JPS62183266A - 階調補正カ−ブの入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、写真原稿等の階調補正を行うための、階調補
正カーブの入力装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、階調補正用の固定データが予め
格納された、いわゆる階調補正用ＲＯＭを備えているか
、あるいは、第４図に示すように、テンキー１から階調
補正用のデータ値を入力し、このデータ値を不揮発性メ
モリ２に新しいデータとして書き込み、このデータに基
づいて階調補正カーブの生成を行い、生成された階調補
正カーブをオシロスコープ３で視認する、といった構成
になっていた。

発明が解決しようとする問題点 それがため、前記階調補正用ＲＯＭを備えた装置にあっ
ては、そのＲＯＭを取り替える等の手段によらなければ
、階調補正カーブの修正が不可能１であり、また、テン
キーによる入力手段を備えた装置にあっては、修正用デ
ータをいちいちテンキーで打ち込む必要があり、その修
正に時間がかかり作業性が極めて悪いという問題があっ
た。

また、前記両装置では、階調補正カーブの視認は、オシ
ロスコープによって行っているため、その為の特別の回
路乃至は装置が必要であった。

本発明は、上述したような事情に鑑みて為されたもので
、従来の如く、いちいちテンキーより入力することなく
、ポインティングデバイスを用いることＫより、そのカ
ーソルをディスプレイ画面上の所望の位置に移動・指示
しながら、イメージ上の階調補正カーブをイメージ通り
に入力し得るようにした、階調補正カーブの入力装置を
提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、ポインティング
デバイスと、このデバイスの出力データ（位置情報）を
蓄積する手段と、蓄積されたデータ間の補完を行い補完
された階調補正カーブを格納する手段と、その階調補正
カーブとカーブの入カポインドを表示するＣＲＴディス
プレイとを備えたものである。

作用 本発明は、上述の構成によって、階調補正カーブの入カ
ポインドをカーソルで移動・指示でき、かつ、その指示
位置をＣＲＴディスプレイ画面上に表示できるので、イ
メージ通りの階調補正カーブをポインティングデバイス
よりそのまま入力することかできる。

また、階調補正カーブの入力に際しては、ＣＲＴディス
プレイ画面上に表示された入カポインドを視認しながら
入力できるので、従来装置に比べ作業性が向上する。

実施例 第１図は本発明装置の一実施例を示す概略構成ブロック
図で、同図中、１０は例えばデジタイザやマウス等のポ
インティングデバイス（以下、マウスで代表する。）、
１１はマウス１０により入力した各点データ（Ｘ、Ｙ座
標位置情報）を蓄積格納する手段としての補助記憶装置
（以下、メモリとい。

う。）、１２はメモリ１１に蓄積格納された０−ＦＦま
での任意の各点データ相互間を例えば直線補完して線グ
ラフ（補完された階調補正カーブ）を生成するための演
算回路、１３は演算回路１２で生成された“補完された
階調補正カーブ＃　（以下、階調カーブという。）を格
納するためのメモリで、このメモリ１３の階調補正テー
ブルに前記階調カーブが登録される。１４はメモリ１３
に登録された階調カーブに従って階調濃度の変換を行う
濃度変換回路である。

１５は表示回路で、前記メモリ１１のメモリ内容を表に
表す機能と前記メモリ１３のメモリ内容をグラフとして
表示する機能とを兼備している。

１６はグラフィックディスプレイ等のＣＲＴディスフレ
イ　（以下、ＣＲＴという。）で、このＣ几Ｔ１６の表
示画面上には、表示回路１５から入力される表及びグラ
フが表示される。つまり、ＯＲ，Ｔ　１６によシ、階調
カーブ（グラフ）とカーブの入カポインド　（表）　（
この入カポインド位置はカーソルの指示により表示され
る。）の内容を視認できるようになっている。

第２図は、マウス１０による入カポインド位置が０ＲＴ
１６の表示画面上の表示位置に対応していることを示し
た図で、同図中、１６１は０ＲＴ１６の表示画面で、こ
の例では０−Ｆ’ｐの罫線表から成るグラフ表示画面を
示している。１６２　　（Ｘ印）は表示位置、１６３は
演算回路１２によって直線補完された直線部分である。

１０１はマウス１０の専用バットで、縦（Ｙ）、横（Ｘ
）共に０〜ＦＦの罫線が引かれた例えば２５６点の罫線
表の盤面になっている。

１０２　　（Ｘ印）はマウス１００入カポインド位置で
、この位置１０２と前記表示位置１６２とが対応してい
る。

第３図は階調カーブの登録時におけるＣＲＴ表示画面上
の表示状態の一例を示す図で、同図中、１６４はメモリ
１３の階調補正テーブルに登録された階調カーブの各入
カポインドが階調濃度の入力値と出力値として数値で表
示されたポイント表であり、１６５はポイント表１６４
の各数値によって生成されたグラフ（後述の補完された
階調カーブ）が表示された階調カーブ表である。

次に、第１図乃至第３図を参照しながら、補正カーブの
入力方法についての一例を説明する。

先ず、階調カーブの登録番号（第３図の例では階調カー
ブ番号２）をキーボード（図示せず）を介して入力する
。次いで、マウス１０を専用パッド１０１上の所望の位
置、つまり、オペレータのイメージ上の階調カーブの入
カポインドの位置に対応した位置に合わせた後、マウス
１０の入力操作を行う。斯様にして、イメージ上の階調
カーブに沿わすべくマウス１０を順次移動操作して行く
。

すると、マウス１００入カポインド位置１０２に対応し
た専用パット１０１上のＸ、Ｙの座標位置の値（例えば
０．４等）が、メモリを経て演算回路１２及びメモリ１
３へ順次転送されると共に、表示回路１５に転送され、
ＯＲ，Ｔ１６の表示画面上に、濃度の入力値と出力値と
して第３図のポイント表１６４の如く数値になって順次
表示される。

一方、前記演算回路１２に転送されてきた前述のＸ、Ｙ
座標位置の値、すなわちマウス１０の入カポインド　（
各点データ）は、ここにおいて補完（例えば直線補完）
され、これが、メモリ１３の階調補正テーブルに補完さ
れた階調カーブとして逐一格納されて行く。

この補完された階調カーブは、表示回路１５を経てｃ　
ｕ　Ｔ　１６のグラフ表示画面１６１上に、第３図の階
調カーブ表１６５の如く線グラフになって表れてくる。

斯様に、オペレータのイメージ上の階調カーブをマウス
（ポインティングデバイス）　１０により入力すると、
階調補正濃度の入力値と出力値が同時に登録されると共
に、それらの値に基づいて前記イメージ上の階調カーブ
が具体化された階調カーブに生成されて登録され、かつ
その生成過程の階調カーブがＣＲＴディスプレイの表示
画面上に逐一表示されてくる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、ポインティ
ングデバイスとＣＲＴディスプレイを備えたものである
から、オペレータのイメージに基づく階調補正カーブは
、ＣＩ’ＬＴディスプレイの表示画面上に表示されるカ
ーソルをポインティングデバイスで移動するだけの極め
て簡易な操作により入力できる。従って、従来装置に比
べて入力時の操作性が著しく向上する。

また、入力されるイメージ上の階調補正カーブは、ＣＲ
Ｔディスプレイの表示画面上に具体化された状態で逐一
表示されるので、イメージ通りの階調補正カーブをＣＲ
Ｔディスプレイの表示画面上に視認しながら描画でき、
これを登録することができる。

すなわち、本発明によれば、イメージに基づく階調補正
カーブの入力確認と登録を同時にかつ簡易迅速に実施で
きるという効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明装置の一実施例を示す概略構成ブロック
図、第２図はポインティングデバイスによる入カポイン
ド位置とＣＲＴディスプレイの表示画面上の表示位置と
の対応関係を示す概念図、第３図は階調補正カーブの登
録時におけるＣＲＴディスプレイ画面上の表示状態の一
例を示す概念図、第４図は従来装置の概略構成を示すブ
ロック図である。 １０・・・ポインティングデバイス（マウス）　、１０
１・・・専用バット、１０２・・・入カポインド位置（
Ｘ印）１１・・・メモリ、１２・・・演算回路、１３・
・・メモリ　（階調補正テーブル）、１４・・・濃度変
換回路、１５・・・表示回路、１６・・・ＣＲＴディス
プレイ、１６１・・・ＣＲＴディスプレイ表示画面、１
６２・・・表示位置（Ｘ印）　、１６３・・・直線補完
部分。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男ほか１名第１図 第４図 第　３１７１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 階調補正カーブを入力するためのポインティングデバイ
   スと、このポインティングデバイスの出力位置情報を蓄
   積するための手段と、この手段により蓄積された各位置
   情報の間を補完して補完された階調補正カーブに生成し
   これを格納登録する手段と、前記出力位置情報及び前記
   補完された階調補正カーブを確認するためのＣＲＴディ
   スプレイとを有することを特徴とする階調補正カーブの
   入力装置。