JPS62155867A - 血管内留置用カテ−テル - Google Patents

血管内留置用カテ−テル

Info

Publication number
JPS62155867A
JPS62155867A JP60297969A JP29796985A JPS62155867A JP S62155867 A JPS62155867 A JP S62155867A JP 60297969 A JP60297969 A JP 60297969A JP 29796985 A JP29796985 A JP 29796985A JP S62155867 A JPS62155867 A JP S62155867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
vinyl chloride
weight
monomer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60297969A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0230263B2 (ja
Inventor
大鉢 義典
石川 州洋
遠藤 史朗
永井 博史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP60297969A priority Critical patent/JPS62155867A/ja
Priority to EP86402932A priority patent/EP0235482A1/en
Publication of JPS62155867A publication Critical patent/JPS62155867A/ja
Publication of JPH0230263B2 publication Critical patent/JPH0230263B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L33/00Antithrombogenic treatment of surgical articles, e.g. sutures, catheters, prostheses, or of articles for the manipulation or conditioning of blood; Materials for such treatment
    • A61L33/06Use of macromolecular materials
    • A61L33/064Use of macromolecular materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L29/00Materials for catheters, medical tubing, cannulae, or endoscopes or for coating catheters
    • A61L29/04Macromolecular materials
    • A61L29/041Macromolecular materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/006Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polymers provided for in C08G18/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、発明の背景 技術分野 本発明は、血管内留置用カテーテル、特に抗血栓性に潰
れた血管内留置用カテーテルに関する。
先行技術 従来より、血管内に留置されるカテーテルとして種々の
物が使用されている1例えば、静脈留置用としては、I
 V I−I (完全静脈栄養法)カテーテル、CVP
(中心静脈圧測定用)カテーテルがあり、動脈留置用と
しては、血管造影用カテーテル、動脈圧測定用カテーテ
ルがある。
それら、カテーテルの多くは、DEHP(ジエチルへキ
シルフタレート)により可塑化された軟質塩化ビニル樹
脂により造られていた。そして、上記樹脂性の血管的留
置カテーテルを長期間血管内に留置すると、血液中にD
 E HPが溶出しその安全性に問題があり、また溶出
1+樹脂が硬化するためカテーテルとして必要な物性を
欠くことがあり、さらに、抗血栓性がないため、カテー
テル表面に発生付着した凝血が成長し、血流を疎外した
り、あるいは、離脱した凝血が、微少血管を閉塞させる
おそれがあった。
また、ポリアミドにより形成されたカテーテルもあるが
これも、凝血の発生については同様も問題を有していた
また、カテーテル表面をヘパリン、ウロキナーゼなどの
生体由来の抗血栓性物質で修飾することも提案されてい
るが、製造の困難さ、滅菌工程での耐熱性、修飾物の離
脱による抗血栓性の低下などの問題を有していた。
■0発明の目的 本発明の目的は、上記先行技術の問題点を解決し、高い
抗血栓性と、長期間にわたり物性の変化のない血管内留
画用カテーテルを提供することにある。
上記目的を達成するものは、ポリウレタン樹脂に塩化ビ
ニルをグラフト共重合した樹脂からなるチューブ体であ
り、かつ外径が2.0+nm以下である血管内留画用カ
テーテルである。
さらに、前記グラフト共重合した樹脂が、塩化ビニル単
量体に可溶であり、軟化点が、20〜100℃で後記単
量体または単量体温合物100重量部あたり10〜20
0重量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマーの共存下
に、塩1ヒビニル単量体単独または塩化ビニル単量体お
よびこれと共重合可能でガラス転移温度が30℃よりも
低い単独重合体を与える単量体との単量体温き物を水性
媒体中で重合したものであることが好ましい。
■ 発明の詳細な説明 本発明の血管内留画用カテーテルは、カテーテルを構成
するチューブ体がポリウレタン樹脂に塩化ビニルをグラ
フト共重合した樹脂により形成されており、かつそのチ
ューブの外径が2゜0ml11以下である。
血管内留画用カテーテルとしては、IVHカテーテル、
CVPカテーテル、血管造影用カテーテル、動脈圧測定
用カテーテルなどがあるが、以下、第1図に示すIVH
カテーテルの実施例を用いて本発明を説明する。
第1図におけるIVHカテーテルは、血管内留画用カテ
ーテル1を構成するチューブ体と、その綴端にカテーテ
ル1を人体の皮Ha面に固定するための固定部材2が設
けられている。固定部材2は、ハブ3と、ハブ3に固着
されたカテーテル接続管4と、接続管4に被冠して設け
られた翼部5と、この翼部5の先端部に嵌合してカテー
テル1とカテーテル接続管4との接続部をCA mする
ガイドチューブ6とからなっている。
そして、カテーテル1は、ポリウレタン樹脂に塩化ビニ
ルをグラフト共重合した樹脂(以下、共fA念樹脂)に
より形成されている。より具体的に説明すると、上記共
重合樹脂は、塩化ビニル単量体に可溶であり、軟1ヒ点
が、20〜100℃で後記単量体または単量体混合物1
00重量部あたり10〜200重量部(好ましくは、1
0〜100重量部)の熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ー(以下、ポリウレタンエラストマー)の共存下に、塩
rヒビニル単量体単独または塩化ビニル単量体およびこ
れと共重合可能でガラス転移温度が30℃よりも低い単
独重合体を与える単量体との単量体混合物(以下、塩化
ビニル単量体混合物)を水性媒体中で重合したものであ
る。
共重合樹脂は、ボ゛リウレタンエラストマーを塩化ビニ
ル単量体に溶解した状態で、塩化ビニル単量体混合物を
重合することによって製造される。この反応の性格は明
確ではないが、ポリウレタンエラストマー及び塩化ビニ
ル単量体混合物との間にグラフト共重合が生じるものと
考えられる。即ち配合時におけるポリウレタンエラスト
マーとポリ塩化ビニルのポリマーブレンドと比較して、
グラフト共重キ樹脂は、加工性、透明性、柔軟などの点
において優れていることから推察される。上記共重合樹
脂の製造に使用するポリウレタンエラストマーとは、実
貫的に塩化ビニル単量体混合物に溶解するものであり、
軟化点が、20〜100℃、好ましくは30〜60℃の
物である。軟化点100℃を越える物は、塩化ビニル単
量体に溶解しにくくなり、まな20°C未満のものでは
、得られた共重合樹脂の引っ張り強度、耐熱性が悪くな
る。ポリウレタンエラストマーとしては、脂肪族ジイソ
シアネートを使用した無黄変タイプのものが好ましい。
無黄変タイプのものは、紫外線安定性が良いのに対し、
無黄変タイプ以外のものは、重合後得られる共重合樹脂
が着色する傾向がある。
本発明のカテーテルに使用する共重合樹脂に用いるポリ
ウレタンエラス)・マーは主に、ポリエステルジオール
またはポリエーテルジオールと脂肪族ジイソシアネート
からなっている。ポリエステルジオールはアジピン酸系
ポリエステルジオールであり、脂肪族ジイソシアネート
はテトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジ
イソシアネートまたはへキサメナレンジイソシアネート
である。またメチルセルロースにポリウレタンエラスト
マーを20%混合させたときの粘度は、30〜1000
cpsが好ましく、50〜400 cpsがさらに好ま
しく、100〜300 cpsが特に好ましい。
ポリウレタンエラスI・マーとしては、例えば、大口木
インキ工業株式会社製のバンデックスT−5265.パ
ンデンクスT−525などがある。
本発明のカテーテルに使用する共重合樹脂において、ポ
リウレタンエラストマーは、仕込み時塩化ビニル単量体
または塩化ビニル単量体混合物100重量部に対して、
10〜200重量部、好ましくは10〜100重旦部で
重合を開始する。
塩化ビニル単量体または塩化ビニル単量体混合物100
重合部に対して、ポリウレタンエラストマー10重量部
未満では、得られる共重合樹脂は、満足すべき柔らかさ
を有さず、一方200重量部を越えると重合速度が遅く
なり好ましくない。
さらに、10〜100重量部であれば、カテーテルとし
て血管内挿入時および留室において適度な物性がえられ
好ましい。
本発明に使用するグラフト共重合樹脂では、生成樹脂中
の、ポリウレタンエラストマー含Iが好ましくは10〜
80重量%、さらに好ましくは17〜65重量%である
。10ffi量%未満では、満足すべき柔らかさが得ら
れにくいからである。一方80重量%を越えると、耐熱
性が悪くなり易くまたコストも高くなり経済的にも好ま
しくない。
本発明に使用する共重合樹脂において、塩化ビニル単量
体と共重合可能でその単独重合体のガラス転移温度が3
0°Cよりも低い単量体としては、エチレン、プロピレ
ン、などのオレフィン類、塩化ビニリデンなどのハロゲ
ン1ヒビニリデン類、酢酸ビニルなどのビニルエステル
類、n−ブチルビニルエーテルなどのビニルエーテル類
、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル
などのアクリル酸エステル類、メタクリルPi!  2
−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エステルなどがあ
げられる。 また、その使用量は、塩fヒビニル単量体
混合物中、好ましくは50重量%以下、さらに好ましく
は30重1%以下である。50ffiJ?t%を越える
と、得られる共重合樹脂の加工成型性、耐熱性、透明性
などが悪くなるためである。
本発明に使用する共重合樹脂の製造に用いられる懸濁剤
は、公知の懸濁剤であればよい、たとえば、部分ケン化
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセル
ロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリアクリル酸
、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、ゼラチン
、などが使用されこれらは単独または併用してもよい。
またこれらの使用量は、水媒体に対して0.01〜2f
fi量%程度である。
本発明に使用する共重合樹脂に用いられる油溶性重合開
始剤は公知の重合開始剤であればよい。
たとえば、アゾビスイソブチルバレロニトリルなどのア
ゾ化す物、ラウリルパーオキサイド、ジー2エチルヘキ
シルバーオギジジカーボネイト、七−ブチルパーオキシ
ビバレートなどの有機酸化物がある。その使用量は仕込
時の塩化ビニル単量体混合物に対し、0.01〜2重量
%程度である。本発明に使用する共重合樹脂における、
水媒体、′(ポリウレタンエラストマー+塩fヒビニル
単量体混合物)の仕込比は1/1〜3/1がよい。これ
は、比が1/1未満では重合が不安定になりやすく、ま
た比が3/1を越えるのは経済的に有利でないためであ
る。重す温度は、30〜70℃、好ましくは40〜60
℃がよい。これは、30°C未満では重合速度が遅くな
る傾向があり、また70℃を越えると得られる共重合(
A脂の耐熱性算が悪くなることがあるからである。
なお、本発明に使用する共重合樹脂の製造に、トリクロ
ルエチレン、メルカプトエタノール等の公知の連開移動
剤を使用してもよい。また重合方法としては、懸濁重き
法が通常用いられるが、乳化重合法も用いてもよい。
本発明に使用する共重合樹脂にさらに軟質熱可塑性樹脂
の熱老化性を助けるために、安定剤を添加することが好
ましい。ただし、安定剤としては鉛、カドミウム系安定
剤のように有毒なものは避けなければならない。添加で
きる安定剤としてはステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸亜鉛である。さらに、少量ならばエボA・シ(ヒ大
豆油を添加することができる。さらに滑剤等を毒性を示
さない範囲て使用することができる。
安定剤等を配合された共重合樹脂は、通常一般に用いら
れているプレス成形機、押出成形機、射出成形機、ブロ
ー成形機、インフレーション成形機、カレンダー成形機
等で成形加工することが可能である。また、この共重合
樹脂は、柔軟であり、高周波溶接機などで熱溶着できま
た溶剤も用いても接着できる。
本発明のカテーテル1を構成するチューブ体は上記共重
合樹脂を押出成形することにより容易に製造できる。
そして、カテーテル1は上記共重er !+1脂により
形成されており、さらに、外径が2.○I以下である。
この外径であれば内径が2.0+nm以上の13Gの導
入針により血管内に容易に留置することかできるからで
あり、かつ大静脈の様な径の大きい血管部位では小径の
カテーテルは血管壁を刺激することがなく、高い抗血栓
性が得られるからであり、好ましくは、外径が1.7m
…以下である。さらに、内径は大きいほうが好ましいが
カテーテルとしての物性を維持するための適度な肉厚を
有することが必要である。従って、外径の40%以上か
つ80%以下であることが好ましく、具体的には0.5
zam以上1.4+n+e以下である。さらにカテーテ
ル1は血管内に留置されるため十分な可視性を有してい
る。
実施例 内容[101のステンレス製オー1−クレープにポリウ
レクンエラストマー(大口木インキ「ヒ学工業株式会社
製パンデックスT−5265)30ffIR部と純水2
00重量部、部分ケンfヒボリビニルアルコール(日本
会成株式会社製ゴーセノールKH−17>0.8重量部
、ジー2−エチルへキシルバーオキシジカーボネイト0
.05重1部を仕込み、内部の空気をN2で直換し、そ
の後塩化ビニル単量体70重量部分を佳込んだ、58℃
で15 Hr s @濁重合反応させたのち未反応体を
除去し、これを脱水乾燥して粉末状の共重合樹脂90重
量部を得た。
得られた共重合樹脂100重量部に対して、ステアリン
酸カルシウム0.5重量部、ステアリン酸亜鉛0.1f
fiffi部を配きし、PVC用押出機を使用し、14
0℃〜160°Cでペレッl〜化したのち、PvC用押
出機を用いて150〜180℃で外径1.5mm、内径
0.7mmのチューブを得た。このチューブは透明で、
柔軟性があり高周波溶接機を使って熱接着することが可
能であった。
そして、上記チューブを長さ1つcInに切断して血管
内留置カテーテル分得た。
比較例 重合度約1300のPVC60重量部に可塑剤としてD
 EHP 40重量部を加え100重量部とし、これに
ステアリン酸カルシウA0.5重量部、ステアリン酸亜
鉛0.1重量部を配合し、pvc用押出機を使用し、1
40℃〜160°Cでペレッ1〜化したのち、PVC用
押出機を用いて150〜180°Cで外径1.5to3
内径0.7mmのチューブを得た。このチューブは透明
で、柔軟性があり高周波溶接機を使って熱接着すること
が可能であった。
実@ 1 そこで実施例のカテーテルと比較例のカテーテルをチャ
ンドラループ法を用いて比較した。
実施例のカテーテルおよび比較例のカテーテルを、抗凝
固剤を使用せずに、ウサギ静脈より採取した血液89.
5μ■をすばやく注入し、チューブ両端をつなぎ合わせ
てループ状にし、10回/ m i nで回転させ、回
転開始からチューブ内で凝血するまでの時間を測定しそ
の比を求めた。
凝血時間 比較例  凝血時間 実@ 2 実施例のカテーテルおよび比較例のカテーテルをそれぞ
れ雑犬の外冗静脈に留置した。留置期間は、2週間とし
、カテーテルの先端は鎖骨下静脈との合流部位f1近に
なるように留置した。
留置期間終了後静脈ごとチューブを摘出して、カテーテ
ルへの血栓の付着を調べた。
その結果は、実施例のカテーテルでは、肉眼的所見では
1・を着物が全く見られないのに対し、比較例のカテー
テルには、フィブリンネットの生成によると見られる赤
血球のトラップによる亦血栓の形成が存在した。また、
電子頴i数鏡観察では、実施例のカテーテルには、少量
の血小板、赤血球の付着が認められた程度であったが、
比較例のカテーテルには、発達しなフィブリンネットの
形成が認められ、多数の赤血球がフィブリンネット中に
トラップされており、トランプされた赤血球の多くは、
変形劣化していることが認めれらな。
■1発明の具体的効果 上記の通り本発明のカテーテルは、ポリウレタン樹脂に
塩化ビニルをグラフト共重合した樹脂製チューブ体であ
り、外径が2.0mm以下であるので、血管内の無理な
く留置でき、さらに大静脈などの太い血管に留置しても
血漿壁を刺激することがなく、かつ高い抗血栓性を有し
、長期間にわたり物性の変化がないカテーテルである。
【図面の簡単な説明】
第1[mは、本発明の血管内留画用カテーテルの実施例
を示す全体図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリウレタン樹脂に塩化ビニルをグラフト共重合
    した樹脂からなるチューブ体であり、かつ外径が2.0
    mm以下であることを特徴とする血管内留置用カテーテ
    ル。
  2. (2)前記グラフト共重合した樹脂は、塩化ビニル単量
    体に可溶であり、軟化点が、20〜100℃で後記単量
    体または単量体混合物100重量部あたり10〜200
    重量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマーの共存下に
    、塩化ビニル単量体単独または塩化ビニル単量体および
    これと共重合可能でガラス転移温度が30℃よりも低い
    単独重合体を与える単量体との単量体混合物を水性媒体
    中で重合したものである特許請求の範囲第1項記載の血
    管内留置用カテーテル
JP60297969A 1985-12-28 1985-12-28 血管内留置用カテ−テル Granted JPS62155867A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60297969A JPS62155867A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 血管内留置用カテ−テル
EP86402932A EP0235482A1 (en) 1985-12-28 1986-12-24 Antithrombotic medical material and intravascular catheter made of said material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60297969A JPS62155867A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 血管内留置用カテ−テル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62155867A true JPS62155867A (ja) 1987-07-10
JPH0230263B2 JPH0230263B2 (ja) 1990-07-05

Family

ID=17853434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60297969A Granted JPS62155867A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 血管内留置用カテ−テル

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0235482A1 (ja)
JP (1) JPS62155867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01502720A (ja) * 1986-05-23 1989-09-21 クリテイコン・インコーポレーテツド 放射線不透過性ポリウレタンから形成されたカテーテル

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8825236D0 (en) * 1988-10-28 1988-11-30 Franklin W Improvements in & relating to endotracheal tube
US7286884B2 (en) 2004-01-16 2007-10-23 Medtronic, Inc. Implantable lead including sensor
US8396563B2 (en) 2010-01-29 2013-03-12 Medtronic, Inc. Clock synchronization in an implantable medical device system
SG10201508163UA (en) 2010-10-01 2015-11-27 Univ Tennessee Res Foundation Multigraft copolymers as superelastomers
SG11201610439VA (en) 2014-06-20 2017-01-27 Univ Tennessee Res Foundation Multigraft copolymer superelastomers by emulsion polymerization
WO2018200671A1 (en) 2017-04-25 2018-11-01 University Of Tennessee Research Foundation All-acrylic multigraft copolymer superelastomers

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8022846U1 (de) * 1980-08-27 1980-12-11 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Katheter zum durchfluss von fluessigkeiten
DE3232847A1 (de) * 1981-09-04 1983-03-24 Toagosei Chemical Industry Co., Ltd., Tokyo Weiches thermoplastisches harz, verfahren zur herstellung und verwendung desselben
US4464176A (en) * 1982-06-04 1984-08-07 Mallinckrodt, Inc. Blood vessel catheter for medicine delivery and method of manufacture

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01502720A (ja) * 1986-05-23 1989-09-21 クリテイコン・インコーポレーテツド 放射線不透過性ポリウレタンから形成されたカテーテル

Also Published As

Publication number Publication date
EP0235482A1 (en) 1987-09-09
JPH0230263B2 (ja) 1990-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3246745B2 (ja) 医療用材料およびその製造方法
US4282876A (en) Radiopaque polyurethane resin compositions
US4250072A (en) Radiopaque polyurethane resin compositions
US5026347A (en) Plastic composition with anti-hemolytic effect
US5167657A (en) Plastic composition with anti-hemolytic effect
JPS62155867A (ja) 血管内留置用カテ−テル
JPS6343107B2 (ja)
JPS6039688B2 (ja) 血液新和性医療用材料
JPH07184990A (ja) 医療用高分子材料および医療材料
JP2723223B2 (ja) カテーテルの製造方法
Singh et al. Modification of poly (vinyl chloride) for biocompatibility improvement and biomedical application-review
JPS62200297A (ja) 放射線不透過性組成物およびその用途
GB2167665A (en) Platelet aggregation inhibitor for use in polymeric surgical devices
JP2880319B2 (ja) 医療用複合化材料
JP2729856B2 (ja) カテーテルガイドワイヤーの芯材及びカテーテルガイドワイヤー
JPH0741064B2 (ja) 医療用具
JPH0817808B2 (ja) 抗血栓性血管留置カテーテル
JPS62240066A (ja) 医療用管状器官および製造方法
JPS5967960A (ja) 血液保存容器用材料の製造方法
JPH02209150A (ja) 血液または輸液処理部材
JPS62217970A (ja) 抗凝血性医用材料及びその製造方法
JPH0634820B2 (ja) 医療用具
JPH11239613A (ja) カテーテル
JPS60236749A (ja) 樹脂積層体
JPS5951836B2 (ja) 医療用具