JPS62185418A - 光信号伝送路検査方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光ファイバを信号伝送路として用いる２局間
双方自信号伝送システムにおける光信号伝送路検査方式
に関し、特にその信号伝送路の状態を容易に検査するこ
とができる光信号伝送路検査方式に関するものである。

［従来の技術］ 光ファイバを信号伝送路として用いて光信号の形態で通
信を行う場合には、電磁誘導などの苛酷な外来ノイズ環
境下でもその悪影響を受は難いという大きな利点が得ら
れることはよく知られている。しかしながら、このよう
な光フアイバ信号伝送方式においては、取扱いの不具合
による光ファイバのキズや光フアイバ端面のよごれ等に
よる光量の減衰のばらつきが大きいことから、光ファイ
バによる通信伝送路の良否を設置現場で容易に確認でき
ることが屡々必要となる。

［発明が解決しようとする問題点］ そこで、本発明の目的は、光ファイバを用いた光通信伝
送路の良否を容易に検査することのできる光信号伝送路
検査方式を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は、一方の局
からの送信信号が光通信伝送路により相手局に送られて
来たときに、その相手局での受信信号をそのまま折返し
て一方の局に向けて同一の光通信伝送路を介して返送さ
せることによりもとの送信信号と折返し返送された信号
との比較を行って、その一致、不一致により両局間の信
号伝送路の状態を容易に検査できるようにする。

［作　用］ 本発明によれば、伝送路の一端に設けたユニットにおけ
るスイッチもしくはコネクタを操作するのみで容易にか
つ特別な測定器等を必要とすることなく、光フアイバ伝
送路の状態を簡単かつ容易に検査することが可能である
。

［実施例］ 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を適用する双方向伝送システムの一例を
示す系統図である。

第１図において、１および３は、光フアイバ信号伝送路
２を介して結合されて光通信を行う光通信端末局におけ
る送受信部としての第１および第２ユニツトを、それぞ
れ示す。

第１ユニツト１は入力電気信号１１を読みとり、光信号
に変換して光フアイバ通信伝送路２の下り回線に送り出
し第２ユニツト３に伝送する。

第２ユニツト３では伝送されて来た光信号を電気信号に
変換してそのデータを読みとり、出力０１をとり出す。

第２ユニツト３から第１ユニツト１へ向けての通信も同
様に行われ、人力電気信号１２を光フアイバ通信伝送路
２の上り回線を介して第１ユニツトに送り、ここで光電
変換およびデータ読みとりを行って出力０２をとり出す
。

本発明では、このようにして双方向通信を行う際に、双
方向伝送の機能を利用して光ファイバを用いた通信伝送
路の良否を容易に検査できるようにする。例えば、第１
ユニツト１からの伝送データをのせた信号を第２ユニツ
ト３に送り、この第２ユニツト３ではその受信した信号
をそのまま折り返して第１ユニツト１に返送し、この第
１ユニツト１において返送信号出力をとり出す。第１ユ
ニツト１の側では、送信信号と返送信号とが一致するか
否かを判断し、両信号が一致したときに信号伝送路２が
正常であることを確認する。

第２ユニツト３における信号返送部分の具体的実施例を
第２図に示す。

第２図は第２ユニツト３で受信した通信データをこの第
２ユニツト３に設けた中央処理装置（ＣＰＵ）　　６の
入力側で折り返して返送する例を示す。

第２ユニツト３において、伝送路２からの入力信号を光
・電気変換器４に供給して得、た電気信号をトライステ
ートバッファ５を介して中央処理装置（ＣＰＵ）　　６
に人力する。ＣＰＵ６から相手側の第１ユニツト１へ伝
送する電気信号をトライステートバッファ７を介して電
気・光変換器８に供給し、ここで形成した光出力信号を
伝送路２に送出する。さらに、光・電気変換器４からの
信号をトライステートバッファ９を介して電気・光変換
器８に供給可能とする。

ここで、トライステートバッファ５および７の各制御端
子には折り返し指令発生用スイッチ回路１０からの折り
返し制御信号１１を供給する。トライステートバッファ
９の制御端子には制御信号１１をインバータ１２で反転
して得た制御信号１３を供給する。

スイッチ回路ｌＯは電源ＶＣとシステムグラウンドＳＧ
との間に直列に接続した抵抗１４とスイッチ１５とを有
し、両者の接続点から制御信号１１を取り出す。

ここで、スイッチ回路ｌＯにおいて、スイッチ１５がオ
フのときには、トライステートバッファ５および７が高
インピーダンス状態、トライステートバッファ９が低イ
ンピーダンス状態となるので、光・電気変換器４からの
電気信号は、ＣＰＵ６には供給されず、トライステート
バッファ９を介して電気・光変換器８に供給される。す
なわち、この状態ではＣＰＵ６は切り離されて第２ユニ
ツト３の変換器４．８を含め、光フアイバ伝送路２の検
査が可能である。

なお、スイッチ１５がオンのときには、トラステートバ
ッファ５と７は低インピーダンス、トライステートバッ
ファ９は高インピーダンスとなり、したがって、変換器
４からの入力電気信号はＣＰＵ６に供給され、ＣＰｔ１
６からの出力電気信号は変換器８に供給され、通常の受
信を送信動作を行う。

第２ユニツト３における信号返送部分のもう１つの具体
的実施例を第３図に示す。

本例では、伝送路２からの入力信号を光・電気変換器４
に供給して得た電気信号を中央処理装置（ＣＰｔｌ）　
　６に直接に入力する。ＣＰＵ６からの出力信号は電気
・光変換器８に直接に供給し、ここで形成した光出力信
号を伝送路２に送出する。

ここで、ＣＰＵ６の制御端子には、折り返し指令売主用
スイッチ回路１０からの折り返し制御信号１１（Ｖｔ　
）を供給して、人力信号の折り返し返送を行うか否かを
制御する。スイッチ回路ｌＯは電源ＶＣとシステムグラ
ウンドＳＧとの間に直列に接続した抵抗１４とスイッチ
１５とを有し、両者の接続点から制御信号１１（Ｖｉ　
）・を取り出す。

ここで、スイッチ回路１０においてスイッチ１５がオフ
のときには、Ｉｌ：Ｐｔ１６の制御端子に高電位Ｖｉが
加えられ、ＣＰＵ６への入力信号はＣＰｔ１６を通して
点線で示すようにそのまま出力される。

この出力信号は電気・光変換器８に供給されて通信伝送
路２に出力信号として送り出される。なお、スイッチ１
５がオンのときには、ｃｐｕａの制御端子は低電位（シ
ステムグランドと同電位）となり、ＣＰＵ６への入力信
号はＣＰ［Ｉ６において通常の処理を受ける。

第２ユニツト３における信号返送部分の他のもう１つの
具体的実施例を第４図に示す。

本例における第２ユニツト３は、第１ユニツトの電気・
光変換器１６から伝送路２を介して送られてきた光信号
を受けて、光・電気変換器４に光信号を導くための光コ
ネクタ１７および電気・光変換器８からの光信号を受け
て伝送路２に導くための光コネクタ１８を有する。本例
では伝送路２を検査する際には、両光コネクタ１７およ
び１８の接続を外して変換器４および８との光接続をし
ゃ断し、その代わりに光ファイバ１９を接続し、光コネ
クタ１７への入力光信号を光ファイバ１９を通して光コ
ネクタ１８に導き、ここから伝送路２に向けて伝送させ
る。

第１ユニツト１ではこのようにして光ファイバ１９によ
り折返し伝送された信号伝送路２からの光信号を光・電
気変換器２０により電気信号として取り出せる。この場
合、相手局内の第２ユニツト３は光コネクタ１７．１８
のところで切り離されて無関係となり、光フアイバ伝送
路２の検査ができる。

［発明の効果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、伝送路の一
端に設けたユニットにおけるスイッチもしくはコネクタ
を操作するのみで容易にかつ特別な測定器等を必要とす
ることなく、光フアイバ伝送路の状態を簡単かつ容易に
検査することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による双方向伝送システムの一実施例を
示す系統図、 第２図は本発明の一実施例を示すブロック図、第３図は
本発明の他の実施例を示すブロック図、 第４図は本発明のさらに他の実施例を示すブロック図で
ある。 １・・・第１ユニツト、 ２・・・ファイバ信号伝送路（上、下方向）、３・・・
第２ユニツト、 ４・・・光・電気変換器（０／Ｅ）、 ５．７．９・・・トライステートバッファ、６・・・中
央処理装置（ｃｐｕ）、 ８・・・電気・光変換器（Ｅｌｏ）、 １０・・・信号折り返し操作のスイッチ回路、１１・・
・折り返し制御信号、 １２・・・インバータ、 １３・・・反転信号、 １４・・・抵抗、 １５・・・スイッチ、 １６・・・電気・光変換器（Ｅｌｏ）、１７．１８・・
・光コネクタ、 １９・・・光ファイバ、 ２０・・・光・電気変換器（０／Ｅ）。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１および第２の局間で光伝送路を介して双方向信号伝
   送を行う光通信伝送システムにおいて、前記第２の局に
   は、前記第１の局から前記光伝送路を介して送られてき
   た第１信号を受信し、その受信信号を前記第１の局にそ
   のまま返送する手段を有し、前記第１の局は、前記第２
   の局から返送されてきた第２信号を前記第１信号と比較
   して前記光伝送路の検査を行う手段を有することを特徴
   とする光信号伝送路検査方式。