JPS621693A - 液圧作動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、作動に対して３６０°未満の回転運動を要求
する鋼製ナックルのようなナックルの旋回運動用の液圧
作動装置に関する。

〔従来の技術〕

上記の形式のナックル用の従来型作動装置は。

レバーを用いてナックルに並進運動される直線運動を行
ない、それによって旋回運動をナックルの位置に従って
種々の力によって実施させる機械式伝動装置または液圧
式作動装置である。

上記形式の既知の作動装置は、さらに、ナックルに抗し
て作用する力により、ナックルの理論的軸線からの偏位
する彎曲及びさらに温度の変化に起因する伸長を受ける
可能性のある特に操舵ナックルと関連する困難さに連繋
するナックル上の固定作用点をもつ。

〔問題点を解決する手段〕

本発明による液圧式作動装置を用いることによって、上
記の不利点は５作動装置の作用点がナックルの中心軸線
から等距離にあるという事実によって避けられる。さら
に作用点は、ナックルの縦方向へ作動装置内で移動可能
であり、かっこのナックルは作動装置とナックルとの間
に特別な力を作用させずに、理論的縦軸線に対して彎曲
させることができる。

これらの利点は、特許請求の範囲の特徴環に述べた態様
の本発明による液圧式作動装置によって達成される。

本発明による作動装置は、３００’を超える旋回運動を
行なう旋回ナックル用として極めて好適であり、そのた
めに、一方は固定及び他方は移動可能な２つのピストン
が用いられる’ＯＬ／かじ、船舶上の操舵ナックルを作
動するには、各形式の２つのピストンの使用が適切であ
り、かつ正規旋回が２×３５°である大型船舶上の操舵
ナックルには３つのピストンを用いることが好適であろ
う。

〔実施列〕

図面を参照して、以下に本発明を説明する。

円環状の案内経路が、該案内経路の内周に配置された支
持リングと共に、作動装置の下方部分２と上方部分ｌと
によって構成される。この同額状案内経路は、本実施例
では操舵ナックル８である、ナックルの周囲にかつナッ
クルに対してほぼ直角に配置される。

下方部分２には、互いに直径上で対向して２っのピスト
ン５が固定され、かつ２つのピストン４がこれも互いに
直径上で対向してかつ下方部分に固定された前記ピスト
ン間において支持リング３に固定される。すべてのピス
トンは日頃状経路と密封式に当接するシーリング１１を
両側にもつ。

上方部分ｌは、下方部分２に固定連結され、一方、支持
リング３は上方部分及び下方部分に対して密封式に旋回
可能である。このようにして、支持リングに固定された
ピストン４は下方部分２に固定されたピストン５に対し
て日頃状案内経路内に配置される。

上方部分１及び下方部分２は共に、２つの溝をもち、こ
れらの溝は合わさって液圧流体用の通路９及び１０を構
成する。通路１ｏから、下方部分２に取付けられたピス
トン５の１つの一方の側に近い流出部１３に、連結通路
１２が配設され、また対応する連結通路及び出力部が通
路９から同一ピストンの他側に配設される。これに対応
して、通路９及び１０へ、及び該通路から液圧流体をそ
れぞれ供給及び排出するため、下方部分２に連結装置が
配置される。

各連結通路１２に方向コック１４が配設され、それによ
り通路９及び１０それぞれと案内経路間、または案内経
路から下方部分２に配設された貯留部１５への連結が達
成される。方向コック１４を設けることによって、もし
望むならば、欠陥、漏洩などによるような案内経路の成
る部分、及び案内経路の成る部分などで圧力を低下させ
ることができる。

下方部分２は適当な位置における取付けのために７ラン
ジ１６を適切に配設している。

通路１０のような、通路の１つを与圧することによって
、液圧流体は連結通路１２を通って、流出部１３を流出
して案内経路の、２つの直径上に対向して配置された空
所に流入し、かつ支持リング３に固定されたピストン４
は、対応する固定ピストン５から押し離されるが、ピス
トン５の他側にある液圧流体は対向して配置された流出
部、連結通路を通って通路９に排出されて、液圧流体を
液圧ユニットと連結配置された貯留部１５に戻す。

これによって、支持リングは下方部分２に対して移動さ
れ、それにより操舵ナックル８と連結された２つの直径
上で対向して配置されたピン７に対して移動されるであ
ろう。ピン７はそれらが軸受のライニング１７内に、ラ
イニングに対して旋回可能なように取付けられる。各ラ
イニング１７は、該ライニングが支持リング３に対して
軸方向に移動されるように２つの案内装置１８間に配置
され、それによって操舵ナックル８の温度変化によって
生ずる可能な伸縮を許す。

〔発明の効果〕

図示の実施例において、ピン７はロータ６に取付けられ
、ロータ６はさらに操舵ナックル８に剛接されている。

本発明による液圧作動装置の特定実施例によって、操舵
ナックル８は通路９または１０を活用して両方向に旋回
されることができ。

それにより温度変化に伴なうピン７の長さの変動、また
は操舵ナックルまたは舵に抗する力に起因する理論的中
心軸線からの操舵ナックルの彎曲によって、ピン７と支
持リング３間の連結部にはなんら特別な力は生じない。

操舵ナックルに対するこの作動装置の傾斜した取付けは
、作動装置と操舵ナックル間の相対関係には影響を与え
ない。ロータ６の可能な伸長も軸受ライニング１７によ
って補償される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による液圧式作動装置の部分切断斜視
図で図面の簡明化のために該装置の種々の部品が除去し
て示され、第２図は、本発明による装置の平面図でその
半部の上方部分は除去され、第３図は、ピストンを通る
本作動装童の断面図、第４図は、第２図の線［Ｖ−ＩＶ
に沿った断面図を示し、第５図は、液圧ユニットを含む
本発明による作動装置の概略図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ナックル、特に操舵ナックルの旋回運動用液圧作動
   装置であつて、ピストン（４、５）用の円環状案内経路
   がナックル（８）に連結された支持リング（３）に含ま
   れ、それにより支持リング（３）が前記案内経路の内周
   を構成しかつ下方部分（２）に対して密封式に可動であ
   り、かつ下方部分に取付けられかつ前記案内経路の残余
   の部分を構成する上方部分をさらに含み、少くとも１つ
   のピストン（５）が下方部分（２）に取付けられ、これ
   によつて通路（９、１０）が移動可能なピストン（４）
   と固定ピストン（５）間の直径上に対向して配置された
   空所との液圧流体の流入及び流出を行ない、支持リング
   （３）が、支持リングの内周部の対応する軸受ライニン
   グ内に受け入れられたナックル（８）と連結された２つ
   の直径上に対向して配置されたピン（７）によつて、操
   舵ナックル（８）と共に旋回可能に、かつその軸線方向
   へ移動可能であることを特徴とするナックルの旋回運動
   用液圧作動装置。 ２、シーリング（１１）が各ピストン（４、５）の各側
   に配置され、該シーリングが案内経路に対して密封式に
   当接することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   作動装置。 ３、支持リング（３）に面する各固定ピストン（５）の
   側が、軸線と平行な円筒面に対して面取りされ、それに
   より支持リング（３）を取り外すことなくピストン（５
   ）の装脱を可能にさせることを特徴とする特許請求の範
   囲第２項記載の作動装置。 ４、軸受ライニングがピン（７）を回転するための中心
   穴をもつ矩形軸受ボスであり、かつライニングがさらに
   、ライニングの外側垂直端面と当接する、支持リング（
   ３）上の案内装置（１８）によつて垂直方向に移動可能
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の作
   動装置。 ５、液圧流体用貯留部が下方部分（２）の下方部分内に
   配設されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の作動装置。 ６、液圧流体用通路（９、１０）が下方部分（２）及び
   上方部分（１）内の２つの同心環状通路（９、１０）で
   あり、一方の環状通路が連結通路を経由して各固定ピス
   トン（５）の一方の側に連結され、かつ上記通路に対応
   して他方の環状通路が前記ピストン（５）の他方の側に
   連結されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の作動装置。 ７、各流出部が方向コックによつて対応する環状通路と
   連結され、該コックは別の位置において流出部を液圧流
   体圧力を解放するため貯留部と連結することを特徴とす
   る特許請求の範囲第５項または第６項記載の作動装置。