JPS62177294A - 抄紙機用スライスリツプの制御装置 - Google Patents

抄紙機用スライスリツプの制御装置

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JPS62177294A
JPS62177294A JP1356186A JP1356186A JPS62177294A JP S62177294 A JPS62177294 A JP S62177294A JP 1356186 A JP1356186 A JP 1356186A JP 1356186 A JP1356186 A JP 1356186A JP S62177294 A JPS62177294 A JP S62177294A
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JP
Japan
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slicing
lip
rod body
expansion
contraction mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP1356186A
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English (en)
Inventor
岡 俊雄
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L棗上夏五朋A1 本発明は、抄紙機のストックインレットに附設されるス
ライスリップの制御装置に関する。
」米豊且I 抄紙機に紙料を供給するストックインレットの流出端に
、その全幅に亘って延びている可撓性のスライスリップ
は、周知のように該スライスリップ上に取f1けた多数
のスライスロッド伸縮機構により幅方向の開度パターン
を制御され、それによって個々の該機構が受持つスライ
スリップの幅部分におけるパルプ流出量が調節される。
このようにして抄紙機下流端における製品ウェブはその
幅方向に亘って所定の均一な単位面積当り重量を有する
ように制御され、また、製造品種の切換に応じて新しい
リップ開度パターンを設定することも容易である。
前記のスライスリップの開度調節の!11度を向上さけ
るために、例えば特公昭57−42756号に示される
ような、スライスロッド本体をスデッピングモータによ
り遠隔制御して調節させる方法が知られている。しかし
ながらこのような機械的制al+のみでは、例えば歯車
の使用に伴なう不可避なバックラッシュの影響、或は長
期使用の場合の可動部の摩耗等の影響により、満足すべ
き精度において微調整することは困難であった。
上記のような欠点に対する対策として、例えば米国特許
第4,406.740号に見られるような、スライスロ
ッド本体の熱伸縮の原理を応用して調整する方法が知ら
れている。これによれば、スライスロッド伸縮機構は、
電気ヒータを内蔵した、熱伸縮率の比較的大きい筒体を
中空管内に取付け、該中空管をストックインレット枠体
に固定させるようになっている。下流端において受取ら
れる製品ウェブの単位面積当り重fflの測定データに
基づいて所要の開度修正をヒータ電源のオンオフ制御に
より行うようになっている。
、 メ ゛しようと16n 上記米国特許の装置においては、中空管とと−タ内蔵筒
体との間に空隙部があり、該空隙部に空気を導入して冷
却を促進させるようになっている。
しかしながらこのような方法では、90℃程度まで加熱
された筒体及びその中に閉じ込められているヒータ自体
を迅速に冷却することは困難で、冷却時におけるロッド
収縮の時定数が加熱時における膨張の時定数に比べてか
なり長くなり、そのため制御ゲインを落して使用しなけ
ればならず、結果として制御系仝休の応答特性が不充分
となり、ウェブの均一な単位面積当り重量を均一にする
ことが困難で品質のバラツキを生じ、品種の切換えも迅
速に行うことができない。
従って本発明の目的は、スライスロッド伸縮機構におい
て、加熱されたロッド本体を迅速に冷却し、冷却の際に
バルブ等を用いて空気量を調節することによりその時定
数を加熱時のそれに近づけて微調整を円滑にし、前述の
ような欠陥を取除、くことにある。また開度の所要修正
幅の大小に拘らず迅速な調整をなし得るようにすること
、及び過度の調整によって招来し勝なスライスリップの
永久歪発生の危険を除くことも本発明の目的となってい
る。
W      た  の 本発明の最も重要な特徴は、熱によって伸縮するスライ
スロッド本体がそれば自体中空にされ、その中にヒータ
を内蔵するがなお充分な空隙部を該内蔵ヒータに沿って
保有し、そのため該空隙部に対して空気を送り込み或は
そこから空気を排出させることが容易にできるようにさ
れていることである。ヒータに対して空気が直接に接触
して流動するため、冷却の速度が大幅に改善され、従っ
て先に述べた冷却時の時定数を短かくすることができる
。バルブ等を介して供給することにより加熱時、冷却時
の時定数を同じにすることができる。
さらに本発明は、製品ウェブの、特定の幅方向位置にお
ける単位当り垂mを検出し、判明した所要修正幅に応じ
て、対応する幅方向位置におけるスライスリップ部分の
開度制御を行い、その場合の制御方法を、所要修正幅が
一定限度以下のときには前記の加熱及び冷却手段で制御
し、一定限度上 以lのときは遠隔モータによりねぢi構を作動させて行
うようになっている。そのため、品種切換え時に必要な
大幅な修正でも迅速を行うことができる。
また本発明では、差動モータをスライスロッド本体に附
設させて隣接するロンド本体間の変位置の差を検出し、
それが一定値を越えないように制御してスライスリップ
の永久変形を防ぐことができる。
友−施一1 第1図は、一つのスライスロッド伸縮11椙がストック
インレットに取(=jけられる状態を横方向から見たも
のであり、第2図は多数のスライスロッドの配列をスト
ックインレットの正面側から見たものである。
第1図において、ストックインレット1は、その下部の
流出端の上側に、弾性に富む金属性薄板笠より成り斜め
下向きに抄紙機全幅に自り突出して流出端の開度を限定
するスライスリップ2を有している。ストックインレッ
ト1の上部には、支持用枠体3が固定されて前方に突出
する。
前記支持枠3には、図示するようにねぢ機構4が固定さ
れ、このねぢ機構には熱伸縮性の比較的高い金属材料で
作られるスライスロッド本体5がねぢ結合されて下向き
に延び、上記スライスリップに枢動的に連結されるよう
になっている。ねぢ機構4は、マイクロジヤツキ等のね
ぢ係合手段を含み、遠隔操作モータ6によって駆動され
る。それにより、第1図に(トL)として示されるスラ
イスリップ開度が調整される。
第2図においては多数のスライスロッド本体がねぢ機構
4によって支持枠3に取付けられる状態が見られる。
第3図は、本発明において用いられるスライスロッド本
体及びヒータを断面図として示すものである。ねぢ機構
4から延びているねぢ7に、外径が20〜50#ll1
1の中空のスライスロッド本体5がねぢ係合される。こ
のロッド本体5の内側には、リード線8を介してヒータ
9が延び、作動時外側のスライス[■ラド本体5を加熱
して伸張させ、該ロッド本体結合部のスライスリップの
開度を少さくする。このヒータは例えばニクロム線等の
裸線とされ、放射線を遮るものはスライスロッド5内に
は存在しない。
冷却用空気が、ロッド本体5の上端及び下端附近に設け
られた適宜な細孔10.11によって外部から送給され
且つ排出され、ロッド本体とヒータとの間の空隙部を流
れ、加熱されているスライスロッド本体5を迅速に冷却
する作用をする。バルブ等による空気伍制御によりロッ
ド本体収縮時の時定数は膨張時のそれとは望等しくされ
る。
抄紙機によって製造される製品ウェブの単位面積当り重
ωの幅方向分布を検出するセンサ(図示せず)が設置さ
れ、対応する幅方向部分におけるスライスリップの開度
を制御することができる。
検出される所要修正幅に応じて、既述した加熱、冷却の
方法、或は遠隔操作モータ6を介するねぢ駆動の方法の
いずれかが選択される。その選択の目途となるべき修正
幅の値は1M程度である。勿論、前記のセンサ信号とは
別に、ねぢ機構、ヒータ、冷却空気送給を手動で制御す
ることも可能である。
第1図に見られるように、スライスリップの開度検出装
置12がスライスロッドに装架され、該スライスロッド
本体5の下端部に取付けられる検出棒体13により、差
動トランス等を用いてロッドの変位を電気信号として取
出す。これにより、幅方向のリップ開度(h)のパター
ンをCRTに表示し、計算機に記憶させることが可能で
あり、従って最適パターンを記憶して次に同一製品を製
造する時直ちに最適のパターンを設定することができる
。また隣接するスライスロッド本体間の開度差が大きく
なると、スライスリップが薄肉の弾性体とされているに
も拘らずなおそれに永久歪みが生じてしまうことがしば
しばあるが、これに対して上記の取出される電気信号に
より、差が一定値に達した時は制御を中止して破損を防
止するようにすることができる。
第4A図は、幅約577Lの抄紙機で面積当り単位重量
(9/TIt)58.6の上質紙を抄き、本発明による
装置で11制御した場合の実施例を示す。この場合のス
ライスロッド本体の熱膨張出力の全幅分布が第4B図に
示される。これに対して、同一品種の上質紙を、全ロッ
ド本体の出力を50%に固定したま)制御を止めた場合
における単位重量の全幅分布が第5A図に示されている
。幅方向38個のデータから、最大値と最小値の差(R
)及び標準偏差(σ)を計算すると、下記第1表のよう
に幅方向のバラツキが改善されていることがわかる。
第   1    表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による個々のスライスロッド伸縮機構の
側面図であり、第2図は該伸縮機構の配列を示す正面図
である。第3図はスライスロッド本体と内蔵ヒータとの
組合せを示す断面図である。 第4A図及び第4B図は本発明の制御装置によって得ら
れる成績を示す図であり、第5A図及び第5B図は、本
発明の装置を作動させない場合に得られる成績を示す。 1・・・ストックインレット 2・・・スライスリップ
3・・・支持枠       4・・・ねぢ様構5・・
・スライスロッド本体 6・・・遠隔操作モータ7・・
・ね ぢ 8・・・ヒータのリード線  9・・・ヒータ10、1
1・・・空気送給及びM出孔 12・・・変位検出装置    13・・・検出棒体特
許出願人 王子製紙株弐゛会社 幕1面 見2図 朱3区

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙料を抄紙機に供給するストックインレットの流
    出端に設けられた可撓性スライスリップの開度を、該ス
    ライスリップの幅方向に対して間隔を置いて多数個設置
    されるスライスロッド伸縮機構によって制御する装置に
    おいて、各個のスライスロッド伸縮機構が、 (i)中空のスライスロッド本体と、 (ii)前記のスライスロッド本体中に内蔵される加熱
    用ヒータと、 (iii)スライスロッド本体中に冷却用気体を送給し
    、それによって冷却時の時定数を短かくするようにする
    手段と、 (iV)スライスロッド本体を軸方向に移動させるよう
    にする、遠隔操作モータとねぢ手段との組合せ、 とを有し、前記のねぢ手段が、ストックインレットに対
    して固定的に装架され、スライスロッド本体の一端部が
    、該ねぢ手段にねぢ係合により取付けられ、他端部がス
    ライスリップに取付けられている装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項による装置において、各個
    のスライスロッド伸縮機構の受持つ、スライスリップの
    制御部分について、その制御部分に対応する製品ウェブ
    部分の単位面積当り重量を個別に検出し、所要の修正幅
    が一定限度以内の場合には前記のヒータ又は空気送給手
    段を作用させてそれぞれ加熱及び冷却を行わせ、該限度
    を越えた場合には前記の遠隔操作モータとねぢ手段との
    組合せを作動させてスライスリップの開度を該限度内に
    引戻す制御をするように配置された制御用コンピュータ
    及び回路を有している装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項或は第2図による装置にお
    いて、各スライスロッド伸縮機構が、該伸縮機構の受持
    つスライスリップ部分と隣接するスライスリップ部分と
    の変位量の差を検出する差動トランスを有し、それによ
    り該変位量の差が一定限度を越えないように制御され得
    るようになつている装置。
JP1356186A 1986-01-24 1986-01-24 抄紙機用スライスリツプの制御装置 Pending JPS62177294A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887391A (ja) * 1981-09-28 1983-05-25 コンソリデイテイド−バサ−スト・インコ−ポレイテイド 制御された供給速度で材料が通過する開口の寸法の制御装置およびその使用方法
JPS6098204A (ja) * 1983-11-02 1985-06-01 デブロン・エンジニアリング・リミテツド スライスリップ制御機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887391A (ja) * 1981-09-28 1983-05-25 コンソリデイテイド−バサ−スト・インコ−ポレイテイド 制御された供給速度で材料が通過する開口の寸法の制御装置およびその使用方法
JPS6098204A (ja) * 1983-11-02 1985-06-01 デブロン・エンジニアリング・リミテツド スライスリップ制御機構

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