JPS62158244A - 二級アミンの製造法 - Google Patents
二級アミンの製造法Info
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- JPS62158244A JPS62158244A JP30186A JP30186A JPS62158244A JP S62158244 A JPS62158244 A JP S62158244A JP 30186 A JP30186 A JP 30186A JP 30186 A JP30186 A JP 30186A JP S62158244 A JPS62158244 A JP S62158244A
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- compound
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、香料原料として、あるいは、医薬、aSの中
間体として重要な物質である、二級ベンジルアルキルア
ミンの合成法く関するっ〔従来の技術〕 二級ベンジルアルキルアミンの襄″造法としては従来以
下に示す方法が提案されている。
間体として重要な物質である、二級ベンジルアルキルア
ミンの合成法く関するっ〔従来の技術〕 二級ベンジルアルキルアミンの襄″造法としては従来以
下に示す方法が提案されている。
1)塩化ベンジルとメチルアミンのアルコール溶液との
反応によりメチルベンジルアミンヲ製造する方法(アー
テーフ・デル・ファルマゾーArchiv der P
harmazie + 第247巻、564頁)。
反応によりメチルベンジルアミンヲ製造する方法(アー
テーフ・デル・ファルマゾーArchiv der P
harmazie + 第247巻、564頁)。
2)ベンゼン核が水酸基又はアミノ基に置換されて込る
ハロゲン化ベンジル類と一級アミンを反応させる方法(
特開昭50−12030号公報、特公昭55−3537
4号公報)。
ハロゲン化ベンジル類と一級アミンを反応させる方法(
特開昭50−12030号公報、特公昭55−3537
4号公報)。
6)−級アミンとアルコール類を触媒存在下で気相反応
させる方法(特開昭52−4605’r号会報)。
させる方法(特開昭52−4605’r号会報)。
4)カルボニル化合物を一級アミンと反応させた後還元
処理する方法(%開昭53−59608号公報、特開昭
54−138528号公報)。
処理する方法(%開昭53−59608号公報、特開昭
54−138528号公報)。
従来技術のうち1)〜3)は二級アミンへの選択性が低
く、三級アミンが多量に副生じてくる。また3)では気
相反応であるため200°C以上の高温を必要とし、4
)の水素還元における条件も200°Cの高温かつ高圧
が必要な厳しいものである。またいずれの方法において
も反応は均−溶剤系で行なわれており、このため過剰に
用いたアミンの未反応部分の回収率が低く、また溶剤の
回収及び生成物の分離にかかる負担が大きいという欠点
を有する。
く、三級アミンが多量に副生じてくる。また3)では気
相反応であるため200°C以上の高温を必要とし、4
)の水素還元における条件も200°Cの高温かつ高圧
が必要な厳しいものである。またいずれの方法において
も反応は均−溶剤系で行なわれており、このため過剰に
用いたアミンの未反応部分の回収率が低く、また溶剤の
回収及び生成物の分離にかかる負担が大きいという欠点
を有する。
式!で示されるハロゲン化ベンジル誘導体と、弐■で示
される一級アミンの水溶液を反応させ、弐IIIで示さ
れる二級ベンジルアルキルアミンを裏道するに際し、水
不溶性有機溶剤を添加すること′t−%徴とする二級ベ
ンジルアルキルアミンの製造法。
される一級アミンの水溶液を反応させ、弐IIIで示さ
れる二級ベンジルアルキルアミンを裏道するに際し、水
不溶性有機溶剤を添加すること′t−%徴とする二級ベ
ンジルアルキルアミンの製造法。
n
(Rは、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキ
ル基又はハa)fン基、nは0〜3、xはハロビンであ
る) YNH2・・・(It) (Yはアルキル基である) 1”Lll 式(11)に示される第一級アミンは、常温ではガス状
態ある^は揮発性が高く、工業的にはその水溶液として
取り仮54Kが好まし^。第一級のアミンとしては特に
制限はないが、炭素数1〜3(1,) (ff)
(III) GV)反応式−A の直鎖あるいは分枝鎖状のアルキル基を有する一級アミ
ンである。具体的には、メチルアミン、エチルアミン、
n−プロピルアミン、1−ノロピルアミンである。
ル基又はハa)fン基、nは0〜3、xはハロビンであ
る) YNH2・・・(It) (Yはアルキル基である) 1”Lll 式(11)に示される第一級アミンは、常温ではガス状
態ある^は揮発性が高く、工業的にはその水溶液として
取り仮54Kが好まし^。第一級のアミンとしては特に
制限はないが、炭素数1〜3(1,) (ff)
(III) GV)反応式−A の直鎖あるいは分枝鎖状のアルキル基を有する一級アミ
ンである。具体的には、メチルアミン、エチルアミン、
n−プロピルアミン、1−ノロピルアミンである。
本反応では、反応式(A)で示しであるように、三級ア
ミン(IT)が、ざらにハロゲン化ベンジル誘導体(1
)と反応して、三級アミン(IV)が副生じてくる。原
料・・ロデン化物が、−級アミン(It)と反応するか
二級アミン(III)と反応するかが大きな問題点とな
る。本発明者らはこの問題点を解決すべく、鋭意検討を
行なり之。
ミン(IT)が、ざらにハロゲン化ベンジル誘導体(1
)と反応して、三級アミン(IV)が副生じてくる。原
料・・ロデン化物が、−級アミン(It)と反応するか
二級アミン(III)と反応するかが大きな問題点とな
る。本発明者らはこの問題点を解決すべく、鋭意検討を
行なり之。
ハロゲン化ベンジル誘導体(1)と、−級アミン(It
)の水溶液との反応は、二層反応であジ、ハロゲン化ベ
ンジル誘導体(1)と、二級アミン(III) ト三級
アミン(IV)とは有機層を形成しており、水層にはほ
とんどない。−扱アミン(1)は水層に存在しているた
め、原料ハa)fン化物(1)は二級アミンときわめて
反応しヤすい状況にある。
)の水溶液との反応は、二層反応であジ、ハロゲン化ベ
ンジル誘導体(1)と、二級アミン(III) ト三級
アミン(IV)とは有機層を形成しており、水層にはほ
とんどない。−扱アミン(1)は水層に存在しているた
め、原料ハa)fン化物(1)は二級アミンときわめて
反応しヤすい状況にある。
そこで本発明者らは、有機層中のハロゲン化ベンジル誘
導体と二級アミンとの反応を抑制するために、種々の有
機溶剤を添加検討した結果、水不溶性有機溶剤に著しい
効果がある事を見い出して、本発明にいたった。
導体と二級アミンとの反応を抑制するために、種々の有
機溶剤を添加検討した結果、水不溶性有機溶剤に著しい
効果がある事を見い出して、本発明にいたった。
本発明に用いるへロCン化ベンジル誘導体(1)は、ハ
CXCンとして+011素、臭素、ヨウ素であるが経済
的には堪索が有利である。ベンジル基の置換基としては
一級アミンに不活性な前記″した置換基であれば特に問
題はなく、具体的にはo、m又はpりOaベンジル、0
1m又は、pブロモベンジル、0−m−又はp−アルキ
ルベンジル、アル−は各置換基の2又は3置換体である
。
CXCンとして+011素、臭素、ヨウ素であるが経済
的には堪索が有利である。ベンジル基の置換基としては
一級アミンに不活性な前記″した置換基であれば特に問
題はなく、具体的にはo、m又はpりOaベンジル、0
1m又は、pブロモベンジル、0−m−又はp−アルキ
ルベンジル、アル−は各置換基の2又は3置換体である
。
−級アミン(II)としては炭素数が1〜3の直鎖ある
いは、分枝鎖状のアルキル基を有する一級アミンである
具体的には、メチルアミン、エチルアミン、n−ノロピ
ルアミン、i−プロピルアミンである。使用量は、ベン
ジル型へロrン化物(I)に対してモル比で2〜20倍
が好ましく、特に3〜15倍がよい。少なすぎると三級
アミンの副生が多くなり、多すぎては経済的に不利益と
なる。
いは、分枝鎖状のアルキル基を有する一級アミンである
具体的には、メチルアミン、エチルアミン、n−ノロピ
ルアミン、i−プロピルアミンである。使用量は、ベン
ジル型へロrン化物(I)に対してモル比で2〜20倍
が好ましく、特に3〜15倍がよい。少なすぎると三級
アミンの副生が多くなり、多すぎては経済的に不利益と
なる。
反応1度は0〜50℃が好ましく、特に10〜30°C
がよ匹。温度が低すぎると反応に長時間を必要とし、又
高温では、三級アミンの剛性が大きくなる。
がよ匹。温度が低すぎると反応に長時間を必要とし、又
高温では、三級アミンの剛性が大きくなる。
本発明の特徴である有機層中の反応を抑制する溶媒とし
ては、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、及びエーテル
類であり特に制限はないが具体的にハ、ベンゼン、トル
エン、キシレン、05〜C3(7)脂肪族炭化水素、ジ
エチルエーテル、プロピにエーテル、ブチルエーテルが
用いられる。ハC!デン化ベンジル誘導体として1〜1
0重量部、好ましくは2〜5重量部である。少なすぎる
と効果がなく、多すぎても経済的に不利益となる。
ては、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、及びエーテル
類であり特に制限はないが具体的にハ、ベンゼン、トル
エン、キシレン、05〜C3(7)脂肪族炭化水素、ジ
エチルエーテル、プロピにエーテル、ブチルエーテルが
用いられる。ハC!デン化ベンジル誘導体として1〜1
0重量部、好ましくは2〜5重量部である。少なすぎる
と効果がなく、多すぎても経済的に不利益となる。
反応方法としては、バッチ式反応及び連続式反応いずれ
の方法も可能である。パッチ式反応としては、水に不溶
な有機溶剤と一級アミン(It)の水溶液を混合し、ハ
ロダン化ベンシル酵導体(1)を一括、好ましくは、分
添により添加する。反応後は、有機層を分離後、水洗し
脱溶剤、蒸留することにより、各易に生成物を得る事が
できる。
の方法も可能である。パッチ式反応としては、水に不溶
な有機溶剤と一級アミン(It)の水溶液を混合し、ハ
ロダン化ベンシル酵導体(1)を一括、好ましくは、分
添により添加する。反応後は、有機層を分離後、水洗し
脱溶剤、蒸留することにより、各易に生成物を得る事が
できる。
反応後の水層には、二級アミンは含まれておらず、−級
アミンを特別に回収、あるいは、再添加する事なく、そ
のまま再利用する事ができた。本発明によれば従来技術
において見られたような均−系の反応に比鮫して、容易
に生成物を分離でき、−級アミンを有効に利用する事が
できる。
アミンを特別に回収、あるいは、再添加する事なく、そ
のまま再利用する事ができた。本発明によれば従来技術
において見られたような均−系の反応に比鮫して、容易
に生成物を分離でき、−級アミンを有効に利用する事が
できる。
実施列1
40%メチルアミン水溶液77.0.li’ (1モル
)トルエン75.99を20′C下攪拌し、塩化ベンジ
ル25.3 g(0,2モル)を4時間で分添その侵1
時間攪拌を経続した。有機層をガスクロマトグラフィー
により分析すると塩化ベンジルの転換率は99%であり
、ベンジルメチルアミン、ジベンジルメチルアミンがそ
れぞれ収率64%、34%で生成してhた。
)トルエン75.99を20′C下攪拌し、塩化ベンジ
ル25.3 g(0,2モル)を4時間で分添その侵1
時間攪拌を経続した。有機層をガスクロマトグラフィー
により分析すると塩化ベンジルの転換率は99%であり
、ベンジルメチルアミン、ジベンジルメチルアミンがそ
れぞれ収率64%、34%で生成してhた。
比較例1
トルエンを使用しなAこと以外は実施例1と同様に反応
を行った。有機層を、トルエンで抽出後、分析したとこ
ろ、塩化ベンジルの転換率は99%であり、ベンジルメ
チルアミン、ジベンジルメチルアミンの収率はそれぞれ
33%、65%であった。
を行った。有機層を、トルエンで抽出後、分析したとこ
ろ、塩化ベンジルの転換率は99%であり、ベンジルメ
チルアミン、ジベンジルメチルアミンの収率はそれぞれ
33%、65%であった。
比較例2
トルエンを使用しないこと、及び温度t−−58°Cに
すること以外は実施列1と同様に反応を行なった。有機
層をトルエンで抽出後、分析したところ、塩化ベンジル
の転換4は45係であり、ベンジルメチルアミン、ジベ
ンジルメチルアミンの収。
すること以外は実施列1と同様に反応を行なった。有機
層をトルエンで抽出後、分析したところ、塩化ベンジル
の転換4は45係であり、ベンジルメチルアミン、ジベ
ンジルメチルアミンの収。
率はそれぞれ35%19%であった。
実施例2〜11
種々の一級アミン、ベンシル型ハaデン化物、有機溶剤
について実施例と同様の操作によって反応を行なった結
果を、表に示す。
について実施例と同様の操作によって反応を行なった結
果を、表に示す。
本発明の方法によれば、副生三級アミンが少なく、かつ
工業的に有利に、高選択的に二級アミンを製造できる。
工業的に有利に、高選択的に二級アミンを製造できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 I で示されるハロゲン化ベンジル誘導体と、式IIで
示される一級アミンの水溶液を反応させ、式IIIで示さ
れる二級ベンジルアルキルアミンを製造するに際し、水
不溶性有機溶剤を添加することを特徴とする二級ベンジ
ルアルキルアミンの製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (Rは、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキ
ル基又はハロゲン基、nは0〜3、Xはハロゲンである
) YNH_2・・・(II) (Yはアルキル基である) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30186A JPS62158244A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 二級アミンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30186A JPS62158244A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 二級アミンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158244A true JPS62158244A (ja) | 1987-07-14 |
Family
ID=11470077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30186A Pending JPS62158244A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 二級アミンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62158244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009530259A (ja) * | 2006-03-17 | 2009-08-27 | ミテーニ ソチエタ ペル アツィオーニ | 3,5−ビス(トリフルオロメチル)−n−メチルベンジルアミンの製法 |
-
1986
- 1986-01-07 JP JP30186A patent/JPS62158244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009530259A (ja) * | 2006-03-17 | 2009-08-27 | ミテーニ ソチエタ ペル アツィオーニ | 3,5−ビス(トリフルオロメチル)−n−メチルベンジルアミンの製法 |
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