JPS62157126A

JPS62157126A - 供給部品の搬送方向変換装置

Info

Publication number: JPS62157126A
Application number: JP60293203A
Authority: JP
Inventors: Toru Kubota; 透久保田; Akifumi Hasebe; 長谷部　明文
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1985-12-27
Filing date: 1985-12-27
Publication date: 1987-07-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は各種電子回路の組立工程に、ＩＣチップ、リレ
ー、ＤＴＰスイッチ等の電子部品を供給する際、その電
子部品の搬送方向を変換する装置の改良に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］従来、電子部品を各種電子回路の組立工程に供給する場
合に、−例では第３図に示すように電子部品１又は電子
部品１の集合体（以下単に電子部品１という）をベルト
コンベア２上に載置し、ベルトコンベア２の回動に従わ
せて所定の位置まで電子部品１を搬送させていた。

しかし、ベルトコンベア２に電子部品１を載置して搬送
移動させている際に、電子部品１の性能や外観を検査し
、あるいは連続的に連なる電子部品１を間欠的に分断し
て分岐供給したりする処理を施すことは、特に電子部品
１の搬送方向を変換する必要が生じるときに困難を極め
る。

また、電子部品１の間欠取出しが必要となる場合には、
例えば第４図に示すように、供給レール３に沿わせてシ
ュートさせている電子部品１に対して、支点５により押
拡げたビン９の緊縮力を利用する把持機構を用いること
が可能である。

しかしながら、ビン４が電子部品１の表面や裏面に外圧
力を与えて接触することになり、その接触回避が要求さ
れる場合に、取扱い土工都合が生じる。

［発明の目的コ本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は
、電子部品に対して外圧力を与えて接触することなく、
電子部品のＷＩ送方向変換並びに間欠的取出しを可能な
らしめる構成簡単な供給部品の搬送方向変換装置を提供
することにある。

［発明の概要］上記の目的を達成するため、本発明の供給部品の搬送方
向変換装置は、周縁部分に電子部品落込み可能に溝部が
形成された回転円盤と、該回転円盤の一定回転角の始端
に配置された部品受付部と、その一定回転角の終端に配
置された部品放出部とを有し、前記回転円盤は、前記溝
部により前記部品受付部から間欠的に電子部品を受付け
、且つ前記一定回転角だけ回転されたときに前記溝部か
ら電子部品を部品放出部へ放出することを特徴とする。

［発明の実施例コ以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明が適用された一実施例の搬送方向変換装
置の構成説明図であり、同図（Ａ）は正面図、同図＜８
）は側面図である。

図中、１１は回転円盤であり、この回転円盤１１には第
２図に示すように外周全域の周縁部分に電子部品１を落
込み可能に複数個の溝部１２が等間隔で形成されている
。

そして、回転円！１１を回転させるシャフト１３とモー
タ１４の回転軸とを継手１５により連結している。

モータ１４は、ステップモータ又はサーボモータなどの
パルス制御が可能なモータが望ましく、またモータを選
定する際には回転円盤１１の外形寸法の大きさや慣性モ
ーメントなどに十分な配慮が必要とされる。

こうして、モータ１４により回転円盤１１の一定回転角
を適宜確保することができるから、その一定回転角の始
端には部品受付部１５を設置し、終端には部品放出部１
６を設置する構造を採用することにより、回転円５Ｊ１
１は電子部品１の搬送方向を変換することができる。

即ち、回転円盤１１は、部品受付部１５において供給レ
ール１７から連続的に供給される電子部品１をモータ１
４駆動に応答して溝部１２により間欠的に１個づつ順次
受付け、且つ一定回転角だけ回転されたときに溝部１２
から電子部品１を部品放出部１６の放出レール２２へ放
出させる。

その際、部品受付部分１５では溝部１２に電子部品１が
落込んだか否かをセンサ１８で検知し、部品放出部１６
では溝部１２から電子部品１が離脱したか否かをセンサ
１っで検知し、回転円盤１１が図示矢印のように左回転
されるとぎに、電子部品１の非搬送領域では、センサ１
っで電子部品１の残留チェックをセンサ２０で検知する
センサシステムを採用すると良い。

また、回転円盤１１が図示のように左回転されるときに
は、電子部品１の搬送領域では溝部１２が下向き移動さ
れるので、回転円盤１１の外周に沿ってガイド板２１を
設置して電子部品１の落下防止機構とすると良い。

また、図示しないがガイド板２１には、回転円盤１１の
溝部と同じ角度ピッチでゲートを設けておけば、回転円
盤１１の一定回転角を適宜設定可能となる。

また、第１図（Ａ）に示すように部品受付部１５及び部
品放出部１６を回転円盤１１に対応するように設置した
関係で、図示矢印と反対の右回転を行なわせて、電子部
品１の受付は及びその放出を行なう場合には、電子部品
１の搬送領域では溝部１２が上向き移動されるので、回
転円盤１１に治せて電子部品１の落下防止用にガイド板
を設けること無く、電子部品１の溝部１２からの落下防
止が達成される。

また、以上の実施例の説明では回転円盤１１を鉛直方向
に回転させる場合を例示したが、その回転円盤１１を水
平方向に回転させる構成を採用することもできる。

また、回転円盤は溝部を１個形成するのみでも一定回転
角を回転し得る構成であれば、本発明を逸脱しないもの
であり、例えば溝部に落込んだ電子部品を単に９０°方
向変更する為に、送り戻しを繰返させるようにしても良
い。

また、回転円盤の溝部への電子部品を落込ませるときに
、自重落下に頼らずに強制的に取込み、溝部から放出す
るときにも強制的に放出するために、例えば空気吸脱や
電磁石或いは押しビン等を用いることもできる。

［発明の効果］以上説明したように本発明が適用された搬送方向変換装
置であれば、ＩＣチップ、リレー、ＤＩＰスイッチ等の
電子部品に対して外圧力を与えて接触することなく、電
子部品の搬送方向変換並びに間欠的取出しを可能ならし
めるから、電子部品の性能や外観を検査し、あるいは連
続的に連なる電子部品を間欠的に分断したり処置を施す
ときに、電子部品の搬送方向を確実に変換することがで
きる。しかも構成簡単である等、実用面で極めて有用で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された一実施例の搬送方向変換装
置の構成説明図、第２図は回転円盤の詳細構成を示ず正
面図、第３図及び第４図は従来の搬送方向変換装置の説
明図である。１・・・電子部品　　　　　１１・・・回転円盤１２・
・・溝部　　　　　　　１３・・・シャフト１４・・・
モータ　　　　　　１５・・・部品受付部１６・・・部
品放出部　　　　１７・・・供給レール１８．１９．２
０・・・センサ２１・・・ガイド板　　　　　２２・・・放出レール第
２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）周縁部分に電子部品を落込み可能に溝部が形成さ
れた回転円盤と、該回転円盤の一定回転角の始端に配置
された部品受付部と、その一定回転角の終端に配置され
た部品放出部とを有し、前記回転円盤は、前記溝部によ
り前記部品受付部から間欠的に電子部品を受付け、且つ
前記一定回転角だけ回転されたときに前記溝部から電子
部品を部品放出部へ放出することを特徴とする供給部品
の搬送方向変換装置。
（２）前記回転円盤は、落下防止機構を含む構成である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の供給部品
の搬送方向変換装置。
（３）前記落下防止機構は、前記溝部が上向き移動され
る前記回転円盤の回転行程において電子部品が搬送され
る前記回転円盤の設置構造であることを特徴とする特許
請求の範囲第２項記載の供給部品の搬送方向変換装置。
（４）前記落下防止機構は、前記回転円盤の外周に沿つ
て設置されたガイド板であることを特徴とする特許請求
の範囲第２項記載の供給部品の搬送方向変換装置。
（５）前記落下防止機構は、前記回転円盤の外周に沿つ
て設置され、且つ前記一定回転角を適宜設定可能に複数
個のゲートが形成されたガイド板であることを特徴とす
る特許請求の範囲第２項記載の供給部品の搬送方向変換
装置。