JPS6216536Y2 - - Google Patents

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JPS6216536Y2
JPS6216536Y2 JP1983031026U JP3102683U JPS6216536Y2 JP S6216536 Y2 JPS6216536 Y2 JP S6216536Y2 JP 1983031026 U JP1983031026 U JP 1983031026U JP 3102683 U JP3102683 U JP 3102683U JP S6216536 Y2 JPS6216536 Y2 JP S6216536Y2
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JP
Japan
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control
shift operation
contact portion
reverse gear
gear
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JP1983031026U
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English (en)
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JPS59136072U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変速操作装置のミスシフト防止機構、
詳しくはミツシヨンケースにコントロール軸を回
動及び軸方向移動自由に支持し、該軸の回転でセ
レクト操作を、前記軸の軸方向移動でシフト操作
をそれぞれ行なうと共に、1つの前進段と後進段
とが同一シフト操作線上に配置された変速操作装
置のミスシフト防止機構に関する。
従来、この種のミスシフト防止機構としては、
例えば特開昭54−52267号公報に示されている如
く変速レバーのシフト操作により揺動する部材近
くの静止部材にカム体を該揺動部材の揺動軌跡内
に出退自由に設けてこのカム体をスプリングによ
り常時退入すべく附勢させる一方、シフトレバー
のセレクト操作により往復動する部材近くの静止
部材に連結杆を枢着し、該連結杆を介して前記カ
ム体を前記往復動部材に連動連結し、且つこのカ
ム体を前記シフトレバーの前後進シフト操作位置
へのセレクト操作に連動して進出させ、前記揺動
部材の前進段位置から後進段位置への揺動を阻止
するごとくしたものが開発されているが、以上の
構造のものでは部品点数が多くて組付けに手間を
要するばかりか、これら多くの構成部品を配設す
るのに大きなスペースを必要とするなどの問題が
あつた。
本考案はこのような実情に鑑みて考案したもの
で、目的とするところは極めて簡単な構成で、し
かも大きな配設スペースを特に必要としないミス
シフト防止機構を提供せんとするにある。。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
図において1は、ミツシヨンケース2に揺動自
由に支持した変速レバー、3は前記ミツシヨンケ
ース2に内装された変速機のシフトフオークシヤ
フト(図示せず)に選択的に係合するコントロー
ル軸であつて、該コントロール軸3の遊端を連結
アーム30を介して前記変速レバー1の下端に連
動連結し、該変速レバー1のセレクト操作により
前記コントロール軸3を回動させると共に、変速
レバー1のシフト操作により前記コントロール軸
3を軸方向に往復動させて適宜前進5段と後進1
段の変速を行なう如くしている。
即ち、第5図に示す如く前記変速レバー1の
N0位置からN1位置へのセレクト操作により前記
コントロール軸3を第2図X1方向に回動させた
後、変速レバー1のF1位置若しくはF2位置への
シフト操作により前記コントロール軸3を第1図
Y1方向若しくはY2方向に移動させることで第1
速若しくは第2速が得られ、又前記変速レバー1
のN0位置からF3位置若しくはF4位置へのシフト
操作により前記コントロール軸3を第1図Y1
向若しくはY2方向に移動させることで第3速若
しくは第4速が得られ、更に前記変速レバー1の
N0位置からN2位置へのセレクト操作により前記
コントロール軸3を第2図X2方向に回動させた
後、変速レバー1のF5位置若しくはR位置への
シフト操作により前記コントロール軸3を第1図
Y1方向若しくはY2方向に移動させることで第5
速若しくは後進速が得られるのである。
而して本考案は以上の変速操作装置において、
ミツシヨンケース2にコントロール軸3を回動及
び軸方向移動自由に支持し、該軸の回転でセレク
ト操作を、前記軸の軸方向移動でシフト操作をそ
れぞれ行なうと共に、1つの前進段と後進段との
同一シフト操作線上に配置された変速操作装置の
ミスシフト防止機構であつて、前記コントロール
軸3に、セレクト操作方向に向かう第1制御面4
1と、シフト操作方向に向かう第2制御面42と
をもつた制御アーム4を取付けると共に、板状部
材をヘアピン状に屈曲成形した弾性部51をもつ
弾性体5を設けて、該弾性体5における第1端部
を静止部材に固定し、第2端部をL字状に屈曲し
て、前記コントロール軸3の前後進段セレクト位
置への動作時、前記制御アーム4の第1制御面4
1が接触して、弾性変形させる第1接触部53
と、前記制御アーム4の第2制御面42に対向
し、前記セレクト位置での前進段へのシフト動作
後における後進段へのシフト操作時に接触する第
1接触部54とを形成する一方、前記静止部材
に、前記セレクト位置での後進段へのシフト操作
時、前記第2接触部54が接触して前記弾性体5
の変形を制限するストツパー62を取付けたので
ある。
即ち図に示す実施例では、前記コントロール軸
3の遊端部に、該コントロール軸3の半径方向外
方に延びる制御アーム4を嵌着するとともに、該
制御アーム4における前後進段セレクト位置N2
への回動方向(第2図X2方向)前面に第1制御
面41を、かつ該制御アーム4における所定の前
進段F5から後進段Rへの移動方向前面に第2制
御面42をそれぞれ設けている。
又、図に示す弾性体5は、弾性を備えた金属板
からなるのであつて、該金属板により略ヘアーピ
ン状の弾性部51を屈曲形成するとともに、この
弾性部51の第1端部に固定部52を設け、この
固定部52を、静止部材である前記ミツシヨンケ
ース2に取付板6で挟んでボルト71及びビス7
2により、該取付板6とともに前記ケース2に固
定している。
そしてこの弾性体5における弾性部51の第2
端部をL字状に屈曲して、前記コントロール軸3
の前後進段セレクト位置N2への回動時に前記制
御アーム4の第1制御面41が当接する第1接触
部53と、前記コントロール軸3の所定の前進段
F5から後進段R方向への移動時にのみ前記制御
アーム4の第2制御面42が当接する第2接触部
54を設け、これにより前記コントロール軸3の
前後進段セレクト位置N2への回動時前記第1制
御面41を介して前記第1接触部53を弾性変位
させ、かつ前記コントロール軸3の前記セレクト
位置N2から前進段Fへのシフト動作時にのみ前
記第1接触部53に対する第1制御面41の離脱
により該第1接触部53を元位置に復帰させる如
く成す一方、コントロール軸3の前記前進段F5
から後進段R方向へのシフト動作時、前記第2制
御面42を介して第2接触部54を弾性変位させ
る如く成している。
一方、前記取付板6には、前記第1接触部53
の下面を受取める第1ストツパー片61と前記コ
ントロール軸3の前記前進段F5から後進段R方
向へのシフト動作時に前記第2接触部54を受止
めて前記コントロール軸3の後進段Rへのシフト
動作を阻止する第2ストツパー片62を一体形成
している。
従つて前記コントロール軸3の前記前進段F5
から後進段R方向へのシフト動作時、前記第2接
触部54は、前記制御アーム4の第1制御面41
と前記第1接触部53とのラツプ代Sに見合う距
離だけ弾性変位が許容される。
尚、図中11は前記変速レバー1の下端部を覆
うブーツである。
本考案ミスシフト防止機構は以上の如く構成す
るのであつて、第1図及び第6図は変速レバー1
がN0位置に位置している状態を示している。
而してこの位置から変速レバー1をN2位置に
セレクト操作すると、前記コントロール軸3が第
2図X2方向に回動し、これに伴ない前記制御ア
ーム4の第1制御面41が前記弾性体5の第1接
触部53を押圧して該第1接触部53を第7図に
示す如く弾性変位させるのである。
斯かる状態から変速レバー1をF5位置にシフ
ト操作すると、前記コントロール軸3が第1図
Y1方向に移動して前記第1制御面41が前記第
1接触部53から離脱するため前記第1接触部5
3は第8図に示す如く元の位置に復帰する。
次に以上の如く前記変速レバー1を所定の前進
段位置F5にシフトした後、更に他の前進段位置
(F1乃至F4)にシフトダウンする場合、若しくは
ニユートラル位置N0に戻す場合、前記変速レバ
ー1のF5位置からN2位置への操作に伴ない前記
コントロール軸3が第1図Y2方向に移動するの
であつて、これにより前記弾性体5の第2接触部
54が前記制御アーム4の第2制御面42により
押圧されて所定量弾性変位した後第9図に示す如
く前記取付板6の第2ストツパー片62に当接
し、それ以上前記コントロール軸3の第1図Y2
方向への移動を阻止する。
従つて前記変速レバー1はN2位置からN0方向
にセレクト操作出来てもR位置へのオーバーシフ
トは確実に防止される。
一方、前記した如く変速レバー1をN0位置か
らN2位置にセレクト操作した後にR位置にシフ
ト操作した場合には、前記コントロール軸3が第
1図Y2方向に移動するも、第10図に示す如く
前記制御アーム4の第1制御面41が前記弾性体
5の第1接触部53を押圧した状態を保つので前
記変速レバー1を後進段位置Rからニユートラル
位置N0若しくは前進段変速位置(F1乃至F5)に自
由に切替えることが出来る。
以上の如く本考案にかゝるミスシフト防止機構
によれば、板状部材をヘアピン状に屈曲成形した
弾性体を用い、この弾性体の第1端部を静止部材
に固定するようにしたから、前記弾性体の支持構
造は簡単となり、全体として構成を簡単にできる
のであり、この結果、ミスシフト防止機構を変速
装置に組込む場合、その組付けが簡単に行なえる
ばかりか、組付けのためのスペースも小さくてよ
く、従つて、変速操作装置をコンパクトにできる
のである。
その上、前記弾性体の第2端部をL字状に屈曲
して、前後進段セレクト位置への動作時制御アー
ムの第1制御面が接触して、弾性部が弾性変形す
る接触部と前記セレクト位置での前進段へのシフ
ト後、後進段へのシフト時に制御アームの第2制
御面が接触して弾性部が弾性変形する第2接触部
とを分けて、常に弾性部において弾性変形させる
ようにしたから、前記弾性体に塑性変形が生ずる
ような無理な力が作用することがなく、このため
耐久性を著るしく向上できるのである。
その上、前記静止部材に前記セレクト位置での
前進段から後進段へのシフト操作時、前記第2接
触部が接触して、弾性体の変形を制限するストツ
パーを設けたから、前記後進段へのシフト操作を
強く行なつても、前記弾性体の変形は確実に阻止
されて、後進段へのシフト動作、つまりミスシフ
ト動作が確実に阻止されるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示し、第1図はその
一部を切欠して示す側面図、第2図は第1図−
線断面図、第3図は弾性体の斜視図、第4図は
取付板の斜視図、第5図は変速レバーのシフトパ
ターン図、第6図乃至第10図は本案ミスシフト
防止機構の作動説明図である。 1……変速レバー、2……ミツシヨンケース
(静止部材)、3……コントロール軸、4……制御
アーム、5……弾性体、6……取付板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミツシヨンケースにコントロール軸を回動及び
    軸方向移動自由に支持し、該軸の回転でセレクト
    操作を、前記軸の軸方向移動でシフト操作をそれ
    ぞれ行なうと共に、1つの前進段と後進段とが同
    一シフト操作線上に配置された変速操作装置のミ
    スシフト防止機構であつて、前記コントロール軸
    に、セレクト操作方向に向かう第1制御面と、シ
    フト操作方向に向かう第2制御面とをもつた制御
    アームを取付けると共に、板状部材をヘアピン状
    に屈曲成形した弾性部をもつ弾性体を設けて、該
    弾性体における第1端部を静止部材に固定し、第
    2端部をL字状に屈曲して、前記コントロール軸
    の前後進段セレクト位置への動作時、前記制御ア
    ームの第1制御面が接触して弾性変形させる第1
    接触部と、前記制御アームの第2制御面に対向し
    前記セレクト位置での前進段へのシフト動作後に
    おける後進段へのシフト操作時に接触する第2接
    触部とを形成する一方、前記静止部材に、前記セ
    レクト位置での後進段へのシフト操作時、前記第
    2接触部が接触して前記弾性体の変形を制限する
    ストツパーを取付けたことを特徴とする変速操作
    装置のミスシフト防止機構。
JP3102683U 1983-03-02 1983-03-02 変速操作装置のミスシフト防止機構 Granted JPS59136072U (ja)

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JP3102683U JPS59136072U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 変速操作装置のミスシフト防止機構

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JP3102683U JPS59136072U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 変速操作装置のミスシフト防止機構

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JPS59136072U JPS59136072U (ja) 1984-09-11
JPS6216536Y2 true JPS6216536Y2 (ja) 1987-04-25

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ID=30161883

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JP3102683U Granted JPS59136072U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 変速操作装置のミスシフト防止機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537030B2 (ja) * 1972-11-07 1978-03-14

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537030U (ja) * 1976-07-02 1978-01-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537030B2 (ja) * 1972-11-07 1978-03-14

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