JPS62172220A - 指示計器表示板の照明構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、指示計器表示板の照明構造に関するもので
ある。

（従来の技術） 従来の指示計器表示板の照明構造としては、例えば第５
図に示すようなものがある（実開昭５９−１８３６１４
号公報参照）。

このものは、透光性上ケース２と遮光性下ケース３とか
らなる計器ハウジング１の内側下部に光源４を設けると
共に、該光源４からの照射光をハウジング１内に設けた
計器ユニット７の表示（文字）板本体８の表側に導光し
て、目盛や数字等の表示部を間接照射するようにしたも
のにおいて。

計器ハウジング１と表示板本体８の周縁との隙間１０部
の上方に、下ケース３の頂部から立上り、計器ハウジン
グ１の内方へ向う反射面Ｓを形成すると共に、該反射面
Ｓより内側に位置し、前記表示板本体８の表示部を隠さ
ないように、前記上ケース２と一体的に拡散壁６を形成
し、かつ該拡散壁６の内面適所に前記光源４からの照射
光を散乱させる凹凸部を形成したものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来の指示計器表示板の照明
構造にあっては、表示板本体８の目盛等の表示記号を柔
らかな光により間接照射できる反面、表示板本体８の裏
（下）側に設けた光源４から導光照射する構造となって
いたため、（１）　計器ユニット７や表示板本体８の影
になる部分については、直接的な照射をすることができ
ない。

（２）　光源４と計器ユニット７との配置関係に基づき
、計器ユニッ１−７に当る光の乱反射による光むらが生
ずる。

（３）　表示板本体８の裏（下）側に設けた光源４の照
射光を、表示板本体８の表側へ導光する導光手段を必要
とし、その構造が複雑となる。

等という問題点があった。

この発明は、有機ＥＬを表示板本体として用いることに
より、前記従来例のような問題点のない指示計器表示板
の照明構造を提供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） この発明は、前記のような従来の問題点を解決するため
、スイッチによりＯＮ、ＯＦＦする有機ニレクトロルミ
ネソセントランプ（有機ＥＬ）製表爪板本体に、指示計
器ユニット軸用貫通孔及び同ユニット取付用貫通孔を設
けると共に、前記有機ＥＬ製表示板本体の透明パッケー
ジフィルム表面に、指示計器用文字、目盛等の表示記号
を不透明印刷したものである。

（作用） この発明は、前記のような構造を備えるから、昼間等の
明るい場所では、有機ＥＬをＯＦＦとして点灯させるこ
となく、従来装置と同様に有機ＥＬ製表示板表面に不透
明印刷した文字、目盛等の表示記号を太陽光等の外部か
らの光により視認できる外、夜間等の暗い場所では有機
ＥＬのスイッチをＯＮとし、同表示板表面の不透明な印
刷表示記号を、その下側から直接照射して影として浮上
させ、視認するものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を第１図ないし第４図を参照
して説明する。

図において、１１はコンビネーションメータアッシー、
ユ２はコンビネーションメータケース、１３はスピード
メータ用目盛で、該スピードメータ用目盛１３は有機エ
レクトロルミネセントランプ（有機ＥＬ）からなる表示
板本体１７の透明パッケージフィルム１８の表面に不透
明印刷により施されるａ１４はタコメータ用目盛、１５
は燃料８Ｉ・用目盛、１６は水温計用目盛で、これらの
各目盛コ、４．１５及び】６も前記スピードメータ用目
盛】３と同様に５有機Ｅ　Ｌ製表爪板本体１７の透明パ
ッケージフィルム１８の表面に不透明印刷により施され
る。１９は有機ＥＬ製表示板表面】−７の透明電極、２
ｏは同蛍光発光層、２１は同反射絶縁層、２２は同店板
側１２３は同パッケージフィルムである。

なお、この有機ＥＬ、すなわちエレクトロルミネジセン
１〜ランプの詳細構造については、例えば、Ｎ　ＥＣ技
’Ａ　　ＶＯＬ、３４　　Ｎｏ、８、新日本電気株式会
社発行、第７１頁ないし第７３頁、「ＮＥＣ高輝度有機
Ｅｌ、（ＮＦＬ）とその応用」参照。

２４は有機ＥＩ、製表爪板本体１７に設けたスピードメ
ータ軸周貫通孔で、該貫通孔２４は第１図にその要部を
拡大して示すように、同貫通孔２４まわりの透明な極１
−９．蛍光発光層２０、反射絶縁層２１及び基板電極２
２をやや大径に切除して貫通孔とし、その内側全周に沿
うよう前記透明パッケージフィルム１８を下方へ湾曲さ
せ、その湾曲した下部を前記表示板本体１７下部のパッ
ケージフィルム２３と溶着し、同貫通孔２４部まわりを
シールしたものである。２５．２５・・・は前記表示板
本体１７を、スピードメータ用目盛１−３５、タコメー
タユニット４０．燃料計ユニット４２、水温計ユニット
４４に取付けるための取付用貫通孔、２Ｇ、２７．２９
ないし３３は前記表示板１７に設けた開口又は貫通孔で
、２６はオドメータ川開口、２７はトリップメータ用間
口、２≦〕はタコメータ軸周貫通孔、３０は燃料計耐用
貫通孔、３１は水温計軸周貫通孔、３２．３３はワーニ
ング部用開口で、これらの開口又は貫通孔２６゜２７．
２９ないし３３まわりは、前記貫通孔２４まわりと同様
に、前記表示板本体１７表面の透明パッケージフィルム
１８の湾曲部及び同透明パッケージフィルム１８とパッ
ケージフィルム２３との溶着によりシールされる。

３６はスピードメータユニット３５の取付座。

３７はスピードメータ軸、３８はスピードメータの針、
４１はタコメータ用ユニット４０の針、４３は燃料計ユ
ニット４２の針、４５は水温計ユニット４４の針、５０
は電源回路、５１はインバータ、５２はスイッチ、５３
は電源である。

なお、前記有機ＥＬ製表示板本体１７下側のパッケージ
フィルム２３は、不透明材で構成してもよい。

また、詳細構造についての図示は省略するが、タコメー
タ用目盛１４、燃料計用目盛１５．水温計用目盛１６部
の構造についても、前記スピードメータ用目盛１３部の
構造と同様に構成される。

次に、この実施例の作用を説明する。この実施例は、昼
間等の明るい場所では従来の指示計器表示板の照明構造
と同様に、太陽光等の外部からの光により（有機ＥＬを
点灯させることなく）有機ＥＬ製表示板本体１７の透明
パッケージフィルム１８表面に不透明印刷したスピード
メータ用目盛１３、タコメータ用目盛１４．燃料計用目
盛１５゜水温計用目盛１６等を視認することができる外
、夜間等の暗い場所では電源回路５０のスイッチ５２を
閉成し、その電源５３によりインバータ５１を介して有
機ＥＬ製表示板本体１７を点灯し、その透明パッケージ
フィルム１８表面に不透明印刷したスピードメータ用目
盛１３、タコメータ用目盛１４、燃料計用目盛１５、水
温計用目盛１６等を、その下側から照射し、影として浮
上させて視認するものである。

（発明の効果） この発明は前記のような構造を有し、作用をするもので
あるから、指示計器の表示板本体上の文字、目盛等の不
透明印刷した表示記号を太陽光等、指示計器外部からの
光によって視認できる外、次のような効果が得られる。

（１）　指示計器の表示板照明構造を、それ自体が発光
する有＠ＥＬによる直接照明構造とじたから、従来例の
ような独立した光源や、同光源から表示板表面への導光
装置を設ける必要がなく。

その構造をコンパクトで、著しく簡易なものにできる。

（２）　指示計器の表示板本体を有機ＥＬ製としたから
、同表示板本体及びその照明構造を著しく薄く構成でき
、指示計器の取付自由度を大巾に向上できる。

（３）　指示計器の表示板本体を構成する有機ＥＬの透
明パッケージフィルム表面の不透明印刷の表示記号を、
その蛍光層により直接照射、浮上させるものであるから
、少ない光量により充分な照射ができ、照射効率の向上
を計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図はこの発明の一実施例を示すもので
、第１図は第２図のＡ−Ａ線に沿う断面図、第２図はコ
ンビネーションメータの正面図、第３図は第２図のＢ−
Ｂ線に沿う断面図、第４図は有機ＥＬ製表示板の平面図
、第５図は従来例の縦断面図である。 １３・・・・・・スピードメータ用目盛、１４・・・・
・・タコメータ用目盛。 １５・・・・・・燃料計用目盛、　１６・・・・・・水
温計用目盛、１７・・・・・・有機ＥＬ製表示板本体、
１８・・・・・・透明パッケージフィルム。 １９・・・・・・透明電極、 ２４・・・・・・スピードメータ軸周貫通孔。 ２９・・・・・・タコメータ軸周貫通孔、３０・・・・
・・燃料針軸用貫通孔、 ３１・・・・・・指示計器軸用貫通孔、２５．２５・・
・・・・表示板本体の取付用貫通孔、３５・・・・・・
スピードメータユニット。 ４０・・・・・・タコメータユニット。 ４２・・・・・・燃料計ユニッ１−１ ４４・・・・・・水温計ユニツ１−１５２・・・・・・
スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 スイッチによりＯＮ、ＯＦＦする有機エレ クトロルミネッセントランプ（有機ＥＬ）製表示板本体
   に、指示計器ユニット軸用貫通孔及び同ユニット取付用
   貫通孔を設けると共に、前記有機ＥＬ製表示板本体の透
   明パッケージフィルム表面に、指示計器用文字、目盛等
   の表示記号を不透明印刷したことを特徴とする指示計器
   表示板の照明構造。