JPS62185166A - 液体試料の自動培養分析装置 - Google Patents

液体試料の自動培養分析装置

Info

Publication number
JPS62185166A
JPS62185166A JP2730086A JP2730086A JPS62185166A JP S62185166 A JPS62185166 A JP S62185166A JP 2730086 A JP2730086 A JP 2730086A JP 2730086 A JP2730086 A JP 2730086A JP S62185166 A JPS62185166 A JP S62185166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
sample
culture
pipe
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2730086A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Takai
庸輔 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Boseki KK filed Critical Daiwa Boseki KK
Priority to JP2730086A priority Critical patent/JPS62185166A/ja
Publication of JPS62185166A publication Critical patent/JPS62185166A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動培養分析装置、詳しくは被検査1α体試料
の多数から順次能率よく培養試料を作成し、その試料液
を培養し、任意の時間毎に培養試料を検査するとともに
新たに培養試料を整え、そして記録することができる液
体試料の自動培養分析装置に関するものである。
(従来の技術) 従来から微生物培籟過程調査試験の一般に知られている
例としてBOD測定装置が挙げられる。
このBOD測定装置は2日本工業規格の工場排水K 験
法J I S −K O+02−21 (i:規定され
ティるa準希釈法にもとづき実施されている。
この標準希釈法にもとづく手法においては、培養中に空
気などの気体と培養試料とを非接触に保ち、外部から培
養液へ酸素が供給されないように。
培mB器として第七−図に示したごときガラス製のふら
ん瓶(1)が用いられ、密栓状態で収容されている培ム
液のfW存酸素δ度(DO)の減少量を測定し、微生物
の繁殖や活動に好適な一定範囲の溶結条件下での微生物
活動による酸素消費量をイ1機質汚濁の指標とするもの
で、測定条件に可成り制限のある測定法である。またB
OD測定は極めて繊細で用いる試料の許される最長保管
時間は9時間という短さであるが、5日間という培養期
間を置かなければ結果が判明せず、やり直しのできない
測定法の一つである。したがって慎重に結果を推定し、
試料液を種々の希釈率に調整して多種類の培養試料を作
成し、的確な測定を行なうには多大の労力と熟練した技
術が要求される。このことから近年において上記した測
定法の自動装置が提案されている。例えば特開昭55−
90856号公報にみられるB00検出装置は、第20
図に略示しているように、培養試料に一定空間をおいて
二酸化炭素吸収剤(2)を配し、微生物の活動に伴ない
消費される酸素と同量発生ずる炭酸ガスを吸収除去し、
マノメータ(3)を使用して吸収除去された炭酸ガスの
量を知るか、またはその炭酸ガスの量に相当する酸素を
補充し、その補充量を知ることによってBOD値を推定
するものである。
また自動省力化を目的とひた?A置として特開昭58−
75062号公報が挙げられる。この自動800測定装
置は、前処理された検水を所定量注入した培養瓶が希釈
段階数に応じた本数を整列収納された培養瓶カセットと
、該カセットがセットされ各希釈段階培養瓶の検水を予
め定めた希釈する自動希釈装置と、希釈直後における培
養瓶の検水および希釈されて培養期間が経過した培養瓶
の検水に若いて溶存酸素量測定を行なう自動Do測測定
、その測定結果により検水の生物化学的酸素要求量値を
算出するデータ処理装置とを有している。
(発明が解決しようとする問題点) 微生物などの培養は□極めて微妙であり、培青因子の一
つでも差異があると、あるいは測定技術や測定法によっ
ても影響が受けその測定値は多少変動する。そのため一
定の培養後9例えば5日間の培養後に培養経過の指標と
なるP H、濁度、溶存酸素あるいはrIi素消費量な
どを用いて異なる試料の培養を比較する場合には全く同
じ条件下で培養を行なう必要がある。その上標準希釈法
にもどづ< BOD測定においてはl検査試料について
検査試料濃度の異なるところの最低4種類の検液な作成
するを要し、多数の検査試料の場合その検査試料の4倍
の培養容器を必要とする。
しかしながら従来の装置においては、培養容器としてガ
ラス瓶が適用され、これらのガラス瓶の多数を密栓状態
に保ちなから検液を作成することが困難なことからガラ
ス瓶の配置数が制限され。
従来の自動化されたBOD測定装置にあつ−Cは、1つ
の装置においてせいぜい3〜4種の検査試料を対象とし
て適用されるに過ぎない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、従来の硬質培養容器に代えて伸縮性の殆んど
ない可撓性の袋体(この袋体については特願昭60−4
21146号参照)を培養用の容器とし、該袋体の外側
からの圧力を変化させることによって該袋体の容積に膨
張挙動と伸縮挙動を任、αに行なわせ、該袋体の開口部
に連なる導液管を介して該袋体内に液を導入したり導入
した液を排出したりするという一種のポンプ機能を該袋
体に付与し。
このような袋体な多数並列設置することにより多ト[の
試料から作られた検液の気密下の培養と検査が自動的に
行ない得るようになしたものであって、その装置は第1
図に略示しているように。
(イ)複数の試料)α容器(10)(10)の各々に多
分岐コック(11)から垂下された複数の吸上げ管(1
2)(12)および該多分岐コック(11)から延びる
1本の吸上げ供給管(13)、試料液室7G(10)の
1つから所定量の試料液を吸上げるための定量ポンプ(
14)、該定置ポンプ(ロ)からIJP出された試料液
を空気によって搬送管(15)内を移送させる空気注入
管(16)を備えた試料液の供給液。
(ロ)培養液槽(17)と洗浄液槽(18)並びに該両
槽(17)(18)から所定量の培養液と洗浄液を送り
出すための定量ポンプ(19)(20)と搬送管(21
)(22)とを備えた培養液および洗浄液の供給部。
くハ)上記試料液の供給部と上記培養液の供給部のそれ
ぞれの搬送管(15)(21)の流路切替装置(23)
 。
上記洗浄液の供給部の搬送管(22)の流路1.JJ替
−3A置(24)を備え、該両流路切替(23)(24
)から分岐した複数の送i&i管(25)(26)の各
吐出口側に攪拌A置(27)をそれぞれ備えた試わ[調
整姶(28)(2B)が配設されてなる試料液Ui整部
(ニ)上記各試料調整槽(28)から延びる送液管(2
9)、廃液経路に連通した排出管(30) 、培4部側
に連通ずる導液管(3りおよび検査器側に連なる移送管
(32)と、これら4本の管(29)(30)(31)
(32)の任意の2本を接続するための流路切替装置(
33)(33)を備えてなる試料液流路切替部。
(ネ)多数の可撓性試料袋(34)(3/l)が並設さ
れ、その各試料袋(34)に連通された給液管(35)
(35)と上記導液管(31)とがストップバルブ(3
6)および多分岐コック(37)を介して連通されてい
る培゛ム部。
(へ)上記試料袋(34)の外側を覆う密閉容器(38
)と該密閉容器(38)の内部圧を加減するための吸排
気装置(39)とからなる圧力加減部。
(ト)校正用切替部(40)と該校正用切替部(40)
に接続された検査器(41)および検査標準液槽(42
)を備えてなる検査部。
(チ)上記検査器(41)の検出値の読み取り処理機能
および上記各部の各可動要素の作動を制御する機能を有
する電子演算処理装置(43)。
を備えていることを特徴としている。
(作 用) 試料液供給部の定量ポンプ(14)を作動して試料液容
器(10)の1つから吸い上げ管(12)から吸い上げ
ると、吸い上げられた液体試料は搬送管(15)内に送
り込まれる。そして該定量ポンプ(14)の停止とほぼ
同期して空気注入器(16)を動作させて所定時間該搬
送管(15)内に空気を送入すると、該空気の送入位置
において液切りされるとともに搬送管(15)内にある
液体試料はこの空気によって流路切8装置(23)およ
び送液管(25)を経て所定の試Ik調整槽に供給され
る。続いて流路切替M置(23)を切替上記と同様に培
養液供給部の定量ポンプ(19)および空気注入器(1
6)を動作されると、予め定めろれた量の培養液が試料
SI!J整槽り23)内に注入され。
攪拌装置(27)によって両液が混合されて所定の希釈
率の検液が作成される。検液が作成されると。
まず該検tαでもフて可撓性試料袋(34)の洗浄が行
なうべく流路切替装置(33) 、ストップバルブ(3
6)、および多分岐コック(37)の動作制御を行なっ
て送液管(29)、導液管(31)および特定の給液管
(35〉を連通させ、調整槽(28)内の検液を可撓性
試料袋(34)内に導入する。次いで流路切装置(33
)を切替え、吸排気装置(39)を作動させて密閉容器
(38)内に空気を供給し、該密閉容器(38)の内部
圧を高めると、この空気圧によって試料袋(34)内の
検液は給液管(35)導液管(31)、切替装置(33
)を経て排出管(30)に向かって押し出される。かか
る検液の注入および排出を数回繰り返すことによって検
液通路および試料袋(34)は該検液によつ゛C洗浄さ
れ。
しかるのち試料袋(34)に検液な注入すれば該試料袋
(34)内には不純物の混入のない無気泡状態の正味検
液が貯留される。このようにして数個の試料袋(34)
内に同種の検液の貯留を終了すると、切替vi置(33
)を動作して調整槽(28)内に残留している検液を排
出し、その後洗浄供給部の走塁ポンプ(20)、流路切
替′A置(24)を作動させて上記した検液の注入を終
了した調整槽(28)を洗浄液でもって洗浄する。
上記と同様な動作によって池の試料液容器(10)内の
試料を他の調整槽(28)に供給するとともに培養液で
もって希釈して別の検液を作成し、この検液な池の試料
袋(34)に注入貯留させることによって多数の試料袋
(34)に数種または10数柱以上の検液を貯留する。
かくして貯留された検液は、予め設定された培養時間経
過後検査部に向かって送られる。即ち。
所定の培養時間貯留された検液の試料袋(34)の外側
を吸1ノr気装置(39)によって加圧するとともに多
分岐コック(3?)、ストップバルブ(36)および流
路切替装置(33)を動作させて該当する試料gt(3
4)の給液管(35)を導液管(31)を介して移送管
(32)に連通せしめると、該試料袋(34)内の検液
は該移送管(32)に向かって流出し2校正用切替部(
40)を経て検査器(41)に達し、検査器(41)に
てBOD測定が行なわれてそのデータは電子演算処理部
(43)にて記録記憶される。
(実施例) 以下本発明の実施例を示している図面りこもとついて更
に置体的に説明すると、試料液容器(10)内の液体試
料(10^Xl0B)・・・の走塁供給部は第2図に略
示しているように定量ポンプ(14)、流路切替装置(
23)に連通した搬j送管(15)および空気注入11
jl、、へ。
(16)を協える。該搬送管(15)は内径3〜5 m
/m lx ’度のガラス管が適用され、空気送入管(
16A)の吐出口が該搬送管(15)と合流している個
所の定量ポンプ側には内径0.3m/mの細管(15A
)を備え、定量ポンプ(14)の停止後、コンプレッサ
ー(16B)から空気送入管(16A)を経て搬送管(
15)内に2気を注入することにより、第3図および第
4図に示したように該細管(15八)の出口において液
切りするとともに該細管(15A)の出口から吐出側に
ある搬送管(15)内の液体試料を所定の試料調整槽(
28)に向かって押し出し供給するようになっている。
このような液体の計量1jt給機構が培養液供給部の搬
送管(21)にも適用され、定量ポンプ(19)によっ
て送り出された定量の培@液(17八)は、上記と同様
に空気注入5(16)の作用により液切りされ。
また液切り面(15B)から+iff方に送り出されて
いる液体は搬送管(21)に残留することなくすべて試
料S11!2!槽(28)内に注入されるようになフて
いる。
洗浄液1例えば蒸溜水を貯溜している洗浄液槽(18)
の洗浄水(18A)は、定量ポンプ(20)と流路切替
装置(24)によって任意の試料調整槽(28)に向っ
て延びる搬送管<22)に送入され、該搬送管(22)
の吐出口に設けたスプレーノズル(22A)によって洗
浄水(18八)をシャワー状に散イaするようになって
いる。該流路1;JJ替装置(24)は2例えば第5図
に略示しているように、ポンプ(20)(l!Iに連な
る導管(2〇八)と液切り用エヤーポンプ(44)に連
らなる導管(44^)を選択的に導管(45)に連通さ
せるための切替′バルブ(46)と、該導管(45)の
流路を上記各搬送管(22)(22)の1つに連通させ
るための多分岐コック(47)によって構成されている
また同様に試料液供給部の搬送管(15)および培養液
供給部の搬送管(21)と各試料調整槽(28)に向か
ってそれぞれ延びる送液管(25)との間の流路切替装
置(23)も1例えば第6図に示したように1つの切替
バルブ(48)と多分岐コック(49)によって構成さ
れ、試料t&(IOA)とig養液(17A)を各試料
調整槽(28)の1つに選択的に供給できるようになっ
ている。
延びる送液管(29)は洸路切g装置(33)に連なっ
ている。この流路切替a置(33)は例えば第7図に示
しているように排出管(30)側に開閉バルブ(50)
 。
モして送液管(29)と導液管(3I)および移送管(
32)とを3方り穴コック(51)に接続され、該開閉
バルブ(50)および該3方コツク(51)を予め定め
られたプログラムにもとづぎ操作することによって、調
整槽(28)内の液体の排出あるいは試お1袋(34)
 fullへの導入、あるいは試料袋(34)内の検液
の排出、該検液の検査部への移送が遂行されるようにな
っている。
試料袋(34)は2表裏2枚の可撓性フィルムの周縁を
接着シールずろことによって、望ましくは第8図および
第9図に示しているように、伸縮性の小さい厚さ15.
0μm程度の2枚の可撓性フィルム(52)(53)を
その幅方向の寸法を僅かに異ならしめ接着(54)シて
上方に中空口金(55)を取り付けて形成され、自然膨
張状態における液体の容量は100〜150 cm程度
のものが適用される。そして上記のように幅寸法の5″
4なる2枚の可撓性フィルム(52)(53)によって
試料袋(34)を形成すれば、第10図に示しているよ
うに中空口金(55)を上方として該試料袋(34)を
吊り下げ、この状態において液体を注入したのち外圧を
作用させて内部液体を中空口金(55)を通して排出し
た場合、排出が進行するにつれて該袋体の重心は徐々に
下方に移動して該袋体の上部において表裏のフィルム(
52)(53)が密着し、それによって中空口金(55
)と残存液体との通路が遮断されるという不都合が解消
される。即ち上記のように表裏のフィルl、 (52)
(53)が密着し幅−・1法の大なるフィルノ、側に縦
方向のプリーツ(56)が形成され、該プリーツ(56
)が残存液体の再tJP出時の通路となフて残存)イに
体をすべて排出することができる。
第11図は上記プリーツ(56)によるIJV出通路形
成手段に代えて、中空口金(55)の中空管り57)を
該袋体の底部まで延出した試料袋〈34)を示している
ものである。そして本発明装置においては、上記した町
撓性試料袋(34)が24個以上並設され、各試料袋(
34)の中空口金(55)は上記多分岐コック(37)
から分岐している給液(35)にそれぞれ接続されてい
る。
上記各試料袋(34)は、第1図の実施例においては個
別に密閉容器(38)内に収容されている。この密閉容
器(38)としては、内容積が該試料袋(34)の2〜
3倍の可撓性の外袋が適用され、これら各外袋はその内
部圧を加減するため吸排気装置(39)の空気導管(5
8)に接続されている。吸排気装置(39)としては特
定を要するものではないが、第1図略示しているように
吸tJt:気ポンプ(59)の吸排気管(60)を多分
岐コック(61)に接続し、該多分岐コック(61)か
らの分岐している空気導管(58)(58)を密閉容器
(38)を構成している各外袋に接続するとよい第12
図〜第16図は上記吸排気装置(39)による試料袋(
34)への液体の導入および排出作用の説明図である。
即ち吸排気装置(39)によって密閉容器(38)内の
空気排出して該密閉容器(38)内を負圧化し、この状
態においてストップバルブ(36)、切替装置(33)
を操作して前記試料調整槽(28〉から延びる送液管(
29)と給液管(35)とを連通させると。
水頭差圧PIの作用、あるいは水頭差圧PIと該密閉容
器(38)内の圧力P2との圧力差によって該試料袋(
34)内に液体が流入する。そして該試料袋(34)の
張力Pfと流入液体の圧力P1が均衡した時点で液体の
流入が停止する。次に切替装置(33)を動作させて移
送管(32)と給液管(35)とを連通させ、吸JJl
′気装置(39)によって密閉容器(38)内に空気を
送入して該密閉容器(38)内の圧力PIを高めると、
該圧力P1の押圧力が該試料袋(34)の外表面全面に
作用しこの押圧力によって該試料袋(3へ)内の液体は
給液管(35)を逆流して移送管り32)に流出され、
遂には第15図に示すように該試料袋(34)の表裏が
密着状態となって内部液体がほぼ完全に排出される。
なお上記試料袋(34)は9本発明装置をBOD測定の
目途に適用する場合には、ガラス遮断性のラミネートフ
ィルムでもって形成し、また組織培養として使用する場
合にはガス透過性フィルムで形成するとよい。
また密閉容器(38〉としては箱形の硬質v5器を用い
ても上記した試わ[液の試料袋(34)への注入、試料
袋(34)からの排出を達成することができる。
更にまた第17図に示しているように隣接する2個の試
料袋(34X34)を連結することによって。
一方の袋から他方の袋への液体の移し替えが可能となり
、攪拌に供することができる。
第18図は試料袋(−34)を外′A(34^)内に収
容し・lする2重袋体(34B)の複数をさらに硬質の
密閉8器(38)内に配設し、外装(311人)を吸1
JP気ポンプ(50)、多分岐コック(61)空気導管
(58)を介して個々に加減圧できるようになすととも
に密閉容器(38)内を他の吸排気ポンプ(59A)で
もって加減圧できるようになした態様を示している。こ
の態様によれば、密閉容器(38)の加圧または減圧作
用によっていくつかの試料袋(34)に同時に試料液の
吸排ψ動を行わせることができる。
また第19図に示しているように密閉容器(38)内に
外袋のない複数の試料袋(34)(34)を収容して該
密閉容器(38)内を加圧または減圧すれば、各試料袋
(34)(34)に各試料袋(34)(34)のすべて
に試料液の排出能または吸入能を付う・することができ
多分岐コック(37)の操作によって所望の試料袋(3
4)の試料液の排出または試料袋(34)への試料液の
注入が可能となる。
続いて本発明装置の利用例について説明すると第1図は
ROD自動測定装置として適用した説明図であって、そ
の標準的な仕様は、試料液の供給部には24個の試料液
容器(lO)の41置可能なスペースを有し、各試料液
容器(10)(10)のそれぞれに240の分岐コック
(11)から分岐された吸い上げ管(+2)(12)が
垂下されていて、定量ポンプ(14)の作動によって吸
い上げ供給管(13)と連通している1つの吸い上げ管
(12)から試料液容器(10)内の被検査試わ1液が
所定量が114記した要領により4個の試里科調整槽(
28)の任意の槽に注入できるようになっている。そし
て各試料調整槽り28)からは、それぞれ送液管(29
)、流路切替装置(33)、導液管(31〉、ストップ
バルブ(36)、240の分岐コック(37)、各多分
岐コック(37)(37)から分岐する24木の給液管
(35)(35)を経て培養部に並列設置された96個
(4X24個)の試料袋(34)に順次液体を注入でき
るようになっている。
また培養液槽(17)の培養液(17A)、洗浄液槽(
18)の洗浄液(18^)も同様にして電子演算処理装
置(43)からの1旨今にもとづき定量ポンプ(+9)
(20)が手力作されて所定の試料調整槽(28)に供
給される。
続いて800測定動作について述べると、まず洗浄液供
給部を作動させて所定量の洗浄液(18A)を試料調整
槽(28)の1つに散布して該試料調整槽(28)を洗
浄する。洗浄液(18A)としては通常パ留水を用いる
。続いて流路切替装置(33)、ストップバルブ(38
)、多分岐コック(37)を動作させて該試料調整槽(
28)内の洗浄水を所定の試料袋(34)内に流入させ
たのち流路切替装fif(33)を動作させ、吸排気装
置(39)の作用によって該試料袋(34)に外圧を加
え、流入した洗浄水を上方に逆流させて1ノ「出管(3
0)から排出する。このように試料袋(34)への洗浄
液の注入・排出を数回繰り返すことによって試料袋(3
4)が洗浄され、また同様にして流路切替装置(23)
、(24)、(33)および多分岐コック(37)(3
7)を操作することによって、他に試料調整槽(28)
や他の試料袋(34)の洗浄を行うことができる。
次に試料液の調整を行なう。まず多分岐コック(11)
を操作して所望の試料液容器(10)に垂下された吸い
土管(12)と吸い上げ供給管(13)とを連通させ、
定量ポンプ(14)によって所定量の試m液(10^を
吸い上げたのち空気注入器(16)を動作させて定量の
試料液(IOA)を洗ゆされた4個の試料調整槽(28
)内に注入する。続いて定量ポンプ(19)、空気注入
器(16)を動作させて予めプログラムされている綴の
培養液(17A)を順次4個の試料調整?!(28)に
注入したのち攪拌し2日本工業規格の工場排水試験方法
JIS  に0102,2+に規定されている標準希釈
法に定められた希釈倍率nl n2 n3 n4の検査
液を作成する。しかるのち、各試料SI!I整槽(28
)の送液管(29)の流路切替装置(33)、各スリッ
プバルブ(36) 、各多分岐コック(37)を動作さ
せて上記4種希釈1a率の各検査液をそれぞれ4個の試
料袋(34)(34)に注入し、この際望ましくはこの
注入した検査液を前記した洗浄要領によって排出し、再
び注入するという動作を数回繰り返し、検査液自体でも
って各試料袋(34)(34)を洗浄し、検査液以外の
不純物を除去したのち各検査液の所定量を各試料gt(
34)(34)に注入するとよい。
かくして試料袋(34)に注入された各検査液は。
15分〜120時間の予め設定した時間経過後、多分岐
コック(37) 、ストップバルブ(36)、流路切び
装置(33)および校正用切替部(40)等が電子演算
処理′SA置(43)からの指令によって動作されて所
定の試料袋(34)と検査器(41)とが連通せしめら
れ、同時に吸排気装置(39〉の排気動作により所定の
試料袋り34)の外側が加圧され、該試わ[袋(34)
内の検査液は検査器(41)に向かって送出される。そ
して必要量の検査液の送出後はストップバルブ(36)
が閉しられ、検査器(41)に達している検査液は該検
査2g(41)によって溶存酸素濃度が測定され、その
測定値は電子演算処理装置(43)に人力されて記録さ
れる。爾後このような操作を各試料袋(34)内の検査
液に対して順次実施することによってJISKO102
,21に規定されているBOD測定を自動的に遂行する
ことができる。
上記のように本発明装置においては、各流路や試料袋の
洗浄、試料袋(34)への試料液の注入、および試料袋
(34)からの試料液の排出等が予め定めたプログラム
にもとづいて順次自動的に実施できることから2例えば
検査器(41)として濁度計、PH計2分光光度計2粒
子カウンター、イオンクロマトグラフ、イオン電極、酸
素電極、あるいは液体クロマトグラフ等を使用し、また
洗浄液として殺菌剤水溶液と菖留水とを併用することに
よって薬品の耐微生物?U性試験あるいは植物の組織培
ム装置などにも適用することができる。
なお可撓性の試料袋(34)は上記した種々な用途にズ
・j応して耐微小物性+ kl薬品性、ガス不透過性ま
たはガス透過性の合II! IJ脂フィルムの中から適
当なものを選んで作製し、また試料袋の形状も用途に応
じて任意に選定されることは勿論である。
(発明の効果) 以上詳記した通り1本発明による)θ体試↑′1の自動
13ム分析装置は、複数の試料液容器(10)の各々に
多分岐コック(目)から垂下された吸い上げ管(I2)
および該多分岐コック(11)から延びる1本の吸い上
げ供給管(13)、試料液’fI器(to)の1つから
所定量の試料液を吸い上げるための定量ポンプ(14)
、該定量ポンプ(14)から排出される試料液を空気に
よって搬送管(15)内を移送させる空気注入器(16
)を倫えた試料液の供給部と、培養液槽(17)と洗浄
液槽(18)並びに該両槽から所定量の培養液と洗浄液
とを送り出すための定量ポンプ(10)(20)と搬送
管(2+)(22)を協えた培養液および洗浄液の供給
部と、上記試料液の供給部と上記培養液および洗浄液の
供給部のそれぞれの液送管(25)(26)の吐出口に
配置されたところの攪拌装置(27)を備えた複数の試
料液調整槽(28)と、該各試料液調整槽(28)から
延びる送液管(29)、廃液経路に連通した排出管(3
0)、培養部に連通ずる導液管(31)および検査W(
41)に連らなる移送管(32)並びにこれら4本の管
の任意の2本の管を接続するための流路切替装置(33
)を備えた試料液流路切替部と、多数の可撓性試料袋(
34)が並設され、その各試料袋(34)に連通された
給液管(35)と上記導液管(31)とがストップバル
ブ(36)および多分岐コック(37)わを介して連通
されている培養部と、上記試料gt(34)を内装する
密閉容器(38)および該密閉容器(38)の内部を加
減圧するための吸It:気装置(39)とからなる圧力
加減部と2校正用切替部(40)と該校正用切替部(4
0)に連通した検査器(41)および検査標準液槽(4
2)を倫えてなる検査部と、上記検査器(41)で検出
された検出値の読み取り処理機能および上記各部の可動
要素の制御機能を有す電子演算処理部とを漏えてなるも
のであり、試料液供給部に複数種の被検査液を供給し、
電子演算処理部にこれらの被検査液に対する培養分析ス
ケジュールをインプットしておけば例えば前述したよう
にJ I S  KO102,21の標準希釈法による
BOD測定を順次自動的に実施でき、熟練な栗すること
なく多種の検査液を高能率にスケジュール通り遂行する
ことができる
【図面の簡単な説明】
第1〜19図は本発明の実施例を略示しているものであ
って、第1図は装置全体の構成図、第2図および第3図
は試料液の定量供給部の概略側面図、第4図は液切り部
を示した部分拡大図、第5図・第6図および第7図は流
路切替部の態様を示した説明図、第8図・第9図および
第10図は試料袋の正面図、断面図および側面図、第1
1図は試料袋の他の態様を示した正面図、第12〜16
図は密閉容器の吸排気による試料袋内への液体の流入お
よび)α体の排出卆動の説明図、第17図は試11袋の
5℃なる態様を示した正面図、第18図および第19図
は圧力加減部の他の態様のそれぞれ説明図、そして第2
0図は従来のB OD it!11定基本法の簡略説明
(2)である。 特許出輩1人 大和紡績株式会社 第2図      第3図 第8図 第12図 第14図      第16図 第17図 第19図 第18図 第20図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)複数の試料液容器の各々に多分岐コックから垂下
    された複数の吸上げ管および該多分岐コックから延びる
    1本の吸上げ供給管、試料液容器1つから所定量の試料
    液を吸上げるための定量ポンプ、該定量ポンプから排出
    される試料液を空気によって搬送管内を移送させる空気
    注入器を備えた試料液の供給部。 (ロ)培養液槽と洗浄液槽、並びに該両槽から所定量の
    培養液と洗浄液とを送り出すための定量ポンプと搬送管
    とを備えた培養液および洗浄液の供給部。 (ハ)上記試料液の供給部と上記培養液および洗浄液の
    供給部のそれぞれの液送管の吐出口に配置された攪拌装
    置を備える複数の試料液調整槽。 (ニ)上記各試料液調整槽から延びる送液管、廃液経路
    に連通した排出管、培養部に連通する導液管、および検
    査器に連らなる移送管と、これら4本の管の任意の2本
    の管を接続するための流路切替装置を備えた試料液流路
    切替部 (ホ)多数の可撓性試料袋が並設され、その各試料袋に
    連通された給液管と上記導液管とがストップバルブおよ
    び多分岐コックを介して連通されている培養部。 (ヘ)上記試料袋を内装する可撓性外装および/または
    硬質密閉容器と、該外装または/および密閉容器の内部
    を加減圧するための吸排気装置とからなる圧力加減部。 (ト)校正用切替部と該校正用切替部に連通した検査器
    および検査標準液槽を備えてなる検査部。 (チ)上記検査器で検出された検出値の読み取り処理機
    能および上記各部の各可動要素の制御機能を有する電子
    演算処理部。 を備えていることを特徴とする液体試料の自動培養分析
    装置。
JP2730086A 1986-02-10 1986-02-10 液体試料の自動培養分析装置 Pending JPS62185166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2730086A JPS62185166A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 液体試料の自動培養分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2730086A JPS62185166A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 液体試料の自動培養分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62185166A true JPS62185166A (ja) 1987-08-13

Family

ID=12217239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2730086A Pending JPS62185166A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 液体試料の自動培養分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62185166A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015025425A1 (ja) * 2013-08-23 2015-02-26 株式会社日立製作所 送液装置およびそれを用いた細胞培養装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015025425A1 (ja) * 2013-08-23 2015-02-26 株式会社日立製作所 送液装置およびそれを用いた細胞培養装置
JP6062054B2 (ja) * 2013-08-23 2017-01-18 株式会社日立製作所 送液装置およびそれを用いた細胞培養装置
JPWO2015025425A1 (ja) * 2013-08-23 2017-03-02 株式会社日立製作所 送液装置およびそれを用いた細胞培養装置
EP3037516A4 (en) * 2013-08-23 2017-08-23 Hitachi, Ltd. Liquid delivery device and cell culture device using same
US10184100B2 (en) 2013-08-23 2019-01-22 Hitachi, Ltd. Liquid delivery device and cell culture device using same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4847208A (en) Apparatus for immunohistochemical staining and method of rinsing a plurality of slides
US6516677B1 (en) Sampling valve and device for low-loss sampling of fluid from the interior of a hollow body, particularly of a container or line
JPH0718785B2 (ja) フローセル装置
US5032362A (en) Analyzing apparatus
CN109580321A (zh) 一种液路除气泡装置及方法
JPS6287860A (ja) 化学分析装置及び方法
JPS62185166A (ja) 液体試料の自動培養分析装置
CN108241066A (zh) 一种多试液程序检测的内循环管路***及其控制方法
CN109374913B (zh) 一种液路***装置及控制方法
JPH10170501A (ja) 水質測定装置及び水質測定方法
JP4153489B2 (ja) 液体サンプル抽出用の装置及び方法
CN217084910U (zh) 一种可吹扫清洗的水样检测管路结构
US4577517A (en) Nebulizer
US5441701A (en) Feeder unit for selectively charging an analyzing apparatus
CN215404286U (zh) 一种生物样品在线实时检测***
CN109738663A (zh) 穿刺加样装置、穿刺加样方法及特定蛋白分析仪
JP2003028769A (ja) 組織片処理装置
KR20000016634A (ko) 분석용 카드에 액체 매질을 충전하는 방법 및 장치
JP2005160336A (ja) 流水式魚類試験装置
KR20150050229A (ko) 가스 시료의 메탈에 대한 온라인 모니터링 시스템
JPS6197570A (ja) 生体試料分析装置
CN220289402U (zh) 进样装置及总有机碳水质分析仪
CN221078574U (zh) 一种自动滴定流路
JPS62251665A (ja) 液体試料希釈装置
RU2764437C1 (ru) Система автоматической подачи и циркуляции проб суспензий и растворов в проточную измерительную ячейку одноканальных многопоточных анализаторов