JPS62177881A - 電気的接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば複写装置における感光体ドラムの接
触体と本体の給電刷子とを電気的に接続する電気的接続
装置に関する。

（従来の技術） 一般に複写装置における感光体ドラムは、その表面を所
定の温度に加熱するために、その内部に発熱体が設けら
れている。

第４図ないし第６図は複写装置本体と発熱体とを電気的
に接続する装置を示す図である。

この装置は、これらの図に示すように、感光体ドラム１
の内部に発熱体（図示せず）が設けられており、この感
光体ドラム１の表面の所定の位置の周方向に沿って発熱
体と接続された接触体２．２が形成されている。また先
端が上記接触体２と接触するように給電刷子３．３が複
写装置本体に固着されており、これら給電刷子３が複写
装置本体の電源４に接続されている。

そして感光体ドラム１は、複写動作のとき、図中矢印の
方向に回転するが、その際、この感光体ドラム１の表面
の周方向に沿って形成された接触体２と複写装置本体に
固着された給電刷子３の先端とが摺接しつつ電気的な接
続が維持され、電源４から感光体ドラム１の内部に設け
られた発熱体へ電力が常に供給される。

（発明が解決しようとする問題点） ところで感光体ドラム１はトナーを記録用紙に転写する
手段であるため、その周辺にはトナーが飛散している。

このためｌ・ナーが上記【ノた感光体ドラム１上に形成
された接触体２の表面に付着することが多く、この結果
、上記接触部において接続不良が生じることがある。

本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、接続の信
頼性を向上させた電気的接続装置を提供することを目的
としている。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち本発明の電気的接続装置は、相対的に移動する
第１の接続端子と第２の接続端子の表面を互いに摺接さ
せて両接続端子間を電気的に接続する装置において、前
記第１または第２の接続端子のいずれか一方が、移動方
向の直前に他方の接続端子の表面に接触し摩擦によりそ
の表面を清掃する清掃手段を備えている。

（作　用） そして本発明によれば、清掃手段により接続端子の表面
に付着した粉塵等を除去することにより、接続の信頼性
を向上させたものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図ないし第３図は本発明の一実施例の複写装置本体
と感光体ドラムの発熱体とを電気的に接続する装置を示
す図である。

この装置は、これらの図に示すように、感光体ドラム５
の内部にこの表面を所定の温度に加熱する発熱体６が設
けられており、またこの感光体ドラム５の軸方向の一端
の表面にこの感光体ドラム５の回転軸を中心とした円環
状の接触体７．７が形成されており、これら発熱体６と
接触体７とはリード線８．８により接続されている。ま
た９は感光体ドラム５の軸方向の一端の表面の外周に固
着されたフランジである。

一方、複写装置本体には、先端が上記接触体７の表面と
接触するように給電刷子１０，１０が固着されており、
これら給電刷子１０はこの複写装置本体の電源１１と接
続されている。また上記給電刷子１０の接触体７との相
対的な移動方向の直前に、先端が接触体７と接触するフ
ェルトからなる清掃用ブラシ１０ａがこの給電刷子１０
に固着されている。

そして感光体ドラム５は、複写動作のとき、図中矢印の
方向に回転するが、その際、この感光体ドラム５の軸方
向の一端の表面に形成された接触体７と複写装置本体に
固着された給電刷子１０の先端とが１習接しつつ電気的
な接続が維持され、電源１１から感光体ドラム５の内部
に設けられた発熱体６へ電力が供給される。

また上記した接触体７と給電刷子１０との摺接の際、こ
れらの相対的移動方向の直前にある清掃用ブラシ’ＩＯ
ａが接触体７に接触し摩１察により接触体７の表面に付
着したトナー等の粉塵を除去し、しかる後接触体７と給
電刷子１０とが接触しているので、これらの接触部にお
いてトナー等の粉塵による接続不良が生じることは皆無
となる。

なお、上述した実施例では清掃用ブラシ１０ａが給電刷
子１０の一端に固着されていたが、本発明はこれに限定
されることなく、たとえば接触体７の全周にわたるよう
に円環状の清掃用ブラシを給電刷子１０に固着してもよ
い。

また、感光体ドラム５は一方向へ回転するものであった
が、この感光体ドラム５が両方向へ回転する場合、給電
刷子１０の両側に清掃用ブラシ１Ｏａを設ければ上記し
た実施例と同様の効果を得ることができる。

ざらにまた上述した実施例においては、清掃用ブラシ１
０ａがフェルトブラシからなっていたが、ブレードによ
る清掃、回転ブラシ（ファーブラシ）等を用いても同様
の効果を得ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の電気的接続装置によれば、
清掃手段により接続端子の表面に付着した粉塵等が除去
された後、接続端子の表面を互いに１占接させて接続端
子間の電気的な接続が行なわれるので、接続の信頼性を
向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の複写装置にお（プる電気的
接続装置を示す斜視図、第２図はその一部拡大斜視図、
第３図はその一部断面斜視図、第４図は従来の複写装置
にあける電気的接続装置の斜視図、第５図はその正面図
、第６図はその側面図でおる。 ５・・・・・・・・・・・・感光体ドラム６・・・・・
・・・・・・・発熱体 ７．７・・・・・・接触体 ８．８・・・・・・リード線 ９・・・・・・・・・・・・フランジ １０．１０・・・給電刷子 １０ａ・・・・・・・・・清（吊用ブラシ１１・・・・
・・・・・・・・電源 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第１図 第４図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）相対的に移動する第１の接続端子と第２の接続端
   子の表面を互いに摺接させて両接続端子間を電気的に接
   続する装置において、前記第１または第２の接続端子の
   いずれか一方が、移動方向の直前に他方の接続端子の表
   面に接触し摩擦によりその表面を清掃する清掃手段を備
   えていることを特徴とする電気的接続装置。
2. （２）清掃手段が、清掃用ブラシである特許請求の範囲
   第１項記載の電気的接続装置。