JPS62170708A - 復水タ−ビン - Google Patents
復水タ−ビンInfo
- Publication number
- JPS62170708A JPS62170708A JP1106186A JP1106186A JPS62170708A JP S62170708 A JPS62170708 A JP S62170708A JP 1106186 A JP1106186 A JP 1106186A JP 1106186 A JP1106186 A JP 1106186A JP S62170708 A JPS62170708 A JP S62170708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gland
- steam
- rotor
- shielding plate
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 claims abstract description 52
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は、特にグランドシール蒸気による起動・停止時
のロータ曲がりの防止を有効に図れるグランドシール機
構を有する復水タービンに関する。
のロータ曲がりの防止を有効に図れるグランドシール機
構を有する復水タービンに関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
一般に、復水タービンは、グランド蒸気シール系統とし
てグランド蒸気シールヘーダより、低圧グランド部にシ
ール蒸気が供給されていて、通常運転中は、この蒸気は
高圧グランド部の漏れ蒸気で一般的には賄われている。
てグランド蒸気シールヘーダより、低圧グランド部にシ
ール蒸気が供給されていて、通常運転中は、この蒸気は
高圧グランド部の漏れ蒸気で一般的には賄われている。
しかし、タービンの起動・停止時には、高圧グランド部
の漏れ蒸気が使えないために、主蒸気あるいは補助蒸気
を減圧して供給しなければならない。この場合、供給さ
れるシール蒸気は高温蒸気のために回転していないロー
タに不均一な温度分布が生じ、ロータに曲がりが生じ、
回転上昇時の静止部とロータとのラビングや振動の原因
となるために、起動・停止時にはタービンロータを低速
で回転させておくターニング操作が必要となっている。
の漏れ蒸気が使えないために、主蒸気あるいは補助蒸気
を減圧して供給しなければならない。この場合、供給さ
れるシール蒸気は高温蒸気のために回転していないロー
タに不均一な温度分布が生じ、ロータに曲がりが生じ、
回転上昇時の静止部とロータとのラビングや振動の原因
となるために、起動・停止時にはタービンロータを低速
で回転させておくターニング操作が必要となっている。
第３図に一般的な復水タービンのグランド蒸気系統の例
を示す。同図においてグランド蒸気の流れの方向は、起
動・停止時の場合を示している。
を示す。同図においてグランド蒸気の流れの方向は、起
動・停止時の場合を示している。
左右のグランド部２には、２系統のグランド蒸気系統が
接続されており、主蒸気あるいは補助蒸気源からの高温
蒸気グランド蒸気調整弁３によって圧力を調整されてグ
ランド蒸気ヘッダ５を経由してそれぞれのグランド部２
に導かれ、そのグランド部２からタービン内部へ吸込ま
れない蒸気と外部空気とがまとめてグランド蒸気排気系
統６を経て、グランド蒸気復水器４へと導かれる配管系
統になっている。
接続されており、主蒸気あるいは補助蒸気源からの高温
蒸気グランド蒸気調整弁３によって圧力を調整されてグ
ランド蒸気ヘッダ５を経由してそれぞれのグランド部２
に導かれ、そのグランド部２からタービン内部へ吸込ま
れない蒸気と外部空気とがまとめてグランド蒸気排気系
統６を経て、グランド蒸気復水器４へと導かれる配管系
統になっている。
第３図において、ｌ−Ａ断面の概略図を第４図に示す。
同図のように従来のグランド部２は、高温高速のグラン
ドシール蒸気７がロータ１の下部に直接当たる構造とな
っている。
ドシール蒸気７がロータ１の下部に直接当たる構造とな
っている。
ロータ１が回転していない場合のロータ断面の初期温度
分布を定性的に示すと第５図のようになる。同図におい
て破線が等混線を示しており、グランドシール蒸気７が
直接当たるロータ１の下部に高温部８が生じ、上部の低
温部９との間に温度差が生じる。この温度差による熱膨
張差によってロータに曲がりが生じてしまう。
分布を定性的に示すと第５図のようになる。同図におい
て破線が等混線を示しており、グランドシール蒸気７が
直接当たるロータ１の下部に高温部８が生じ、上部の低
温部９との間に温度差が生じる。この温度差による熱膨
張差によってロータに曲がりが生じてしまう。
［発明の目的］
本発明の目的は、起動・停止時のロータ曲がりを抑える
ことにより、ターニング時間を節約することかできる復
水タービンを提供することを目的とする。
ことにより、ターニング時間を節約することかできる復
水タービンを提供することを目的とする。
［発明の概要］
本発明による復水タービンは、グランド蒸気へラダがグ
ランド部につながる開口部にロータの下半の一部を覆う
遮蔽板を設置し、これにより高温高速のグランドシール
蒸気がロータ下部に直接当たらずに、両側に均等に回り
込むようにし、起動・停止時のロータの曲がりを抑える
ことを特徴とするものである。
ランド部につながる開口部にロータの下半の一部を覆う
遮蔽板を設置し、これにより高温高速のグランドシール
蒸気がロータ下部に直接当たらずに、両側に均等に回り
込むようにし、起動・停止時のロータの曲がりを抑える
ことを特徴とするものである。
［発明の実施例］
以下本発明の一実施例を第１図乃至第３図を参照して説
明する。なお、第１図および第２図において第４図およ
び第５図と共通する部分には同一符号を付しておる。
明する。なお、第１図および第２図において第４図およ
び第５図と共通する部分には同一符号を付しておる。
第１図は、本発明の第３図に示す復水タービンにｉ（、
Ｎで、Ａ−Ａ断面の概略図を示すもので、グランド部２
に接続されているグランド蒸気ヘッダ５の開口部にロー
タ１の下半の一部を覆う遮蔽板１０を設置した構成とな
っている。
Ｎで、Ａ−Ａ断面の概略図を示すもので、グランド部２
に接続されているグランド蒸気ヘッダ５の開口部にロー
タ１の下半の一部を覆う遮蔽板１０を設置した構成とな
っている。
このような構成によれば、第１図に示すように起動・停
止時にグランド部２に流入する主蒸気あるいは補助蒸気
源から導く高温高速のグランドシール蒸気７は、ロータ
１の下部に直接当たらすに、遮蔽板１０に沿ってロータ
１の両側に均等に回り込む。
止時にグランド部２に流入する主蒸気あるいは補助蒸気
源から導く高温高速のグランドシール蒸気７は、ロータ
１の下部に直接当たらすに、遮蔽板１０に沿ってロータ
１の両側に均等に回り込む。
ロータ１が回転していない場合のロータ断面の初期温度
分布を定性的に示すと第２図のようになる。同図におい
て破線が等混線を示しており、グランドシール蒸気７が
ロータ１の両側に均等に回り込むことによって、ロータ
１の上部、下部といったような非対象な温度分布は生じ
ないで、高温部８が両側外表面、低温部が内部と言った
ように対称な温度分布となる。これにより、非対象な温
度分布による熱膨張差で生じるロータの曲がりを抑える
ことができる。
分布を定性的に示すと第２図のようになる。同図におい
て破線が等混線を示しており、グランドシール蒸気７が
ロータ１の両側に均等に回り込むことによって、ロータ
１の上部、下部といったような非対象な温度分布は生じ
ないで、高温部８が両側外表面、低温部が内部と言った
ように対称な温度分布となる。これにより、非対象な温
度分布による熱膨張差で生じるロータの曲がりを抑える
ことができる。
以上のような復水タービンによれば、起動・停止時にグ
ランドシール蒸気によって加熱されるロータに非対称な
温度分布が生じないため、ロータの曲がりを有効に抑え
ることができる。
ランドシール蒸気によって加熱されるロータに非対称な
温度分布が生じないため、ロータの曲がりを有効に抑え
ることができる。
［発明の効果］
本発明は以上に詳述したように、グランド部のグランド
シール蒸気入口部にロータの下半の一部を覆う遮蔽板を
設置したので、起動・停止時にグランドシール蒸気によ
って加熱されるロータに非対称な温度分布が生ぜず、ロ
ータの曲がりを有効に抑えることができる。
シール蒸気入口部にロータの下半の一部を覆う遮蔽板を
設置したので、起動・停止時にグランドシール蒸気によ
って加熱されるロータに非対称な温度分布が生ぜず、ロ
ータの曲がりを有効に抑えることができる。
したがって、起動・停止時にロータの曲がりを抑えるた
めに実施しているターニング時間を大巾に節約できると
同時に、蒸気温度の比較的低く、軸受間寸法の小さいタ
ービンの場合には、ターニングを省略することもできる
。
めに実施しているターニング時間を大巾に節約できると
同時に、蒸気温度の比較的低く、軸受間寸法の小さいタ
ービンの場合には、ターニングを省略することもできる
。
第１図は本発明による復水タービンのグランド部を示す
断面図、第２図はロータの温度分布図、第３図は復水タ
ービンのグランド蒸気系統図、第４図は従来のグランド
部の断面図、第５図はその日−夕の温度分布図である。 １・・・ロータ ２・・・グランド部 ３・・・グランド蒸気調整弁 ４・・・グランド蒸気復水器 ５・・・グランド蒸気ヘッダ ６・・・グランド蒸気排気系統 ７・・・グランドシール蒸気 ８・・・高温部 ９・・・低温部 １０・・・遮蔽板 （８７３３）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（ばか
１名） 第１図 第２図
断面図、第２図はロータの温度分布図、第３図は復水タ
ービンのグランド蒸気系統図、第４図は従来のグランド
部の断面図、第５図はその日−夕の温度分布図である。 １・・・ロータ ２・・・グランド部 ３・・・グランド蒸気調整弁 ４・・・グランド蒸気復水器 ５・・・グランド蒸気ヘッダ ６・・・グランド蒸気排気系統 ７・・・グランドシール蒸気 ８・・・高温部 ９・・・低温部 １０・・・遮蔽板 （８７３３）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（ばか
１名） 第１図 第２図
Claims (1)
- グランドシール機構を有する復水タービンにおいて、グ
ランド部ケーシングのグランドシール蒸気の開口部にお
けるグランド部ケーシングとロータとの間にロータ全周
の下半の一部を覆う遮蔽板を設けたことを特徴とする復
水タービン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1106186A JPS62170708A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 復水タ−ビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1106186A JPS62170708A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 復水タ−ビン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62170708A true JPS62170708A (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=11767489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1106186A Pending JPS62170708A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 復水タ−ビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62170708A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5620010B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1981-05-11 |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP1106186A patent/JPS62170708A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5620010B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1981-05-11 |
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