JPS62170349A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS62170349A
JPS62170349A JP61013468A JP1346886A JPS62170349A JP S62170349 A JPS62170349 A JP S62170349A JP 61013468 A JP61013468 A JP 61013468A JP 1346886 A JP1346886 A JP 1346886A JP S62170349 A JPS62170349 A JP S62170349A
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JP
Japan
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film
gear
ink
recording
drive gear
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Pending
Application number
JP61013468A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hashimoto
清 橋本
Nobutaka Wakao
若尾 伸孝
Isamitsu Yukihiro
行広 勇満
Kazuhisa Kimura
和久 木村
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62170349A publication Critical patent/JPS62170349A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/02Feeding mechanisms
    • B41J17/04Feed dependent on the record-paper feed, e.g. both moved at the same time

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、インクジェット式の記録装置に係わり、特に
熱的にインクの飛翔を行うインフジエラ。
ト式の記録装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
フィルムに形成された微小孔をノズルとして用い、サー
マルヘッド等の発熱素子をフィルムに当接させ加熱を行
うことにより、孔に入ったインク中に気泡を発生させ、
インクを噴出させる方式が提案されている(特開昭60
−71260号他)。
しかしながら、かかる方式を採用するに当たって問題と
なるのは、フィルムの走行制御のためにフィルムの初期
位置をいかにして確実に検出するかである。フィルムの
初期位置の検出が確実でないと、フィルムをフィルム巻
き付け軸に巻き取り過ぎてしまうことがあり、この場合
はフィルムを破損してしまうことになる。〔発明の目的
〕本願発明は上述した点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、フィルムの初期位置の検出を確実
にし、これによりフィルムの走行制御を確実にした記録
装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明では、フィルムの孔また
は凹部の形成されていない部分に被検知部を形成すると
ともにこの被検知部を検知する検知手段を設け、該検知
手段の検知出力にもとづき前記フィルムの位置制御を行
うようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら説明する
第1図、第2図、第3図、第4図は、本発明の一実施例
を示したもので、第2図は第1図の要部拡大図、第3図
は第1図の■−■断面図、第4図は第1図のIV−IV
断面図ある。第1図、第2図、第3図、第4図において
、8は被記録部材である記録用紙で、記録用紙8のカセ
ット35内に収納され、フィードローラ9により給送さ
れる。
カセット35は、下フレーム39上に載置され凸部が第
1給紙ガイド73の穴りに嵌合することにより本体筐体
に固定される。
フィードローラ9は、当該装置に接続された画像データ
等の処理装置79からの記録命令に応答して、前記記録
用紙8を図示してない給紙用モータの動力を図示してな
いタイミングベルト、プーリーにより、フィードローラ
9のフィードローラギヤー63(第3図)に伝達し、ま
た、フィードローラギヤー63は、ワンウェイクラッチ
64により、フィードローラロックバネ65を解除する
ことによって、給紙を開始する。
記録用紙8は、第1の給紙ガイド73に沿って上昇し、
第1送りローラ10と第2送りローラ11に挾持、搬送
されて、第1アライニングローラ12.第2アライニン
グローラ13の転接する位置で整位される。
第1アライニングローラ12は記録部搬送用モータ50
(第4図)と記録部搬送用タイミングベルト52により
連絡されており、第2アライニングローラ13は、第1
アライニングローラ12と第1アライニングローラギヤ
ー77、第2アライニングローラギヤー78を介して連
結され、第2アライニングローラ13は前記記録部搬送
用モータ50の動力が伝達されている。
第1アライニングローラ12の回転開始のタイミングは
、記録用紙8の先端が給紙スイッチ20に当たり、給紙
フォトセンサ19をONしてから一定時間を経過し、記
録用紙8の先端が第1アライニングローラ12と第2ア
ライニングローラ13の転接部につき当たり、整位され
て、適当なたわみを生じタイミングに定められている。
こうすることにより、第1アライニングローラ12と第
2アライニングローラ13の転接部に記録用紙8の先端
を確実に押し込み、第1アライニングローラ12と第2
アライニングローラ13による記録用紙8のかみ込みを
確実にしている。
こうして、第1アライニングローラ12と第2アライニ
ングローラ13にかみ込まれた記録用紙8は、記録部ガ
イド41 (第2図)上を搬送され、発熱素子3の上方
にあるヘッドローラ14まで到達する。
ここで第5図(a)、(b)に示すように、記録部ガイ
ド41及びヘッドローラ14は、前記第1アライニング
ローラ12を支点として上下方向に可動できるヘッドロ
ーラ取り付けアーム23に取り付けられており、ヘッド
ローラ取り付けアーム23の上下移動により、記録部ガ
イド41及びヘッドローラ14も上下移動するようにな
っている。
また記録部ガイド41には、厚さ0.2m+sで表面が
阻水性特性を有した可撓性フィルムからなる記録部ガイ
ド部材42が記録用紙8と接する側に取り付けてあり、
この記録部ガイド部材42の先端部はヘッドローラ14
と常に接触しており離れることがないようにしである。
従ってヘッドローラ14まで来た記録用紙8は、ヘッド
ローラ14と記録部ガイド部材42により常に挾持され
ているため、記録用紙8の先端が曲がったりしてフィル
ム2に接触し、記録面を汚すことはない。
また記録用紙8は、記録部ガイド部材42を介して、ヘ
ッドローラ14によりサーマルヘッド1上のフィルム2
に軽く押し付けられるので、記録用紙8の記録面は、サ
ーマルヘッド1に密着しながら移動するフィルム2の表
面と微小間隙0.2mmを常に維持しながら移動できる
ここで前記した、ヘッドローラ14.記録部ガイド41
.これを支持するヘッドローラ取り付けアーム23の上
下移動機構について述べる。
第2図、第3図、第5図(a)、(b)において、ヘッ
ドローラ14と記録部ガイド41は、第1アライニング
ローラ12を支点としたヘッドローラ取り付けアーム2
3により両側を支持されており、そのヘッドローラ取り
付けアーム23にはそれぞれアーム用リンク44(第5
図(B))が取り付けである。
アーム用リンク44は、リンク回転支点66を上フレー
ム筐体で支持されており、リンク回転支点66を中心と
して、ヘッドローラ取り付けアーム23にはめ込んだ突
起部であるリンク可動支点67の移動により、前記ヘッ
ドローラ取り付けアーム23に上下移動をさせている。
記録用紙8の先端や後端など記録を行なわないときは第
5図(b)の如く、ヘッドローラ14が発熱素子3に密
着して移動するフィルム2から82だけ離れた状態で紙
搬送を行なう。
すなわち、ヘッドローラ14と発熱素子3に密着して移
動するフィルム2があまり近すぎると記録用紙8の先端
や後端が曲がり、折れなどによりフィルム2に接触し汚
れてしまい、また還すざると、ヘッドローラ23により
記録部ガイド部材42をフィルム2のところまで移動さ
せて軽く押し付けるのに時間がかかってしまい、それだ
け非記録部分が増えてしまうので本装置の実験により前
記S2を約0.75mmとした。
次に記録を行なうときは、まず第2図のソレノイド30
を励磁して、ソレノイド用バネ27をB方向に引く。す
ると、前記ソレノイド用バネ27により浮動部25がC
方向に移動することにより、両サイドのアーム用リンク
44がD方向に移動し、ヘッドローラ用アーム23をE
方向に下げることによりヘッドローラ14を下げ記録部
ガイド部材42をフィルム2に軽く押し付けている。こ
のとき、前記ヘッドローラ14は、前記発熱素子3上を
密着しながら移動するフィルム2から81だけ離れた状
態で紙搬送を行なう。
なお、前記S1の距離は、記録部ガイド部材の厚さによ
り決まり、本装置を用いた性能実験によれば0.2mm
以下が望ましいということがわかった。
ここで浮動部25は、前記両サイドのアーム用リンク4
4の凸部と浮動部用ストッパー28の凸部とにより、3
点支持されており、上フレーム38の面とは接触しない
ようにしであるので、より少ないソレノイド30の力に
よりスムースに移動できる。
また、浮動部25はアブソーバ−29の作用を受けるよ
うになっているのでヘッドローラ14が衝撃的にサーマ
ルヘッド1にぶつかることはなく、そのため発熱索子3
を破損することがない。
さらに、ヘッドローラ14による記録部ガイド部材42
のサーマルヘッド1への押し付け力は、ヘッドローラ取
り付けアーム23の両サイドのへラドローラ支えバネ2
4によりヘッドローラ部の自重を支えているため、前記
押し付け力は、浮動部用バネ26のみで決まるため、極
めて軽い押し付け力が簡単に得られる。
ここでヘッドローラ14の駆動方法であるが、これは第
1アライニングローラ12の第1アライニングローラ用
第2プーリー59(第4図)とヘッドローラ用プーリー
61との間に張られた記録部搬送用第3タイミングベル
ト60により記録部搬送用モータ50駆動力を伝達する
ようにしているため、他の駆動力伝達機構の影響を一切
受けることがないので、極めて正確な紙搬送が行なえ、
その結果きれいな記録が行なえる。
次に、ヘッドローラ14と記録部ガイド部材42及び発
熱素子3の位置関係について述べる。
第5図(a)に示すように記録時において、ヘッドロー
ラ14のセンタは、発熱素子3のセンタから第1アライ
ニングローラ12の方向にPだけ離れた位置にあり、記
録部ガイド部材42の先端部は同方向にQだけ離れた位
置になるようにしである。なお、前記P及びQの値は、
実験により次のように定めるとよいことがわかった。
まず前記記録部ガイド部材42は、記録用インクの噴出
路を遮らず、かつ記録用紙8を発熱素子3の近傍におい
て正確に挾持することができるようにするには、前記Q
を1市以下となるように配設するのが望ましい。
また、前記へラドローラ14は記録部ガイド部材42を
発熱素子3上を移動するフィルム2上に正確に押し当て
、フィルム2と発熱素子3とを密着させ、かつ前記ヘッ
ドローラ14の押し当て力により、前記記録部ガイド部
材42の先端部が前記発熱索子3近傍で離間して、記録
用紙8の記録面と前記フィルム2及び発熱素子3との間
隙が変化するのを防止できるとともに、ヘッドローラ1
4自体の変形等により、記録用紙8の記録面が、フィル
ム2に接触し汚れるのを防止できるように定めたもので
本発明では、P−Qの値が0.3〜4III11となる
ようにするのが望ましい。なお、これ以上遠すぎても、
近すぎても印字品質に悪影響を及ぼすことが本実施例の
性能試験により確認された。
さて、記録用紙8の先端部はさらに前進し、排紙ペーパ
ガイド37に到達する。ヘッドローラ部を通過した記録
用紙8は、排紙ペーパガイド37の下方に設けられたプ
ロアファン34による風圧により排紙ペーパガイド37
に吹き付けられながら搬送される。なお排紙ペーパガイ
ド37のヘットローラ14に向う側のエツジ部5〜10
mm部が記録用紙8から遠ざかる方向、すなわち上方に
10″〜45°、第5図(a)、(b) ではa”の鋭
角をなし、また、前記排紙ペーパガイド37′は、前記
発熱索子3上を密着しながら移動するフィルム2からR
だけ上方しており、未記録時におけるヘッドローラ14
と前記フィルム2との距離S2とは、R>82の関係に
なるようにしであるため、記録用紙8の先端が、前記排
紙ペーパガイド37の上面方向に浸入するのを防止でき
るようになっている。
なお、第1図において、上フレーム38をA方向に開い
た際、記録部搬送機構において、少なくともヘッドロー
ラ14.記録部ガイド41.記録部ガイド部材42.排
紙ペーパガイド37が前記上フレーム38と一体をなし
て、移動するようになっている。こうすることにより、
前記インクカートリッヂ100の着脱を容易にし、また
記録用紙8の記録部におけるジャム処理を容易にしてい
る。
記録用紙8はさらに前進し、第6図(a)の如く、Ti
1排紙ローラ16と第2排紙ローラ17により挾持、搬
送される。このとき前記記録用紙8の記録面は、第6図
(b)のように第2俳紙ローラ17の先端が15°〜6
0’、図中ではγ0の・鋭角をなし、かつその15°〜
60’の鋭角部分が15@〜3061図中β0のピッチ
で設けられた星形ローラにより点状に支持されており、
また、両端には基準ローラ部69,70が第1俳紙ロー
ラ16と転接しているので、過度の圧力を加えることも
なく挾持、搬送されるため、未乾燥の記録画像が乱され
るという問題も生じないようになっている。
記録用紙8はさらに前進し、記録用紙8の後端がヘッド
ローラ部を通過すると記録用紙8の搬送力は、第1排紙
ローラ16と第2排紙口〜う17による搬送力となりこ
れだけでは不充分になるので、第1排紙ローラ16と、
ヘッドローラ14の間にピンチローラを設けである。
第2図に示すように、下ピンチローラ45は下ピンチロ
ーラ用アーム46に支持されており、前記下ピンチロー
ラ用アーム46に取り付けた下ピンチローラ用バネ47
により上ピンチローラ15に押し付けられている。
なお、第4図に示すように、上ピンチローラ15には、
上ピンチローラ用プーリー55があり、第1アライニン
グローラ12の第1アライニングローラ用第1プーリー
53との間に張られた記録部搬送用第2タイミングベル
ト54により、駆動力を伝達されている。記録用紙8は
その両サイドにある数羽の非記録部の一方を上ピンチロ
ーラ15と下ピンチローラ45により挾持、搬送される
。また、ピンチローラにより挾持されていない部分は、
前記プロアファン34の風圧により前記排紙ベーパガイ
ド37に吹き付けられているためフィルム2に接触し記
録面を汚すこともなく、極めてスムースな紙搬送が行な
える。
さらに記録用紙8は前進し、記録用紙8の先端が排紙ス
イッチ22につき当たり排紙フォトセンサ21をONに
し、次に記録用紙8の後端が第1排紙ローラと第2排紙
ローラを通過すると排紙フォトセンサ21がOFFにな
りこの信号を検知して記録用紙8が確実に排紙されたこ
とを検知するようにしている。
次に、フィルムカートリッジ100について説明する。
フィルムカートリッジ100は第7図に示すように、イ
ンク供給部101.印字部102゜駆動系103及びフ
ット104より構成され、インク供給部101にはイン
クボトル105が装着されるようになっている。
フィルムカートリッジ100のプリンタ本体106への
装着について説明する。まず第8図に示すように、プリ
ンタ本体106の1フレーム38を第1アライニングロ
ーラ12の軸を中心として上前方に一点鎖線で示す位置
まで回動し、プリンタ本体106の上部を開口する。次
いで、プリンタ本体106の上方よりフィルムカートリ
ッジ100をプリンタ本体106の内部に挿入しフィル
ムカートリッジ100の底面を第9図に示す装着ベース
10フ上に乗せる。この時、フィルムカートリッジ10
0に収納されているフィルム2がサーマルヘッド1の発
熱素子形成面108に当面するように、また4個のフッ
ト104が装着ベース107に形成された4個め角穴1
09に嵌合するように、フィルムカートリッジ100を
装着ベース107上に乗せる。
装着ベース107の2個の右側角穴109に嵌合された
フィルムカートリッジ100の2個の右側フット104
は第10図に示すように、プリンタ本体106の右フレ
ーム110に取付けられたブラケット111にその一端
が固定された2枚の仮バネ112に当接する。
フィルムカートリッジ100の2個の右側フット104
は当接により湾曲した2枚の板バネ112の弾性力によ
り左方向の圧力を受け、フィルムカートリッジ100は
左方向に装着ベース107上を移動する4個のフット1
04に形成されている溝部の底面が、各々嵌合している
4個の角穴109の左端面に突き当たるとインクカート
リッジ100の移動は停止し、インクカートリッジ10
0は装着ベース107に板バネ112を介して固定され
る。
また、この時第10図、第11図に示すように、フィル
ムカートリッジの駆動系103のアイドルギア113は
プリンタ本体106の駆動力伝達系114の伝達ギア1
15に噛み合う。
最後に、プリンタ本体106の上フレーム38を下後方
に静かに降ろし第2図(a)に示すように、上ロータリ
ーキャップ31と下口−タリーキャップ32とが嵌合す
るまで上フレーム38を押下する。
以上により、フィルムカートリッジ100はプリンタ本
体106に装着される。フィルムカートリッジ100を
プリンタ本体106より離脱するには以上の操作を逆順
序に行なえばよい。
フィルムカートリッジ100へのインク4の供給につい
て説明する。
第12図に示すようにフィルムカートリッジ100に装
芒前のインクボトル105は弁116の球面部が圧縮バ
ネ117の圧力によってキャップ118の内面に圧着さ
れているため、インクボトル105内に注入されている
インク4はキャップ118下部のインク流出口119よ
り漏出することはない。
プリンタ本体106にフィルムカートリッジ100を装
着後、フィルムカートリッジ100のインク供給部10
1に形成された穴部120にインクボトル105をキャ
ップ118が下の状態でインク供給部101の上方より
挿入する。この時、第13図に示すようにキャップ18
0外周に形成された溝121に2個のボールプランジャ
ー122の先端が嵌合し、インクボトル105は固定さ
れる。
一方、インクボトル105のキャップ118の先端およ
び弁116の棒部先端はインク供給部101の下穴部1
20Cに置かれた圧縮バネ123上に乗せられた円形プ
レート124に突き当たり、圧縮バネ123を圧縮し円
形プレート124を下方に移動させる。しかし同時に、
圧縮バネ117より弾性係数の大きい圧縮バネ123の
圧力により、弁116は上方に持ち上げられ、キャップ
118の先端と弁116の棒部先端の位置とは一致する
。この時、弁116の球面部はキャップ118の内面よ
り離れ、インクボトル105内に注入されているインク
4はインク流出口119より流出し、下穴部120cに
流れこむ。
さらに、下穴部120cに流れこんだインク4は第14
図に示すように、インク供給部101に形成されたイン
ク供給路125を通過し、第15図(a)に示すフィル
ムカートリッジ100のリッド126とケース127と
の嵌合により形成された溝128に流入し、第15図(
b)に示すケース127に形成された左右の穴129よ
り第16図に示すインク供給部材130の先端部に流出
する。
第16図に示すように、ケース127の下部には溝13
1が形成されており、この溝131をインク4が流れる
ためインク供給部材130の下方より、フィルムカート
リッジ100の長さ方向に渡って均一にインク4が吸収
される。
インクボトル105へのインク4の注入は、インクボト
ル本体132にネジ締めされているキャップ118を取
りはずし、インクボトル本体132のネジ側より行なう
゛インクボトル105内にインク4が無くなった状態、
すなわち、インクエンプティは、第13図に示すように
、赤外発光ダイオード133及びフォトトランジスタ1
34を用いて検知する。すなわち、インク4の液面が赤
外発光ダイオード133よりフォトトランジスタ134
に入射する光軸より上にあれば、赤外発光ダイオード1
33より出射する光はインク4に吸収されフォトトラン
ジスタ134に到達しない。しかし、インク4が消費さ
れ、インク4の液面が光軸より下にくると赤外発光ダイ
オード133より出射する光はフォトトランジスタ13
4に到達し、インクエンプティを検知する。
次に、フィルムカートリッジ印字部102の構成と印字
方法について説明する。
第16図は、フィルムカートリッジ印字部102の右方
より見た断面図、第17図(a)はフィルムカートリッ
ジ100の内側端面近傍の上面図、第17図(b)はフ
ィルムカートリッジ100の内側端面近傍の断面図、第
17図(c)はシール部材の構成部品図である。
第16図、第17図に示すように、フィルムカートリッ
ジ印字部102は、リッド126.ケース127.フィ
ルム案内部材135.フィルムシール部材136.左、
右フィルム巻き付け軸137.138. インク供給部
材130.フィルム2.側端部シール部材139より構
成される。
リッド126及びケース127は、例えばメタアクリル
樹脂等の合成樹脂を用い、ケース127の上方よりリッ
ド126を嵌合し、嵌合面を接着あるいは溶着している
。フィルム案内部材135はケース127に接着され、
曲面部でフィルム2を案内し、エツジ部で、フィルムカ
ートリッジ100装着時、サーマルヘッド1に圧接する
フィルムシール部材136は、リッド126に接着され
、−側端がエツジ状になっており、フィルム2を介して
フィルム案内部材135の曲面部に接している。
フィルム案内部材135及びフィルムシール部材136
は、例えばスチレンーブダジエンゴム。
ニトリルエム、クロロブレンゴム等の耐水性を有するゴ
ムを用いている。
側端部シール部材139は、第17図(a)。
(b)、(c)に示すように、リッド126の内側端面
に接着され、フィルムシール部材136のフィルム2に
圧接する側の面及び、フィルム案内部材135のフィル
ムカートリッジ100の内側端面に当面する面に圧着さ
れている。
側端部シール部材139は、例えば、スチレン−ブタジ
ェンゴム、ニトリルゴム、クロロブレンゴム等の耐水性
を有するゴム、あるいはそれらゴム材料を発泡したもの
を用いており、フィルムシール部材136及びフィルム
案内部材135より柔軟性を仔するようなものを用いて
いる。
このような構成にすることによって、フィルム案内部材
135及びフィルムシール部材136の長さの寸法精度
及び取り付け精度が比較的ラフであっても、フィルムカ
ートリッジ100の内側端面における空気またはインク
4に対する密閉は完全になされる。
従って、フィルムカートリッジ100よりインク4が漏
出することがなく、プリンタ本体106を汚すことがな
い。
また、フィルムカートリッジ100よりインク4が蒸発
することもなく、長期に渡ってフィルムカートリッジ1
00内にインク4を保持することができる。
左右フィルム巻き付け軸137,138は、リッド12
6の図示しない両端面に図示しないドライベアリングに
より回転可能に支持されている。
フィルム2はこの左右フィルム巻き付け軸137.13
8に両端を接着されて巻き付けられ、フィルムカートリ
ッジ100装着前には第18図に示すようにフィルム案
内部材135に案内され、フィルムカートリッジ100
装着時には第16図に示すようにフィルム案内部材13
5及びサーマルヘッド1の発熱素子形成面108に案内
、される。
フィルム2は膜厚5〜30μmの薄膜で、例えば、ニッ
ケル、銅等の金属、ポリイミド樹脂等の合成樹脂、ある
いはそれらを多層に積層したものである。
また、第19図に示すように、フィルム2の微小孔形成
領域140には穴径20〜30μm、穴ピッチ40〜5
0μmの微小孔141が多数形成されている。
インク供給部材130は、第16図に示すように、ケー
ス127に充填されており、インク供給部材130の曲
面部において、フィルム2を巻き付けた左右フィルム巻
き付け軸137,138に圧接している。
インク供給部材130は、吸水性および塗布性を考慮し
て、テフロンフェルト、発泡ニトリルゴムあるいは発泡
ポリビニル樹脂等を用いている。
次に、この装置による印字方法について述べる。
フィルム2を巻き付けた左右フィルム巻き付け軸137
,138にインク供給部材130の曲面部が圧接するこ
とにより、インク供給部材130に浸透しているインク
4がフィルム2に塗布される。この時、インク4の表面
張力によりフィルム2の微小孔141にインク4が充填
される。
フィルム2のインク4塗布部分はフィルム案内部材13
5に案内され移動し、フィルム案内部材135とフィル
ムシール部材136との接点において、フィルム2のフ
ィルムシール部材136側の面に付着した余剰インク4
はフィルムシール部材136により掻き落とされる。
しかしながら、フィルム案内部材135の曲面部は滑ら
かであるため、フィルム2のフィルム案内部材135側
の面に付着した余剰インク4は保持される。
さらに、フィルム2のインク4塗布部分は移動し、サー
マルヘッド1の発熱素子形成面108に案内され、発熱
素子3上に到達する。この時、印字制御信号が入力され
発熱素子3が発熱すると、フィルム2の微小孔141に
充填されているインク4が加熱され、気泡が発生し、こ
の気泡が瞬時的に増大するため、インク4が微小孔14
1より噴出する。この時、フィルムカートリッジ100
上方には、図示しない記録用紙が搬送されてきており、
発熱素子3上において、インク4が飛翔し、記録用紙に
付着する。
以」、のようにして印字は行なわれる。
なお、上記実施例においてはインク供給部材130をテ
フロンフェルト、発泡ニトリルゴムあるいは発泡ポリビ
ニル樹脂等からなる1層構造として構成したが、これを
それぞれ異なる特性を有する多層構造とすることにより
、インク供給部材のインク吸収性および塗布性を更に良
好なものにすることができる。
ところで、フィルム2は薄膜であるために、フィルム2
の駆動方向に、常に張力を付与していなければならない
次に、フィルム2に張力を付与する方法について説明す
る。
左フィルム巻き付け軸137の駆動部は第20図(a)
のように、左フィルム巻き付け軸137に左フィルム駆
動歯車142.ネジリバネ143゜リング144が取り
付けられて構成されている。
第20図(b)に示すように左フィルム駆動歯車142
の凸部とリング144の、凹部、左フィルム駆動歯車1
42の凹部とリング144の凸部とが組み合い、ネジリ
バネ143を介して結合している。
右フィルム巻き付け軸138の駆動部は第21図(a)
のように、右フィルム巻き付け軸138に右フィルム駆
動歯車145を引張りバネ146゜リング147が取り
付けられて構成されている。
第21図(b)に示すように、引張りバネ146は一端
を右フィルム駆動歯車145に設けられたビン148に
掛けられ、他端をリング1471:設けられたピン14
9に掛けられて、右フィルム巻き付け軸138の周囲に
、軸回転方向に伸長自由な状態で取り付けられている。
フィルム2に張力を付勢するには次のようにする。
まず第22図に示す遊動歯車113を取りはずし、左フ
ィルム駆動歯車142を固定し、右フィルム駆動歯車1
45を左方向に回転し、フィルム2を右フィルム巻き付
け軸138に巻き取っていく。
フィルム2が自然に張った状態より、さらに右フィルム
駆動歯車145を左方向に回転させると、第21図に示
す引張りバネ146が軸回転方向に伸長し、右フィルム
駆動歯車145とリング147との間に回転モーメント
が生じ、左右フィルム巻き付け軸137,138を介し
てフィルム2に張力が付勢される。この状態で、遊動歯
車113を取り付け、左フィルム駆動歯車142と右フ
ィルム駆動歯車145とを遊動歯車113を介して結合
する。
このようにして、フィルム2には常に駆動方向に張力が
付勢され、フィルム2は確実に駆動する。
また弛んでシワになることがなく、破損することもない
また、左フィルム巻き付け軸137の駆動部に取り付け
られたネジリバネ143は、駆動時フィルム2がサーマ
ルヘッド1との摩擦により弛んだ場合、これを吸収する
役割を有している。
フィルムカートリッジ100は、次のようにして駆動さ
れる。
第22図、第23図に示すように、フィルムカートリッ
ジ駆動系103は、左フィルム駆動歯車142、右フィ
ルム駆動歯車145及び遊動歯車113より成り、左右
フィルム駆動歯車142゜145は遊動歯車113を介
して結合し、同方向同速回転をする。
また、プリンタ本体106の左フレーム150に固定さ
れたブラケット151上に構成された駆動力伝達系11
4は、モータ152.モーフ歯車153、伝達歯車11
5より成るフィルムカートリッジ100装着時、遊動歯
車113と伝達歯車115とが噛み合い、モータ152
の駆動力が、伝達歯車115を介してフィルムカートリ
ッジ駆動系103に伝達される。
本実施例においては、モータ歯車153から左右フィル
ム駆動歯車142.145に至るまでの減速比は4であ
る。
次に、本願発明の要旨に係わるフィルムカートリッジ1
00におけるフィルム2の走行制御について説明する。
第24図に示すように、右フィルム駆動歯車145には
第1被検知子154が、遊動歯車113には第2被検知
子155が取り付けられている。また、第25図に示す
ように、左、右フィルム駆動歯車142.145の歯数
は24、遊動歯車113の歯数は14としである。従っ
て、右フィルム駆動歯車145と遊動歯車113との連
結状態の位相は、右フィルム駆動歯車145が7回転す
ると同位相となる。ところで、本実施例においては、左
、右フィルム巻き付け軸137.138とも、フィルム
2を6巻まで巻き付けられるようになっており、フィル
ム2駆動時、右フィルム駆動歯車145の可能回転数は
6である。よって、フィルム2駆動時に、右フィルム駆
動歯車145と遊動歯車113との連結状態の位相は一
意的に定まる。従って、第25図に示すような右フィル
ム駆動歯車145と遊動歯車113との連結状態の位相
をフィルム2の初期位置の状態と設定しておけば、第2
2図、第23図に示すように、プリンタ本体106に固
定されたブラケット151に取り付けられた第1検知素
子156及び第2検知素子157により、この状態を検
知することによって、フィルム2の初期位置を検出する
ことができる。このようにして、フィルム2の初期位置
を確実に検出することができ、これによってフィルム2
を右フィルム巻き付け軸138に巻き取り過ぎて、フィ
ルム2を破損することがなくなる。また、記録用紙のジ
ャム処理後、不慮の電源遮断後も確実に、フィルム2の
初期位置を検出することができる。
フィルムカートリッジ100装着後、プリンタ本体10
6の電源スィッチをONにすると第1被検知子154及
び第2披検知子155が第25図に示す状態になるまで
、モータ152が駆動され、フィルム2が右フィルム巻
き付け軸138に巻き取られる。第25図に示す状態に
なった時、左フィルム巻き付け軸137に巻き取られて
いるフィルム2は0巻、右フィルム巻き付け軸138に
巻き取られているフィルム2は6巻である。この状態が
初期状態であり、、以上の動作が初期動作である。
プリンタ本体106に印字信号が入力されると、ファー
スト・プリント動作を開始する。フィルム2は左フィル
ム巻き付け軸137に巻き取られる方向に移動し、第1
9図(a)に示す微小孔形成領域140がサーマルヘッ
ド1の発熱素子形成面108に到達すると、発熱素子3
に印字信号が入力され、印字を開始する。フィルム2の
微小孔形成領域140が発熱素子形成面10gを通過す
る直前に、発熱索子3に入力される印字信号は停止され
、印字を終了する。その後さらに、フィルム2は左フィ
ルム巻き付け軸137に巻き取られる方向に移動し、一
定距離移動後、モータ152は停止し、ファースト・プ
リント動作を終了する。
この時、左フィルム巻き付け軸137に巻き取られてい
るフィルム2は6巻、右フィルム巻き付け軸138に巻
き取られているフィルム2は0巻である。セカンド・プ
リント動作は、ファースト・プリント動作と全く逆の動
作を行なう。従って、連続プリント動作においては、フ
ィルム2は、左右フィルム巻き付け軸137.138間
で交互に移動方向を換え、往復運動を繰返す。以上の動
作が印字動作である。
最終的に印字動作が終了すると、初期状態に戻される。
すなわち、奇数枚プリントの場合には、印字動作終了時
、フィルム2は左フィルム巻き付け軸137に巻き取ら
れているので、右フィルム巻き付け軸138に巻き取ら
れる方向にフィルム2を移動して、第25図の状態に戻
す。一方、偶数枚プリントの場合には、印字動作終了時
、第25図の状態になっているので、何も動作を行なわ
ない。以上が終了動作である。
終了動作後、プリンタ本体106の電源スィッチはオフ
される。
第26図はフィルム2の初期状態検出の他の実施例を示
したものである。第26図に示すように、右フィルム巻
き付け軸138には軸と一体的に回転する回転伝達部材
158が取り付けられており、この回転伝達部材158
のボス部159の外周にその外周が接するように間欠回
転部材160が設けられている。回転伝達部材158に
は、突起部161が設けられていて、間欠回転部材16
0に形成された溝部162に嵌合して、回転伝達部材1
58が1回転すると、間欠回転部材160は、1溝部分
だけ回転するようになっていてる。従って、回転伝達部
材158の連続的回転は、間欠回転部材160で間欠的
回転に変換されている。
本実施例においては、左、右フィルム巻き付け軸137
.138ともフィルム2を6巻まで巻き付けられるよう
になっており、フィルム2駆動時、右フィルム巻き付け
軸138の可能回転数は6である。一方、間欠回転部材
160の溝部162の数は8であるから、フィルム2駆
動時に、回転伝達部材158と間欠回転部材160との
連結状態の位相は一意的に定まる。従って、第26図に
示すような回転伝達部材158と間欠回転部材160と
の連結状態の位相をフィルム2の初期位置の状態と設定
しておけば、この状態を検知することによって、フィル
ム2の初期位置を検出することができる。
更に第27図はフィルム2の初期状態検出の他の実施例
を示したものである。第27図に示すように、右フィル
ム巻き付け軸138には軸と一体的に回転するウオーム
163が取り付けられており、このウオーム163には
ウオームホイール164が連結されている。ウオーム1
63が1回転すると、ウオームホイール164は1歯分
だけ回転するので、歯数12のウオームホイール164
はウオーム163が12回転すると、再度同位相となる
。しかし、本実施例においては、左、右フィルム巻き付
け軸137.138ともフィルム2を6巻まで巻き付け
られるようになっているので、フィルム2駆動時、ウオ
ームホイール164の位相は一意的に定まる。従って、
第27図に示すようなウオームホイール164の位相を
フィルム2の初期位置の状態と設定しておけば、この状
態を検知することによって、フィルム2の初期位置を検
出することができる。
第28図は第24図に示した実施例のものに第1の駆動
停止部材158、第2の駆動停止部材159を更に設け
た他の実施例を示したものである。
第28図において、第1の駆動停止部材158は右フィ
ルム駆動歯車145に取付けられ、第2の駆動停止部材
159は遊動歯車113に取付けられ、第1の駆動停止
部材158と第2の駆動停止部材159は右フィルム駆
動歯車145のピッチ円と遊動歯車113のピッチ得ん
の交点付近で他がいに接触するようにされている。また
、第1の駆動停止部材158と電気的に導通する第1の
電極端子160および第2の駆動停止部材159と電気
的に導通する第2の電極端子161が設けられている。
かかる構成において、右フィルム駆動歯車145が予期
せずに過剰に駆動されると、フィルム2に過剰な張力が
付勢される以前に第1の駆動停止部材158と第2の駆
動停止部材159とが接触し、これにより右フィルム駆
動歯車145の駆動を停止し、プリンタ本体106の電
源をオフにする。
〔発明の効果〕
以上、説明したようにこの発明によ・れば、記録装置の
初期動作時にフィルムの初期位置を確実に検出すること
ができ、フィルムをフィルム巻き付け軸に巻き取り過ぎ
てフィルムを破損することはな・くなる。また、記録紙
のジャム処理後、不慮の電源遮断後等においても確実に
フィルムの初期位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例の記録装置の側面の断面図、第
2図は、同装置の記録部搬送部の側面の断面図、第3図
は、第1図の■−■断面図、第4図は、第1図のIV−
IV断面図、第5図(a)。 (b)は、同装置の記録部の機構動作説明図、第6図(
a)モミ功まは、同装置の排紙ローラ部の斜視図、第6
図(b)は、同装置の第2排紙ローラ形状図、第7図は
フィルムカートリッジにインクボトルを装着した場合の
外観図、第8図はフィルムカートリッジ装着前のプリン
タ本体の断面図、第9図はサーマルヘッドおよび装着ベ
ースの取り付け状態を゛示す外観図、第10図はフィル
ムカートリッジ装着部の前方断面図、第11図はフィル
ムカートリッジ装着部の上面図、第12図はインクボト
ルおよびフィルムカートリッジのインク供給部の右方断
面図、第13図はフィルムカートリッジのインク供給部
にインクボトルを装着した場合の右方断面図、第14図
はフィルムカートリッジのインク供給部の前方断面図、
第15図(a)はフィルムカートリッジ のインク供給部の溝部右方断面図、第15図(b)はフ
ィルムカートリッジのインク供給部の穴部右方断面図、
第16図はフィルムカートリッジの印字部の右方断面図
、第17図(a)はフィルムカートリッジの内側端面近
傍の上面図、第17図(b)はフィル牟カートリッジの
内側端面近傍の断面図、第17図(c)はシール部材の
構成部品図、第18図はフィルムカートリッジ装着前の
印字部の右方断面図、第19図(a)はフィルムの外観
図、第19図(b)はフィルムの微小孔形成領域の部分
拡大図、第20図(a)は左フィルム巻き付け軸駆動部
の断面図、第20図(b)は左フィルム巻き付け軸駆動
部の構成部品図、第21図(a)は右フィルム巻き付け
軸駆動部の断面図、第21図(b)は右フィルム巻き付
け軸駆動部の構成部品図、第22図はフィルムカートリ
ッジ駆動系および記録装置本体の駆動伝達系の上面図、
第23図はフィルムカートリッジ駆動系および記録装置
本体の駆動伝達系の前方断面図、第24図はフィルムカ
ートリッの印字部の斜視部、第25図はフィルム駆動歯
車と遊動歯車との位相によるフィルム位置検出の説明図
、第26図は回転伝達部材と間欠回転部材によるフィル
ム位置検出の説明図、第27図はウオームホイールによ
るフィルム位置検出の説明図、第28図は第1の駆動停
止部材と第2の駆動停止部材によるフィルム位置検出の
説明図である。 1・・・サーマルヘッド、2・・・フィルム、3・・・
発熱素子、4・・・記録用インク、5・・・孔、8・・
・記録用紙、113・・・遊動歯車、114・・・駆動
力伝達系、115・・・伝達歯車、154・・・第1波
検知子、155・・・第2彼検短子、156・・・第1
検知素子、157・・・第2検知素子、168・・・第
1の駆動停止部材、169・・・第2の駆動停止部材、
170・・・第1の電極端子、171・・・第2の電極
端子。 第5図(Q) 第5図(b) 第6図(Q) 第6図(b) 第7図 第9図 第12図 第13図 第14図 第15図(b) 第17図(Q) 第17図(b) 第20図(b) 第21図(I)) 第24図 第2石図 第26図 第27図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の孔または凹部が形成されたフィルムを記録
    用インク供給部とサーマルヘッドとの間で走行制御し、
    前記フィルムが前記インク供給部を通過するときに前記
    フィルムの複数の孔または凹部に前記インクを充填し、
    前記インクの充填された孔または凹部が前記サーマルヘ
    ッドの表面に達したときに該サーマルヘッドの発熱素子
    による急速加熱によって発生するバブルの圧力により前
    記孔または凹部中のインクを噴出させて記録用紙に記録
    を行なう記録装置において、 前記フィルムを巻き付けるフィルム巻き付け軸を駆動す
    るフィルム駆動歯車と、 前記フィルム駆動歯車に連結する遊動歯車と、前記フィ
    ルム駆動歯車と前記遊動歯車との所定の位相関係を検知
    する検知手段と を具えるとともに、 前記フィルム駆動歯車と前記遊動歯車との位相が再度同
    位相となるために必要なフィルム駆動歯車の最小回転数
    が、フィルム駆動時における前記フィルム駆動歯車の可
    能最大回転数より大となるように前記フィルム駆動歯車
    と前記遊動歯車との歯数比を設定し、 前記検知手段の検知出力にもとづき前記フィルムの位置
    制御を行うようにしたことを特徴とする記録装置。
  2. (2)検知手段は、 フィルム駆動歯車の所定の位置に取り付けられた第1の
    被検知子と、 この第1の被検知子を検知する第1の検知手段と、 遊動歯車の所定の位置に取り付けられた第2の被検知子
    と、 この第2の被検知子を検知する第2の検知手段を具え、 前記第1の検知手段と前記第2の検知手段の検知出力に
    もとづき前記フィルム駆動歯車と前記遊動歯車とが所定
    の位相関係にあることを検知するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の記録装置。
  3. (3)検知手段は、 フィルム駆動歯車の所定の位置に取り付けられた第1の
    電極と、 遊動歯車の所定の位置に取り付けられ、前記フィルム駆
    動歯車と前記遊動歯車とが所定の位相関係にあるとき前
    記フィルム駆動歯車のピッチ円と前記遊動歯車のピッチ
    円との交点付近で前記第1の電極と接触する第2の電極
    と、 を具え、 前記第1の電極と前記第2の電極の接触を電気的に検出
    することにより前記フィルム駆動歯車と前記遊動歯車と
    が所定の位相関係にあることを検知するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の記録装置
  4. (4)複数の孔または凹部が形成されたフィルムを記録
    用インク供給部とサーマルヘッドとの間で走行制御し、
    前記フィルムが前記インク供給部を通過するときに前記
    フィルムの複数の孔または凹部に前記インクを充填し、
    前記インクの充填された孔または凹部が前記サーマルヘ
    ッドの表面に達したときに該サーマルヘッドの発熱素子
    による急速加熱によって発生するバブルの圧力により前
    記孔または凹部中のインクを噴出させて記録用紙に記録
    を行なう記録装置において、 前記フィルムを巻き付けるフィルム巻き付け軸に取り付
    けられ、このフィルム巻き付け軸と一体的に回転する回
    転伝達部材と、 この回転伝達部材の連続的回転を間欠的回転に変換する
    間欠回転部材と、 前記回転伝達部材の所定の位置に取り付けられた第1の
    被検知子と、 この第1の被検知子を検知する第1の検知手段と、 前記間欠回転部材の所定の位置に取り付けられた第2の
    被検知子と、 この第2の被検知子を検知する第2の検知手段と を具え、 前記第1の検知手段と前記第2の検知手段の検知出力に
    もとづき前記フィルムの位置制御を行うようにしたこと
    を特徴とする記録装置。
  5. (5)複数の孔または凹部が形成されたフィルムを記録
    用インク供給部とサーマルヘッドとの間で走行制御し、
    前記フィルムが前記インク供給部を通過するときに前記
    フィルムの複数の孔または凹部に前記インクを充填し、
    前記インクの充填された孔または凹部が前記サーマルヘ
    ッドの表面に達したときに該サーマルヘッドの発熱素子
    による急速加熱によって発生するバブルの圧力により前
    記孔または凹部中のインクを噴出させて記録用紙に記録
    を行なう記録装置において、 前記フィルムを巻き付けるフィルム巻き付け軸に取り付
    けられ、このフィルム巻き付け軸と一体的に回転するウ
    ォームと、 このウォームに連結するウォームホィールと、、このウ
    ォームホィールの所定の位置に取り付けられた第1の被
    検知子と、 この第1の被検知子を検知する第1の検知手段と を具
    え、 前記第1の検知手段の検知出力にもとづき前記フィルム
    の位置制御を行うようにしたことを特徴とする記録装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018144230A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 セイコーエプソン株式会社 インク補給容器

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