JPS62183004A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は放送局等で使用される専門家用のビデオテープ
レコーダに関する。 〔発明の概要〕 本発明は、例えはＳＭＰＴＥ　−Ｃ型フォーマットと呼
ばれるビデオテープレコーダにおいて、いわゆる同期ｌ
・ラックに同期信号に代えてデジタル音声信号を記録す
る場合に、このデジタル音声信号の再生ヘッドを、記録
再生時の処理に必要な時間より先行して設け、再生時、
この先行分の時間に再生処理以外のデジタル信号処理を
行えるようにずるものである。 〔従来の技術］ いわゆるＳＭＰＴＦ　−Ｃ型フォーマットのビデオテー
プレコーダにおいては、回転ドラム上に２１ｔｆ＋ｌの
ヘッドが設けられ、このドラムが１フイールドに１回転
の副台で回転されると共に、ごのドラムの周面の３６０
度近くにわたって磁気テープが斜めに巻付けられて所定
速度で移送される。そして上述の２１１１＋１のヘッド
の内の一方で映像信号の映（家門間が記録されると共に
、このヘッドが磁気テープから離間している期間（同期
期間）は他方のヘッドでその信号が記録されるようにな
されている。 すなわら第４図はこのようにして記録された磁気テープ
の記録パターンを示す。図において磁気テープはその幅
方向に２分割され、分割された幅広の部分に上述の一方
のヘッドにて映像期間の信号が斜めのトラックに記録さ
れると共に、分割された幅狭の部分に他方のヘッドにて
同期期間の信号が斜めのトラックに記録される。なおこ
れらの部分の間及び磁気テープの両側縁部には、それぞ
れ固定ヘッドにて記録されるコントロールトラック、第
１、第２及び第３の音声信号トラックが設けられている
。 ところでこのようなフォーマットにおいて、再生信号に
いわゆるタイムベースコレクタを用いると、仮りに同期
期間の信号が欠落しても、映像期間の信号さえ得られれ
ば支障なく正規の映像信号を１１′／ｌすることができ
る。そこで上述のフォーマントにおいて同期期間の信号
に代えてデジタル化された音声信号を幅狭の部分の斜め
のトラックに記録することが考えられた。 すなわち上述の従来のフォーマットでは、音声信号は固
定ヘッドでアナログ記録されていたが、このようなアナ
ログ記録では特にダビングを繰り返した場合にその劣化
が著しい。これに対して記録をデジタルで行えば、ダビ
ング時の劣化の問題は解消される。 ところがその場合に、デジタル信号を串にダビングして
いる場合は問題ないが、編集などのためにデジタル信号
をトランスバーサルフィルタなどで加工しようとすると
、そのとき信号に１〜数サンプリング周期分の遅延を生
じてしまう。これに対して信号処理は例えば１フイール
ドを単位として行っているために、上述のような少量の
遅延であっても発生ずるとｍ築後の記録が正常に行えな
いおそれがあった。 とごろでデジタルで記録再生を行っていると、記録時及
び再生時のＡＤ　−ＤＡ変換、エラー訂正などのために
信号に時間遅れを生じる。この遅れは、１フイ一ルド車
位の処理を行っている場合で、記録時に１フイールド、
再生時はエラー訂正などのために１フイ一ルド以上であ
る。そこで上述の記録を行う装置では、記録ヘッドと再
生ヘッドとを独立にし、再生ヘッドを上述の時間遅れの
分先行させて設けることにより、再生される音声信号の
タイミングが記録時と一致するようにされている。 し発明が解決しようとする問題点〕 上述のように従来の技術においては、編集などのために
デジタル信号を加工しようとすると、信号に遅延を生じ
、正常な記録が行えない問題点があった。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、映像信号の映像期間を記録する第１のヘッド
と、上記映像期間以外の期間を記録する第２のヘッドと
の設けられた回転ドラムを有し、この回転ドラムの周面
を斜めに移送される磁気テープ上の、この磁気テープを
幅方向に２分割した各部分に上記第１のヘッドによる記
録と上記第２のヘッドによる記録とが夫々行われるよう
にされたビデオテープレコーダにおい°ζ、上記第２の
ヘッドに相当するヘッド（１０＾）（ＩＯＢ）に、音声
信号をＡＤ変換及び時間軸圧縮を含む記録処理（エンコ
ーダ（７１）　Ｌ、て供給して記録を行う場合に、上記
回転ドラム上の、上記第２のヘッドに相当するヘッドよ
り、記録時の上記記録処理は必要な時間と、再生時の上
記記録処理に対応する時間軸伸長及びＤＡ変換を含む再
生処理（デコーダ（１７）（１８））に必要な時間との
和の時間以外先行する位ｉ’ｆｆに第３のヘッド（１２
）　　（（３６八）（３６Ｂ））を設け、この第３のヘ
ッドによる再生信号を上記再生処理して上記音声信号を
再生ずると共に、上記第３のヘッドの上記先行して設け
られる位置の上記和の時間以上の分に対応する時間に、
上記再生信号の上記再生処理以外のデジタル信号処理（
編集制御回路（２６））を行うことができるようにした
ビデオテープレコーダである。 〔作用〕 これによれば、加工処理に必要な時間、信号を先行して
取り出すことができるので、加工によって生じる遅廷の
問題を解消することができる。 〔実施例〕 第１図のブロック図において、入力端子（１）に供給さ
れるアナログ音声信号が１０回路（２）を通じてＡＤ変
換回路（３）に供給され、デジタルデータに変換される
。このデータがデータバス（４）に供給される。このデ
ータバス（４）のデータがメモ１月５）に供給されて記
憶される。 さらにメモ１月５）に記憶されたデータがデータノく刈
６）を通じてエンコーダ（７）に供給され、所定のエラ
ー訂正コードの付加、並べ替え等のエンコードが行われ
る。そしてメモ１月５）からのデータが変調回路（８）
に供給され、変調されたデータによる信号が記録アンプ
（９）を通じて記録ヘッド（ＪＯ）に供給されて、磁気
テープ（１１）の上述の同期トラ・ツクに相当部する幅
狭の部分の斜めのトラ・ツクに記録される。 ここで記録ヘッド（１０）の設けられる回転ドラムの構
成は第２図に示すようになっている。図においてドラム
は時計方向に回転され、その周縁には３０度の角度間隔
で１２個のヘッドが設けられる。 そしてデジタル音声信号はそれぞれ２個のヘッドで記録
再生され、図の３時の位置から反時計回りに、音声信号
の記録ヘッド（ＩＯＡ　）　　（１０Ｂ　）　、映＊信
号の消去ヘッド（３１）、映像信号の記録再生ヘッド（
３２）、ダミーヘッド（３３）、音声信号の記録確認用
の再生ヘッド（３４Ａ　）　　（３４Ｂ　）　、映像信
号の変速再生用ヘッド（３５）　、音声信号の一方の再
生ヘッド（３６へ）、変速再生時用の音声信号の一方の
再生ヘッド（３７＾）、それぞれ対応する他方のヘッド
（３６Ｂ）　、　　（３７Ｂ）が設けられている。 さらに再生時には、テープ（１１）から再生ヘッド　（
１２）　　　（（３４＾　）　　　（３４Ｂ）　　　（
３６八　）　　　（３６Ｂ）（３７Ａ　）　　（３７Ｂ
　）　）で再生された信号が再生アンプ（１３）を通じ
て復調回路（１４）に供給され、記録されたデジタルデ
ータがｆｆｉ　ｉｌＭされる。この？ｌ　ｉＪＭされた
データがデータバス（１５）　　（１６）に供給され、
このデータバス（１５）　　（１６）のデータがメモリ
（５）に供給されると共に、それぞれ第１、第２のデコ
ーダ（１７）　　（１Ｂ）に供給される。またｆ１ｍ回
路（１４）で検出されたデータの−？ドレスがアドレス
バス（１９）を通じてメモ１月５）に供給される。 そして、所定の並べ替え、エラー訂正等のデコードが行
われたデータが、メモ１月５）からデータバス（４）に
供給される。このデータバス（４）のデータがＤＡ変換
回路（２０）に供給されてアナログ音声信号とされ、こ
の信号が１０回路（２）を通じて出力端子（２］）に取
出される。 またデジタル信号の入力端子（２２）からの信号がデジ
タル１０回路（２３）を通じてデータバス（４）に供給
されると共に、データバス（４）からの信号が１０回路
（２３）を通じてデジタル信号の出力端子（２４）に取
出される。 さらに編集時には、他のビデオテープレコーダ等からの
データが端子（２５）を通じ°ζζ編制制御回路２６）
に供給され、この回路（２６）からのデータがデータバ
ス（４）に供給されると共に、回路（２６）で検出され
た制御信号が補助バス（２７）を通じ°ζメＴ：＋月５
）に供給される。 さらに第３図はこの装置の記録再生動作のタイムチャー
トを示す。図中縦線はフィールドの境界である。この図
におい°ζ、まずＡは記録動作であって、この例えばフ
ィールド

〔０〕の期間にＡＤ変換された信号は、次のフ
ィールド（１）の前半でエンコードされ、このフィール
ド〔１〕の後半で時間軸圧縮されて読出されて、記録ヘ
ッド（ＩＯＡ）（ＩＯＢ）にて記録される。これに対し
てＢは再生動作であって、この例えばフィールド〔−２
〕の前半に再生ヘッド（３６Δ）（３６Ｂ）に°ζ再生
された信号は、このフィールド〔−２〕の後半から次の
フィールド〔−１〕の前半にかけてデコードされ、さら
に次のフィールド

〔０〕の期間に時間軸伸長され、ＤＡ
変換されて取出される。 従って上述の装置において、同じフィールド

〔０〕で信
号を取出すには、再生ヘッド（３６Ａ）（３６Ｂ　）は
記録ヘッド　（１〇へ）　　（ｌＯＢ）に対して３フイ
一ルド以上先行して設ける必要がある。そして」−述の
装置の場合に、再生ヘッド（３６Ａ　）（３６Ｂ　）の
回転ドラム上の取付位置が、記録ヘッド（ＩＯ八）　　
（ＩＯＢ　）に対して　１２０度先行きれているので、
実際の先行量は３−フィールドである。 これに対して、ＡＤ−ＤＡ変換のための１フイールドと
、記録時のエンコード及び記録のための■フィールドと
はほぼ完全に必要であるが、再生時の再生及びデコード
（エラー訂正）のための１−フィールドは、実際に必要
なのは約１フイー■ ルドであって、残りの約−フィールドは余分である。こ
のため上述のタイムチャートにおいて、デコードの終ｒ
後からＤＡ変換の開始までの約−７イールドは、データ
はメモ１月５）に保持されただけで停止状態になってい
る。 そこで上述の編集等でデータを加工する場合には、その
加工に必要な時間分メモ１月５）がらのデータの読出し
を早めて、加工による時間遅れを解消することができる
。すなわち上述のブロック図で編集回路（２６）からの
制御信号によりメモ１月５）の読出しを制御し、通當の
再生時に次のフィールドの先頭から読出しを始めると共
に、編集時には次のフィールドの先頭よりも早い時点か
ら読出しを始めるようにする。 こうして上述の装置によれば、編集時等にはデータを早
めに読出ずことができ、これによって時間遅れを臭うデ
ータの加工等を時間遅れを解消して行うことができる。 なおメモ１月５）の読出しは、■フィールド分の終ｒ点
が次のフィールドの再生の直前になるまで遅らせること
もできる。これによっ°ζ例えば映像信号を加工して映
像信号に遅延を生じるような場合にも対１＋ｉＳできる
。 また回転ドラム上のヘッドの配置構成は上述の例に限ら
れない。 〔発明の効果〕 この発明によれば、加工処理に必要な時間、信号を先行
して取り出すことができるので、加工によって生じる遅
延の問題を解消することができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例の構成図、第２図、第３図はその
説明のための図、第４図は従来の技術の説明のための図
である。 （１）は入力端子、（２）はｒｏ開回路（３）はＡＤ変
変目回路ｆ４１（６１（１５）　　（１６）はデータバ
ス、（５）はメモリ、（７）はエンコーダ、（８）は変
調回路、（９）は記録アンプ、（１０）は記録ヘッド、
（１１）は磁気テープ、（１２）は再生ヘッド、（１３
）は再生アンプ、（１４）は復調回路、（１７）　　（
１Ｂ）はデコーダ、（１９）はアドレスバス、（２０）
はＤＡ変換回路、（２１）は出力端子、（２２）はデジ
タル入力端子、（２３）はデジタル１０回路、（２４）
はデジタル出力端子、（２５）は端子、（２６）は編集
制御回路、（２７）は補助ハスである。 、　　′・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号の映像期間を記録する第１のヘッドと、上記映
   像期間以外の期間を記録する第２のヘッドとの設けられ
   た回転ドラムを有し、この回転ドラムの周面を斜めに移
   送される磁気テープ上の、この磁気テープを幅方向に２
   分割した各部分に上記第１のヘッドによる記録と上記第
   ２のヘッドによる記録とが夫々行われるようにされたビ
   デオテープレコーダにおいて、 上記第２のヘッドに相当するヘッドに、音声信号をＡＤ
   変換及び時間軸圧縮を含む記録処理して供給して記録を
   行う場合に、 上記回転ドラム上の、上記第２のヘッドに相当するヘッ
   ドより、記録時の上記記録処理に必要な時間と、再生時
   の上記記録処理に対応する時間軸伸長及びＤＡ変換を含
   む再生処理に必要な時間との和の時間以上先行する位置
   に第３のヘッドを設け、 この第３のヘッドによる再生信号を上記再生処理して上
   記音声信号を再生すると共に、 上記第３のヘッドの上記先行して設けられる位置の上記
   和の時間以上の分に対応する時間に、上記再生信号の上
   記再生処理以外のデジタル信号処理を行うことができる
   ようにしたビデオテープレコーダ。