JPS62186002A - ロ−タリピストンエンジンの軸受装置 - Google Patents

ロ−タリピストンエンジンの軸受装置

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JPS62186002A
JPS62186002A JP2826686A JP2826686A JPS62186002A JP S62186002 A JPS62186002 A JP S62186002A JP 2826686 A JP2826686 A JP 2826686A JP 2826686 A JP2826686 A JP 2826686A JP S62186002 A JPS62186002 A JP S62186002A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed gear
thrust plate
bearing
eccentric shaft
thrust
Prior art date
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Pending
Application number
JP2826686A
Other languages
English (en)
Inventor
Moritatsu Kawano
盛樹 川野
Junichi Funamoto
船本 準一
Motohiro Ishikawa
石川 元博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS62186002A publication Critical patent/JPS62186002A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロータリピストンエンジンにおける偏心軸の
軸方向変位を規制する機能を備えた軸受装置に関するも
のである。
(従来の技術) 一般に、ロータリビス1〜ンエンジンにおける偏心軸の
軸受部においては、サイドハウジングにロータのインタ
ーナルギヤと噛合する固定ギヤが固定され、該固定ギヤ
の内周面に圧入された軸受メタルを介して軸心軸がサイ
ドハウジングに回転自在に支承されているとともに、上
記サイドハウジングあるいは偏心軸に形成されたオイル
供給通路から上記軸受メタルにオイルを供給して該軸受
メタルと偏心軸との間を潤滑するように構成されている
また、このような軸受部において、偏心軸の軸方向変位
を規制するために、例えば特開昭60−69205号公
報に開示されるように、リーイドハウジングに外周部が
固定されたスラストベアリング支持プレートと、該支持
プレートの内周部に支持されたスラストベアリングと、
該スラストベアリングと固定ギヤどの間に配置され、内
周部が偏心軸の外周面に形成された段差部等に係合する
スラストプレートとを設けることがある。
(発明が解決しようとりる問題点) ところが、この場合、上記スラストプレートと固定ギヤ
とは、構成上、極めて僅かな間隙(約40〜70μ)を
隔てただけで互いに近接するようになっているため、こ
の両者間を通ってのオイルの流れが非常に悪くなる。そ
の結果、軸受メタルに供給されたオイルは、該軸受メタ
ルのうちスラストプレート側と反対側へのみ流れて軸受
メタル外に恢けるようになり、軸受メタルのスラストプ
レート側では潤滑不良が起ぎて焼付けが生じ易くなると
いう問題がある。特に、多気筒のロータリピストンエン
ジンの場合、偏心軸は、その良さが長くなりかつ高速度
・高出力回転をするので、該偏心軸と軸受メタルとの間
に惹起されるすりこぎ挙動が著しく増加し、これにより
潤滑不良ににる焼付けの問題が一層顕著となる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするころは、上述の如くスラストプレー1へ等によ
り偏心軸の軸方向変位を規制する(幾能を備えた軸受装
置において、軸受メタルに供給されたオイルがスラスト
プレートと固定ギヤとの間を通って恢は易くなるように
改良を加えることにより、軸受メタルのスラストプレー
ト側でも潤滑が良好に行われるようになし、焼付けの発
生を防止せんとづ°るものである。
(問題点を解決するための手段〉 、E2目的を達成するため、本発明の解決手段は、サイ
ドハウジングにロータのインターナルギヤと噛合する固
定ギヤが固定され、該固定ギヤの内周面に圧入された軸
受メタルを介して偏心軸がサイドハウジングに支承され
ているとともに、上記サイドハウジングあるいは偏心軸
に形成されたオイル供給通路から上記軸受メタルにオイ
ルを供給するようにしたロータリピストンエンジンにお
い″C1上記サイドハウジングに外周部が固定されたス
ラストベアリング支持プレートと、該支持プレートの内
周部に支持されたスラストベアリングと、該スラストベ
アリングと上記固定ギヤとの間に設けられたスラストプ
レートとを備える。そして、上記スラストプレートおよ
び固定ギヤのスラストプレートに近接する部位の少なく
とも一方に、略半径方向に延びる凹状溝を形成する構成
としたものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、スラストプレートと固
定ギヤとが極めて僅かな間隙を隔てただけで互いに近接
している場合でも、上記スラストプレートおよび固定ギ
ヤのスラストプレートに近接する部位の少なくとも一方
に、略半径方向に延びる凹状溝が形成されていることに
よって、軸受メタルに供給されたオイルは、スラストプ
レートと固定ギヤとの間からも上記凹状溝を通して央は
易くなっているので、軸受メタルのスラストプレート側
にもオイルが充分に流れて潤滑が良好に行われることに
なる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る2気筒のロータリピス
トンエンジンの全体構成を示し、1はハウジングであっ
て、該ハウジング1は、トロコイド形状の内周面を有す
る2つのロータハウジング2.3と3つのサイドハウジ
ング4.5.6とを備え、前側サイドハウジング4とロ
ータハウジング2と中央サイドハウジング5とによって
第1作動室(気筒)7を形成し、また中央サイドハウジ
ング5とロータハウジング3と後側サイドハウジング6
とによって第2作動室8を形成している。
9は上記ハウジング1の軸心部を貫通して前後方向に延
q゛る偏心軸であって、該偏心軸9は、前側サイドハウ
ジング4および後側サイドハウジング5に軸支されてい
る。また、10および11はハウジング1の各作a室7
.8内を上記偏心軸9に支承されて遊星回転運動をする
ロータであって、該ロータ10,11の回転により各々
作動室7゜8内を3つの室に画成しながら燃焼サイクル
として吸入、圧縮、爆発、膨張、排出の各行程を順次行
うように構成されている。
そして、上記偏心軸9の前側サイドハウジング4におけ
る軸支部の構造は、第1図に詳示J゛るように、6N側
サイドハウジング4にロータ10のインターナルギヤ1
0aと噛合する略円筒形状の固定ギヤ12が、その外周
部に形成したポル1−止め部12aにてボルト13止め
をして固定されている。該固定ギヤ12の内周面には軸
受メタル14が圧入され、該軸受メタル14および固定
ギV712を介して偏心軸9が前側サイドハウジング4
に回転自在に支承されている。また、上記軸受メタル1
4に対応して、前側サイドハウジング4および偏心軸9
にはそれぞれオイル供給通路15a。
15bが形成され、これらのオイル供給通路15a、1
5bを通してオイルが軸受メタル14に供給されて該軸
受メタル14と偏心軸9との間を潤滑するように構成さ
れている。
さらに、16は外周部が上記固定ギヤ12のボルト止め
部12aに当接されて該固定ギヤ′12と共に前側ナイ
ドハウジング4にボルト13止め固定されたリング状の
スラストベアリング支持プレートであって、該支持プレ
ート16の内周部にはその前後両面(各々ニードルベア
リングよりなるスラストベアリング17a、17bが支
持されている。上記スラストベアリング17a、17b
のうち支持プレート16後面側のスラストベアリング1
7bと上記固定ギヤ12との間には、上記支持プレート
16より一回り小さいリング状のスラストプレート18
が介設されており、該スラストプレート18の内周部は
、上記偏心軸9の外周面に形成された段差部19に前側
より当接係合されている。しかして、偏心軸9は、上記
支持プレート16、スラストベアリング17a、17b
(特に支持プレート16後面側のスラストベアリング1
7b〉およびスラストプレート18によって、その回転
が許容されつつ軸方向前側への変位が規制されるように
なっている。
尚、上記スラストプレート18およびスラストベアリン
グ17tlの外周縁と固定ギヤ12のボルト止め部12
a内周面とは、ある程度の長さの間隙を隔てて対向して
いるが、スラストプレート18と固定ギヤ12のボス部
(軸受メタル14が圧入された部分)の端面12bとは
、極めて僅かな間隙(軸受メタル14と偏心軸9との間
の間隙と同程度もしくはそれ以下で約40〜70μであ
る)を隔てただけで互いに近接し合っている。これは、
軸受メタル14および固定ギヤ12における偏心軸9の
支持面を最大限大きくする必要があることなどから、固
定ギヤ12のボス部端面12bがスラストプレート18
に当接する偏心軸9の段差部19と略同−位置に設けら
れていることによるものである。但し、第2図では、こ
の間隙を明示するために便宜上人ぎな間隙のように示し
ている。
そして、本発明の特徴として、上記スラストブL/−1
−18の後面つまり固定ギF12のボス部端面12bと
近接する面には、第3図にも示すように複数の凹状溝2
0.20.・・・が円周方向に所定の間隔ごとに形成さ
れており、該凹状溝20は、スラストプレート18の軸
受メタル14と対向する部位から偏心軸9の回転方向と
反対側に傾斜しつつ半径方向に延びている。尚、第1図
中、21は支持プレート16にスラストプレート18お
よびスラストベアリング17bの周縁部と固定ギヤ12
のボルト止め部12a内周面との間の間隙に連通して設
けられたオイル抜き穴、22は支持プレート16内周面
と偏心軸9外周面との間に介設されたスペーサである。
したがって、上記実施例においては、スラストプレート
18と固定ギヤ12のボス部端面12bとが楊めて僅か
な間隙を隔てただtノで互いに近接している場合でも、
上記スラストプレー1〜18に、軸受メタル14に対向
する部位から略半径方向に延びる複数の凹状溝20,2
0.・・・が形成されているので、軸受メタル14に(
詳しくは軸受メタル14と偏心軸9との間の間隙に)供
給されたオイルは、スラストプレート18と固定ギψ1
2のボス部端面12bとの間からも上記凹状溝20゜2
0、・・・を介して抜は易くなる。この結果、軸受メタ
ル14のスラストプレート18側にもその反対側と同様
オイルか充分に流れて潤滑が良好に行われることになり
、焼付けの発生を確実に防止することができる。
しかも、上)本の焼付は防止効果を1!7るための構成
は、従来に比べて単にスラストプレート18に凹状溝2
0.20.・・・を形成しただけの簡単なものであり、
また、固定ギV12および軸受メタル14における偏心
軸9の支持面を狭めたり、あるいはスラストプレート1
8等による偏心@9の軸方向前側への変位を規制する機
能を損ったりすることがないので、実施する上で非常に
有利である。
尚、上記実施例では、スラストプレート18と固定ギヤ
12のボス部端面12bとの間からのオイルの恢けを良
くするために、スラストプレート18に凹状溝20.2
0.・・・を形成したが、逆に、第4図および第5図に
示すように固定ギヤ12のボス部端面12bからボルト
止め部12a内周面に掛けて半径方向に放口・j状に延
びる複数の凹状溝23.23.・・・を形成したり、あ
るいはスラストプレート18および固定ボルト12の両
方に各々凹状溝20又は23を形成したりしてもにいの
は勿論である。
また、上記実施例では、本発明を、2気筒のローリピス
トン丁ンジンに適用した場合について述べたが、単気筒
あるいは3気筒以、Fの多気筒のロータリピストンエン
ジンにJ3ける、偏心軸の軸方向変位を規制する機能を
備えた軸受装置にも同様に適用できるのは言うまでもな
い。
(発明の効果) 以上の如く、本発明におけるロータリビス1〜ンエンジ
ンの軸受装置によれば、スラストプレートと固定ギVの
スラストプレートに近接する部位の少なくとも一方に略
半径方向に延びる凹状溝を形成しただけの簡単な構成に
よって、軸受メタルに供給されたオイルは、スラストプ
レートと固定ギヤとの間からも上記凹状溝を通して抜は
易くなっているので、軸受メタルのスラストプレー1−
側にもオイルが充分に流れて潤滑を良好に行うことがで
き、焼付けの発生を確実にかつ有効に防止できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第2図の
要部(偏心軸の前側サイドハウジングにおける軸支部)
を拡大した図、第2図は2気筒のロータリピストンエン
ジンの全体構成を示す縦断側面図、第3図はスラストプ
レートの平面図である。8154図および第5図は変形
例を示し、第4図は固定ギヤのスラストプレート側から
児た下半分の平面図、第5図は第4図のv−V線におけ
る断面図である。 4・・・サイドハウジング、9・・・偏心軸、10・・
・ロータ、10a・・・インナーナルギヤ、12・・・
固定ギヤ、14・・・軸受メタル、15a、15b・・
・オイル供給通路、16・・・支持プレート、17b・
・・スラストベアリング、18・・・スラストプレート
、20゜23・・・凹状溝。 第3図 18欽ラストアレー〇

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイドハウジングにロータのインターナルギヤと
    噛合する固定ギヤが固定され、該固定ギヤの内周面に圧
    入された軸受メタルを介して偏心軸がサイドハウジング
    に支承されているとともに、上記サイドハウジングある
    いは偏心軸に形成されたオイル供給通路から上記軸受メ
    タルにオイルを供給するようにしたロータリピストンエ
    ンジンにおいて、上記サイドハウジングに外周部が固定
    されたスラストベアリング支持プレートと、該支持プレ
    ートの内周部に支持されたスラストベアリングと、該ス
    ラストベアリングと上記固定ギヤとの間に設けられたス
    ラストプレートとを備えており、上記スラストプレート
    および固定ギヤのスラストプレートに近接する部位の少
    なくとも一方には略半径方向に延びる凹状溝が形成され
    ていることを特徴とするロータリピストンエンジンの軸
    受装置。
JP2826686A 1986-02-12 1986-02-12 ロ−タリピストンエンジンの軸受装置 Pending JPS62186002A (ja)

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JP2826686A JPS62186002A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 ロ−タリピストンエンジンの軸受装置

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JP2826686A Pending JPS62186002A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 ロ−タリピストンエンジンの軸受装置

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