JPS6215683A

JPS6215683A - 情報認識装置

Info

Publication number: JPS6215683A
Application number: JP60154216A
Authority: JP
Inventors: Yoichi Kawabata; 洋一川端
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-07-15
Filing date: 1985-07-15
Publication date: 1987-01-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野］本発明は、例えば手書き文字等を認識する情報認識装置
に関するものである。

［従来技術］計算機やワードプロセッサへの入力手段、特に日本語の
入力手段として手書き文字認識が有効である。手書き文
字入力により漢字カナまじり文を入力する場合、どのく
らいの数の漢字を認識できるかは、使用者にとっても、
認識装置の設計者にとっても重要な問題である。認識で
きる漢字数が少ないと実用に供さないのはもちろんであ
るが。

認識できる漢字数をあまり多くしても、ストローク辞書
用メモリーの増大や認識時間の増加となり、コスト的に
も使い心地からも引き合わなくなる。一方、別の問題点
も指摘されている。現在。

この種の認ｍ装置に於ては約２０００文字程度認識する
ものが多いが、文字数を増加してＪＩＳ第１水準３００
０文字程度にしても、正しい筆順でＪＩＳ第１水準の漢
字をすべて書ける人は僅かだという問題点がある。

「目的」本発明の目的は、設定された入力領域にカナ入力するだ
けでカナ漢字変換を行う情報認識装置を提案することに
より、上述の問題点を解決すると共に、入力作業の能率
を向上させることのできる情報認識装置を提供すること
にある。

〔実施例］以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。

第１図は本発明の情報認識装置を手書き文字認識装置に
適用したときのブロック構成図である。

このブロック図を用い、後述のプログラム（フローチャ
ート）を格納した不図示のメモリ及びＣＰＵにより本発
明に係る認識装置が達成されるのである。

図中１は手書き文字を入力するタブレット。

１０はタブレットｌの入力ペン２のペン先の座標やペン
２のアップ・ダウン情報をタブレット１から入カレ、文
字の入力中の検出、文字認識開始指定の検出等を行う入
力制御回路である。１１は特徴抽出回路であり、入力制
御回路１０から得たペン先の座標、ペン２のアップ・ダ
ウン情報と、文字認識開始検出回路１３から得た文字入
力終了信号２１より入力文字の画数１代表点の座標、各
ストロークの分類、各ストロークの交差情報、各ストロ
ークの長さ、最大座標点、最小座標点等、入力文字の特
徴の抽出を行い、抽出した各種特徴データを一時蓄積記
憶回路１５に記憶させる。後述するように、最大座標点
、最小座標点は入力文字がカナ漢字変換用文字かどうか
判別するためにモ用いられる。１２はペンがアップして
いる時間やペン先の座標等から入力文字の切り出しを行
い、文字認識開始検出回路１３に一文字入力終了信号２
０を送る入力文字切り出し回路である０文字認識開始検
出回路１３は入力文字切り出し回路１２から送られる一
文字入力終了信号２０と、入力制御回路１０から送られ
る文字認識開始指定信号２３よりマツチング回路１６に
マツチングの起動信号２２を出力し、マツチング回路１
６を起動させる。１４は表示回路１８により表示されて
いるカーソルの位置信号、あるいは入力制御回路１０か
ら送られる認識対象文字位置指定信号及び文字記入枠位
置信号等により認識対象文字の入力位置を検出する認識
対象文字位置検出回路である。また、認識対象文字位置
検出回路１４は一時蓄積記憶回路１５に記憶されている
数文字分の入力文字の特徴の中の、何番めの文字を認識
するかをマツチング回路１６に伝える。１５は特徴抽出
回路１１により抽出された数文字分の入力文字の特徴を
記憶する一時蓄積記憶回路である。マツチング回路１６
では文字認識開始検出回路１３から文字認識開始信号２
ｚを受は取り、認識対象文字位置検出回路１４から認識
対象文字を検出し、一時蓄積記憶回路１５から該当する
入力文字の特徴を読み出し、入力文字と辞書１７とのマ
ツチングを行い、認識文字を表示回路１８とメモリ１９
に出力する。１７は既知の文字等の特徴標準パターンが
登録されている辞書であり、１８はマツチング回路１６
により認識された認識文字を表示する表示回路である。

１９はマツチング回路１６により認識された認識文字を
記憶するメモリである。

文字メモリの詳細は第６図に示すように通常の認識文字
を格納する文字用メモリ６１と後述するカナ漢字変換用
カナ文字を格納するカナ文字メモリ６３、通常文字とカ
ナ漢字変換用カナ文字を選択する選択回路６０、文字用
メモリ６１の格納領域を指定するメモリポインタ６２か
ら成る。

２４は認識された文字と更にカナ漢字変換する場合に用
いるカナ漢字変換辞書、２５はカナ漢字変換指示回路で
たとえば第２図に示す領域２００が入力ペン２により押
下されることにより変換指示信号２６を出力する。２８
は複数の漢字候補がある場合に、ユーザーの指示により
そのうちの一つを選択する漢字選択指示回路で、２９は
その選択情報である。

タブレットｌの一実施例の詳細を第２図に示す。第２図
に於て、２は入力ペン、３は認識開始指定やモード切換
がある場合はモード指定入力等に使用するメニュー人力
領域、４は手書き文字を記入する文字記入枠である。こ
の文字記入枠４はタブレット１上に所定の大きさの枠組
を印刷して載置したものである。

第３図（ａ）〜（ｄ）は文字記入枠４を拡大したもので
ある０図中１点線は文字記入枠内を領域分割して使用す
る場合の領域境界を示すガイドラインである０本実施例
では上下に二分割し、上側をカナ漢字変換指定用、下側
を小文字のカナの「っ」等の指定用に用いるとする。

次に、以上の構成より成る本実施例装置の手書き文字の
認識処理を第４図のフローチャートを参照して説明する
。

まずステップ３９にて操作者はタブレット１上に文字記
入枠４等に手書きによって一文字分の文字を入力する。

入力された手書き入力情報は続くステップ４０で特徴点
抽出回路１１で特徴点抽出がされ、一時Ｍ積記憶回路１
５に順次記憶される。そして続くステップ４１で手書き
入力状態を入力文字切り出し回路１２及び文字認識開始
検出回路１３で監視し、−文字性の手書き入力が終了す
ると入力文字切り出し回路により一文字入力終了信号２
０が出力されステップ４２に進み、この信号及び入力制
御回路１０よりの文字認識開始指定信号２３により文字
認識開始検出回路１３はマツチング回路１６にマツチン
グの起動信号２２を出力する。−文字性の手書き入力が
終了していないときはステップ４１よりステップ３９に
戻る。

ステップ４２でこの起動信号２２が出力されると、マツ
チング回路１６が起動され、一時蓄積記憶回路１１中に
貯えられたストロークと辞書１７とのマツチングを行う
、そしてステップ４３に進み、マツチング処理の結果手
書き入力文字を認識できたかどうかを判定する。認識不
能であった場合はステップ４４に進み、？を表示してス
テップ３９に戻り再度入力する。認識できた場合はステ
ップ４５に進み、認識結果の文字を表示し、さらにステ
ップ４６に於て結果をメモリ１９に記憶する。またステ
ップ４６では一時記憶回路１５中に記憶された最大座標
点、最小座標点の情報をもとにカナ漢字変換用文字かど
うかを判断し、カナ漢字変換をすべき文字のときは文字
コードに第５図（ｂ）の５０１のようなフラグを附加し
て、そうでない時は第５図（ａ）のフォーマットでメモ
リ１９に記憶する。第５図（ａ）、（ｂ）は文字コード
をＪＩＳコードで表わしたもので、第５図（ａ）は通常
の文字コード、第５図（ｂ）はカナ漢字変換用の文字コ
ードである。前記第５図（ａ）、（ｂ）に示すコードが
入力されると、選択回路６０によりフラグ５０１がチェ
ックされ。

フラグ５０１がＯの文字コードは文字用メモリ６１に格
納されるとともに、メモリポインタ６２が更新される。

一方フラグ５０１が１の文字コードはカナ文字メモリ６
３に格納されるようになっている。

次のステップ４７ではカナ漢字変換指示が入力されたか
どうかの判断を行う。この判定はユーザーが前記のタブ
レット領域２００を押下したかをセンスしてもよいし、
第３図（Ｃ）、（ｄ）に示した文字記入枠中の分割領域
を使っているかどうか、即ちカナ漢字変換用文字入力か
どうかから判定してもよいが、本実施例では簡単の為、
前者とする。ここでカナ漢字変換指定をされていない場
合は入力を継続する為にステップ３９に戻る。

カナ漢字変換をする場合はステップ４８へ進む。

ステップ４８ではカナ漢字変換が指示されカナ漢字変換
指示回路２５より変換指示信号２６が入力されると、カ
ナ文字メモリ６３内の読み方情報に対応した漢字がカナ
漢字辞書２４より読み出される。ステップ４９ではステ
ップ４８の結果、複数の候補が出たかどうかを判定する
。複数の候補が出す、単一に定まった場合はステップ５
２に進み後述の処理に合流する。複数の候補が出た場合
にはステップ５０に於てすべての候補をカナ漢字変換辞
書２４より読み出し、バス６４を介して表示回路１８に
送り表示する。次に従来からよく行われている様にステ
ップ５１に於て、ユーザーが候補漢字の中からカーソル
等により漢字を選択すると、漢字選択指示回路２８によ
り漢字の選択情報２９が入力され、漢字が選択され表示
回路１８により表示されるとともに（ステップ５２）、
ステップ５３によりバス６５を介して文字用メモリ６１
のメモリポインタ６２で示されるアドレスに格納され、
認識処理の１サイクルが終了したごとになる。

本実施例中ではカナ漢字変換をするタイミングを決める
のに、簡単の為メニュー領域をユーザーが押下すること
にしたが、連続する文字列のうちから文字記入枠中の分
割領域中におさまっているという条件を満たす部分文字
列を抽出してカナ漢字変換をする様にしてもよい、また
本実施例中では文字記入枠内を上下に二分割するように
したが、これに限定されるものでなく、最大座標と最小
座標が限定できればどのように分割してもよい。

［効果ｊ以上説明してきた様に本発明によれば、文字記入枠中の
特定領域内に入力文字が入っているかどうかを判断し、
その文字をカナ漢字変換するようにしたことにより、筆
順の難しい漢字や複雑な漢字などはカナを特定領域に書
き込むことにより自°　動的に漢字に変換してくれるの
で、モード指定などせずにスムーズに入力ができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例の手書き文字認識装置の
ブロック構成図、第２図は第１図に示す本実施例装置のタブレットの詳細
を示す図。第３図（ａ）〜（ｄ）は文字記入枠を示す拡大図。第４図は本実施例装置の文字認識処理フローチャート、第５図（ａ）、（ｂ）は文字コード列を示す図、第６図はメモリ部の構成を示す図である。図中、１・・・タブレット、２・・・入力ペン、３・・
・メニュー領域、４・・・文字記入枠、１０・・・入力
制御回路、１１・・・特徴抽出回路、１２・・・入力文
字切り出し回路、１３・・・文字認識開始検出回路、１
４・・・認識対象文字位置検出回路、１５・・・一時蓄
積記憶回路、１６・・・マツチング回路、１７・・・辞
書、１８・・・表示回路、１９・・・メモリ、２５・・
・カナ漢字変換指示回路、２８・・・漢字選択指示回路
、６０・・・選択回路、６１・・・文字用メモリ、６２
・・・メモリポインタ、６３・・・カナ文字メモリ、２
６・・・変換指示信号、２９・・・選択情報である。特許出願人　　　　キャノン株式会社第３図（ｃ）　　　　　　　　（ｄ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力されたストロークの座標位置により入力情報
を認識する情報認識装置において、情報を入力するため
の入力領域を設定する設定手段を設けると共に、該入力
領域を少なくとも２つの領域に分割し、分割された特定
領域への入力をカナ漢字変換指令として処理し、該入力
に従つてカナ漢字変換を実行することを特徴とする情報
認識装置。
（２）入力領域を枠とし、該記入枠を２つの領域に分割
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報
認識装置。
（３）上記特定領域への入力は該特定領域内に含まれる
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報認識
装置。
（４）上記入力領域全体を使用するモードと、上記分割
された少なくとも２つの夫々の特定領域を使用する３つ
のモードを最低限有することを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の情報認識装置。