JPS62176502A - 結晶化方法および装置 - Google Patents

結晶化方法および装置

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JPS62176502A
JPS62176502A JP1469586A JP1469586A JPS62176502A JP S62176502 A JPS62176502 A JP S62176502A JP 1469586 A JP1469586 A JP 1469586A JP 1469586 A JP1469586 A JP 1469586A JP S62176502 A JPS62176502 A JP S62176502A
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JP
Japan
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crystals
mother liquor
crystallization
seeds
crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1469586A
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English (en)
Inventor
Takehiko Nakashiki
中志貴 武彦
Hideaki Tsuji
英明 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPS62176502A publication Critical patent/JPS62176502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は苛性ソーダや砂糖等を結晶化する結晶化装置に
関する。
〈従来の技術〉 苛性ソーダや砂糖などを濃縮して結晶にする結晶化装置
が食品産業等で広く使用されている。
第2図はかかる結晶化装置のフローシートである。
7J12図において、1は結晶缶、2は加熱器、3は遠
心分i!Iff機、4はコンベア、5は乾燥器、6は母
液タンク、γは循環ポンプである。原料液は結晶缶1と
加熱器2との間の循還系に導入される。結晶缶内の液と
原料液は一緒になってポンプ9により加熱器2に送られ
る。加熱器2は、蒸気加熱式の熱交換器で、液は蒸気に
より加熱されて結晶缶1に戻される。結晶缶1は本例で
はDTB型と呼ばれるもので、缶内は波目と気相に分れ
ており、液相部分にはドラフトヂユーブ1a、バッフル
プレートlb、アジテータ1Cを備えており、液は図の
ようにドラフトチューブとバッフルプレートの間で循環
している。蒸発缶1内で蒸発した蒸気は缶上部から排出
され図示しない凝縮器により吸引されて凝縮される。
一方法は缶内で濃縮されて結晶を析出する。析出された
結晶は缶底部のコーン形状の部分に沈澱し、結晶を含む
母液はスラリー状で分級脚1eからポンプ8を経て遠心
分離機3に送られる。
遠心弁11if1機3では母液と湿った結晶に分級され
る。湿った結晶はコンベア4で乾燥器5に送られ、ここ
で乾燥されて、乾いた結晶は製品として外部に排出され
る。一方遠心分11[1磯3で分離された母液は母液タ
ンク6に流下し、ここで一旦貯留された後循環ポンプ7
により、結晶缶1と加熱器2どの間の循環系に戻される
〈発明が解決しようとする問題点〉 かかる結晶化装置において、結晶缶で析出する結晶の平
均粒径は第3図に示ずように時間の経過と共に周期的に
大きくなったり小さくなつたりすることをくりかえして
いる。それは、母液中にある程度の数の結晶が存在する
ときには、新しいシードとなる微細結晶はあまり発生せ
ず、結晶の生長が活発に行われるが、生長した結晶が分
離機3で分離され母液中に数が少くなると、缶内の結晶
表面積が不足し一度にシードとなる微細結晶が多数発生
し、それらが再び生長を始める。このような現象を繰返
すので先にのべたように平均結晶粒径の周期的な変動が
起ぎると考えられる。
一般に製品としての結晶は一定範囲内に粒度が管理され
ていることが必要であるが、従来は結晶化装置からの結
晶粒径はできなりで、それを篩分けして、粒径範囲毎に
製品を得ており、篩分けにより、規定外とされた粗大結
晶は粉砕され、微細結晶は再溶解されていた。
そのため製品歩留りの悪化、運転コストの上昇、エネル
ギ損失の増大等の問題があると共にある粒径範囲の製品
の収量を特に多く得たい場合にも、そのように粒径を管
理することが困難であった。
〈発明の目的〉 本発明は従来技術のかかる問題点に鑑み案出されたもの
で、母液中に制御された最のシードとなる微細結晶を供
給することにより、結晶化装置で得られる結晶の平均粒
径を制御すると共にその変動中が小さく、粒径の安定し
た結晶化方法および装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため本発明の結晶化方法は結晶缶か
ら排出される結晶を含む母液を結晶と母液に分離し、母
液を結晶缶に戻して循環させる結晶化方法において、結
晶缶に戻される母液中に計量されたシード用結晶を供給
することを特徴とするものである。
又本発明の結晶化装置は結晶缶と、結晶缶から排出され
る結晶を含む母液を受入れ、結晶と母液に分1する分2
!181と、分離機で分離された湿った結晶を受入れて
乾燥する乾燥器と、分離器で分離された母液を受入れて
貯留する母液タンクと、母液タンクの母液を結晶缶に返
却する循環手段とを備えた結晶化装置において、乾燥器
で乾燥された結晶からシード用としての細い結晶を分級
する篩分装置と、該篩分装置からのシード用結晶を計量
し、所要量を母液タンクに送る篩分装置を設けたことを
特徴とするものである。
く作   用〉 寸なわら、結晶缶に戻る母液中に制御された量のシード
用結晶を投入することにより、結晶缶内滞留する結晶数
、結晶表面積をある範囲内に保つようにして、結晶化装
置から得られる結晶の平均粒径をiII制御すると共に
その変動中を小さくし、粒径を安定させるものである。
く実 施 例〉 以下本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の結晶化装置のンローシー1−である。
第1図において 1は結晶缶、2は加熱器、3は遠心分
離機、4はコンベア、5は乾燥器、6は母液タンク、7
は循環ポンプ、8は結晶缶1から遠心分!1tlにスラ
リを送るポンプ、9は結晶缶1と加熱器2との間で液を
循環するポンプ、10は篩分装置、11は計量手段で、
本例ではタイマにより制御される開閉弁、12はコンベ
アである。尚本発明の結晶化装置は従来の結晶化装置に
篩分装置と11量手段とを追加したものなので第2図の
従来例と同一のものについては同一の符号を用いてあり
、説明を省略する。
以下篩分装置10と計量手段11を中心に説明する。
篩分装置10は網目の大きい上段スクリーンと、網目の
小さい下段スクリーンとを有する振動スクリーンで、乾
燥装置5からの結晶を受入れて、上段スクリーン残の粗
粒結晶の製品A1上段スクリーンバス、下段スクリーン
残の中程度の粒径の結晶の製品B、下段スクリーンパス
の微細結晶の製品Cとに分級する。
計量手段11は本実施例ではタイマにより制御される開
閉弁であり、常時に閉じており、図示しないタイマによ
り設定される時間毎に短時間開いて、弁上方に留ってい
る結晶を母液タンク6に落下させる。
次に作用を説明する。乾燥器5で乾燥された結晶はコン
ベア12により篩分装置10に送ら机る。
送られた結晶は篩分装置10の原料人口10dに投入さ
れる。結晶は先ず上段スクリーンに乗り、ここで上段ス
クリーン残の粗粒と、バスの中、細粒に分級され、粗粒
は出口10aから排出されて製品Aとして回収され、パ
スの中、細粒は下段スクリーンに−乗り、ここで下段ス
クリーン残の中程度の粒径の結晶と、パスの微細粒に分
級され、中程度の粒子は出口10bから排出され、製品
Bとして回収され、バスの微細粒は出口10Cから排出
される。
出口10Cから排出された微細粒はダクト13を経てY
継手14に至る。Y継手14により微細粒は、母液タン
ク6へ至るダクト15と製品Cとして回収されるルート
に至るダクト16に分れる。ダクト15には開閉弁11
が設けられていて、この弁は常時は閉じているので、Y
継手14と弁11の間のダクト部分15aに上記微細粒
が滞留し、上記ダクト部分15aが満たされた後は、微
細粒はすべてダクト16に流れる。開閉弁11はタイマ
により設定された時間毎に短時間開き、上記ダクト部分
15aに滞留する微細粒をすべて母液タンク6内に落下
させる。今ダクト部分15aの体積をVcm3、タイマ
の設定時間をt秒とすれば、1分間当り母液タンク6に
供給される微細粒結晶の見かけの体積W cm3は W = 60V し で与えられる。
尚、計量手段は上述のような開型な構造のものではなく
秤を使用したより精密なものであうでもよい。
上述のように母液タンク6内に微細なシード用結晶を計
量して供給することにより結晶缶内に?1)留する結晶
数、結晶表面積が制御されたある範囲内に保たれるよう
になり、結晶化装置から得られる平均粒径は第4図に示
すように変動中が小さくなる。又母液タンク6に供給さ
れるシード用結晶のff1(個数)が多ければ平均粒径
は小さくなり、逆であれば大きくなるので、母液タンク
に供給するシード用結晶の量を調節することにより、結
晶化装置で得られる平均粒径を制御することができる。
尚蒸発缶はDTB型に限られず、分miも遠心式のもの
でなくともよい。
〈発明の効果〉 以上述べたように本発明の結晶化方法および装置は以下
の効果がある。
(1)結晶缶に戻される母液にシード用結晶を計重して
供給するようにしたので、結晶缶内に滞留する結晶数、
結晶表面積が一定範囲内に保たれ、得られる結晶の平均
粒径の時間的変化が減少し、安定する。
■母液に供給するシード用結晶の量をvAllilする
ことにより得られる平均粒径を制御できるので、目的の
粒径の製品の歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
第 1図は本発明の結晶化装置のフローシート、第2図
は従来の結晶化装置のフローシート、第3図は従来の結
晶化装置の平均粒径の時間的変化のグラフ、第4図は本
発明の結晶化装置の平均粒径の時間的変化のグラフであ
る。 1・・・・・・結  晶  缶 2・・・・・・加 熱 器 3・・・・・・遠心分離機 5・・・・・・乾  燥  器 6・・・・・・母液タンク 7・・・・・・循環ポンプ 10・・・・・・篩分装置 17・・・・・・計填手段 第3図 第4図 時間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶缶から排出される結晶を含む母液を結晶と母
    液に分離し、母液を結晶缶に戻して循環させる結晶化方
    法において、結晶缶に戻す母液中に計量されたシード用
    としての細い結晶を供給することを特徴とする結晶化方
    法。
  2. (2)結晶缶と、結晶缶から排出される結晶を含む母液
    を受入れ、結晶と母液に分離する分離器と、分離機で分
    離された湿った結晶を受入れて乾燥する乾燥器と、分離
    器で分離された母液を受入れて貯留する母液タンクと、
    母液タンクの母液を結晶缶に返却する循環手段とを備え
    た結晶化装置において、乾燥器で乾燥された結晶からシ
    ード用としての細い結晶を分級する篩分装置と、該篩分
    装置からのシード用結晶を計量し、所要量を母液タンク
    に送る計量手段とを設けたことを特徴とする結晶化装置
JP1469586A 1986-01-28 1986-01-28 結晶化方法および装置 Pending JPS62176502A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015124108A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 昭和電工株式会社 高純度次亜塩素酸ナトリウム5水和物および次亜塩素酸ナトリウム水溶液の製造方法
CN109045745A (zh) * 2018-08-10 2018-12-21 国家***天津海水淡化与综合利用研究所 一种带提升导流的连续真空冷却结晶装置
CN114790138A (zh) * 2022-05-10 2022-07-26 浙江贝诺机械有限公司 一种丁二酸连续结晶的工艺

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