JPS62154482A

JPS62154482A - コネクタ−

Info

Publication number: JPS62154482A
Application number: JP60296138A
Authority: JP
Inventors: 成治高橋
Original assignee: Nippon S A Ii Kk
Current assignee: Nippon S A Ii Kk
Priority date: 1985-12-26
Filing date: 1985-12-26
Publication date: 1987-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はコネクターに関するものである。詳しくは、工
０カード、プリント基板等であって、端縁近傍に並列し
て多数の端子が設けられたカード状体の端子と電気的接
続を行なう際に用いるコネクターに関するものである。

〔従来の技術及びその問題点〕

従来、端縁近傍に並列して多数の端子が設けられ北カー
ド状体としては、例えばプリント基板等が挙げられ、こ
のコネクターとしては例えば多数の板バネ状の接触子が
付勢されて設けられているものが主であり、接続に際し
てはカード状体を前記接触子の付勢方向に逆らって押し
込むことによってなされる。この種のコネクターの場合
、カード状体の端子との接謄を確実にするため接触子の
弾性をある程度強くしておかねばならず、接続のための
差込や取外し時には相当の力を要するものである。

一方近年に至り、工０カード（カード状の薄板にＩＣを
埋設し、各種の情報を記憶させるようにし九カード）等
の開発が盛んに行なわれている。

この工Ｃカード等の場合１通常はコネクターから取外さ
れており、必要に応じコネクターに接続して使用される
ものであるから、接続、離脱が何度も繰り返されること
となる。このようなＩＣカード等のような用途の場合、
前述し六ような従来の弾性接触子の間にカード状体を圧
入するような構造では、カード状体の端子が接触子と接
続、離脱のたびに摩擦される丸め、端子の摩耗による寿
命の低下が大きな問題であり、実際上この種のコネクタ
ーをＩＣカード用トシて用いるには上述の如き問題から
、制限され、限られた範囲での使用となる。

この企め、カード状体の挿入時にはコネクターの端子が
開いた状態とされており、コネクターにカード状体を挿
入し虎後抑制状態にしておいた接触子の抑制を外して接
触子をカード状体の端子に接絣させ±９、接触子を外力
によってカード状体の端子に押し付けるようにした。所
°謂ｚ工ＰＩ（ゼロ・インサート・フォース型）のコネ
クターの開発も行なわれている。

しかしながら、現在のところ、まだ充分に満足し得るコ
ネクターは見出されていない。

〔発明の構成〕

本発明者等は上述のような従来のコネクターの問題点を
解消するため種々検討を行なった結果、特殊な構造の接
触子押圧部材と接触子とを組合せることにより接続が確
実でカード状体の端子を傷つけることのない２工Ｐ型の
コネクターの開発に成功し、本発明を完成するに至っ九
。

すなわち、本発明の要旨は、端縁近傍に並列して多数の
端子が設けられたカード状体を受け入れて、該多数の端
子の各々と電気的接続を行なうためのコネクターであっ
て、カード状体の端子位置と対応する位置に多数の並列
し念接触子が片持ち状態で設けられたベースハウジング
と該ベースハウジングの外側を覆い、カード挿入口が設
けられたカバーハウジングと、該カバーハウジングと接
触子との間に設けられたコ枚の板状体がヒンジ構造で組
合された押圧部材とからなり、該押圧部材は、挿入され
たカードとの当接部を備え、カード挿入時の押圧力によ
りヒンジ構造部が、ベースハウジングの接触子に向って
折曲状態となり、接触子を押圧し、接触子とカード状体
の端子との電気的接続を行なう構造とされており、まｆ
ｃ該押圧部材にはヒンジ構造部を接触子と反対方向に折
曲し、接触子への押圧力を解除する解除機構を設けたこ
とを特命とするコネクターに存する。

以下図面を用いて本発明のコネクターの一例につき詳細
に説明する。

第１図は本発明のコネクターの一例の斜視図、第２図は
第１図のＡ−ム断面図であり、（ａ）はカード挿入開始
時、（ｂ）はカード挿入終了時の状態、第３図は第１図
のＢ−Ｂ断面図であり、（ａ）はエジェクト前、　ｔｂ
）はエジェクト後の状態、第Ｚ図は第１図に示したコネ
クターを分解して示す斜視図である。

図中／はコネクター、コはＩＣカード、３はベースハウ
ジング、４ｔは接触子、！はカバーハウジング、乙はカ
ード挿入口、７は押圧部材。

７′、７′は押圧部材７を構成する板状体、ｌはカード
当接部、？はエジェクトカム、１０はエジェクトレバー
、／／はエンドブロック、／２はスプリング％　１３は
繋合部をそれぞれ示す。

本発明のコネクター／は図に示すような例えば工Ｃカー
トコのような端縁部に端子を有するカード状体との接続
に用いるものである。

図に示し九カード状体はＩＣカード−であり、以下この
ＩＣカードを用いて説明する。この１０カードの場合、
端子はＩＣカートコの最端部ではなく、若干内側の端縁
に設けられている。

しかも、この端子は工Ｃカードλの表面より若干凹んだ
位置とさねており、このような構造とすることζこより
端子に手指が触れ六つ、他の物品で擦られて破損するの
を防止している。

本発明のコネクター／は大略、接触子グが設ケラれ九ベ
ースハウジング３、カード挿入口６を有し、ペースハウ
ジング３の外方を覆うカバーハウジングｊ、接触子ダと
カバーハウジング！との間に設けられ、接触子ダと端子
との接触。

離脱を行なう丸めのヒンジ構造とされた押圧部材２及び
押圧部材の接触子ダへの押圧力を解除する解除機構とか
らなる。

第９図に示すようにベースノ・ウジング３には多数の接
触子ダが片持ち状態で設けられている。

この接触子ダの位置は挿入さｎるカード状体（工０カー
ド２）に設けられた端子と対応する位置と逼れており、
ＩＣカートコが片直にのみ端子を有するものである場合
は、当然接触子も上下のいずれか一列のみで良い。

ペースハウジング３は、接触子ダと供にカバーハウジン
グ内に収容されるが、ペースハウジング３の接触子グと
カバーハウジングよとの間−ζは板状体７′、７”がそ
の側縁同志で突合せられ九ヒンジ構造の押圧部材７が設
けられている。

、押圧部材７は第２図（ａＪに示すように通常はカバー
ハウジング側に膨出した状態に屈曲されて保持されてお
り、工Ｃカートコが挿入されたとき、板状体７′の一端
縁からコネクター／の中央部に向って延出して設けられ
たカード当接部ｔにカードの一端が当９、更にＩＣカー
トコを押し込むことにより、押圧力が働き、ヒンジ部が
、コネクター／の中央に向って膨出した形状にはね返っ
て屈曲した状態となる。この際第２図＋ｂ）に示すよう
に、押圧部材７の屈曲部が接触子ダを押圧して湾曲させ
、接触子ダの突起状部分がＩＣカートコの端子に押圧さ
れ、ｇ気的接続が行なわれる。

押圧部材２を構成する板状体２′、２“の接触子ダに面
する側には接触子ダが隣り同志でショートするのを防止
するため仕切板が多数設けられている。このうち、特に
、板状体７“に設けられている仕切板の角部は、第２図
（ｂ）に示すよりな工０カートコの挿入状態の時に、Ｉ
Ｃカートコの端子が設けられた凹部の角に繋合し、例え
ば工Ｃカートコをこの状態で引抜こうとし九場合。

引き抜けない状態としている。このような繋合部／３を
設けることにより工Ｃカードλが不用意に引き抜かれる
ことが防止し得る。

ＩＣカートコを取り外す場合は、第３図（ａ）　（ｂ）
に示すように板状体２″の側端部に設けられた舌片状部
を、テーパー面を有するエジェクトカム９等を押し込む
ことにより外方に押し広げ、ヒンジ部をはね返らせて第
３図（ｂ）（第一図（ａ））の位置とすることにより行
なわれる。図にはエジェクトカムタと抑圧用のエジェク
トレバーの機構を示したがこの解除機構は図示の方法に
限られず、例えばカード当接部？を逆方向に押圧する等
の機構も適用可能である。

なお、図中／／はエンドブロックであり、カバーハウジ
ングとネジ等により固定され、部品を一体化し、本コネ
クター７と使用機器とを固定する取付部等が形成されて
いるものである。

またスプリング／コはエジェクトカムの復帰用上記説明
はＩＣカードを用いて説明し六が、本発明のコネクター
はＩＣカードのみの用途に限られず１例えば取付け、取
外しを頻繁に行なうようなプリント基板のテスト用コネ
クター等としても良好に使用し得るものである。

ま±、ＩＣカード等において、片面にのみ端弘子ｌのいずれか一方のみを設けたコネクターとしても良
い。

〔発明の効果〕

本発明のコネクターは、カード状体を受け入れる場合に
コネクター内部の接触子が開い九状態とされているので
、カード状体の挿入時に抵抗がなく、スムーズに挿入す
ることができ、従って、カード状体の端縁部が接触子と
の摩擦により破損することがない等の利点を有し、ま光
。

接触子の抑圧が、ヒンジ状の２枚の板状体からなる押圧
部材によって行なわれる構造であるから、構造的にも簡
便で故障が少ない等、工Ｃカードの読取機等に設けて用
いるコネクターとして実用上大変効果的である。

【図面の簡単な説明】

第７図は本発明のコネクターの一例の斜視図、第２図は
第１図のＡ−Ａ断面図であり、（ａ）はカード挿入開始
時、ｔｂｔはカード挿入終了時の状態、第３図は第７図
のＢ−Ｂ断面図であり、（ａ）はエジェクト前、（’ｂ
ｌはエジェクト後の状態、第ダ図は第１図に示し次コネ
クターを分解して示す斜視図である。図中／はコネクター、コは工０カード、３はベースハウ
ジング、グは接触子、！はカバーハウジング、乙はカー
ド挿入口、７は押圧部材、７′、７“は板状体％ｒはカ
ード当接部をそれぞれ示す。出　願　人　　日本ニス・エイ・イー株式会社代　理　
人　　弁理士　要否用　　　−（ほか７名）第　１　因（ｂ＞

Claims

【特許請求の範囲】

（１）端縁近傍に並列して多数の端子が設けられたカー
ド状体を受け入れて、該多数の端子の各々と電気的接続
を行なうためのコネクターであつて、カード状体の端子
位置と対応する位置に多数の並列した接触子が片持ち状
態で設けられたベースハウジングと該ベースハウジング
の外側を覆い、カード挿入口が設けられたカバーハウジ
ングと、該カバーハウジングと接触子との間に設けられ
た２枚の板状体がヒンジ構造で組合された押圧部材とか
らなり、該押圧部材は、挿入されたカードとの当接部を
備え、カード挿入時の押圧力によりヒンジ構造部が、ベ
ースハウジングの接触子に向つて折曲状態となり、接触
子を押圧し、接触子とカード状体の端子との電気的接続
を行なう構造とされており、また該押圧部材にはヒンジ
構造部を接触子と反対方向に折曲し、接触子への押圧力
を解除する解除機構を設けたことを特徴とするコネクタ
ー。
（２）カード状体がＩＣカードであることを特徴とする
特許請求の範囲第１項に記載のコネクター。
（３）カード状体がプリント基板であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項に記載のコネクター。