JPS62183134A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS62183134A
JPS62183134A JP61023727A JP2372786A JPS62183134A JP S62183134 A JPS62183134 A JP S62183134A JP 61023727 A JP61023727 A JP 61023727A JP 2372786 A JP2372786 A JP 2372786A JP S62183134 A JPS62183134 A JP S62183134A
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JP
Japan
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layer
pad
bonding pad
insulating film
probe testing
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Pending
Application number
JP61023727A
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English (en)
Inventor
Keiji Miyamoto
宮本 圭二
Yuji Hara
原 雄次
Ken Uchida
憲 内田
Hisao Katsuto
甲藤 久郎
Koichi Nagasawa
幸一 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62183134A publication Critical patent/JPS62183134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置に関するものであり、特に、半導
体装置の電極に適用して有効な技術に関するものである
〔従来の技術〕
マイクロコンピュータ又はメモリ等のチップをプリント
基板等に直接マウントし、モジュールを形成することが
考えられている。チップと基板上の配線とは、リード又
はボンディングワイヤ等の外部リードによって、電気的
に接続する必要がある。このために、チップ上には外部
端子としての(ボンディング)パッドが設けられる。
なお、プリント基板上に直接、チップをマウントした例
は、例えば1日経マグロウヒル社発行、日経エレクトロ
ニクス、1981年3月2日号、P138〜140に示
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者は、チップ上のパッドと基板上の配線との接続
について検討した結果1次の問題点を見出した。すなわ
ち、チップに対して、そのウェハー製造工程の最終段階
において、電気的な動特性及び静特性を測定するプロー
ブ検査がなされる。
プローブ検査は5通常、チップの周囲に配置されるボン
ディングパッドを用いてなされる。このため、ボンディ
ングパッドを構成する導電層が著しく損傷し、上記リー
ド又はボンディングワイヤとの接続に不良が生ずる場合
がある。
また1本発明者の検討によれば、高集積化のためあるい
はパッドとリード又はボンディングワイヤの接着面積を
増すため等には、パッドをMOSFET等の半導体素子
の形成された領域(アクティブエリア)上に形成するの
が有効である。しかし、上述したプローブ検査の際、そ
の下の半導体素子に損傷を与えてしまうという問題があ
る。
本発明の目的は、半導体チップと外部リードとの電気的
接続を高い信頼度で行うことにある。
本発明の他の目的は、半導体チップの外部端子を半導体
チップ内の半導体素子上に形成することにある。
本発明の他の目的は、半導体チップの外部電極を半導体
チップ上の任意の位置に配置することが可能な技術を提
供することにある。
本発明の他の目的は、半導体チップの外部電極を検査の
後に形成することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、半導体装置の電気的信頼性の向上
を図る技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔問題点を横状するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、半導体チップの外部電極(端子)をプローブ
検査用電極とは別に設け、さらにこれら2つの電極を互
いに異る材料で構成する。
〔作用〕
上記した手段によれば、外部電極を、プローブ検査用電
極とは別の腐蝕し難い材料で形成できるので、信頼性を
向上することができる。
以下1本発明の構成について、実施例とともに説明する
〔実施例I〕
第1図は主にボンディングパッドを示したチップの断面
図であり、第2図は主にボンディングパッドを示したチ
ップの平面図である。
第1図に示すように、P−型単結晶シリコンからなる半
導体基板1の表面に酸化シリコン膜からなるフィールド
絶縁膜2を設けている。フィールド絶縁膜2の下にp型
チャネルストッパ領域3を設けている。基板1の表面の
フィールド絶縁膜2で覆われていない部分がMISFE
T等の半導体素子を設けるための素子領域である。MI
SFETは、多結晶シリコン膜からなるゲート電極4、
酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜5、ソース。
ドレイン領域であるn゛型半導体領域6からなる。
なお、ゲート電極4は多結晶シリコン膜に限定されるも
のではなく1例えば多結晶シリコン膜の上にMo、W、
Ta、T i等の高融点金属膜又はそのシリサイド膜を
設けた2層膜としてもよい。また、前記高露点金属膜又
はそのシリサイド膜のみでゲート電極4を構成してもよ
い。
チップ(基板l)の周辺部には、基板1に所定電位、例
えば回路の接地電位Vssである0[v]を印加するた
めの導電層として用いるn゛型半導体領域6Aを設けて
いる。n4型半導体領域6Aのさらに外側は、ウェハ状
態の基板1を個々のチップに分割するためのダイシング
領域(スクライブ領域ともいう)7である。ダイシング
領域7にもn゛型半導体領域6Bが形成されているが、
このn′″型半導体領域6BはMISFETのソース、
ドレイン領域であるn゛型半導体領域6の形成時に形成
されたものである。
ゲート電極4.フィールド絶縁膜2等の上にリンシリケ
ートガラス(PSG)等からなる絶縁膜8を設けている
。ソース、ドレイン領域、すなわちrl’型半導体領域
6の上のゲート絶a膜5及び絶縁膜8を選択的に除去し
て接続孔9を形成している。ソース、ドレイン領域であ
るn1型半導体領域6には前記接続孔9を通してアルミ
ニウム層からなる導電層lOを接続している。この導電
層1゜はソース、ドレイン領域6に電源電位V c、 
c、例えば5[■]または回路の接地電位Vss、例え
ば0[v]を印加し、あるいはM I S FET等の
半導体素子間を電気的に接続している。
製造工程の最終段階ではウェハ状態の基板1のffl気
的動的動特性静特性を試験する。この試験は一般にプロ
ーブ検査と云われている。本実施例では前記プローブ検
査のために、アルミニウム層からなるプローブ検査用パ
ッドIOPをチップ、すなわち基板1の外周部のフィー
ルド絶縁膜2の上に配置している。プローブ検査用パッ
ドLOPは、MTSFET等の半導体素子間を接続し、
また半導体素子間に所定電位を印加する導flt層10
と同層のアルミニウム層からなる。プローブ検査用パッ
ドIOPは、基板lに設けられるM I S FET等
の半導体素子のうち最も外側の半導体素子と。
基板1に所定電位を印加するためのn゛型半導体領域6
Aとの間のフィールド絶縁膜2の上に配置しである。プ
ローブ検査用パッドLOPの膜厚は。
0.8[μml程度である。プローブ検査用パッドIO
Pは、最外周部に設けたMISFETのソース、ドレイ
ン領域であるn゛型半導体領域6に接続孔9Aを通して
接続している。
なお、第1図ではプローブ検査用パッドIOPを第1層
目のアルミニウム層として図示しているが、プローブ検
査用パッドLOPはメモリ、人出カバッファ、論理ゲー
ト、入出力アンプ等の内部回路を構成するM I S 
FET等の半導体素子間を接続しているアルミニウム配
線のうち、最上層のアルミニウム層配線と同層のアルミ
ニウム層からなる。
プローブ検査用パッドLOP及び導電層10をプラズク
CVDによって形成した窒化シリコン膜からなる絶縁膜
11が覆っている。絶縁膜11の膜厚は1.1[μml
程度である。絶縁膜11は基板1の最外周部であるダイ
シングエリア(スクライブエリア)7も覆っている。
絶縁膜11のプローブ検査用パッドLOPの上の部分を
選択的に除去して開口12を形成している。この間口1
2の下の部分がプローブ検査用パッドIOPである。開
口12の下の部分すなわち、プローブ検査用パッドLO
Pからソース、ドレイン領域であるn°型半導体領域6
に接続している部分までの導電y?!j10Aは、プロ
ーブ検査用パッド10PとMISFET間及び後述する
ボンディングパッド15とを接続するための配線である
。なお、第1図に示しているプローブ検査用パッド10
Pは、ソース、ドレイン領域であるn4型半導体領域に
接続しているが、複数段けであるプローブ検査用パッド
10Pのうちの幾つかはMISFETのゲート電極4.
あるいは図示していない入力保護回路を構成している抵
抗素子、ダイオード形態に接続したクランプMISFE
Tのn゛型半導体領域等に接続している。
絶all!511の上に例えばプラズマCV I)によ
る窒化シリコン膜からなる絶縁膜13を設けている。
絶縁膜13の膜厚は1.1 [μml程度である。
絶縁膜13は、開口12において絶、mailがら露出
しているプローブ検査用パッドIOPの上面を覆ってい
る。
本実施例では絶縁膜13を基板1のダイシングエリア7
の上にも設けている。したがって、ダイシングエリア7
は絶縁膜11と絶縁膜13とで覆れでいる。すなわち、
基板lの少なくとも上面には露出した部分がない。この
ため、後述するボンデングパッド15に接続されるフィ
ンガー17(第3図参照)が基板lとショートすること
がない。
半導体装置の外部電極であるボンディングパッド15は
、窒化シリコン膜からなる絶縁膜13上に下から順にチ
タン磨15A、銅層15B、半EH層15Cを積層して
構成しである。チタン層15Aはボンディングパッド1
5と窒化シリコン膜からなる絶縁膜13との被着性を良
好にするためのものである。銅層15Bは半田層15C
とチタン層15Aとの異常反応を防止するためのもので
ある。半田層15Cはボンディングパッド15の耐腐蝕
性を向上するためのものである。なお、チタン層15A
と半田層15Cの間に、前記銅層15Bと異る導電層、
例えばパラジウム層を設けてもよい。ボンディングパッ
ド15はチップ、すなゎ  −ち基板l上に設けられる
導電層のうち最上層の導電層である。このように、ボン
ディングパッド15を、基板l上の最上層の導電層とす
ることにより。
ボンディングパッド15をプローブ検査後に基板1上の
任意の位置に配置することができる。
ボンディングパッド15は、絶縁膜11及び絶縁膜13
の前記導電層10Aの端部の上の部分を選択的に除去し
てなる接続孔14を通して、導電層10Aの上面に接続
している。したがって、ボンディングパッド15は、導
電層10Aを通してプローブ検査用パッドLOPに接続
している。また、ボンディングパッド15は、導電層1
0Aを通してノース、ドレイン領域であるn0型半導体
領域6に接続している。なお、前記のように、複数のプ
ローブ検査用パッドLOPのうちの幾つかはM I S
 FETのゲート電極4.入力保護回路を構成している
抵抗素子又はダイオード形態のクランプMISFETの
ぎ型半導体領域に接続している。
したがって、後述するように本実施例ではボンディング
パッド15を6個設けているが、このうちの幾つかのボ
ンディングパッド15をMISFETのゲート電極4、
抵抗素子、クランプMI 5FETのn゛型半導体領域
に接続することもできる。
一方、ボンディングパッド15は側面及び上面が露出し
ている。すなわち、ボンディングパッド15の上に保護
膜を設けていない。フィンガー17(第3図参照)とボ
ンディングパッド15との接続を容易にするためであり
、またICカード全体の厚さをできるだけ薄くするため
である。
第2図に示すように、本実施例では、プローブ検査用パ
ッドIOPはチップ、すなわち基板1の両側部に18個
ずつ計36個設けている。なお、プローブ検査用パッド
lOPの配置は、チップのの両側部に限定されない。例
えばプローブ検査用パッドIOPは、チップlの全周囲
、すなわちチップ1の4辺に沿って配置してもよい。ま
たプローブ検査用パッドIOPの個数は36個に限定さ
れない、36個より多くともよく、少くともよい。
プローブ検査用パッド1oPはその平面パターンが正方
形状をしている。−辺の長さは200 [μm]程度で
ある。第1図に示したプローブ検査用パッドIOP上の
開口12の平面パターンは、プローブ検査用パッド1o
Pの平面パターンと同様に正方形状をしている。
一方、ボンディングパッド15は、チップlのアクティ
ブ領域、すなわちメモリ、論理回路、入出力アンプ、入
出力バッファ、デコーダ等を構成しているM I S 
FET等の半導体素子が設けである領域の上に構成しで
ある。このように、アクティブ領域の上にボンディング
パッド15を構成することにより、ボンディングパッド
15の平面パターンを大きくすることができる。本実施
例ではボンディングパッド15を短径が1[mm1P1
度、長径が1.5 [mm1程度の長方形状にしている
すなわち、ボンディングパッド15をプローブ検査用パ
ッドLOPより大きくしている。したがって、フィンガ
ー17(第3図参照)とボンディングパッド15との合
せ余裕が大きくなるので、そのフィンガー17とボンデ
ィングパッド15との接続を容易に行うことができる。
また、フィンガー17とボンディングバンド15との接
若面積が増大するので、それらの接着の信頼性が向上す
る。
さらに、ボンディングパッド15を前記のように大きく
したことにより、ボンディングパッド15がtillす
ることがあってもボンディングパッド15の断線を防止
することができる。したがって。
半導体装置の信頼性が向2]二している。
なお、ボンディングパッド15の形状は長方形状に限定
されず、正方形状でもよくまたそれ以外の形状でもよい
。さらに、ボンディングパッド15の大きさは前記の値
に限定さ九ない。
本実施例では、プローブ検査用パッド10Pと別に、ボ
ンディングパッド15を一つのチップについて6個設け
ている。これらの6個のボンディングパッド15のそれ
ぞれは、36個のプローブ検査用パッドIOPのなかか
ら選択した6個のプローブ検査用パッド10Pに導電層
10Aを通して接続している。なお、6個のボンディン
グパッド15のレイアウトは種々変更することができる
例えば、第2図では、プローブ検査用パッド10Pの列
を列方向としたとき、3個のボンディングパッド15を
行方向に配置し、この行方向に配置した3個のボンディ
ングパッド15を列方向に2行配置している。しかし、
列方向に3周配置し、この列方向に配置した3個のボン
ディングバンド15を行方向に2列配置してもよい。す
なわち、一方のボンディングパッド15の列と対向する
ボンディングパッド15を3個としてもよい。
第2図では、ボンディングパッド15の1部を横に突出
すように形成し、このボンディングバンド15の突出た
部分を接続孔14を通して導電層10Aに接続している
。しかし、ボンディングパッド15を導電層10Aに接
続するために第2図のように、ボンディングパッド15
の一部を突出させる必要はない。導電層10Aをボンデ
ィングパッド15の下に入り込むように形成すればよい
導電層10Aは、接続孔14の下からプローブ検査用パ
ッドIOPの間までの部分を同一の幅で延在している。
導電層10Aは、既に述べたように、接続孔9Aを通し
てMISFET等の半導体素子に接続している。導電層
10Aの一端はプローブ検査用パッドIOPと一体に形
成しである。導電FFjIOAは、第1図に示した導電
ff1O,すなわち、MISFET間を接続するための
配線、あるいはM I S FETに電源電位Vcc、
回路の接地電位Vssを印加している導電層1oの間を
延在している。したがって、導電層10Aは絶縁膜8上
を延在している。導電層10Aは、ボンディングパッド
15のレイアウト及びボンディングパッド15をどのプ
ローブ検査用パッド10P4:接続するかによって延在
するパターンが種々変更される。なお、第2図には第1
図に示した導it層lOを図示していない。
以上のように、ボンディングパッド15をプローブ検査
用パッドlOPの上層の導電層としたことにより、ボン
ディングパッド15をチップ1上の任意の位置に配置す
ることができる。
ここで、チップlに内蔵したICカードの断面を第3図
に示す。
第3図において、16はガラスエポキシからなるプリン
ト基板であり、チップ(基板1)を内蔵している。17
は例えば銅合金からなるフィンガー(リード)であり、
このフィンガー17によってチップ(基板l)のボンデ
ィングパッド15とプリント基板17の電極18とを接
続している。
フィンガー17はチップlのボンディングパッド15の
全面に被着している。フィンガー17の幅は、ボンディ
ングパッド15と同様に1〜1.5[mm1程度の大き
なものである。このため、フィンガー17は腐蝕によっ
て断線することがなく。
また抵抗値が著しく増加することもない。フィンガー1
7は例えばポリミドからなるテープ19に被着して設け
である。20は樹脂からなる表面材であり、この表面材
20によってチップ1を封止している。
第2図を用いて説明し、たように、ボンディンクパッド
15の位置を任意に変更できるようにしたことにより、
フィンガー17の平面的なレイアウトすなわち配置を容
易に変更することができる。
次に、本実施例の主にプローブ検査用パッド10Pとボ
ンディングパッド15の製造方法を説明する。
第4図乃至第13図は本実施例の製造工程におけるチッ
プ1のプローブ検査用パッドlOP及びボンディングパ
ッド1弓周辺の断面図である。
第4図に示すように、p”型半導体基板lに周知の技術
によってフィールド絶縁膜2.P型チャネルストッパ領
域3を形成する。さらに1周知の技術によってゲート絶
a膜5、ゲート電極4.ソース、ドレイン領域であるn
゛型半導体領域6及び基板1に所定の電位を印加するた
めのぎ型半導体領域6Aをそれぞれ形成する。半導体領
域6,6Aの形成時にダイシングエリア(スクライブエ
リア)7にn°型半導体領域6Bが形成される。
次に、第5図に示すように1例えばCVDによって基板
1上にPSG膜からなる絶縁膜8を形成する。本実施例
では、ダイシングエリア7における絶縁膜8をレジスト
膜を用いたエツチングによって選択的に除去している。
しかし、ダイシングエリア領域7の絶縁膜8を必ずしも
除去する必要はない。次に、ソース、ドレイン領域であ
るn1型半導体領域6上の絶縁膜8をエツチングによっ
て選択的に除去して接続孔9,9Aを形成する。エツチ
ング液は1例えばI(FとN1(4Fを用いる。
また、エツチングにはレジストからなるマスクを用いる
。このマスクはエツチングの後に除去する。
次に1例えばスパッタによって基板l上の全面にアルミ
ニウム層を形成し、このアルミニウム層をレジストマス
クを用いた例えばウェットエツチングによって選択的に
除去してプローブ検査用パッド10P及び導電層10.
IOAを形成する。4電層10Aはプローブ検査用パッ
ドIOP及びボンディングパッド15をn゛型半導体領
域6に接続するためのものである。導電filOAの平
面パターンは第2図に示している。導電JWIOAは3
6個のプローブ検査用パッドIOPのなから選択した6
個のプローブ検査用パッドIOPと一体に形成する。導
電FalOAは、信号配線あるいは電源配線である導電
層10の間を延在するパターンに形成する。前記アルミ
ニウム層の膜厚は、0.8[μm]程度にする。エツチ
ング液としては例えば、l13PO4−+CH3C0O
H+HNO3を用いる。プローブ検査用パッドIOPは
、既に述べたようにチップlの周辺部のフィールド絶縁
膜2の上部に形成する。
次に、第6図に示すように、例えばプラズマCVDによ
って基板l上に窒化シリコン膜からなる絶a11!、!
11を形成する。膜厚は1.1 [μm]程度にする。
絶縁膜11はダイシングエリア(スクライブエリアとも
いう)7も覆っている。すなわち1本実施例では、基板
1に絶縁膜11から露出している上面がない。次に、エ
ツチングガスとして例えばCF4を用いたプラズマエツ
チングによって、プローブ検査用パッドIOPの上の絶
縁膜11を選択的に除去して開口12を形成する。開口
12は全てのプローブ検査用パッド10Pに対して設け
る。前記エツチングにはレジスト膜をマスクとして用い
、このレジストマスクはエツチングの後に除去する。開
口12の平面パターンは、第2図に示したプローブ検査
用パッドIOPと同様に正方形状をしている。また、開
口12の一辺の長さは、プローブ検査用パッドlOPと
同様に200[μm]程度である。
次に、第7図に示すように、プローブ検査用パッドIO
Pの開口12から露出している表面にテスター(図示し
ていない)のプローブPを押し当ててプローブ検査を実
施する。プローブ検査用パッド10Pは、本実施例では
第2図に示したように、基板lの両側部に18個づつ、
計36個設けている。この36個全てのプローブ検査用
パッドlOPにプローブPが当てられる。
次に、第8図に示すように1例えばプラズマCVDよっ
て基板l上の全面に窒化シリコン膜からなる絶縁膜13
を形成する。プローブ検査用パッドIOPの開口12か
ら露出していた上面は絶縁膜13によって覆われる。絶
縁膜13の膜厚は1゜l[μm]程度にする。絶縁膜1
3をダイシングエリア7の」一部にも形成している。
次に、第9図に示すように、例えばプラズマエツチング
によって導電層10Aの例えば端部の上のの絶縁膜11
及び13を選択的に除去して接続孔14を形成する。エ
ツチングはレジスト膜をマスクとして用いる。エツチン
グのマスクはエツチング後除去する。
次に、第10図に示すように、例えばスパッタによって
基板1上の全面にチタン層15Aを形成し、さらに例え
ばスパッタによって基板1上の全面に銅層15Bを形成
する。なお、銅WJ15Bはパラジウム層(Pd)とし
てもよい。チタン層15A及び銅層15Bは、接続孔1
4を通して導電層10Aに接続している。
次に、第11図に示すように、第2図に示したボンディ
ングパッド15のパターンに開口21したレジス1−マ
スク22を基板1上の全面に形成する。したがって、銅
層15Bは開口21のパターンの部分が露出している。
前記間口21はボンディングパッド15の個数と同数、
すなわち6個形成する。また、間口21の平面パターン
はボンディングパッド15と同様に大きなものである。
本実施例では、接続孔14の上のチタン層15A及び銅
WJ15Bもボンディングパッド15の一部となるため
、開口21は接続孔14の上の銅層15Aが露出するパ
ターンとなっている。
次に、第12図に示すように、レジストマスク22の開
口21から露出している銅層15Bの上面にメッキによ
って半田層15Cを形成する。半田層15Cの平面パタ
ーンは開口21のパターン。
すなわち第2図に示したボンディングパッド15の平面
パターンに形成される。
次に、第13図に示すように、第11図及び第12図に
示したレジス1−マスク22を除去して。
そのレジストマスク22によって覆われていた銅層15
Bを露出させる。次に、半田M15Cをエツチングのマ
スクとして、半田[1,5Cから露出している鋼層15
Bをエツチングによって除去する。このエツチングによ
ってチタン層15Aのボンディングパッド15として使
用する以外の部分が露出する。このチタン層15Aの露
出した部分を、半田層15Cをマスクとしたエツチング
によって除去する。銅層15B及びチタン層15Aのパ
ターニング終了とともにボンディングパッド15が完成
する。前記のように、銅層15B及びチタン層15Aは
半田層15Gに対してセルファラインで形成している。
ボンディングパッド15をM r S FET等の半導
体素子が設けられているアクティブエリアの上に形成し
ていることにより、−辺が1〜1.5[mm]程度の大
きなボンディングパッド15を形成することができる。
〔実施例■〕 第14図は実施例■の主にボンディングパッド15を示
したチップ1の断面図であり、第15図は前記チップl
の平面図である。
実施例■は、ボンディング時にボンディングパッド15
の周辺に応力が集中するのを防止したものである。
第14図に示すように、実施例Iと同様に、 p−型単
結晶シリコン層からなる基板1にフィールド絶縁膜2、
p型チャネルストッパ領域3.ゲート電wA4、ゲート
絶縁膜5、n°型半導体領域6.6A、6B1例えばP
SGからなる絶縁膜8、アルミニウム層からなる導電層
10、IOA及びプローブ検査用パッドIOPを設けて
いる。絶縁膜11.13.開口12.接続孔14も実施
例■と同様のものである。
本実施例のボンディングパッド15は、絶縁膜13上に
下からチタン層15A、銅層15B、半田層15Cを積
層し、さらに半田層15Cの周囲を囲むように銅層15
Bの上に設けたチタン層15Dとで構成している。チタ
ン層15Aはボンディングパッド15全体と絶縁膜13
との被着性を良好なものとするためのものであって、特
にチタン層15Aに限定されるものではない。銅層15
Bはチタン層15Aと半田層15Cとの異常反応を防止
するためのものであって特に銅層1513に限定される
ものではなく、パラジウム層であってもよい。半田層1
5Cは本実施例のボンデングバッド15が露出したまま
の状態でフィンガー17に接続されるため、耐腐蝕性の
良好なものであればよい。上層のチタン層15Dは、フ
ィンガー17の接続時にボンディングパッド15に加え
られる応力がボンディングパッド15の周囲、すなわち
エツジ部に集中するのを防止するためのものである。す
なわち、フィンガ−17接続時の応力が下層のチタン層
15Aのエツジ部に集中することなくチタン[15Aの
底面の略全面に分散するようにするためのものである。
したがって、半田層15Gを囲む金属は、チタン層15
Dに限定されるものではなく、下層のチタン層15Aと
半田層15Cとの間に設けた金属(本実施例では銅層1
5B)との接着性が良好なものであればよい、第14図
に示すように、半田層15Cは、上層のチタン層15D
より厚い膜厚を有している。少なくとも、フィンガー1
7を接続する以前の状態では、半田層15Cの方がチタ
ン層15Dより厚い。
下地のチタン層15Aは接続孔14を通して導電J!!
FIOAの上面に接続している。また、銅層15B及び
上層のチタン層150は接続孔14内を埋込むように設
けである。
本実施例のボンディングパッド15の平面パターンは第
15図に示すように、短径が1 [mm1程度、長径が
1.5 [mm1程度の長方形状をしている。なお、ボ
ンディングパッド15の平面パターンは長方形状に限定
されず、またボンディングパッド15の平面における一
辺の長は限定されない。下層のチタン層15A及びその
上の銅層15Bの平面パターンは同様である。また、半
田層15Gはその周辺がチタン層150で囲まれている
ため、チタン層15Dの幅に相当するだけ下層のチタン
層15A及び銅層15Bより小さくなっている。半田層
15Cの平面パターンは第15図に示すように、長方形
状をしている。しかし、半田層15Cの平面パターンは
長方形状に限定されない。上層のチタン層LSDは、半
田層15Cを囲む構造となっているため、その平面パタ
ーンはリング状をしている。
次に、本実施例のボンディングパッド15の製造方法を
説明する。
第16図乃至第21図は本実施例の製造工程におけるチ
ップlの断面図または平面図である。
第16図に示すように、実施例Iと同様に、P−型基板
l上にフィールド絶縁膜2、p型チャネルストッパ領域
3、ゲート絶縁膜5、ゲート電極4、絶縁膜8、接続孔
9.9A、導電層10.10A。
プローブ検査用パッドlOP、絶縁膜11.絶縁膜13
を形成する1次に、導電層10Aの例えば端部の上の絶
a膜11.13をドライエツチング等によって選択的に
除去して接続孔14を形成する。前記エツチングにはレ
ジスト膜からなるマスクを用いる。このマスクはエツチ
ングの後に除去する。
次に1例えばスパッタによって基板1の全面にチタン層
15Aを形成する。チタン層15Aは接続孔14を通し
て導゛電層10Aの上面に接続している。次に、前記チ
タン層15Aと同様に、基板1上の全面に銅層15B、
チタン15Dを順に積層する。
次に、第18図に示すように、上層のチタン層15Dの
上にボンディングパッド15と同一パターン(第15図
参照)のレジストマスク23をボンディングパッド15
が設けられる部分に形成する。レジストマスク23はボ
ンディングパッド15と同数、すなわち本実施例では6
個形成する。
次に、まずレジストマスク23から露出している上層の
チタン層150をエツチングによって除去する。さらに
、レジストマスク23から露出している銅層15B、下
層のチタン層15Aを順にエツチングする。このエツチ
ングの後にレジストマスク23を除去する。
次に、第19図に示すように、基板l上に新なレジスト
マスク24を形成する。このマスク24の平面パターン
を第20図に示している。マスク24は半田層15Gが
設けられる部分のチタン層15Dが露出するように開口
25したパターンに形成する。したがって、マスク24
は残存している上層のチタン層150のうち、半田層1
5Cを囲むリングとなる部分を露出しないパターンにす
る。開口25はボンディングパッド15と同数。
すなわち6個形成する。次に、上層のチタン層15Dの
うち開口25から露出している部分をエツチングによっ
て除去する。このエツチングによって銅層15Bが露出
する。
次に、第21図に示すように、開口25から露出してい
る銅層15Bの上にメッキによって半田層15Cを形成
する。半導体層15Cは上層のチタン層15Dより厚く
形成する。半田層15Cを形成した後にレジストマスク
24を除去する。
次に、第22図に示すように、テープ19に被着してい
るフィンガー17を例えば熱圧着によって半田層15C
の上面に接続する。この接続時の応力が絶縁膜13.さ
らにその下の絶縁膜11に加わるが、半田層15Gの周
囲をチタン層150によって囲っているため、前記応力
は下層のチタン層15Aの略全面に分散される。すなわ
ち、フィンガ−17接続時の応力が下層のチタン層15
Aの周辺、すなわちエツジ部に集中することがない、し
たがって、フィンガ−17接続時に絶縁膜13あるいは
その下の絶縁膜11にクラック等が生じることがない。
また、ボンディングパッド15の下のMISFET等の
半導体素子に応力が集中することがないので、半導体素
子の破壊あるいは劣化を防止することができる。
[実施例■] 第23図乃至第29図は実施例■の製造工程におけるチ
ップlの断面図である。
実施例mは、プローブ検査後にプローブ検査用パッドL
OPを除去して、プローブ検査用パッド10Pとボンデ
ィングパッド15とのショートを防止するものである。
第23図に示すように、実施例Iと同様に、基板1にフ
ィールド絶縁膜2.P型チャネルストッパ領域3.ゲー
ト電極5、ゲート絶縁膜4.n°型半導体領域6.6A
、6B、PSGからなる絶縁膜8.導電層10.IOA
、プローブ検査用パッドLOP、接続孔9.9A、窒化
シリコン膜からなる絶、II[11を形成する7次に、
全てのプローブ検査用パッドIOPの上の絶縁膜11を
エツチングによって選択的に除去して開口12を形成す
る。
ここで、チップ1の平面を第24図に示す、なお、第2
4図は主にプローブ検査用パッドIOPと導電層10A
とを示したものであって、それ以外のものは図示してい
ない。導電WIOAは、半導体素子間を接続する導電層
10あるいは電源配線等の間を延在している。
次に、第25図に示すように、テスタ(図示していない
)のプローブPを開口12を通してプローブ検査用パッ
ドLOPの上面に当ててプローブ検査を実施する。プロ
ーブPはプローブ検査用パッドIOPと同数個設けてあ
り、それぞれのプローブ検査用パッドIOPに同時に当
てられる。したがって、プローブPはプローブ検査用パ
ッド10Pとの接触不良を防止するために所定の圧力で
押当てられる。このため、図示していないがプローブ検
査用パッドIOPのプローブPが当てられた部分は窪む
反面その周辺は大きく盛り上る。
プローブ検査終了後に第26図に示すように。
全てのプローブ検査用パッドLOPの開口12がら露出
している部分をエツチングによって除去する。絶縁膜1
1がエツチングのマスクとなる。このため、導電WIO
Aはエツチングされない。プローブ検査用パッドIOP
を除去したことにより、テスタのプローブPをプローブ
検査用パッド10Pに当てた際にそのプローブ検査用パ
ッドIOPの盛り上った部分は消失する。
次に、第27図に示すように5例えばプラズマCVDに
よって基板l上の全面に窒化シリコン膜からなる絶縁膜
13を形成する。絶縁膜13の膜厚は1.1 [μm]
程度にする。プローブ検査用パッドLOPの露出してい
た断面は絶縁膜13によって覆われる。
次に、第28図に示すように、導電層10Aの例えば端
部の上の絶縁膜11及び13をエツチングによって選択
的に除去して接続孔14を形成する。エツチングにはレ
ジスト膜からなるマスクを用いる。このマスクはエツチ
ングの後に除去する。
次に、実施例Iと同様に絶縁膜13上にチタン層15A
、銅層15B、半田層15Cからなるボンディングパッ
ド15を形成する。ボンディングパノ15は接続孔14
を通して導電層10Aに接続している。
ここでチップ1の平面を第29図に示す。プローブ検査
用パッドIOPは先にのエツチング工程で除去しである
。なお、第29図は主にボンディングパッド15及び導
電層10Aを示したものである。
ボンディングパッド15を形成した後に、ダイシングを
行ない、この後第3図に示したフィングガー17を例え
ば熱圧着によってボンディングパッド15の上面、すな
わち半田層15Cに接続する。このフィンガー17の接
続時に、フィンガー17及びテープ19は柔軟にできて
いるため、フィンガー17が垂下ることかある。一方、
既に述べたように、プローブ検査用パッドIOPはプロ
ーブ検査時に当てられたプローブPによって大きく変形
する。すなわち、大きな凹凸を呈するようになる。この
ため、プローブ検査用パッド10Pの突出た部分は、絶
縁膜11及び13から露出してしまう。このため、ボン
ディングパッド15とこれが接続されるべきでないプロ
ーブ検査用パッドLOPとがフィンガー17によってシ
ョートすることがある。しかし1本実施例ではプローブ
検査用パッドIOPを除去しているので、前記のように
ボンディングパッド15とプローブ検査用パッド10P
とがショートすることがない。
なお、実施例■におけるプローブ検査用パッド10Pも
本実施例と同様に、プローブ検査前に除去してもよい。
さらに、実施例I〜実施例■において、プローブ検査用
パッド10Pとボンディングパッド15との間の絶縁膜
11.13を窒化シリコン膜としたが、ポリミド等の塗
布膜を用いてもよい。すなわち、絶縁膜11をポリミド
を塗布することによって形成し、この上に窒化シリコン
膜からなる絶縁膜13を設けてもよい。あるいは、絶縁
膜11は窒化シリコン膜とし、絶縁膜13をポリミドを
塗布することによって形成してもよい。このように、ボ
ンディングパッド15の下に塗布膜を用いることにより
、ボンディングパッド15上面の平担性を向上すること
ができる。
本願によって開示された新規な技術によれば、次の効果
を得ることができる。
(1)、ボンディングパッドを耐腐蝕性の良好な導電性
材料で形成したことにより、ボンディングパッドが腐蝕
によって断線あるいは細くなることがなく、またボンデ
ィングパッドとフィンガーとの接続が劣化することがな
いので、半導体装置の電気的信頼性の向上を図ることが
できる。
(2)、前記(1)により、ボンディングパッドを覆う
保護膜が不要となるので、チップの底面からフィンガー
の上面までの高さを低くしてICカードの厚さを薄くす
ることができる。
(3)6ボンデイングパツドをプローブ検査用パッドよ
り上層の導電層としたことにより、プローブ検査後にボ
ンディングパッドを形成することができるので、ボンデ
ィングパッドを基板上の任意の位置に配置することがで
きる。すなわち、ボンディングパッドの配置の自由度を
大きくすることができる。
(4)、前記(3)により、ボンディングパッドをMI
SFET等の半導体素子が設けられるいわゆるアクティ
ブ領域の上に形成することができるので、ボンディング
パッドを大きなものにすることができる。
(5)、ボンディングパッドの構成要素である半田層を
囲むように金属層(チタン層)を設けたことにより、フ
ィンガー接続時の応力がボンディングパッドの周辺、す
なわちエツジ部に集中することがないので、ボンディン
グパッド下の絶縁膜あるいは半導体素子にダメージが加
わるのを防止して半導体装置の信頼性の向上が図れる。
(6)、プローブ検査後にプローブ検査用パッドを除去
したことにより、ボンディングパッドとそれが接続され
るべきでないプローブ検査用パッドとがショートするこ
とがなくなるので、半導体装置の電気的信頼性の向上を
図ることができる。
(7)、プローブ検査用パッドをチップ周辺のフィール
ド絶縁膜上に配置したことにより、テスタのプローブに
よるダメージがM I S FET等の半導体素子に加
ることかないので、プローブ検査及び半導体装置の信頼
性の向上を図ることができる。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変形可能であることは
いうまでもない。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
外部電極をプローブ検査用電極と別に形成することによ
り、耐腐蝕性の優れた材料を用いることができるので信
頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図は実施例Iのチップの平面図または
断面図、 第14図乃至第22図は実施例Hのチップの平面図また
は断面図、 第15図乃至第29図は実施例■のチップの下面図また
は断面図である。 1・・・基板、2・・・フィールド絶縁膜、3・・・チ
ャネルストッパ、4・・・グーl−電極、5・ゲート絶
縁膜、6.6A、6B・・・半導体領域、7・・ダイシ
ングエリア、8.11.13・・・絶縁膜、9.9A、
14・・・接続孔、10、IOA・・・導電層、LOP
 ・プローブ検査用パッド、12.21.25・・・開
0.15.15A、ISB、15C,15D・・・ボン
ディングパッド、16・・・プリント基板、17・・・
フィンガー、18・・・プリント基板の電極、19山テ
ープ、20・・・表面材、22.23.24・・・レジ
ストマスク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に測定用電極と、該測定用電極と異る
    導電性材料からなる外部電極とを設けたことを特徴とす
    る半導体装置。 2、前記測定用電極は半導体素子の動特性及び静特性を
    試験するプローブ検査用パッドであり、前記外部電極は
    ボンディングパッドであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半導体装置。 3、前記外部電極は前記測定用電極より上層の導電層か
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体装置。 4、前記測定用電極はアルミニウム層からなり、前記外
    部電極は少くとも、チタン層の上に銅層又はパラジウム
    層を設け、該銅層又はパラジウム層の上に半田層を設け
    た3層膜からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    記載の半導体装置。 5、前記外部電極は順次第1チタン層、銅層又はパラジ
    ウム層、半田層を積層し、さらに第2チタン層を、前記
    半田層を囲むように前記銅層又はパラジウム層の上に設
    けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第4
    項記載の半導体装置。 6、前記外部電極の個数は測定用電極の個数より少く、
    それら複数の外部電極を複数の測定用電極の内から選択
    した幾つかの測定用電極に接続したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第4項記載の半導体装置。 7、前記測定用電極はチップの周辺のフィールド絶縁膜
    の上部に設けてあり、前記外部電極はMISFET等の
    半導体素子の上部に設けてあることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第4項記載の半導体装置。 8、前記測定用電極をプローブ検査用の後に除去するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第4項記載
    の半導体装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03237723A (ja) * 1990-02-14 1991-10-23 Nec Yamagata Ltd 半導体装置の製造方法
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