JPS62172671A - 電話線接続用ジヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は電話線接続ｍジャック、さらに詳しくは、ケー
シングの直面にプラグ挿入口が開口し、電話線に接続さ
れたプラグがプラグ挿入口を通して着脱自在に結合され
る電話線接続用ジャックに関するものである。

［背景技術１ 従来上りこの種の電話線接続用ジャックとしては、プラ
グが装着されていないときにプラグ挿入口にほこりが入
ったり、ドライバのような異物が突っ込まれたりしない
ように、プラグ挿入口に開閉自在な防塵カバーを設けた
ものが提供されている。防塵カバー６１としでは、第１
５図に示すように、ケーシング１内の下部にカバー収納
用の収納凹溝６９を形成し、プラグが装着されていない
ときには、防塵カバー６１でプラグ挿入口５４を閉塞し
、プラグが装着されるときには、防塵カバー６１の上ｉ
部を前方に倒した後に後方にスライドさせて収納凹溝６
９内に収納するようにしたものが考えられている。この
構成においては、プラグ挿入口５４にプラグを挿入する
ときには予め手で防塵カバー６１を収納１！１１６９内
に収納し、プラグを抜いた後では再び防塵カバー６１を
収納門溝６９から引き出す必要があり、防塵カバー６１
を出し入れする作業が面倒であるという問題がある。特
に、プラグを装着するときには、防塵カバー６１を開き
、収納凹溝６９に収納し、最後にプラグを挿入するとい
う３動作が必要となるから、操作性が悪いものである。

また、防塵カバー６１が収納凹溝６９内に完全に収納さ
れていない状態では防塵カバー６１の一端部がケーシン
グ１の前方に突出しており、異物が当たったときに防塵
カバー６１が破損しやすいという問題がある。

［発明の目的］ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、プラグを挿入するときには一
連の動作で防塵カバーが開いてプラグ挿入口にプラグを
装着でき、またプラグを抜くと防塵カバーが自動的に閉
塞されるようにした電話＃！接続用ジャックを提供する
ことにあり、他の目的とするところは、防塵カバーの開
閉状態とは無関係にケーシングの前方への突出部分が少
なくなるようにした電話線接続用ジャックを提供するこ
とにある。

〔発明の開示１ 本発明においては、ケーシングの前面にプラグ挿入口が
門口し、電話線に接続されたプラグがプラグ挿入口を通
して着脱自在に結合される電話線接続用ジャックにおい
て、プラグ挿入口にはプラグ挿入口を開閉する防塵カバ
ーが配設され、防塵カバーは上下一対の原体をケーシン
グ内でプラグ挿入口に沿って上下に摺動自在となるよう
に保持して構成され、一方の扉体に上下方向に走る案内
溝が形成されるとともに、他方の扉体に案内溝に係合す
る係合突起が突設され、両扉体のうち下側の扉体の下端
縁に前方に向かって操作片が突設された電話＃！接続用
ジャックを開示する。

（実施例） ケーシング１は合成樹脂のような絶縁性材料で形成され
、第１図に示すように、モジエラーインサート３１が収
納されたボディ１１と、ボディ１１の前部（第１図中右
側）に被嵌されるカバー５１とで形成される。ケーシン
グ１の外形寸法は既製の取付枠に取着できるように規格
化された配線器共モジュールの１個モジュールに相当す
る寸法に設定されており、配線器具モジュールを取着す
る既製の取付枠に取着できるようになって（する。ボデ
ィ１１は、第９図のような端子部１２を後面に備え箱状
に形成された端子台部１３と、端子台部１３の前面の中
央部に一体に突設され内部にモノニラ−インサート３１
が装着されたモノニラ−収納部１４とから構成される。

モノニラ−収納部１４は前面に開口部分が形成され、こ
の開口内にモジュラ−インサート３１の接触ピン３２が
臨んでいる。

ボディ１１の左右両側縁には前後に貫通しすこ嵌合孔１
５が形成されている。一方力バー５１は後方に開放され
た箱状に形成されており、カバー５１の後端の左右両側
縁からはそれぞれ結合脚片２２が一体に延設されている
。結合脚片２２の先端部にはそれぞれ左右方向における
外側に突出する嵌合突起５３が形成される。したがって
、カバー５１の係合脚片５２をボディ１１の嵌合孔１５
に挿入することにより、嵌合突起５３が嵌合孔１５に係
止されてボディ１１とカバー５１とが一体に結合される
。

ボディ１１の後面に形成された端子部１２は、モジエラ
ー収納部１４内に収納されたモジエラーインサート３１
の各接触ピン３２にそれぞれ接続される端子板２１を端
子台部１３の後面の左右にそれぞれ３枚ずつ備えており
、各端子板２１間はそれぞれボディ１１に一体に設けら
れた仕切板２２により隔絶されている。また、各端子板
２１にはそれぞれ端子ねじ２３が螺着されている。端子
台部１３の後面の中央部であって左右の端子板２１間に
対応する１ｌＦＩＳ分には、第１０図に示すように、塩
化ビニルのような絶縁性材料で形ｒ＆された絶縁板２４
が嵌着される。この絶縁板２４はボディ１１に対して着
脱自在であって、絶縁板２４を外した状態ではモジュラ
−インサート３１が露出するようになりでいる。

モノ１ラーインサート３１は、第１１図に示すように、
合成樹脂のような絶縁材料により形成されたモノエラ一
本体３３から弾性を有した線状の接触ピン３２が多数本
突設された形状に形成されており、後述するプラグ４１
をケーシング１の前面に開口するプラグ挿入口２８を通
して挿入したときに、各接触ビン３２がプラグ４１の対
応する接触子４２に圧接して互いに電気的に接続される
ようになっている。モノニラ−インサート３１の上面に
は係止突起３３が突設されており、モジュラ−インサー
ト３１をボディ１１内に収納したときに、この係止突起
３３がボディ１１の内周面に係止されモノニラ−インサ
ート３１がボディ１１の定位置に固定されるようになっ
ている。

カバー５１は、第５図ないし第８図に示すように、ボデ
ィ１１の前面の開口部分に対応してモノエラーインサー
ト３１にプラグ４１を導入するためのプラグ挿入口５４
が開口した形状に形成されでおり、またカバー５１の左
右両側縁からは各一対の連結突起５５が突設される。プ
ラグ挿入口５４は略炬形状であり、かつ下部には２段階
の階段状に形成された切欠ｆｆ１ｓ５６を有する形状と
なっている。プラグ挿入口５４の開口周縁の後面側には
上下方向に走る左右一対の保持リプ５７が突設され、ま
た、切欠部５６に対応する部分の後面には切欠部５６の
開口縁に沿う形状に形成され保持リプ５７の略半分の突
出量を有する突段部５８が形成される。切欠部５６は２
段階の階段状であるが、突段部５８は３段階の階段状に
形成されており、最上段がプラグ挿入口５４の開口縁と
保持リプ５７との間に跨がるように形成される。カバー
５１をボディ１１に結合した状態では、ボディ１１のモ
ノニラ−収納部１４の前面とカバー５１のプラグ挿入口
５４の開口周縁後面との間に保持リプ５７の突出量に略
等しい厚みの空間が形成される。

プラグ４１は、第１２図および第１３図に示すように、
略直方体のプラグ本体４３の下面にケーシング１への挿
入方向における前端部（第１２図中左端部）から後方に
向かって次第にプラグ本体４３との距離を広げるように
一体に突出する解除レバー４４を備えている。プラグ本
体４３内には板状に形成され略平行に配列された複数の
接触子４１が配設され、各接触子４１間はそれぞれ絶縁
性を有する隔壁４５を介して隔絶されている。解除レバ
ー４４はプラグ本体４３から離れる向きに弾性を有し、
プラグ４１をカバー５１のプラグ挿入口５４に挿入した
状態で解除レバー４４に設けられた係止段部４６がプラ
グ挿入口５４に設けられた切欠部５６の周縁に係合して
プラグ４１の抜は止めがなされる。プラグ４１をケーシ
ング１から外すには、解除レバー４４を弾性に抗してプ
ラグ本体４３側に近付けるように押圧力を作用させなが
らケーシング１から抜き出せばよい。

ところで、プラグ挿入口５４にはプラグ４１が挿入され
ていないときにプラグ挿入口５４からケーシング１内に
ごみ等が入るのを防止するために防塵カバー６１が装着
されている。防塵カバー６１は第１図に示すように上下
一対の扉体６２，６３から槽成されており、ボディ１１
のモノニラ−収納部１４の前面とカバー５１のプラグ挿
入口５４の開口周縁後面との間に形成された空間内に装
着される。上扉体６２は、第２図に示すように、左右方
向の中央部において後面に上下方向に走る案内溝６４が
形成された形状に形成されている。

案内溝６４は後面および上端が開放されており、下端は
閉塞されている。上扉体６２の左右両端部において後面
の上端部にはそれぞれ係止突起６５が形成されている。

一方、下扉体６３は、第３図に示すように、左右方向の
中央部であって前面の上端部に係合突起６６が突設され
るとともに、左右方向の中央部であって前面の下端部に
操作片６７が突設された形状に形成されでいる。操作片
６７の左右幅はプラグ挿入口５４の切欠部５６の最下段
の左右幅に略等しく設定されでいる。下扉体６３の左右
両端の上端部にはそれぞれ係止切欠６８が形成されでい
る。上下両扉体６２，６３は略同幅に形成されており、
その幅はカバー５１の内周面に形成された保持リプ５７
間の距離に略等しく設定され、また両扉体６２，６３の
厚みは保持リプ５７の突出量の略半分に設定されている
。しかるに、上扉体６２を前面側として下扉体６３の係
合突起６６を上扉体６２の案内溝６４内に挿入した状態
で両扉体６２，６３を重複させ、両原体６２．６３をカ
バー５１の保持リプ５７間に収める形でボディ１１とカ
バー５１との間の空間に収めれば、プラグ挿入口５４が
両扉体６２，６３によって閉塞されることになる。すな
わち、第４図に示すように、上扉体６２の下端は突段部
５８の最上段である係止面５９によって係止されるので
あり、上扉体６２がプラグ挿入口５４の上半分を閉塞す
るのである。一方、下扉体６３は係合突起６６が上扉体
６２の案内溝６４内に挿入されていることにより、係合
突起６６が案内ｍ６４の下端に係止される位置で停止し
、この状態で下扉体６３の下端がプラグ挿入口５４の下
端縁に当接して下扉体６３によりプラグ挿入口５４の下
半分が閉塞されることになる。このようにして上下両扉
体６２、Ｇ　３によりプラグ挿入口５４が閉塞されるの
である。ここで、操作片６７はカバー５１の前面から若
干突出する程度の突出量に設定されている。

プラグ挿入口５４にプラグ４１を挿入するときには、プ
ラグ４１を操作片６７の下面に当接させて操作片６７を
押し上げるように移動させ、下扉体６３を押し上げなが
らプラグ挿入口５４に導入する。プラグ４１の上面が上
扉体６２の下端縁に当接すると上扉体６２も下扉体６３
とともに上方に移動し、プラグ挿入口５４が開放され、
プラグ４１をプラグ挿入口５４に挿入できるのである。

逆にプラグ４１をプラグ挿入口５４がら抜けば、両扉体
６２，６３は自重で下方に落下し、プラグ挿入口５４が
自動的に閉塞されるのである。つまり、プラグ４１の挿
入にあたっては防塵カバー６１を開く動作とプラグ挿入
口５４への導入とが一連の動作で行なわれるのであり、
逆にプラグ４１を抜けば、防塵カバー６１が自動的に閉
塞されるのである。

以上のようにして形成された電話＃ｉ接続用ジャックは
、第１６図に示すように、配線器共モジュールを取着で
きる既製の取付枠７１に取り付けられる。この取付枠７
１は合成０４脂を用いて配線器具モジュールが縦に３個
並べて保持できるような寸法に形成されている。取付枠
７１の左縦枠７２には各配線器具モノニールの取付位置
に対応する位置に各一対の保持孔７３が穿設され、右縦
枠７４には各配線器共モノニールの取付位置に対応する
位置に右縦枠７４から離間してそれぞれ側枠７５が設け
られる。各側枠７５の中央部にはそれぞれ解除片７６が
突設されている。しかるに、電話線接続用ジャックのケ
ーシング１の左右に突設された連結突起５５を保持孔７
３、および右縦枠７４と側枠７５との間であって解除片
７６の両側の隙間に挿入すれば、ケーシング１が取付枠
７１に保持されるのである。電話線接続用ジャックを取
付枠７１から外すには、ドライバの先端部等の治具を用
いて右縦枠７４と側枠７５との距離を広げるように解除
片７６を押圧すれＩｒ１連結突起５５との係合が解除さ
れるのである。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、プラグ挿入口にプラグ挿入口を
開閉する防塵カバーが配設され、防塵カバーは上下一対
の扉体をケーシング内でプラグ挿入口に沿って上下に摺
動自在となる−ように保持して構成され、一方の原体に
上下方向に走る案内溝が形成されるとともに、他方の扉
体に案内溝に係合する係合突起が突設され、両扉体のう
ち下側の扉体の下端縁に直方に向かって操作片が突設さ
れているので、プラグを挿入するときには防塵カバーを
開く繰作とプラグをケーシングに導入する繰作とが一連
の動作で行なえ、逆にプラグを抜いたときには自動的に
防塵カバーが閉塞されるのであり、繰作性がよいという
利点を有する。また、防塵カバーは上下に開閉される一
対の扉体よりなり、下側の扉体の前方に操作片が突出す
るので、防塵カバーの開閉状態とは無関係に操作片の突
出量が一定となるのであり、その結果、操作片は必要最
小量だけ前方に突出させればよく、突出部分を少なくし
て、防塵カバーの破損が防止できるという利点を有する
のである。

【図面の簡単な説明】

亀１図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図Ｃ
ａ）（ｂ）（ｃ）はそれぞれ同上に使用する上扉体の平
面図、正面図、および縦断面図、第３図（、）（ｂ）（
ｃ）はそれぞれ同上に使用する下扉体の平面図、正面図
、および側面図、第４図は同上の要部縦断面図、第５図
ないし第８図はそれぞれ同上に使用するカバーの正面図
、背面図、水平断面図、および縦断面図、第９図は同上
に使用するボディの絶縁板を外した状態の背面図、第１
０図は同上に使用するボディの背面図、第１１図は同上
に使用するモノエラーインサートを示す側面図、第１２
図およＣ／第１３図はそれぞれ同上に使用するプラグの
平面図、および縦断面図、第１４図は同上を取付枠に取
着した状態を示す正面図、ｐｉｓ図は従来例の縦ＷＲ面
図である。 １はケーシング、１１はボディ、５１はカバー、５４は
プラグ挿入口、６１は防塵カバー、６２は上扉体、６３
は下扉体、６４は案内溝、６６は係合突起、６７は機作
片である。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第３図 ゛第４図 第５図 第１０図 第１４図 第１５図 手続補正会（自発） 昭和６２年１月５日 １、事件の表示 昭和６１年特許１ｆｔ第１５００６号 ２、発明の名称 電話線接続用ジャック ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　大阪府門真市大字門真１０４８番地名称（５８
３）松下電工株式会社 代表者　　藤　　井　　直　　夫 ４、代理人 郵便番号　５３０ ５、補正命令の日付 自　　発 第１　図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケーシングの前面にプラグ挿入口が開口し、電話
   線に接続されたプラグがプラグ挿入口を通して着脱自在
   に結合される電話線接続用ジャックにおいて、プラグ挿
   入口にはプラグ挿入口を開閉する防塵カバーが配設され
   、防塵カバーは上下一対の扉体をケーシング内でプラグ
   挿入口に沿って上下に摺動自在となるように保持して構
   成され、一方の扉体に上下方向に走る案内溝が形成され
   るとともに、他方の扉体に案内溝に係合する係合突起が
   突設され、両扉体のうち下側の扉体の下端縁に前方に向
   かって操作片が突設されたことを特徴とする電話線接続
   用ジャック。