JPS62182134A - 樹脂レンズ成形用ガラスセラミツクスモ−ルド - Google Patents

樹脂レンズ成形用ガラスセラミツクスモ−ルド

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JPS62182134A
JPS62182134A JP2206286A JP2206286A JPS62182134A JP S62182134 A JPS62182134 A JP S62182134A JP 2206286 A JP2206286 A JP 2206286A JP 2206286 A JP2206286 A JP 2206286A JP S62182134 A JPS62182134 A JP S62182134A
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JP
Japan
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glass
weight
mold
less
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP2206286A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Morisane
敏倫 森実
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KOUMEI KK
Original Assignee
KOUMEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂成形体、特に眼鏡及びその他の樹脂製レン
ズ材質製品の成形用型材質に関する。
従来の技術 眼鏡又はその他の用途の樹脂製レンズの成形用型として
は、結晶化ガラスの使用が考えられるが、一般の結晶化
ガラスは浴融温度が高いために製造時に残存気泡及び脈
理が残り易い。また、ソーダ・石灰系ガラスで化学的強
化処理を施した型材も知られているが、注入佃脂との接
触面のみの耐摩耗性は改善されているが、衝撃強度と耐
摩耗性の向上は認められない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は従来品の諸欠陥、即ち、型材中に気泡、脈理が
なく、表面硬度に1ムラ」がなく、衝撃強度が高く、型
全体として同一硬度であり、しかも強化処理の必要がな
い、耐用寿命の長い函脂レンズ用成形型材を提供するも
のである。
問題点を解決するだめの手段 本発明の技術的構成は前記特許請求の範囲各項に明iピ
したとおシであるが、本発明の具体的数例に基いて更に
詳細に説明する。
本発明モールドに用いるグラスセラミックスは複合結晶
体であり、次の主たる組成からなるものである: (1)  α−クリストバライト+Li2O・2Si0
2 +15%のグラスマトリックス、 (2)β−スポジューメン+Li 20・2Si02 
+ 10%のグラスマトリックス、 弓)石英質を主体とする透光性グラスセラミックス、 上記組成のグラスセラミックスは内部まで一定の硬度を
有し、特にl1lIt摩耗性及び例軍強度に潰れておシ
、とシわけシャルピー衝撃強度(kgf −cm/、、
2 )は5.3であって、一般のガラスの4.0〜42
及びソーダ石灰ガラスの2.0〜3.0よりシャルピー
衝撃強度か犬であシ、ガラス糸モールドより捩れている
とぎえる。特に、向士岸耗性についてはサファイア、ア
ルミナ磁器に近いものである。そのためにモールドに衣
囲処理の必要がなく、耐用回数も飛廁的に向上される。
前記の組成νりは前述の全ての条件を一足するものであ
り、第1図図示の性状には多少の差はあるも、摺動速度
(”/5ec)の増加に対し、此岸れ計(WS)が休々
に増加する摩耗曲線を示している。
セラミックス全般に言える摺動速i(Slidingv
elocity)のハシ加に伴い、ある時点から比序耗
鍵< WS )が低下する、所謂スリップ現象は殆んど
みられない。
即ち、本発明のグラスセラミックスは金属とか一収ガラ
スの比摩耗量(WS)との次元が違うこと、即ち、これ
ら材料の強度を示す数値としては、種々の7アクター(
ビッカース硬度、ヌープ硬度、ヤング率、曲げ強度)が
あるが、総合的にはシャルピー衝撃強度の比較によって
クラスセラミックスと金属又は一般のガラスとの差異が
明らかであシ、かつ摺動速度の増加に伴いある時点から
はガラスとしての特性を示すため、面の仕上げには好条
件となる。
前述の如く、全ての強度を示す安置としてはシャルピー
衝撃強度の比較がよく、本発明の材質は前述の如(5,
3kgf−cm/cm2と高いことからも、従来品に比
してモールド材として優れていることが明らかである。
また、シャルピーm撃強度は耐摩耗性及びキズに関する
表向強度に対してもその数イ+14が大きい程欠陥が少
なく有利であることも明白である。
不発明グラスセラミックスをモールドとして使用する場
合、凹凸レンズ型のレンズ用便側接触面を高精度に仕上
げることが容易であって、スペーサーとしてのガスケッ
ト、例えはポリプロピレン、ポリエチレンを使用し、前
記型間にインジェクション又は圧入法に上りケ脂モノマ
ー(話屈折・尚硬化性樹脂)を注入し、熱硬化後離型す
る。組型后の樹脂成形体(レンズ〕は仕上げ研磨を必要
とせT1その侭眼鏡レンズ等として使用可能である。
また、モールドの注入樹脂との接触[IIJのfN度を
上げるには、グラスセラミックス基体自体に気泡、11
1に理等が皆無でなけれはならないので、その溶解が容
易なガラス糸でなければならない。
更に、結晶化処理を施したクラスセラミックスは結晶粒
子が細かくなけれは、仕上げ研磨によって充分な平滑性
な面を得ることはできないし、し/ズ面の面荒さくRa
)Fi50A以下、Tut (peakto peak
 )は200A以下である必要があるが、不発1uJダ
ラスセラツミクスモールドは上記の諸条件を全て満足す
る諸性状を具備している。
本発明モールド用のグラスセラミックス組成範囲を限定
した理由は次のとおりである。
5i02 、 Li2O及びAt203は結晶化ガラス
の基本成分として周知の酸化物であシ、他の添加成分、
即ちP2O5+ Na2O+ K2O+ ZrO2+ 
As 205及び5b2o3等との含有量との関係から
前述の組成範IMJに限定したものであシ、’M+J記
範囲外の添加では本発明所期の目的は達成され傅ない。
MiJ述の添加成分も上記基本成分の含有量との関係か
ら前述の組成範囲に限定したものであり、各成分が前記
の組成範囲内にある場合に、本発明所期の目的が達成さ
れ、浴融温度金工け、気泡、脈理を包含かつ発生しない
。上記組成範囲とすることによシ、本発明グラスセラミ
ックスの浴融温度は1.400°C以下となった(この
他グラスセラミックス、例えば「)ぞイロセラム」の溶
融温度は1.600〜1 、650°Cである)。
本発明グラスセラミックスの結晶体は、前述の如(Li
2O・25i02 、  Li2O・S i02 と少
量のクリストバライト及びβ−スポジューメン寺からな
る複合結晶体であり、前述の如き少量の添加成分を加え
ることにより多成分系とすることによシ、前述の結晶体
をとりまくグラスマトリックスの組織自体を女定化、即
ち、結晶粒径を微細化の調整上からも前述の網目修飾イ
オy (Network −modifier )を添
加して、種々の所望特性を発揮せしめるものである。
本発明グラスセラミックスは更に核材質としてCuO、
Cu2O、CeO2、Ag及びAu  の少なくとも1
柿を常圧下における作業範囲で成形、製造可能のガラス
化範囲内の少量含有せしめ、紫外線照射によシ強−粒子
(中性全域イオン)を析出させ、それらを核として熱処
理することによシ結晶化を促進させることもできる。
本発明グラスセラミックス基体の組成例を表1及び「に
示す。
本発明グラスセラミックス基体で核材質を辣加した組成
例を表■に示す。尚、六■においてCab。
Ag、Au及びCuOは微量添加であシ、外掛で表示し
てるる。
グラスセラミックス基体の面稍度の向上を検討するため
、耐摩耗特性を比奴した。この方法は大越式迅速摩耗試
kJA機で行ない、回転する円板状試料を平板試料に押
圧し、その摩札煩の形状から摩耗体積を不めた。尚、回
転円板はホットプレス法により製作したS i 3N4
を用いた。此岸耗′JJkWSとF&m速1i (m/
s x 10−’H2/kv )との関係を添付図面に
示す。このテストにおいて摺動距離(i、)は200 
+n、最終荷M (P) PL 2. OKp (一定
)とした。
第1図図示のグラフから明らかなように、#耗自体の次
元が全く異なシ、アルミノシリケートガラスでは摺動速
度が0.3rn/s を超えると急激に比♀耗被が増大
し、その表面にスリップその他の現象が現われ、そのた
めに面梢度の制御か1椴である。
これに対し、本発明のグラスセラミックスはそれ自体皐
柱量が少なく、第1図に示す如くガラス的な特性を示す
ゆるやかなカーブとなり、面精度を向上させるための最
適条件を示している。
表■に表■のNIIL4試料の倒瓶レンズ成形用グラス
セラミックスモールドの諸物件を示す。
発明の効果 +11  シャルピー働撃強度が耐圧ガラス、強化ガラ
スに比して腐い。
(2)  グラスセラミックスモールド全体が同一硬度
であシ、化学的強化結晶化ガラスの如く表面層のみの強
化ではない。
(3)強化処理の必要がない。
(4)  ソーダ石灰ガラス(強化処理済みのもの〕で
は平均耐用使用回数は約50回程度であるが、本発明モ
ールドのグラスセラミックスでは200回以上使用が可
能であシ、内部まで同一強度を有するため接触面に「ア
レ」を生じた場合はラッピング研磨を繰返すことによシ
修正使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明グラスセラミックスとアルミノシリケー
トガラスとの摺動速度に対する比*、inを示すグラフ
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SiO_2 68〜84重量%、Li_2O 3
    〜20重量%、Al_2O_3 3〜12重量%、Na
    _2O及びK_2Oを8重量%以下とし、核形成成分と
    してP_2O_5 重量%及び2.0重量%以下のZr
    O_2と清澄剤成分として2.0重量%以下のAs_2
    O_3及び1.5重量%以下のSb_2O_5とからな
    る樹脂レンズ成形用ガラスセラミックスモールド。
  2. (2)添加成分として、7重量%以下のCaO、8重量
    %以下のBaO、5重量%以下のPbO及びZnO、2
    重量%以下のSrOの少なくとも1種を含有する特許請
    求の範囲第1項記載の樹脂レンズ成形用ガラスセラミッ
    クスモールド。
  3. (3)核材質として、0.2重量%以下のCuO又はC
    u_2O、0.1重量%以下のCeO_2、0.05重
    量%以下のAg、0.03重量%以下のAuの少なくと
    も1種を含有する特許請求の範囲第1項記載の樹脂レン
    ズ成形用ガラスセラミックスモールド。
JP2206286A 1986-02-05 1986-02-05 樹脂レンズ成形用ガラスセラミツクスモ−ルド Pending JPS62182134A (ja)

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