点火時期を設定するととも
    に、エンジンが所定の三元運転領域に移行するとそのと
    きのエンジン負荷に対応して決定される目標空燃比と三
    元空燃比との差に応じて該点火時期を補正する点火時期
    設定手段と、h)点火時期設定手段からの信号に基づい
    て混合気に点火する点火手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。
JP2833786A 1986-02-10 1986-02-10 エンジンの燃焼制御装置 Pending JPS62186039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01151773A (ja) * 1987-12-09 1989-06-14 Mitsubishi Motors Corp 点火時期制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01151773A (ja) * 1987-12-09 1989-06-14 Mitsubishi Motors Corp 点火時期制御装置

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