JPS62156114A - 積層板 - Google Patents
積層板Info
- Publication number
- JPS62156114A JPS62156114A JP29895785A JP29895785A JPS62156114A JP S62156114 A JPS62156114 A JP S62156114A JP 29895785 A JP29895785 A JP 29895785A JP 29895785 A JP29895785 A JP 29895785A JP S62156114 A JPS62156114 A JP S62156114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- meth
- unsaturated polyester
- pentaerythritol
- diallyl phthalate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、硬化物特性が改善された熱硬化性樹脂積層板
用樹脂組成物に関する。
用樹脂組成物に関する。
(従来技術)
熱硬化性樹脂積層板、特にジアリルフタレート樹脂積層
板は、優れた成形性、ボストフA−ム加工性を有してお
り、また物理的、化学的特性にも旧れた積層板として知
られ、中でも化粧板は落着いた風合いをもつ材料として
好評を博している。
板は、優れた成形性、ボストフA−ム加工性を有してお
り、また物理的、化学的特性にも旧れた積層板として知
られ、中でも化粧板は落着いた風合いをもつ材料として
好評を博している。
しかし、ジアリルフタレート樹脂積層板は、硬度及び耐
シガレット性等の耐熱性の点でメラミン樹脂積層板より
劣っており、特にデスク、カウンター等に代表される天
板への使用に際して難点がめった。また不飽和ポリエス
テル樹脂積層板においても同様な問題があった。
シガレット性等の耐熱性の点でメラミン樹脂積層板より
劣っており、特にデスク、カウンター等に代表される天
板への使用に際して難点がめった。また不飽和ポリエス
テル樹脂積層板においても同様な問題があった。
(発明の目的)
本発明は、上記の如き欠点がなく表面特性の改善された
ジアリルフタレート樹脂もしくは不飽和ポリニスデル樹
脂積層板用として好適な樹脂組成物を提供することを目
的とする。
ジアリルフタレート樹脂もしくは不飽和ポリニスデル樹
脂積層板用として好適な樹脂組成物を提供することを目
的とする。
(発明の構成)
本発明は、ジアリルフタレート樹脂又は不飽和ポリエス
テル樹脂おるいはこれらの混合樹脂に、分子内にアクリ
ロイル基又はメタアクリロイル基を3個以上有するペン
タエリスリトールのポリアクリレート又はポリメタアク
リレートあるいはこれらの混合物を混合したことを特徴
とする硬化物特性が改善された積層板用樹脂組成物であ
る。
テル樹脂おるいはこれらの混合樹脂に、分子内にアクリ
ロイル基又はメタアクリロイル基を3個以上有するペン
タエリスリトールのポリアクリレート又はポリメタアク
リレートあるいはこれらの混合物を混合したことを特徴
とする硬化物特性が改善された積層板用樹脂組成物であ
る。
本発明におけるジアリルフタレート樹脂とは、既に知ら
れているオルソ、イソ又はテレ−ジアリルフタレートプ
レポリマーの単独またはこれらの混合物もしくはこれら
の変性プレポリマー等のジアリルフタレート系プレポリ
マーをいう。また不飽和ポリエステル樹脂は通常λuら
れでいる常温で液体状のものもしくは固体状のものが用
いられる。
れているオルソ、イソ又はテレ−ジアリルフタレートプ
レポリマーの単独またはこれらの混合物もしくはこれら
の変性プレポリマー等のジアリルフタレート系プレポリ
マーをいう。また不飽和ポリエステル樹脂は通常λuら
れでいる常温で液体状のものもしくは固体状のものが用
いられる。
不飽和ポリエステル樹脂単独使用の場合には固体状の5
のが作業性の点て好ましい。混合樹脂として用いる場合
、両者の混合比は任意でよいか、ジアリルフタレート樹
脂の特徴を生かした積層板とする場合にはジアリルフタ
レート樹脂が樹脂中受なくとも20重量%必要でおる。
のが作業性の点て好ましい。混合樹脂として用いる場合
、両者の混合比は任意でよいか、ジアリルフタレート樹
脂の特徴を生かした積層板とする場合にはジアリルフタ
レート樹脂が樹脂中受なくとも20重量%必要でおる。
本発明に用いられるペンタエリスリトールのポリアクリ
レート又はポリメタアクリレート(以下両者を総称して
ポリ(メタ)アクリレートという)としては、分子内に
アクリロイル基又はメタアクリロイル基(以下両者を総
称して(メタ)アクリロイル基という)を3個以上有す
るポリ(メタ)アクリレートの単独もしくは混合物が用
いられる。
レート又はポリメタアクリレート(以下両者を総称して
ポリ(メタ)アクリレートという)としては、分子内に
アクリロイル基又はメタアクリロイル基(以下両者を総
称して(メタ)アクリロイル基という)を3個以上有す
るポリ(メタ)アクリレートの単独もしくは混合物が用
いられる。
(メタ)アクリロイル基か2周以下のポリ又はモノ(メ
タ)アクlル−トてはジアリルフタレート樹脂もしく(
よ不飽和ポリエステル樹脂との相溶性が充分でなく、目
的とする効果か得られない。
タ)アクlル−トてはジアリルフタレート樹脂もしく(
よ不飽和ポリエステル樹脂との相溶性が充分でなく、目
的とする効果か得られない。
本発明に用いられるポリ(メタ)アクリレートは、ペン
タエリスリトールモノハイドロオキシトリアクリレート
、ペンタエリスリトールテ1〜ラアクリレ−(〜、ペン
タエリスリ1−−ルモノハイドロオキシトリメタアクリ
レ−1−、ペンタエリスリトールテトラメタアクリレー
トの四種類でおり、これらは単独で又は混合物として用
いられる。配合辺はジアリルフタレート樹脂又は不飽和
ポリエステル樹脂おるいはこれらの混合樹脂100車母
部に対して5〜70重量部、好ましくは10〜50重量
部の範囲が適当である。5重量部未満では本発明の目的
とする表面特性の改善効果が充分に得られず、また70
単母部を越えると硬化物が固くなりすぎ゛て脆くなった
り、加工時樹脂がベトついて作業性に問題を生ずること
になる。
タエリスリトールモノハイドロオキシトリアクリレート
、ペンタエリスリトールテ1〜ラアクリレ−(〜、ペン
タエリスリ1−−ルモノハイドロオキシトリメタアクリ
レ−1−、ペンタエリスリトールテトラメタアクリレー
トの四種類でおり、これらは単独で又は混合物として用
いられる。配合辺はジアリルフタレート樹脂又は不飽和
ポリエステル樹脂おるいはこれらの混合樹脂100車母
部に対して5〜70重量部、好ましくは10〜50重量
部の範囲が適当である。5重量部未満では本発明の目的
とする表面特性の改善効果が充分に得られず、また70
単母部を越えると硬化物が固くなりすぎ゛て脆くなった
り、加工時樹脂がベトついて作業性に問題を生ずること
になる。
本発明の組成物には、通常用られるジアリルフタレート
樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂の硬化剤か添加される
。また必要に応じて他種の反応性七ツマ−や該技術分野
に通常用いられる添加剤、例えば内部離型剤、充填剤1
M燃剤2重合禁止剤。
樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂の硬化剤か添加される
。また必要に応じて他種の反応性七ツマ−や該技術分野
に通常用いられる添加剤、例えば内部離型剤、充填剤1
M燃剤2重合禁止剤。
顔料等を添加することができる。
本発明組成物を用いて積層板を製造するには、適当な溶
剤、例えばアセトン、トルエン、メチルエチルケトン等
の社殿溶剤に組成物を溶解させて)嗣脂液を調製し、こ
れを基材に用途に応じて適量含浸せしめて乾燥後、合板
やパーチクルボード、あるいは通常の樹脂を含浸uしめ
た9971〜紙をコアとして積Q htl熱成形するこ
とによって達成される。また本発明組成物を含浸せしめ
た基材を加熱硬化さけた後、アルミニウム板等の金属板
に接6剤を用いて積層することもできる。
剤、例えばアセトン、トルエン、メチルエチルケトン等
の社殿溶剤に組成物を溶解させて)嗣脂液を調製し、こ
れを基材に用途に応じて適量含浸せしめて乾燥後、合板
やパーチクルボード、あるいは通常の樹脂を含浸uしめ
た9971〜紙をコアとして積Q htl熱成形するこ
とによって達成される。また本発明組成物を含浸せしめ
た基材を加熱硬化さけた後、アルミニウム板等の金属板
に接6剤を用いて積層することもできる。
上記含浸用基材としては、印刷紙、織布、不織布2本7
1単板等がある。加熱成形条件は、従来用られるアリル
フタレート樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂の成形条件
でよく、通常100〜160°C11〜60Kg/Cm
2.1〜60分間で充分である。
1単板等がある。加熱成形条件は、従来用られるアリル
フタレート樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂の成形条件
でよく、通常100〜160°C11〜60Kg/Cm
2.1〜60分間で充分である。
(発明の効果)
本発明のペンタエリスリトールのポリ(メタ)アクリレ
−1〜を含む組成物を用いた積層板は、該ポリ(メタ)
アクリレートを含まない従来のジアリルフタシー1〜樹
脂もしくは不飽和ポリエステル樹脂を用いた積層板と較
べて引き掻き硬度及び耐シ/jレット性等の表面特性が
飛躍的に向上しており、従来使用困難とされていた天、
成用にも使用可能となったものでおる。
−1〜を含む組成物を用いた積層板は、該ポリ(メタ)
アクリレートを含まない従来のジアリルフタシー1〜樹
脂もしくは不飽和ポリエステル樹脂を用いた積層板と較
べて引き掻き硬度及び耐シ/jレット性等の表面特性が
飛躍的に向上しており、従来使用困難とされていた天、
成用にも使用可能となったものでおる。
(実施例)
実施例1〜4 比較例1〜3
表1に示される樹脂組成物をベク印刷された坪量100
!;I/尻の印刷紙に含浸させ、乾燥後樹脂付着量13
0g/TItの含浸紙を得た。
!;I/尻の印刷紙に含浸させ、乾燥後樹脂付着量13
0g/TItの含浸紙を得た。
別に通常のジアリルフタレート樹脂を含浸させたクラフ
ト紙(総坪量240(+/7rL、内樹脂付″8♀10
0(1/ rd ) 2枚を用意し、その2枚重ねの
上に上記含浸紙を重ね、ツヤ有り鏡面板を用いて130
’C130kg/cm2でプレスし、挿入20分後に水
冷して積層板を得た。
ト紙(総坪量240(+/7rL、内樹脂付″8♀10
0(1/ rd ) 2枚を用意し、その2枚重ねの
上に上記含浸紙を重ね、ツヤ有り鏡面板を用いて130
’C130kg/cm2でプレスし、挿入20分後に水
冷して積層板を得た。
上記積層板の表面引き掻き硬度及び耐シカレツト性を測
定しその結果を表1に示した。
定しその結果を表1に示した。
表面引き掻き硬度: JAS規格A試験による10点平
均11口、深さくμ)。
均11口、深さくμ)。
耐シカレット性二火付ぎタバコを2分間放置後メタノー
ルで清拭した後の表面状態の観察。
ルで清拭した後の表面状態の観察。
評fiIIi(2点による平均)
○ 変色殆んどなし
× 焼けによる着色おり
なお、比較例2は樹脂組成物か混ざり合わず成形かでき
なかった。また比較例3は本発明に使用されるポリ(メ
タ)アクリレートとは異なる他種のポリアクリレ−(へ
を使用した例でおる。
なかった。また比較例3は本発明に使用されるポリ(メ
タ)アクリレートとは異なる他種のポリアクリレ−(へ
を使用した例でおる。
表(1)において註(1)〜(4)は以下のとありであ
る。
る。
(1〉メチルエチルケ重量%0重退%溶液粘度(30’
C)96.5Cp、ヨウ素価56,7のプレポリマー(
2)マレイン酸1モル、フタル駿1モルとプロピレング
リコール2モルよりなる酸価34,5の市販ポリエステ
ル樹脂 (3)rDR−2os4大阪曹達社商品名(4)「カー
プレックスJ塩野n”A’J社商社名品名出願人阪曹達
株式会社
C)96.5Cp、ヨウ素価56,7のプレポリマー(
2)マレイン酸1モル、フタル駿1モルとプロピレング
リコール2モルよりなる酸価34,5の市販ポリエステ
ル樹脂 (3)rDR−2os4大阪曹達社商品名(4)「カー
プレックスJ塩野n”A’J社商社名品名出願人阪曹達
株式会社
Claims (1)
- ジアリルフタレート樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂あ
るいはこれらの混合樹脂に、分子内にアクリロイル基又
はメタアクリロイル基を3個以上有するペンタエリスリ
トールのポリアクリレート又はポリメタアクリレートあ
るいはこれらの混合物を混合したことを特徴とする硬化
物特性が改善された積層板用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298957A JPH0624809B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298957A JPH0624809B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 積層板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156114A true JPS62156114A (ja) | 1987-07-11 |
JPH0624809B2 JPH0624809B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=17866371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60298957A Expired - Lifetime JPH0624809B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 積層板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624809B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327554A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | Frp用成形材料 |
JP2006219656A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-08-24 | Daiso Co Ltd | 表面平滑性が良好な高光沢化粧板 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50123137A (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-27 | ||
JPS60115608A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-22 | Sanken Kako Kk | 熱硬化性樹脂組成物 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60298957A patent/JPH0624809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50123137A (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-27 | ||
JPS60115608A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-22 | Sanken Kako Kk | 熱硬化性樹脂組成物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327554A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | Frp用成形材料 |
JP2006219656A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-08-24 | Daiso Co Ltd | 表面平滑性が良好な高光沢化粧板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0624809B2 (ja) | 1994-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |